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山口陽登 / YAPによる、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」
山口陽登 / YAPによる、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」 photo©Kenta Hasegawa
山口陽登 / YAPによる、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」 photo©Kenta Hasegawa
山口陽登 / YAPによる、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」 photo©Kenta Hasegawa

山口陽登 / YAPが設計した、京都の、集合住宅の住戸リノベーション「一乗寺の住宅」です。

マンションの一住戸をフルリノベーションする計画である。
対象住戸は築40年、RC造9階建てのビンテージ マンションの5階角部屋で、三面から採光・通風を確保できる。また、周辺よりやや高い場所に位置し、東 側バルコニーからは瓜生山を望むことができる自然豊かな場所に建っている。

建築家によるテキストより

この心地よい光と風を部屋ごとに分断するのではなく住宅全体で感じられ、それでいて落ち着けるスケールの空間を作れないか。

一室空間のスケルトンを敷地と見立てて、幅1間半(2.7m)奥行き4間(7.2m)のポーラスな「巣」を住宅の 中心に建設した。RCの堅くて強いマンションの躯体と、生活風景を生み出す家具の間をつなぐような、25mm角の鋼管で組まれた立体物である。

建築家によるテキストより

住戸中央に配置された「巣」は、鉄骨造のポーラスな構築物である。25mm×25mmの角形鋼管を中心に構築し、強度と薄さを両立している。

22個に分割した各ユニットは、普段高い精度でプロダクトを製作する、東大阪の鉄工所で製作した。運び込まれた各ユニットをクレーンで吊り上げ、北側のルーフガーデンに仮置きした後に搬入し、現場で溶接する。

建築に近いスケールの空間を、家具に近いスケールの小さな部材で構築した「巣」は、巨大な家具(GiantFurniture)のようでもあり、小さな空間(SmallSpace)の連続体でもあるような、不思議な質感の生活風景を生み出す。

建築家によるテキストより
ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「熱気球にのって」

ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「熱気球にのって」が公開されています。

【ap job更新】 プライム一級建築士事務所が、建築デザイン設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 プライム一級建築士事務所が、建築デザイン設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 プライム一級建築士事務所が、建築デザイン設計スタッフ(正社員)を募集中沖縄・くすぬち平和文化館

プライム一級建築士事務所の、建築デザイン設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【募集】プライム一級建築士事務所が設計スタッフを急募

建築デザイン設計スタッフ(正社員)を募集中
「人間の内面と呼応する建築空間」をテーマに全国各地で、
住宅を中心に、教育・福祉・文教施設・集合住宅の設計監理を行っています。
ひとり住まいの住宅から500人の幼稚園まで、幅広く設計しています。
仕事の大小を問わず、建主の信頼の元、全面的に仕事を任され、取り組んでいます。
現在、沖縄で保育園、熊本で幼稚園、埼玉で商業ビル、関東一円で住宅や集合住宅の設計を進めています。
現在スタッフ4名。
スタッフの退職にともない、至急、設計スタッフを募集しています。

■事務所の特徴
私たちの事務所の特徴は、建主が、私たちのテーマや特色に共感いただくことから出会いがはじまり、
設計を依頼される点です。
そのことは、小さな住宅でも、大規模なビルでもかわりません。
共感から生まれる建主との良好な信頼関係のもと、
建築の基本性能から、空間構成、デザインまで
一貫して、一つ一つの建築設計に取り組んでいます。
また、構造設計や電気・機械設備設計に関しては、
日本を代表する専門事務所との提携しますので、
最新の技術を学ぶことができます。
将来独立を考える方はもとより、建築設計に関心を持っている方にとって
本格的に実務設計を学ぶいい機会となることでしょう。
そして、ますます建築設計が好きになって頂けるような事務所でありたいと考えています。

