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coil / 松村一輝建築設計事務所による、奈良の住宅「S-house」

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all photos©笹倉洋平

coil / 松村一輝建築設計事務所が設計した、奈良の住宅「S-house」です。

計画地は、奈良県大和郡山市にある一般的な分譲宅地で、
当初は、ハウスメーカーが建てた鉄骨3階建ての住居をリノベーションしたいとの希望から始まりました。リノベーションでの計画は一度中断したものの、数年してから「今回は建て直しして、新築で考えています」と再度お声かけを頂きました。
中断後の数年で、東京勤務があり、一戸建ての借家で暮らしを経験しておられ、「元の3階建てよりはるかに狭いが、問題なく暮らせていて、自分達の暮らしに、そこまで床面積は必要ないのを実感しました」とのお話しがありました。そこから、最低限必要な空間と広さ、そしてそれらが、快適であれる条件を、打ち合わせを進めながら練り上げていきました。

シティプランナーのジェフ・スペックによるTEDでのトーク「都市を歩きやすくするための4つの方法」の動画

シティプランナーのジェフ・スペックによるTEDでのトーク「都市を歩きやすくするための4つの方法」の動画です。

自動車からの解放と都市のスプロール化(無秩序な拡大)からの解放、自分の町を歩き回る自由を! シティプランナーのジェフ・スペックが、6車線の幹線道路や200メートルの区画ブロックが無秩序に広がる都市を、自転車レーンや街路樹が並ぶ通りでできた安全で歩きやすいオアシスに変身させるための4つの原則「歩きやすさの一般論」を説明します。

アトリエ・ワンの貝島桃代が、2017年4月にコロンビア大学で行った講演の動画 石上純也が、GQ誌とグッチの企画で、メキシコの地底湖を訪問している動画

石上純也が、GQ誌とグッチの企画で、メキシコの地底湖を訪問している動画です。日本語字幕で建築について語っているインタビューが収録されています。こちらのページでは活字で、この動画についての説明を読むことができます

原田将史+谷口真依子 / Niji Architectsによる、東京・渋谷の、青木淳設計の建築内に計画され、その意匠に敬意を払い設計された「窓のフィットネスクラブ」

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all photos©Niji Photo

原田将史+谷口真依子 / Niji Architectsによる、東京・渋谷の、青木淳設計の建築内に計画され、その意匠に敬意を払い設計された「窓のフィットネスクラブ / OG Wellness Field 青山」です。施設の公式サイトはこちら

この建築を初めて訪れた時、大小様々な正方形の窓がぱらぱらと風景がちらりちらりと重なり合う風景を想像した。

これはSIA青山ビルディングのワンフロアに、高齢者向けのフィットネスクラブをつくる計画である。

つるんとした形態に特徴的な窓配置と2層分に近い天井高により現れている建築の持つ力は強く、そこに異質なものを配置することは不似合いであり、あたかも初めからそうであったかのように、壁と窓を配置しただけの建築的操作ではあるが、必要かつ十分で建築の魅力を引出せると思われた。

ここを訪れる人にとってその先への期待感を抱かせる道や、爽快感を抱かせ活力を与えるような光のキラキラとした風景が重なり合う窓を想定して壁を配置した。

田根剛のインタビュー記事 佐々木勝敏建築設計事務所による、愛知・豊田の工場「PHIARO Tokai Creative Center」

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写真提供:佐々木勝敏建築設計事務所

佐々木勝敏建築設計事務所が設計した、愛知・豊田の工場「PHIARO Tokai Creative Center」です。

クライアントは国内外の自動車メーカーと提携し自動車デザインの研究開発をしている企業である。試作車を始め各種デザイン・製造開発にかかわっているため建物側には機密性が強く求められている。機密性のみを重視すると通例では建物は閉鎖的な環境になるが、周囲のランドスケープが美しく、また閉鎖的であることが働く人にとって最善であるとは考えづらいため、外部の自然環境と労働環境をつなげた工場建築を提案したいと考えた。

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・大田区の「二重窓の集合住宅」の写真

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・大田区の「二重窓の集合住宅」の写真が、japan-architects.comに掲載されています

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが設計した、東京・大田区の「二重窓の集合住宅」の写真が24枚、japan-architects.comに掲載されています。

マリオ・ボッタが、スイスの山頂に完成させた最新作「Fiore di pietra(石の花)」の動画 スノヘッタの設計で完成した、フランス・モンティニャックの「国際洞窟芸術センター」の写真

スノヘッタの設計で完成した、フランス・モンティニャックの「国際洞窟芸術センター」の写真がarchpaper.comに掲載されています

スノヘッタの設計で完成した、フランス・モンティニャックの「国際洞窟芸術センター」の写真が21枚、archpaper.comに掲載されています。スノヘッタの公式サイトにも写真やテキストが掲載されています。2013年にコンペが開催され、ジャン・ヌーベルらに勝利してスノヘッタが設計者に選ばれていたそうです。

ツバメアーキテクツによる、東京・武蔵野の「8人のシェアキッチン / 8K MUSASHISAKAI」

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写真提供:Tsubame Architects、人物の入っている写真は©Ryokan Abe

ツバメアーキテクツが設計した、東京・武蔵野の「8人のシェアキッチン / 8K MUSASHISAKAI」です。

8人でシェアするキッチンの設計。場所は、八百屋、魚屋、肉屋が並ぶマーケットビルの一角。地域に開かれたキッチンをメンバーでシェアすることで、自分のお店として使うことができる。パン・スイーツ・デリ・ケータリングなど、オリジナルのメニューや屋号を設定し、メンバー同士のコラボレーションや開業サポートを受けながら、小さな商いからチャレンジしていく。

