後藤周平建築設計事務所の建築監修・内装設計とロフトワークのプロデュースによる、静岡市の「鈴与本社リニューアルプロジェクト CODO・別館オフィス」の写真が26枚、japan-architects.comに掲載されています。
architecture archive
長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、大阪の店舗「Aesop LUCUA 1100」です。お店の場所はこちら(Google Map)。
Aesop のアンバーボトルが対比し美しく見える色を考えた時、このベージュ単色を考えた。でも、ただ 単色では空間を体験の楽しみがない。そこで、単色でありながら複数素材を使い空間の深みを作ろうと考えた。FRP のベージュ、レンガのベージュ、そこに塗られた釉薬のベージュ、木のベージュ、塗装のベージュ、砂壁のベージュ・・と。中に入ると少しずつその違いに気づいていく。
関祐介 / YUSUKE SEKI Studioが設計した、奈良・西吉野の住宅「西吉野の家」です。
またこの住宅のクライアントは奈良と大阪でフルーツドリンクショップ「堀内果実園」を運営しているとの事。
価値と技術そして文化のアップサイクルは常に考えていることであり、 この住宅計画においても体現できたことは誇りに思っている。
このプロジェクトは、奈良県西吉野の山の果樹園所有者の家族のための家の改修。 元の建築は鉄骨造で一階が倉庫、二階が住居として使用されていた。
まず目が行くのが高床式倉庫を彷彿させる増築部だろう。
所在地が奈良ということもあり、正倉院からインスピレーションを得ているのは言うまでもない。
隣接されていた100年も経つ小屋の構造体を一度解体し、腐敗または不安定な要素を接ぎ木し、上部にのばすことで増築部の構造体として再び組み立て直す。
廣部剛司建築研究所の、設計スタッフ(新卒・実務経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
廣部剛司建築研究所では、住宅設計を中心に、別荘建築、事業系ビル、商業空間などを手掛けています。
近作の『PHASE DANCE』(掲載:GA HOUSES 165、新建築 住宅特集 2019.9)では、敷地にもともとあった一本の樹木との関係で、それを取り囲むようにプランニングをしています。それを1つのきっかけとして設計を進めながら考えていたことは、樹木との関係だけではなく、それによって生まれる連続的な空間が<人のスケールに近い>ことでした。建築の内部で行われるアクティビティに合わせて、中心点に対する角度を自由に変化させています。それが内部空間の変化になり、屋根形状にも影響を与えています。
そこから読み取れるところもあると思いますが、大切に考えているのは、建築を人が手で触れるところから大きなスケールまで、連続して考えて行くということです。その結果<人に寄り添うような>建築のありかたができるのだろうと思っています。
手掛けてきた建築に共感してもらえる人と一緒に、建築を、そしてプロセスを楽しみながら、より良い空間にしていくための設計活動をしていければと思っています。
事務所は多摩川に近い二子新地駅の近くにあります。
橋を渡れば二子玉川ですが、二子新地駅周辺は宿場町から発展した歴史あるエリアで、少しのんびりとした空気が流れています。
事務所では、ランチタイムミーティングを兼ねて、お昼を食べながらリラックスした空気で話すことも大切にしています。そのなかから意外なアイディアが生まれることもあるのです。今年の春は、イタリアへ建築探訪の旅に出ました。その模様はこちらに簡単に書いています。
https://note.mu/hirobet/n/n4f89e787bf60
田中哲也建築構造計画の、スタッフ(新卒・中途)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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田中哲也建築構造計画では一緒に頑張れる仲間を募集しています。
弊社では構造技術者としての安全性の確保や技術的な側面はもちろんのこと、プロジェクトの実現に向けた様々なハードルをクリア出来る様に、建築家をはじめとしたチームを構造の面からサポートします。建築は設計から完成するまでに多くの“人”とチームとして協働するため、“仲間”のことを常に心掛けながら一緒に苦労や喜びを共有できることを楽しみにしています。
これまで、
インスタレーションから土木スケールの構造物まで
RC造、鉄骨造、木造、ハイブリッド、免制震など様々な構造形式
新築だけでなくリノベーション、耐震診断、耐震補強
伝統木造(重要文化財)から新しい工法、素材までといった幅広いプロジェクトに携わってきた経験を活かしながら、より洗練されたデザインになる様に最適解の提案かつ新しいことへのチャレンジすることを心掛けています。
■弊社で得られること
将来独立を考えている人も大歓迎です。計画から設計、現場監理までの建築ができるまでの流れを全て経験できること、幅広い多くのプロジェクトを通じて将来の糧になる様な経験やノウハウを得られると思います。