最も注目を集めたトピックス [期間:2020/10/5-10/11]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/10/5-10/11]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/10/5-10/11)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. MVRDVが、過去20年の建築作品を概観できるPDFポートフォリオを公開
  2. 隈研吾による、フランス・パリの、ファッションデザイナー高田賢三の自邸を新しいオーナーの為に改修したプロジェクト「KENZO HOUSE」の写真
  3. OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図
  4. 建築家の成瀬友梨と猪熊純が出演している、自動車メーカーのマツダのテレビCMが公開
  5. 建築家の竹山実さんが亡くなりました
  6. 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」
  7. 大阪の泉北ニュータウン茶山台団地での、大阪府住宅供給公社主催の「第6回茶山台団地リノベーションコンペ」が開催。参加者を募集中
  8. 下田直彦+正木知子 / カナバカリズによる、東京・千代田区の「末広町のオフィス」
  9. 中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市のヘアーサロン「MIYANISHI yakeyama」
  10. 日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第3回 原田祐馬・前編 「団地、ゲームボーイ、8枚のグレイ、」
  11. 菱沼健太建築設計事務所による、東京・渋谷区のMIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」
  12. 海法圭建築設計事務所による、東京・渋谷区の、三層の真ん中にパブリックな性質のギャラリー空間を持つ住宅「House I」の写真と図面とレポート
  13. 遠藤克彦建築研究所が、長崎の佐々町庁舎設計プロポーザルで受注候補者に選定、提案書も公開。次点者は隈研吾建築都市設計事務所
  14. 藤村龍至を含む5名が審査する、埼玉県主催の「まちなかリノベ賞」が応募作品を募集中。埼玉県内(さいたま市を除く)のプロジェクトを対象とし、賞金総額は200万円
  15. デイビッド・アジャイが、王立英国建築家協会の2021RIBAゴールドメダルを受賞。代表作品を紹介。過去には丹下健三、磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄らも受賞しているアワード
  16. 芦沢啓治による、神奈川・横浜の「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」の写真。椅子等のデザインは芦沢とノーム・アーキテクツのコラボで製品化も
  17. nendoによる、イタリア・ミラノの、大理石ブランド マルソットの新ショールームの写真。ファサードにも大理石が使われ、一部が窪んでいてベンチにもなるデザインが特徴的
  18. 不滅科技(上海)/ 桑原寿記+李革による、中国・杭州市の、Eコマースサイト企業が運営するライフスタイルショップ「網易厳選 中国首家白金店」
  19. 定方三将 / 上町研究所による、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」
  20. 園田慎二 / SSAによる、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」

妹島和世・西沢大良・塚本由晴(モデレーター:藤原徹平)による、シンポジウム「(仮)都市のこれからを考える」がZoomで開催。小嶋一浩賞の開催に合わせて企画されたもの

妹島和世・西沢大良・塚本由晴(モデレーター:藤原徹平)による、シンポジウム「(仮)都市のこれからを考える」がZoomで開催されます。開催日時は2020年10月13日17:30−19:30。小嶋一浩賞の開催に合わせて企画されたものです。

小嶋一浩賞 シンポジウム
日時:2020年10月13日(火)17:30−19:30
場所:https://zoom.us/j/4245413356
※参加表明は必要ございません。開催日時になりましたら上部リンクよりアクセスください。

昨年第1回「小嶋一浩賞」受賞者を発表し、今後隔年で続けていく本賞ですが、間の年である今年はシンポジウムを開催します。建築家として社会に問題を提示し、人が主役となる建築を目指した小嶋一浩の意思を継承し、建築をめぐる批評的な討議の場をつくっていきたいと思います。
今回のシンポジウムのテーマは「都市のこれからを考える」です。
激動の2019~2020年という現在から、都市のこれからをどのように考えていくことができるのか。またそれを踏まえて建築はどのように応答していくべきなのか。妹島和世、塚本由晴、西沢大良の3名からの問題提起を基点に議論を進めていきます。
シンポジウムは、小嶋一浩の命日である10月13日に開催します。
今年はCOVID19(新型コロナウイルス)の感染拡大防止のため、オンラインにて配信させていただきます。
オンラインではありますが、できるかぎり対話を開いていきたいと考えています。

