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A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇による、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」

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外観1。

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インドネシア産のマンデリン材を使ったショーケース。

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エントランスより店内を見渡す。 all photos©沼田俊之

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が設計した、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」です。お店のウェブサイトはこちら

Dari Kはインドネシア産のカカオ豆を現地で栽培から収穫まで深く関わり、日本でチョコレートを製造して販売するというユニークなBean to Barのチョコレートショップです。(※Bean to Bar=カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がけること)

ショップをデザインする前に、オーナーの吉野慶一氏やスタッフの方々から企業の理念、目標、活動、店舗でのオペレーション等について多くのヒアリングを行い、実際にインドネシアのスラウェシ島にあるカカオ農園や現地法人の視察に行き、企業として何を大切にして活動しているのかを知ることからプロジェクトがスタートしました。ヒアリングする中で、空間化が可能と思われる重要事項を整理した結果、以下の3つのコンセプトに沿ってデザインすることとしました。

【ap job 更新】 COLORFULLが、スタッフ(第二新卒・キャリア)を募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

COLORFULLの、スタッフ(第二新卒・キャリア)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

近年訪日外客数は年々増加しており、2015年は1973万人、2016年の統計は2403万にでした。
これらを受け政府は早くから目標を前倒しし、2020年までに4000万人と設定しました。
中でのアジアからの訪日数の大部分を占めており全体の8割で、中華圏だけで見ても全体の5割に及んでいます。
そして中華圏から訪日する観光客の行動は非常に早いスピードで変化しています。
大型バスできて爆買して帰るような観光スタイルは1~2年で徐々に収束してきました。
昨今、彼らたちはスマホを片手に情報を集め、家族連れや個人のフラッシュパッカーなどが街を観光する姿をよく見かけます。
中国は今、量から質の時代に急速に移り変わろうとしています。不動産業界にしても同じようなことが言えます。
都心部では以前のような大開発は無くなり、供給過多で売り残った物件をリノベーションしてハードとソフトを新しく再生する動きに変わっています。

COLORFULLは上海で活動している若手設計事務所です。
私達スタッフのほとんどは10年以上もの間中国で建築設計に携わってきました。
主に、商業施設、リノベーションオフィス、コワーキング等の設計を行っております。
近年の中国市場は、非常に競争が激しく以前のような状況ではありません。ただ、このような状況の中でも中国にしかない環境や刺激がやはりあります。
チャンスの多さやプロジェクトの規模、発展の速さは日本に勝るとも劣らないものがあるでしょう。

【ap job 更新】 成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ・長期アルバイト・オープンデスク・インターンを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

成瀬・猪熊建築設計事務所の、設計スタッフ・長期アルバイト・オープンデスク・インターン募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちの事務所では、シェアハウス・コワーキングスペース・コミュニティカフェ・イノベーションセンター・複合福祉施設・子育て支援施設・公共施設・観光施設・ホテル・アートプロジェクトなど、様々な領域で人々の新しい生活の場・活動の場をデザインしています。それは、こうした試みが、これからの社会に必要な公共や賑わいを生み出し、少しずつ社会を変えていける力があると信じているからです。
こうした設計では、運営と同時に設計が決まってゆくことが多く、プログラムや面積表といった設計条件にあたるものを、私たちの側から提案することが多くあります。スタッフ募集に際しても、こうした新しい取り組みに興味をもち、企画・設計に参加してくれる方を募集したいと思います。

「(仮称)大阪新美術館」の設計競技で、遠藤克彦の提案が最優秀案に

「(仮称)大阪新美術館」の設計競技で、遠藤克彦の提案が最優秀案に選ばれていて、その提案がPDFで公開されています。次点は、日建設計大阪オフィスでした。遠藤のプロフィールはこちらでみる事ができます

最優秀案
遠藤克彦建築研究所(PDF)

次点案
日建設計大阪オフィスの提案書(PDF)

その他の案
梓設計・RUR ARCHITECTURE DPC共同企業体(PDF)
株式会社 佐藤総合計画(PDF)
槇総合計画事務所(PDF)