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、京都・上京区の宿泊施設「ホステル翆 京都粋伝庵はなれ」です。施設の公式サイトはこちら。
京都・西陣のゲストハウスである。クライアントは敷地の隣で文化サロンの経営をする傍ら、ダイビングのインストラクター等も行い、ここでは一般の旅行客を受け入れると同時に、遠方から訪れる彼のお客さんや文化サロンを訪れるゲストのための場所を設計した。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/10/21-10/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 鈴木岳彦建築設計事務所による、東京・練馬区の「TUNNEL」
- 隈研吾が計画している、東京・渋谷区の、‘’木を積み上げたトンネル状の空間‘’が特徴的な「日本アロマ環境協会拠点施設」の画像
- 竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・上京区のシェアハウス「庭路地の家」
- ギャラリー間の2020年の展示ラインナップが公開。増田信吾+大坪克亘展、SANAA展、アンサンブル・スタジオ展、中川エリカ展が開催。
- 山田誠一建築設計事務所による、静岡・三島市の住宅「箱根西麓の家」
- 内藤廣による、神戸・六甲山に建つ「住居No.40」内のギャラリーで、アート展「有馬晋平展」が開催。会期中には内藤も参加するトークも開催。
- 竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・中京区の「絆屋ビルヂング」
- 畝森泰行建築設計事務所による「東京の住宅」の動画
- 山田誠一建築設計事務所による、静岡・静岡市の「三保松原の住宅と店舗」
- 本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京都・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」
- 長谷川豪が完成させた、ルイス・バラガン邸の庭園での歩道状のインスタレーション作品「flying carpet」の写真
- 高田博章建築設計による、東京・港区の「白金の保育園 / 見上げるもの見守るもの」
- 世田谷・池尻の旧校舎を改修した「IID 世田谷ものづくり学校」が、建築系シェアオフィス部分の入居者を募集(月額家賃は50,000円)
- 安藤忠雄が手掛けた建築を自身で撮影した写真による展覧会「安藤忠雄 ― 光を求めて」が開催
- ドミノ・大野友資が、アラップの構造設計者アリス・ブライアに、巨大な岩を積み重ねるアート作品の構造設計について聞いているインタビュー「世界最高峰の無用 」
- 関祐介の設計で2019年5月に公開された、木板と現場打ちコンクリートのミニマルな什器が印象的な、京都でのバング&オルフセンのポップアップストアの写真
- El Croquisでも特集されている、6A・アーキテクツのトム・エマーソンへのインタビュー「素材とディテール」(日本語)
- TAB / 河合啓吾による、岐阜・郡上市の住宅「SLBH4」(10/19・20に内覧会開催)
- エル・クロッキーの最新号(201号)は、カルソ・セント・ジョン特集。
- 『新しい都市の姿「再考」 磯崎新氏インタビュー』(大分合同新聞)
長谷川豪が完成させた、ルイス・バラガン邸の庭園での歩道状のインスタレーション作品「flying carpet」の写真です。水道用亜鉛メッキパイプ(φ21mm)をトータル3.2km使用して完成させたとの事。
長谷川がインスタレーションを制作した敷地の庭を含むバラガン邸の図面はこちらで閲覧できます。
関祐介の設計で2019年5月に公開された、木板と現場打ちコンクリートのミニマルな什器が印象的な、京都でのバング&オルフセンのポップアップストアの写真が7枚公開されています。こちらのページにも本作品に関する日本語での記事が掲載されています。
以下は、本作品のメイキング動画。
B&O Pop up Kyotoの時の映像。 pic.twitter.com/NBxf40ylJi
— Yusuke Seki (@sek03) October 23, 2019
建築家のシナト 大野力、竹中工務店 花岡郁哉、小柳建設 小柳卓蔵が参加する、業務効率化に有効なMR技術のアプリ「ホロストラクション」をテーマにしたシンポジウム「建設の新しい働き方」が開催されます。開催日時は2019年11月28日(木) 17:00~21:00。場所は東京都港区南青山の「Restaurant Bar CAY」(Google Map)。参加費無料。リンク先での要事前申し込み。【ap・ad】
建設関係者必見!MR(Mixed Reality:複合現実)を使った新しい働き方で休みを取ろう!マイクロソフトのホロレンズを使ったアプリケーション Holostruction (ホロストラクション)のデモや導入企業とののパネルディスカッション、体験会を開催いたします。