スケジュール
17:25
入室開始
17:30−17:45
はじめの挨拶(本賞のこれからについて):西沢立衛
17:45−19:00
シンポジウム
テーマ(仮)「都市のこれからを考える」
登壇者:妹島和世×西沢大良×塚本由晴
モデレーター:藤原徹平
19:00−19:25
質疑応答
19:25−19:30
献杯と閉幕の挨拶

篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」から配信される、その施主と東工大 奥山信一らが参加するトークイベントがZoomで開催

篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」から配信される、その施主と東工大 奥山信一らが参加するトークイベントがZoomで開催されます。放送日は2020年10月31日で、要事前申し込み、参加費無料です。

第2回目のシリーズ「住宅遺産からの便り」は、篠原一男設計「上原通りの住宅」(1976年竣工)からお届けします。

大きな方杖と柱が住宅の中にそびえ立ち、一見したところでは、暮らしの障りになりそうにも思えるかもしれませんが、そうでもないそうです。まるで民家の大黒柱のように、重要な構造体でありながら、家のシンボルでもありつづけています。

今回は、その「上原通りの住宅」を、伏見唯さんのナビゲートでご覧いただき、施主であったお父様より引き継いだご長男・大辻哲郎さん、篠原一男が教鞭をとった東京工業大学で、篠原一男のアーカイブを管理されている奥山信一先生からお話をうかがいます。

後半は、住宅遺産トラストのメンバーも加わり、「から傘の家」(1961年)と北軽井沢の「谷川さんの住宅」(1974年)の映像もご覧いただき、篠原建築の継承というトークへも進めたいと思います。

■開催日:2020年10月31日(土)
■時間:午後3時(15時)~午後4時半(16時30分)
■会場:上原通りの住宅 (設計:篠原一男/1976年竣工)
■参加者:大辻哲郎(「上原通りの住宅」住まい手)
     奥山信一(東京工業大学教授)
     住宅遺産トラスト メンバー
■ナビゲーター:伏見唯(建築史家・編集者)
■参加申込方法(〆切:10月30日)
・Zoomを利用したオンライントークとなります。
・下記へ、ご氏名、緊急連絡先(携帯電話番号)、ご所属をご記載の上、お申込みください。
<https://forms.gle/zoJmire8irqnwSZw7>

★お申込み確認後に、参加用のURLをお送りいたします。当日10月31日の午後3時(15:00)に、このURLよりミーティングルームへお入りください。(ミーティングルームは10分前よりオープンいたしております。)
・お申込みの後、確認まで少しお時間をいただくことがあると思いますが、2日以上経っても返信がない場合は、お手数ですが、下記までお問い合わせください。
問い合せ先: hhtonline.series@gmail.com 03-3721-1044

■参加費:無料 

※「投げ銭」のお願い:一口500円から
本シリーズは、皆様に「住宅遺産」の見学や継承のストーリーを楽しんでいただくと共に、貴重な記録となるように考えております。本イベントの継続にご賛同いただける方は、以下の銀行口座より、ご支援いただけましたら幸いです。
三菱東京 UFJ 銀行 自由が丘支店 普通0143389 一般社団法人住宅遺産トラスト

【引用元サイト名】
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第3回 原田祐馬・前編 「団地、ゲームボーイ、8枚のグレイ、」
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第3回 原田祐馬・前編 「団地、ゲームボーイ、8枚のグレイ、」

本記事は学生国際コンペ「AYDA2020」を主催する「日本ペイント」と建築ウェブメディア「architecturephoto」のコラボレーションによる特別連載企画です。4人の建築家・デザイナー・色彩計画家による、「色」についてのエッセイを読者の皆様にお届けします。第3回目はアートディレクター / デザイナーの原田祐馬に影響を受けた色彩について綴っていただきました。

 
団地、ゲームボーイ、8枚のグレイ、

text:原田祐馬

 

以下の写真はクリックで拡大します

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第3回 原田祐馬・前編 「団地、ゲームボーイ、8枚のグレイ、」幼い頃に暮らしていた公団住宅。 photo courtesy of UMA / design farm