最も注目を集めたトピックス [期間:2017/4/3-4/9]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/4/3-4/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、SANAA・伊東豊雄・乾久美子・新居千秋・飯田善彦・日建設計ら11組が、「信濃美術館」設計プロポの一次審査を通過

2、y&M design officeが、徳島県三好市の「地域交流拠点施設等」設計プロポで、第1位に

3、藤原・室建築設計事務所による、大阪市の住宅「南田辺の家」

4、ツバメアーキテクツによる、小径木広葉樹を活用した家具「KINOKO」

5、ピーター・ズントーが設計している、アメリカの「ロサンゼルス郡立美術館」の新しく公開された画像

6、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ニューヨークの高層集合住宅「56 leonard」の、独特のセンスでラグジュアリーが表現されているインテリアの写真

7、大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、広島の住宅「五本柱建物」

8、藤原・室建築設計事務所による、広島の住宅「向洋の家」

9、静岡県磐田市にて入札制度で公共建築を実現している渡辺隆建築設計事務所が設計している「(仮称)磐田市卓球場」の画像

10、日建設計と髙木秀太事務所が運営する、ライノセラスとグラスホッパーを建築用に自主学習するためのサイト「Rhino-GH.com」が公開

11、nendoが会場構成した、無数の鏡面仕上げの小さなパネルが不思議な視覚効果を生む『勅使河原茜個展「HANA SO」』の会場写真

12、tent architects studio+ジェネラルクリエーションによる、神奈川の「横浜の住宅」

13、大西麻貴+百田有希 / o+hが、広島の「尾道市御調支所庁舎」設計プロポで最優秀者に

14、岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、兵庫・神戸の住宅「北山台の家」

15、隈研吾の設計で、アメリカ・オレゴン州に完成した「ポートランド日本庭園」の写真

16、久米設計と阿部仁史のチームが、宮城の「東松島市立浜市小学校災害復旧」設計プロポで最優秀提案者に

17、ツバメアーキテクツが空間デザインを担当した、アーティスト・西尾美也のプロジェクト「移民の学校 《Self Select: Migrants in Tokyo》」

18、長崎辰哉 / アトリエハレトケによる、千葉・我孫子の住宅「眺望の段床」の写真

19、富永大毅による、東京のマンションの1住戸のリノベーション「垂木の住宅」

20、pivotoによる、家具シリーズ「KIRI」


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています。2017年4月上旬くらいの投稿です。著名な建築家が、日常や建築をどのようにカメラを通して捉えたかということは、過去にも注目されてきたトピックだと思います。(例:「丹下健三が見た丹下健三」展)ウェブやSNSの登場で、同時代を生きる建築家がどのように物事を捉えているかを見られるのは興味深いことだと思います。

ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」

ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」が、ギャラリーときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています

ピーター・ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」が、ギャラリーときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています。

【ap job 更新】 PROCESS5 DESIGNが、経験者・未経験者・2018年卒業予定・インターンを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

PROCESS5 DESIGNの、建築・インテリアの設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

PROCESS5 DESIGNはクライアントと一緒に質が高く、喜びや楽しさに満ち溢れた場所の創造を目指しています。
そのために創造するスタッフのみんなが力をあわせてプロジェクトに取り組める環境づくりを目指しています。
現在、飲食店・ホテル・物販店・住宅・ビルなど様々なプロジェクトが進行しており、一緒にプロジェクトを進める仲間を募集します。

即戦力となる方はもちろん大歓迎です。
未経験の方も大歓迎です。
来年卒業予定の新卒生も大歓迎です。
本気でデザインが好きな人、お待ちしております。
デザインの仕事がしたい人からのご連絡お待ちしております。

tent architects studio+ジェネラルクリエーションによる、神奈川の「横浜の住宅」

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all photo©太田拓実

高橋将章+田岡博之 / tent architects studioが建築設計監理を、中野靖彦 / ジェネラルクリエーションがインテリア設計監理を手掛けた、神奈川の「横浜の住宅」です。

雛壇上の造成地に建つ専用住宅の建て替え計画。基壇となる地盤面の下部には既存の車庫があり、その上部には建替え前から大切に手入れされた庭がL型に残っている。配置計画は既存の建物をトレースするように、つまり既存の庭を残す北側に寄せる配置で決定した。

本計画は、インテリアデザイナーとの恊働作品である。クライアントが所有している家具やオブジェのコレクションも多彩で、家具のデザインもその延長にあるかのようにひとつひとつがオリジナルにデザインされている。インテリアの構成としては、ひとつひとつの空間をギャラリー空間のように見立ててテーマを持った設えとしながら、建築ボリュームとしては、それらを連続的に繋げていくような空間構成となっている。1階は緩やかに仕切られたワンルームのLDK。一部が2階となるボリュームはスキップフロアの断面となっていて、踊り場レベルに位置する主寝室の下部には潜り込んだような小さな書斎を設えており、半階上がった2階レベルには眺望の開けた仕事部屋を配置している。

様々な設えとスケールを持った趣味性の高い空間を、階段を中心にして、断面的に織り込んでいくことで、雛壇上の敷地に抜けていく光や風を感じるとともに視線も抜け、豊かなインテリアが生活に溶け込むような住宅になるのではないかと考えている。

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