建設業界の長時間労働、人材不足、IT化の遅れは、随分と前から叫ばれていますが有効な手立ては未だに存在しておりません。そんな中で最近聞くようになった建設テック、国交省が推進するiコンストラクションなどデジタルを上手く取り入れてIT化する動きが加速しています。
今回のイベントでは、そんな建設業界に新しい働き方の可能性を感じるホロレンズを使ったアプリケーション「ホロストラクション」のご紹介と実際にトライアルして頂いた企業の方達の感想などをモデレーターの家入氏と共に進めていきます。
本橋良介+三木達郎 / MMAAAが設計した、東京都・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」です。
計画として容積率は消化しつつも事業上の無理を少し受け入れてもらって、建物は2棟の分棟にして、足元を半層だけ地中に埋めた4階建てとした。そうすると各棟1層あたり3つの住戸が並ぶことになり、平面のサイズが戸建て住宅のそれに近づく。一方で4層となると断面方向は寸法が厳しくなり、高度斜線と日影規制を受けて、各棟の屋根は切り妻型となる。そこで上階は段々とセットバックさせて立面を分節することで大きな面が現れることを避けている。さも戸建てであるかのような佇まいとなるので、比べると少し大ぶりではあるけれど周辺の街並みが連続する。
建物は2棟に分かれるのでその間は自ずと中庭となり、各住戸は周囲の緑地とその中庭に表裏で挟まれることになる。A棟は浴室コア、B棟は互い違いの壁のおかげで、室内はプライバシーを担保しつつ表裏の空地にオープンに面することができる。またこの中庭は隣接する住宅の窓前の空地にもなり、地域的に敷地内の空地を互いに享受し合う関係を本計画でも連続させている。
隈研吾が計画している、東京・渋谷区の、”木を積み上げたトンネル状の空間”が特徴的な「日本アロマ環境協会拠点施設」の画像が公開されています。
アロマセラピー関連の資格の認定、学術調査研究を行う公益法人である日本アロマ環境協会の新たな拠点施設。敷地からは象徴的に丹下健三設計の東京オリンピック1964の水泳場が見える。この眺望を主役とする透明なガラスキューブをデザインした。
構造は木の組積造を試みた。木を積み上げたトンネル状の空間の中で身体と香りとが響き合う空間とした。
ドミノアーキテクツ・大野友資が、アラップの構造設計者アリス・ブライアに、巨大な岩を積み重ねるアート作品(ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスによる「Rock on Top of Another Rock」)の構造設計について聞いているインタビュー「世界最高峰の無用 」が、noteに掲載されています。
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、京都・上京区のシェアハウス「庭路地の家」です。
京都の中心市街地、御所や大学に隣接し、多彩な都市生活が営まれているエリア。子育てを終えた単身女性が早期退職後の豊かな時間を過ごすため、1階に自分のエリアを確保しながら2階の3室を近隣の女子学生に貸すシェアハウスである。1階においても、簡単な眠る場所と掘りごたつと洗面キッチンのみが完全なプライベートエリアで、街路に近いギャラリーは友人の作品の展覧会、近くに住む娘さんの料理教室、近所の子供に算数を教える私塾といった活動のためのパブリックリビング、敷地奥の静かな茶室は友人を招いてティーパーティーを開くためのプライベートなパブリックリビングと、街から住宅へ人々を招き入れて楽しむ彼女の生活スタイルが反映されている。
山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・静岡市の「三保松原の住宅と店舗」です。
計画地は、景勝地として有名な三保松原と御穂神社とを繋ぐ神の道沿いに位置する。以前は訪れる人が減少傾向にあったが、富士山と共に世界遺産となったことがきっかけとなって、現在では国内外から多くの人が訪れる観光地である。
地元でバーを営む建主から、新たな観光資源となるドッグランを併設したガーデンカフェ兼住宅を建てたいという相談を受けた。魅力的な敷地ではあるが、毎日多くの人が往来し、大きな松が一直線に並ぶ強い軸線をもった神の道との接続の仕方を考える必要があった。
山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・三島市の住宅「箱根西麓の家」です。
計画地は、三島市から箱根へと抜ける旧道沿いの高台に造成された分譲地である。設計段階に訪れた団地にはまだ建物もなく、段状に造成されただけの敷地には設計の手がかりとなるものは希薄だった。少なからず環境を平準化してしまう分譲地においては、より広い視野をもって、人の手では変わることのない風土を見い出し取り入れる思考が必要になる。リサーチ範囲を広げて古くからある旧道沿いを歩いてみると、谷のある地形と斜面に拡がる広大な畑、遠くまで連なる山々の美しい風景と共に、谷から吹く心地よい風や、風景に彫りの深い陰影をつくり出している日射しがとても印象的だった。