徒歩11分、鉄筋コンクリート10階建て集合住宅
玄関から居間へとつづく、この短い廊下を歩いている
今まで私はこの道を、何回歩いたことだろう
そして、これから私はこの道を何回歩くのだろう
商店街、コンビニ、公園が窓から遠くに見えている
上から3番目、左から9番目の、下から7番目
どんなに遠くでもわかるように、今日も灯りをつけている
こここそわが家、わが星、今日も星は輝いている

−ままごと《わが星》 作・柴幸男 より

20世紀の終わり頃、ノストラダムスの大預言を信じていた頃、楕円形のボールを追いかけていた頃、団地を走りまわっていた頃、暗闇でゲームボーイをしていた頃、地震で街がボロボロになった頃、朽ちていくエキスポタワーをぼーっと見ていた頃。そんな日々をままごとの演劇《わが星》を観ると思い出してしまう。

初めて知ったのは、2009年、長堀橋にあったバー「フィネガンズ ウェイク」。ダビングを繰り返し、劣化したビデオのような画質の青白い映像の奥から聞こえたこの一節で、鳥肌がたち、走馬灯のように色々なことを思い出してしまったのだった。柴幸男が書いた「どんなに遠くでもわかるように、今日も灯りをつけている、こここそわが家、わが星、今日も星は輝いている」。これは、千里ニュータウンで生まれ育った私が見てきた風景や記憶と重なり、色彩について考えていることにも繋がっていくように思う。前編は、いくつか私のなんでもないけど影響を受けてきたものの記憶を引き摺り出して、自分と色彩への接点を紐解いてみたい。

最初の記憶は大阪府の公社。幼稚園の頃なので、記憶は朧げだが、のっぺりとした淡い色やグレーの無彩色の高層タイプの団地が建ち並ぶなか、毎日、団地の下にある駐車場で近所の子どもたちと遊んでいた。今はもう繋がりのない、いくつかの家族が仲良くなり、小さなコミュニティの中で育てられていった。ちゃんと覚えているのは、小さな階段室と赤く塗られた重たい玄関扉くらいだ。玄関扉は外と中の境界を越えるような気分で、今も気持ちを切り替えるスイッチになっている。読者の中にもそういった経験がある人もいるだろう。現在、この団地は、色彩環境の専門家であるクリマが色彩計画を担当し、当時とは違った印象になっていて、面影もありながら楽しい印象となっている。

さて、次に暮らしたのが公団(現在のUR)でこちらも高層タイプの5階だった。4棟に囲まれた真ん中に小さな公園があり、蹴破り戸の色がそれぞれ違っており、暮らしていたのは、確か、青色の棟だった。部屋からは朽ちていく赤と白のエキスポタワーや、べらぼうな太陽の塔がみえていた。特に夜は、エキスポタワーの航空障害灯が点滅しているのを眺めていたのを思い出す。公社と同じく、祭りもない核家族の集合体で構成された団地コミュニティの中で遊び、学び、暮らしていたが、毎日がとっても楽しかったように記憶している。思い返してみると、その真ん中の公園が楽しかった理由の一つだろう。小学生になると、暗くなるまで遊んで、友だちの家や自分の家の電気を眺めて、わが星の一節にあるように、似た窓が並ぶ世界の、家庭から溢れる光の少しの違いを探して遊んでいたのかもしれない。

【ap job更新】 MMAAAが、設計スタッフ(中途・新卒・パート)を募集中
【ap job更新】 MMAAAが、設計スタッフ(中途・新卒・パート)を募集中
【ap job更新】 MMAAAが、設計スタッフ(中途・新卒・パート)を募集中ときわ台のアパートメント

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MMAAA (Miki Motohashi Architects And Associates)は設計スタッフを募集しています。

MMAAAは2017年に三木達郎と本橋良介が共同で開設した設計事務所です。2人は大学院の研究室の同期生で、本橋はフランスのアトリエ事務所に勤務した後に2014年に帰国し独立、その後、日本設計に勤務していた三木が合流し現在に至ります。アトリエと組織、日本と海外といったお互いの異なる経験を織り込みながら設計をしています。

