隈研吾が、タモリを「国立競技場」に案内しながら対話している記事「タモリさん、隈研吾の案内で国立競技場を巡る!」が、bookbang.jpに掲載されています。正式な設計者クレジットは、大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体です。また、同建築は竣工時より、「新」が取れて「国立競技場」という名称になっています。
architecture archive
VUILDの秋吉浩気による、日本建築学会・建築討論での論考「デジタル時代のクラフツマンシップとは」が公開されています。
五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の第8回目『反東京としての地方建築を歩く08「東北住宅大賞の10年(前編)」』が、wirelesswire.jpに掲載されています。

足立裕己による、大阪・豊中市の、遠藤剛生設計の築34年の木造住宅改修「無垢の家」です。
築34年の遠藤剛生設計による住宅のリノベーションである。
構造体、内装下地、木造作、外構など、使える部位は積極的に活用し、新しく加える要素を「黒子」に徹するカラースキームとして、蓄積された時間の深みを際立たせ、原設計の建築計画に最大限配慮した。

篠元貴之 / rhyme designによる、愛知・名古屋市の、集合住宅の一住戸の改修「小さなガリバーに捧ぐ部屋」です。
名古屋市郊外の集合住宅の一室改修である。
南側に大きな窓と出窓があり、隣接する公園へ開いている。
子供の成長とともに、空間や家具等との関係性が変わっていくことに意識して改修を行った。“柱のキズはおととしの”
という童謡 背比べ のフレーズのように、
小さな子どもにとって、年々自分の体と周囲のモノの関係は著しく変化する。
幼い体の身体感覚は、大人では見つけることの出来ない機能を見つけ、目線の高さは毎年変わり、空間の使い方も変わる。体がすっぽりはまる場所だった出窓が、ある日、腰掛ける場所に変わったり、
今まで補助の台が必要だった場所に、ひょいっと上がれたり、すこしずつ、成長とともに環境との関係性が変わっていく。

廣部剛司建築研究所が設計した、東京・三鷹市の住宅「U・T」の写真が15枚、japan-architects.comに掲載されています。また廣部のサイトがリニューアルしていて過去の作品等が閲覧できます。

五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、広島市の店舗「宇品のカフェ」です。
ジャングルジムは遊具だが、山であり、展望台であり、小さな家だ。
あたかもそこに存在し続ける自然のようでもあり、
自由にカスタマイズできる建築のようでもある。
何でもかんでも用意された「いたれりつくせりな建築」はどこか息苦しい。
ジャングルジムには遊具としての強度が保たれたまま、別の用途にも変化する可能性が内包されている。そんな建築をつくれないだろうかと考えている。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/4/6-4/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 浅井正憲+浅井百合 / 浅井アーキテクツによる、東京・葛飾区亀有の「亀有香取神社計画」
- 青木淳・中山英之・藤村龍至ら東京藝大建築科の教員が、新入生向けに推薦図書を紹介
- 工藤浩平建築設計事務所による、薬局の受付カウンター「OK2-counter」と待合ホールのソファ「OK2-sofa」
- 佐野健太建築設計事務所による、東京・新宿区の宿泊施設「Hotel D」
- 建築家の木村吉成が仲間と運営している、‟身のまわりにあるものを用い、満たしたい目的に向けてチューニングする。”事例を収集したサイト「工夫 KUFU」
- 杉中浩之+杉中真由美+杉中俊介+杉中瑞季 / 多和良屋による、神奈川・横浜市の住宅「反町の家」
- 藤本壮介が基本構想とデザイン監修を、佐藤可士和がグランドプロデューサーを務めた、屋上が公園状になっている「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」の写真
- 浅井正憲+浅井百合 / 浅井アーキテクツによる、東京・足立区の「三浦工務店本社ビル」
- チームラボアーキテクツによる、京都・中京区の飲食店「Vegan Ramen UZU KYOTO」
- 田根剛のAtelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・南青山の店舗「ARTS&SCIENCE 青山」の写真
- ERI SUMITOMO ARCHITECTS / 住友恵理+ENJOYWORKSによる、神奈川の「葉山の住宅」
- ジュリアンウォラル・スぺーシーズ+2.5アーキテクツ(森藤文華・葛沁芸)による、千葉・勝浦市の住宅「UBARA BEACHOUSE」
- 住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
- 吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」
- 内藤廣が、奈良市の中川政七商店による複合商業施設の設計を手掛けることに。画像も公開。
- domusが、建築とデザインが根底にある映画の名作を10作品セレクトして紹介
- 高橋勝建築設計事務所による、滋賀・甲賀市の、築143年缶詰茅葺き民家の耐震・断熱改修「神山の家」
- グラフィックデザイナー 西村祐一 / Rimishunaと、京都国立近代美術館のキュレーター 本橋仁の展示デザインによる、展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」
- ル・コルビュジエが1959年にフランス・リヨン郊外に完成させた、世界遺産にもなっている建築「ラ・トゥーレット修道院」のクオリティ高めの動画
- 木村松本建築設計事務所の木村吉成と松本尚子へのインタビュー『受容される「欠落」−多義性を包容する大らかな構え』
ル・コルビュジエの設計で1967年に完成した、スイス・チューリッヒの「ル・コルビュジエ・センター」の高クオリティな動画です。施設の公式サイトはこちら(写真を見ることも可能です)。
石上純也が、2019年にインドのバラティ・ビデャピース建築大学で行った講演の動画です。
隈研吾の設計で2019年に完成した、トルコ・エスキシェヒルの現代美術館「The Odunpazari Modern Art Museum」の、周辺の街並みの様子も分かる動画です。写真はこちらのサイトで閲覧可能です。
『神奈川県のネットカフェ休業にともなう受け入れ施設に 「紙の間仕切りシステム」を提供しました。』というレポートが、坂茂のサイトに掲載されています。
2020年4月11日にボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)は神奈川県のネットカフェ休業にともなう受け入れ施設である神奈川県立武道館に、避難所用間仕切りシステムとペーパーハニカム製ベッドの供給を開始しました。
11日には間仕切り16ユニット分とベッド4台を納品・設置しました。
建築家の木村吉成が仲間と運営している、‟身のまわりにあるものを用い、満たしたい目的に向けてチューニングする。”事例を収集したサイト「工夫 KUFU」がありました。こちらの木村松本のインタビュー内で紹介されていました。
隈研吾のインタビューや事務所の様子を収録した、イギリスの雑誌「Monocle」が制作した動画です。公開は2020年4月7日。