 最優秀案は、シンプルで存在感のある外観や、黒い直方体を切り欠くように立体的に配置され自然光が降り注ぐデザイン性の高いパッサージュ空間が、新しい美術館の独自性につながるとともに、建物周囲に巡らされたデッキや、道路に面して配置されたカフェ・レストランが、まちの回遊性や賑わいの向上に貢献するとして高く評価されました。また、次点案については、敷地北側と南側の双方に広場を設けるなど、まちに開くことを強く意識している点が評価されました。(via city.osaka.lg.jp)

荒木信雄 / アーキタイプが会場構成を手掛けた「It’s a Sony展」の会場写真。会期は2/12まで。

荒木信雄 / アーキタイプのウェブサイトに、荒木が会場構成を手掛けた「It’s a Sony展」の会場写真が掲載されています

荒木信雄 / アーキタイプのウェブサイトに、荒木が会場構成を手掛けた「It’s a Sony展」の会場写真が20枚掲載されています。会期は2017年2月12日まで。
以下は展覧会公式の概要

ソニー創業70年、銀座 ソニービル開館50年を迎えて、ソニーが歩んできた歴史を振り返ると共に、2018年に誕生する銀座ソニーパークを見据えた多様なイベントプログラムを実施します。ソニーの過去・現在・未来を体感いただける特別展示です。

Part-1では、ソニービル竣工当時の柱や床、設計意図である「花びら構造」を体感できる空間に歴代のソニー商品やエンタテインメント (音楽、映画、ゲーム) の作品など時代時代で皆さんと共に歩んできたソニーとソニービルの歴史的展示物を一挙集結します。

谷尻誠+吉田愛 / SUPPOSE DESIGN OFFICEによる、愛知の「常滑の家」の写真 チッパーフィールド、ピアノ、MADなどの世界的に活躍する設計事務所の所内の様子を伝える写真

チッパーフィールド、ピアノ、MADなどの世界的に活躍する設計事務所の所内の様子を伝える写真がdesignboomに掲載されています

デイビッド・チッパーフィールド、レンゾ・ピアノ、MADアーキテクツなどの世界的に活躍する設計事務所の所内の様子を伝える写真が24枚、designboomに掲載されています。

ジャン・ヌーベルがデザインを手掛けた、ビニールフローリングの写真

ジャン・ヌーベルがデザインを手掛けた、ビニールフローリングの写真がdezeenに掲載されています

ジャン・ヌーベルがデザインを手掛けた、ビニールフローリングの写真が11枚、dezeenに掲載されています。スウェーデンの床材メーカー・ボロン社のためにデザインされたものだそうです。

田根剛に、作家の辻仁成が話を聞いているインタビュー 香取建築デザイン事務所による、埼玉の「パレスホテル大宮 2016」

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all photos©Ikunori Yamamoto

香取建築デザイン事務所による、埼玉の「パレスホテル大宮 2016」です。

パレスホテル大宮内のチャペルおよびブライダルラウンジのリノベーションです。
チャペルは、永年親しまれてきたテーマである「キャンドル」の魅力を引出しつつ共存出来る様な、温かく柔らかい光に包み込まれた空間を目指しました。継ぎ目の無い連続した表現の「光壁」にする為、素材は透過性の高いファブリックを採用しました。特殊な形状記憶加工を施した2枚のファブリックは、間接照明の光と共に幾重にも織り成すゆらぎや奥行感を創り出しています。厚みを持たせた天井のフォルムと柔らかい壁との対比は、重力から解放された様な独特の浮遊感を醸し出しています。
ブライダルラウンジは、一般的なラウンジとしての機能に加え、ブライダルシーンに求められるフォトジェニックな空間が求められました。ひと繋がりの空間に様々なシチュエーションを用意しながらも、各々が打ち消し合う事のない様に、適度な距離感を保ちつつ緩やかに仕切っています。「アートのような家具」や「背景となる設え」をベースに、和装・洋装のどちらにも調和する素材選択とデザインを心掛け、全体としての統一感を図っています。

中国のプリツカー賞受賞建築家・ワンシューの新しい作品集『Wang Shu and Amateur Architecture Studio』

中国のプリツカー賞受賞建築家・ワンシューの新しい作品集『Wang Shu and Amateur Architecture Studio』がamazonで予約受付中です