この度、プロジェクトを担当できるスタッフを募集しています。小さな事務所なので基本設計から実施設計、現場監理まで全てのフェイズを担当してもらいます。実際の業務としては作図、行政協議、模型・パース製作(あるいはアルバイトへの指示)など設計事務所のあらゆる仕事があります。例えば、以前在籍したスタッフは3年間でインテリアデザイン2件、集合住宅1件を設計から現場監理まで経験しています。

大阪の泉北ニュータウン茶山台団地での、大阪府住宅供給公社主催の「第6回茶山台団地リノベーションコンペ」が開催。参加者を募集中
大阪の泉北ニュータウン茶山台団地での、大阪府住宅供給公社主催の「第6回茶山台団地リノベーションコンペ」が開催。参加者を募集中

大阪の泉北ニュータウン茶山台団地での、大阪府住宅供給公社主催の住戸改修実施コンペ「第6回茶山台団地リノベーションコンペ」が開催され、参加者を募集しています。今回は、今までの「ニコイチ(横つながり)」に加え「ニコイチ(縦つながり)」と「庭付きリノベ45」のアイデアも求められます。応募期間は2020年11月18日17時まで2020年10月15日にはオンライン事業説明会が、2020年10月22日・23日には現地説明会も行われます。【ap・ad】

「タテニコイチ」「庭付き住戸」に初チャレンジ!
大阪府住宅供給公社では、泉北ニュータウンの茶山台団地を団地再生のリーディングプロジェクト団地と位置づけ、若年夫婦や子育て世帯などの若年層を本地域に誘引するため、堺市との連携事業である「堺市と大阪府住宅供給公社による泉北ニュータウン住戸リノベーション促進連携事業」を平成27年度より実施しています。2戸の住戸を1戸につなげた『2戸1化リノベーション(ニコイチ)』や『1住戸リノベーション(リノベ45)』などの住戸改善事業では、茶山台団地におけるこれまでの取り組みに新たな活力を呼び込めるような魅力あるプランを公募します。
さらに昨年度の事業費より450万円アップし、より魅力的なプランの提案を期待します。

リリーステキストより

テーマ「これからの働き方とくらしの提案」
新しい生活様式の推進やそれに伴う働き方の新しいスタイルにより、テレワークやフレックスタイムを利用して交互に家事や子育てをするなど、住宅を活用した働き方が推奨されています。このように若年夫婦や子育て世帯にとって、大きくくらし方が変化するであろう状況を見据え、今年度のテーマを「これからの働き方とくらしの提案」とします。

リリーステキストより

以下、コンペの情報です。

並木通りに竣工した商業施設の環境デザインを手掛けたINVITATIONと、そのアートワークを担ったイラストレーター黒田潔、写真評論家 清水穣とユミコチバアソシエイツ千葉由美子による座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が公開。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話
並木通りに竣工した商業施設の環境デザインを手掛けたINVITATIONと、そのアートワークを担ったイラストレーター黒田潔、写真評論家 清水穣とユミコチバアソシエイツ千葉由美子による座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が公開。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話

銀座並木通りに竣工した商業施設「阪急阪神銀座ビル」の環境デザインを手掛けたINVITATIONの竹田大輔と平井崇と、内外装に施されたアートワークを担当したイラストレーター黒田潔写真評論家 清水穣ユミコチバアソシエイツ千葉由美子が参加した座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が、INVITATIONのウェブサイトで公開されています。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話しています。主に建築について語られている後編はこちらです。【ap・ad】

今回は、弊社で企画・環境デザインを担当させていただいていた阪急阪神銀座ビルが竣工したので、アートワークを担当した黒田潔さんを招いて「まち_タテモノ_アート」をテーマにトークします。
進行役はギャラリー・ユミコチバアソシエイツを運営する千葉由美子さん、同志社大学教授・写真評論家の清水穣さんを迎え、前編後編に分けてお送りします。

