外観1。
インドネシア産のマンデリン材を使ったショーケース。
エントランスより店内を見渡す。 all photos©沼田俊之
A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が設計した、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」です。お店のウェブサイトはこちら。
Dari Kはインドネシア産のカカオ豆を現地で栽培から収穫まで深く関わり、日本でチョコレートを製造して販売するというユニークなBean to Barのチョコレートショップです。(※Bean to Bar=カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がけること)
ショップをデザインする前に、オーナーの吉野慶一氏やスタッフの方々から企業の理念、目標、活動、店舗でのオペレーション等について多くのヒアリングを行い、実際にインドネシアのスラウェシ島にあるカカオ農園や現地法人の視察に行き、企業として何を大切にして活動しているのかを知ることからプロジェクトがスタートしました。ヒアリングする中で、空間化が可能と思われる重要事項を整理した結果、以下の3つのコンセプトに沿ってデザインすることとしました。