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二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡の飲食店「だしいなり海木」

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all photos©水崎浩志

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、福岡の飲食店「だしいなり海木」です。

日本料理店「海木(かいぼく)」が昼間に営む、だしいなり専門店の計画。閉鎖的だったファサードと料理店の一部を改修し、いなり販売用のスペースと待ち合いを設けた。6坪という小スペースながらも、大開口のヒノキ枠を介して店内から庇へと続く木天井によって開放感ある空間を考えた。また、壁面を覆う障子や無垢の銀杏で出来たカウンター、そして漆で仕上げられたいなり専用の握り台など、限られたスペースに素材やディテールを凝縮させている。夜間はさらにその一部を障子で間仕切り、料理店の個室としても機能する。

岸本姫野建築設計事務所による、和歌山の週末住宅「白浜町の家」

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all photos©笹倉洋平

岸本姫野建築設計事務所が設計した、和歌山の週末住宅「白浜町の家」です。

敷地内は既存の樹木があり、地面には高低差があるため、海への眺望を求めつつできるだけ平らでひらけた場所に建てようと考えると、敷地面積の割には建物を建てることができる範囲は限られていた。その限られた範囲に地を這うように母屋を計画した。室内は敷地内の高低差をそのまま取り込み、玄関から奥に進むに従いフロアレベルが変化していく。屋根の高さは一定であるため、プライベート度の高い奥の主寝室に向かっていくに従って天井高さが抑えられ、落ち着きをもたすようにしている。また、かつての記憶を残した場所で食事をとりたいとのクライアントの意向のもと既存の建物が載っていた鉄骨を一部残し、上部に食事の場である小さな離れとデッキを計画した。

クラーソン・コイヴィスト・ルーネによる、ノルウェー・ベルゲンの、築250年のヴィラを繊細なデザイン手法で改修したホテルの写真

クラーソン・コイヴィスト・ルーネによる、ノルウェー・ベルゲンの、築250年のヴィラを繊細なデザイン手法で改修したホテルの写真がdezeenに掲載されています

クラーソン・コイヴィスト・ルーネによる、ノルウェー・ベルゲンの、築250年のヴィラを繊細なデザイン手法で改修したホテルの写真が8枚、dezeenに掲載されています。クラーソン・コイヴィスト・ルーネはスウェーデンを拠点とする建築家です。京都のスフェラビスなど、いくつかの建築・内装の作品が日本にもあります。プロダクトデザインも得意としており、日本で購入できるものも多数あると思います。

安藤忠雄による、パリの商品取引所を、フランソワ・ピノーのコレクションを展示する現代美術館に改修する計画案の画像

安藤忠雄による、パリの商品取引所を、フランソワ・ピノーのコレクションを展示する現代美術館に改修する計画案の画像がdezeenに掲載されています

安藤忠雄による、パリの商品取引所を、フランソワ・ピノーのコレクションを展示する現代美術館に改修する計画案の画像が6枚、dezeenに掲載されています。こちらのニュースサイトには、日本語でのプロジェクトの背景の概要と現在の建物の写真が数枚掲載されています。

セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の新しい写真

セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の新しい写真がdezeenに掲載されています

セルガスカーノが、酒造メーカー・マーテルの財団のために設計したパヴィリオン「Pavillon Martell」の新しい写真が7枚、dezeenに掲載されています。こちらでも写真や動画を見ることができます

ルイス・カーンによる、アメリカ・カリフォルニアの「ソーク研究所」の修理工事が完了したそう

ルイス・カーンによる、アメリカ・カリフォルニアの「ソーク研究所」の修理工事が完了したそうです

ルイス・カーンによる、アメリカ・カリフォルニアの「ソーク研究所」の修理工事が完了したそうです。dezeenが伝えています。

OMAが、ゲーリー設計のフェイスブック社社屋に隣接して作られる新しい村のマスタープランを手掛けることに

OMAが、ゲーリー設計のフェイスブック社社屋に隣接して作られる新しい村のマスタープランを手掛けることになったそうです

OMAが、アメリカ・カリフォルニアの、フランク・ゲーリー設計のフェイスブック社社屋に隣接して作られる新しい村のマスタープランを手掛けることになったそうです。リンク先のdezeenに画像が3枚掲載されています。

既存建物のアーチを内部でも連続させ、ミニマルな素材使いが特徴的な、アクネストゥディオズの新しいミラノ旗艦店の写真

既存建物のアーチを内部でも連続させ、ミニマルな素材使いが特徴的な、アクネストゥディオズの新しいミラノ旗艦店の写真がdezeenに掲載されています

既存建物のアーチを内部でも連続させ、ミニマルな素材使いが特徴的な、ファッションブランドのアクネストゥディオズの新しいミラノ旗艦店の写真が5枚、dezeenに掲載されています。

スタジオ・ギャングによる、アメリカ・ワシントンD.C.の国立建築博物館のホールでの紙管を使ったインスタレーションの写真

スタジオ・ギャングによる、アメリカ・ワシントンD.C.の国立建築博物館のホールでの紙管を使ったインスタレーションの写真がdezeenに掲載されています

スタジオ・ギャングによる、アメリカ・ワシントンD.C.の国立建築博物館のホールでの、シルバーとマゼンタカラーの紙管を使ったインスタレーションの写真が6枚、dezeenに掲載されています。
以下は、施工中の風景を収めたタイムラプス動画です。同じ場所では2014年にBIGが巨大迷路のようなインスタレーションを公開したこともあります。