以下に、「阪急阪神銀座ビル」の写真と動画も掲載します。

【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、業務拡大に伴い2021年春入社新卒を募集中(また実務経験者も随時募集中)
【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、業務拡大に伴い2021年春入社新卒を募集中(また実務経験者も随時募集中)
【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、業務拡大に伴い2021年春入社新卒を募集中(また実務経験者も随時募集中)茨城県大子町新庁舎 外観イメージ (庁舎)

遠藤克彦建築研究所の、業務拡大に伴い2021年春入社新卒募集(また実務経験者も随時募集中)のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

遠藤克彦建築研究所は業務拡大に伴い、2021年春入社の新卒者採用を大阪オフィスにて行います。
また、実務経験がある設計スタッフも随時募集しております。

現在私たちは全国各地で大規模な公共建築を手掛けており、この度新たに長崎県佐々町庁舎設計の公募型プロポーザルにおいて、受注候補者に選定されました。公共建築の設計は引き続き弊社の強みとする領域となっています。

加えて、小規模住宅や集合住宅、ビル・リノベーション、そして展示会などの設計業務も受注しており、大小幅広いスケールの建築設計を行っております。

それら各プロジェクトは設計チームごとに、リーダーを中心とした4-5人の少人数での設計体制を取っているため、早い段階から担当プロジェクトに参画でき、企画案立案から基本設計、実施設計、現場監理まで一貫して取り組むことができます。

また、コンペティションやプロポーザルにも積極的に参加し、自由にアイディアを出し合ってプロジェクトを進めていく体制を取り、個人個人のクリエイティビティを発揮できる環境を提供しています。

新たなプロジェクトが数多く始動する今、新しいチームのメンバーとして一緒に働いてくれる方のご応募をスタッフ一同お待ちしております。

OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図
OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図 photo©Laurian Ghinitoiu, Courtesy OMA
OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図 photo©Laurian Ghinitoiu, Courtesy OMA
OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図 photo©Laurian Ghinitoiu, Courtesy OMA
OMAの設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」。中央に設けられたヴォイドに位置するワークスペースが社全体にアイデアを伝えることを意図 photo©Laurian Ghinitoiu, Courtesy OMA

OMA / レム・コールハース+クリス・ヴァン・ドゥイン(Chris van Duijn)の設計で完成した、ドイツ・ベルリンの、メディア企業 アクセル・シュプリンガー社の新社屋「Axel Springer Media Campus」です・

アクセル・シュプリンガーの新社屋は、印刷からデジタルメディアへの移行を開始した同企業の象徴であり、ツールとしての役割を果たすのだそう。デザインのエッセンスとしては、一連の段々畑のようなフロアが「谷」を形成し、中心に非公式なステージを作り出すことにあり、それは、会社の他の部分にも、そのアイデアを伝える場所としても機能するとの事。

タバコを吸いタイピングをするジャーナリストが支配する古典的なニュースルームでは、同僚の労働と進歩そして集団的な目標を意識していたけれど(1つの問題、締め切りが同時リリースである。)、デジタルオフィスでは、画面をじっと見つめていると、他のすべての注意力が低下し、真のイノベーションに必要な集合的な知性が損なわれてしまうとOMAは考え、個人の仕事を贅沢にも放送して共有分析を行うビルを設計したのだそう。具体的には新しいオフィスブロックが既存のアクセルシュプリンガーの建物に開く中央のアトリウムに配置されるように設計されています。

鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」
鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」 photo©Kenta Hasegawa
鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」 photo©Kenta Hasegawa
鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」 photo©Kenta Hasegawa
鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」 photo©Kenta Hasegawa

鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所が設計した、神奈川・三浦市の、集合住宅の一室のフルリノベーション「LOAM/海」です。

都心から電車で1時間ほどにある神奈川県三浦海岸のマンション一室のフルリノベーション。施主は都心を離れ、三浦海岸の自然豊かな環境に惹かれ、海が見渡せるこの部屋を購入した。