中国のプリツカー賞受賞建築家・ワンシューの新しい作品集『Wang Shu and Amateur Architecture Studio』がamazonで予約受付中です。出版社のサイトでは中身のプレビュー画像を13枚見ることができます

Wang Shu and Amateur Architecture Studio

堀部安嗣の新しい書籍『建築を気持ちで考える』

堀部安嗣の新しい書籍『建築を気持ちで考える』がamazonで発売されています

堀部安嗣の新しい書籍『建築を気持ちで考える』がamazonで発売されています。リンク先にプレビュー画像が3枚掲載されています。

時代の流行に流されず、独自の建築をつくり続ける堀部安嗣。
本書は堀部氏が建築をつくるうえで特に重要となった建築体験と、43作品の設計プロセスをもとに、
その時々にどんな気持ちで建築を考えたかをエッセイ形式で書き下ろしたもの。

さらに堀部氏ならではの視点で撮影された写真や手描きの水彩図面やスタディスケッチなどもふんだんに掲載。
作品集とは異なる形で建築家の魅力と思考に迫った1冊。

堀部安嗣 建築を気持ちで考える

大野力 / sinatoのウェブサイトがリニューアル 【ap job 更新】 ギングリッチ一級建築士事務所+ibda designが、設計スタッフを募集中

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Otaru Harbor Cafe/小樽港第3ふ頭水上カフェ計画

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

ギングリッチ一級建築士事務所+ibda designの、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

GINGRICH(ギングリッチ一級建築士事務所)は、業務拡大に付きフルタイム設計スタッフを募集します。日本国内はもとより、海外も含めた各地で大規模施設から内装設計、研究プロジェクトまで様々な建築活動を行っています。
代表をつとめる山雄和真は、CAtの小嶋一浩、赤松佳珠子のもとで長年チーフを務め、村野藤吾賞を初め数々の賞を受賞してきました。

私たちは、真の意味で世界に通じる新しい建築のあり方を常に模索しています。設立してまだ間もない事務所ですので、実務を通して、一緒になって社会に還元できる建築を考えてくれる仲間を募集しています。

2017年度より、ドバイを拠点とする設計事務所ibda design(http://ibdadesign.com/)と業務提携を結ぶとともに組織改変を行う予定です。中東と日本の2拠点で、アジア各国へ活動の場をさらに広げていきます。
大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナム・ホーチミンシティの「Thong邸」

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all photos©大木宏之

西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSが設計した、ベトナム・ホーチミンシティの「Thong邸」です。

ベトナム南部、ホーチミンシティ。北部の首都ハノイとは違いホーチミンには冬がなく、気温も年間を通じて25度~32度前後と安定している。強い日差しや雨季のスコールさえ凌げれば、半屋外でも十分に快適な生活ができる。そんなおおらかな安心感がこの街の魅力だ。

間口6m、奥行き15mほどで右隣に小さな緑地を臨む敷地、ここに6階建ての個人住宅を作る。地元政府から推奨された断面図は、1Fにリビングやダイニングなどの共用部を集め、2Fから上の階はただひたすら個室を積層する、というものだったが(ベトナムのタウンハウスの殆どがこの形式で造られている)、6層もあると昇り降りするだけでもなかなか大変なので、垂直方向に共用部を分散したほうが、生活に瑞々しさが生まれるのではないか、と考えた。また共用部には高さ6mほどの縦軸回転窓を設けて自然通風を取り入れる他、共用部と個室との境界面もルーバー間仕切り程度とし、家全体がゆるゆかに繋がっていくような住宅を目指した。

各所に植え込んだ南国特有の植物のほか、コンクリート床や木ルーバーに埋め込まれたパターンなど、ベトナムらしいディテールも追求している。

伊東忠太による、東京の「築地本願寺」が景観修繕で当時の姿によみがえるそう

伊東忠太による、東京の「築地本願寺」が景観修繕で当時の姿によみがえるそうです

伊東忠太による、東京の「築地本願寺」が景観修繕で当時の姿によみがえるそうです。建設通信新聞ブログが伝えています。

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