川辺直哉による、神奈川・横浜の自邸「泉区中田の住宅」の写真

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photo©japan-architetcts.com

 
川辺直哉による、神奈川・横浜の自邸「泉区中田の住宅」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

川辺直哉が設計した、神奈川・横浜の自邸「泉区中田の住宅」の写真が29枚、japan-architects.comに掲載されています。

RCRの2012年から2017年の作品を特集した『El Croquis no.190』の電子書籍版(¥1488)

RCR・アーキテクツの2012年から2017年の作品を特集した『El Croquis no.190』の電子書籍版がzinioで発売されています

RCR・アーキテクツの2012年から2017年の作品を特集した『El Croquis no.190』の電子書籍版がzinioで発売されています。価格は¥1488(2017/7/12時点)。RCRは2017年のプリツカー賞受賞者で、日本で授賞式が行われたり、講演会が行われたことで話題になりました。出版社のサイトでは掲載作品のプレビュー画像を見ることができます

El Croquis - No. 190 - Single Copy

【ap job 更新】 成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ・長期アルバイト・オープンデスクを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

成瀬・猪熊建築設計事務所の、設計スタッフ・長期アルバイト・オープンデスク募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちの事務所では、シェアハウス・コワーキングスペース・コミュニティカフェ・イノベーションセンター・複合福祉施設・子育て支援施設・公共施設・観光施設・ホテル・アートプロジェクトなど、様々な領域で人々の新しい生活の場・活動の場をデザインしています。それは、こうした試みが、これからの社会に必要な公共や賑わいを生み出し、少しずつ社会を変えていける力があると信じているからです。
こうした設計では、運営と同時に設計が決まってゆくことが多く、プログラムや面積表といった設計条件にあたるものを、私たちの側から提案することが多くあります。スタッフ募集に際しても、こうした新しい取り組みに興味をもち、企画・設計に参加してくれる方を募集したいと思います。

西澤徹夫・浅子佳英・森純平に、現代のプロポの問題点や、当事者として感じていること、最優秀者に選ばれた「八戸市新美術館」プロポ、について聞いているインタビュー

西澤徹夫・浅子佳英・森純平に、現代のプロポの問題点や、当事者として感じていること、最優秀者に選ばれた「八戸市新美術館」プロポ、について聞いているインタビューが、10+1websiteに掲載されています

西澤徹夫・浅子佳英・森純平に、現代のプロポの問題点や、当事者として感じていること、最優秀者に選ばれた「八戸市新美術館」プロポ、について聞いているインタビューが、10+1websiteに掲載されています。
プレゼンシートのレイアウトについて考えていたことなども語られている興味深いインタビューです。

川添善行+東京大学施設部+清水建設による、「東京大学総合図書館新館+ライブリープラザ」の写真

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photo©japan-architects.com

 
川添善行+東京大学施設部+清水建設による「東京大学総合図書館新館+ライブリープラザ」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

川添善行(東京大学川添研究室)+東京大学施設部+清水建設による「東京大学総合図書館新館+ライブリープラザ」の写真が30枚、japan-architects.comに掲載されています。図書館の公式サイトでもこのプロジェクトの情報が紹介されていたります。

今治市伊東豊雄建築ミュージアムでの展覧会「新しいライフスタイルを大三島から考える」の会場写真

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all photos©青木勝洋

今治市伊東豊雄建築ミュージアムでの展覧会「新しいライフスタイルを大三島から考える」の会場写真です

「新しいライフスタイルを大三島から考える」

瀬戸内の美しい多島海の中央に位置する大三島は、人口約6,000人を有する、瀬戸内海で5番目に大きな島です。温暖な気候に恵まれ、みかんを中心とした農業が盛んで、冬から春にかけてはさまざまな種類の柑橘が景色を彩ります。また、島の中心部には日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社が鎮座し、歴史ある「神の島」としても知られています。

この地に日本初の建築ミュージアムとして開館した今治市伊東豊雄建築ミュージアムでは、今夏、展示を全面的にリニューアルします。本展では、伊東豊雄が塾長を務める伊東建築塾や神奈川大学曽我部・吉岡研究室が中心となり大三島にて取り組んでいる11のプロジェクトを紹介するとともに、写真家の西部裕介が撮影した大三島の人々の写真を展示します。

地方創生が叫ばれる今、伊東豊雄は独自の方法で島づくりに取り組み、経済に勝る豊かさのビジョンを描こうとしています。「土地に接した暮らし・時間を大切にする暮らし・自給自足を目指す暮らし・シェアする暮らし」の実現に向けて、空き家を改修して「大三島みんなの家」として活用したり、耕作放棄地を借りて葡萄を栽培し、ワイナリーをつくったり、自分たちの手で小さな旗を立てようとしています。個々の活動はいずれも小さなものですが、こうした地道な活動を積み上げることで、新しいライフスタイルを大三島から考えていきます。

ズントー事務所勤務の杉山幸一郎が、ズントー事務所がコンペで勝利した「バイエラー財団美術館増築」の、事務所内でのエピソードをつづったエッセイ

ズントー事務所勤務の杉山幸一郎が、ズントー事務所がコンペで勝利した「バイエラー財団美術館増築」の、事務所内でのエピソードをつづったエッセイが、ギャラリー ときの忘れもの のサイトに掲載されています

ピーター・ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、ズントー事務所がコンペで勝利した「バイエラー財団美術館増築」の、事務所内でのエピソードをつづったエッセイが、ギャラリー ときの忘れもの のサイトに掲載されています。

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