都心マンションに多い環境から自立した空間リノベーションとは違い、マンションの一室であっても三浦の自然環境との連関のなかに在ると感じられる場を目指した。

建築家によるテキストより

しかし、海が目の前に拡がるからといって安易に開放的にはできない。海からの潮風は多湿で結露やそれに伴うカビ、塩害などの問題があるからである。

そこで三浦海岸の自然環境をリサーチすることから始めた。まず、三浦半島南部一帯は隆起によってつくられた海岸段丘(海食台)の地形でできている。海底が隆起して陸になった後(約9万年前)、箱根火山や富士山の火山灰が陸の上に堆積し関東ローム層を形成した

建築家によるテキストより

この関東ロームという地域資源に着目した。関東ロームは、断熱性・蓄熱性が高く、多孔質な団粒構造は高い吸放湿特性がある。

これらの特性を活かし関東ロームを配合して、新しく「関東ローム煉瓦」を製造業者との共同で開発した。一般の煉瓦にはない地層のような土のテクスチャを備えたものになった。

建築家によるテキストより
建築家の竹山実さんが亡くなりました 菱沼健太建築設計事務所による、東京・渋谷区のMIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」
菱沼健太建築設計事務所による、東京・渋谷区のMIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」 photo©平井写真事務所 平井広行
菱沼健太建築設計事務所による、東京・渋谷区のMIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」 photo©平井写真事務所 平井広行
菱沼健太建築設計事務所による、東京・渋谷区のMIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」 photo©平井写真事務所 平井広行

菱沼健太建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の、MIYASHITA PARK内のダンススタジオ「En studio」です。店舗の公式サイトはこちら。

本計画は渋谷MIYASHITA PARK内に世界のトップダンサーが集うEn Dance Studioがダンススタジオ(及びイベントスペース)”En studio”として出店する内装計画である。

MIYASHITAPARKの施設コンセプトは街区全体を4階建ての公園に見立て、どこにいても公園の心地よさを感じられる空間作りを目指している。

本計画も施設のコンセプトに寄り添い”公園内を歩いているとコンテナが置いてあり、ふと中をのぞくと人が踊っていて、いつの間にか時間を忘れて足をとめてしまう”というシーンを設定した。
今でこそコンテナは当たり前のものだがコンテナを用いた物流の仕組みはさまざまな常識を大きく変えた。
そのコンテナのように日本のダンサーをコンテナに乗せて世界へ運ぶという想いを込めている。

建築家によるテキストより
下田直彦+正木知子 / カナバカリズによる、東京・千代田区の「末広町のオフィス」
下田直彦+正木知子 / カナバカリズによる、東京・千代田区の「末広町のオフィス」 photo©永井杏奈
下田直彦+正木知子 / カナバカリズによる、東京・千代田区の「末広町のオフィス」 photo©永井杏奈
下田直彦+正木知子 / カナバカリズによる、東京・千代田区の「末広町のオフィス」 photo©永井杏奈

下田直彦+正木知子 / カナバカリズが設計した、東京・千代田区の「末広町のオフィス」です。

敷地は秋葉原に近いオフィスビル群の中、施主が所有するビルの一部をオフィス兼サロンとして使いたいという要望であった。普段は一人での利用が想定されるが、スタッフや友人との利用、サロン、シェアオフィスなどの利用も想定した、いわば“どうとでもなる”かなりフレキシブルな空間が求められた。

そこで、このオフィス全体の活動を“秘密基地”のようなものとして見立て、既存躯体内に活動の拠り所となる強堅なフレームを挿入することにした。オフィスビル群の骨格を連想させる直交フレームが貫入することで、ここでの活動をより活発に刺激することを意図している。

結果、当初はこのフレームに少し戸惑っていた施主もすぐに身体を順化させた。床梁の上で友人と談笑したり、柱間にプロジェクタで映像を投影したり、床梁間に床板を渡して座敷にしようと構想したりと、このフレームとの関わりを日々楽しみながら模索しているようである。

建築家によるテキストより

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