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隈研吾がデザイン監修する、名古屋の「碧海信用金庫御園支店」の画像

隈研吾がデザイン監修する、名古屋の「碧海信用金庫御園支店」の画像がプレスリリースで公開されています(PDF)

隈研吾がデザイン監修する、名古屋の「碧海信用金庫御園支店」の画像がプレスリリースで公開されています。

地域に密着した信用金庫にふさわしい、街と建築、人と人とのつながりの場を創造することを目指した。
立体的な庭「グリーンヴォイド」を媒介として、建築は街とつながり、建物の各スペースがひとつにつながる。この木と緑の吹き抜け空間が、地域と碧海信用金庫をつなぐ象徴となる。
グリーンヴォイドと建築は、軽やかな木組みスクリーンでやわらかく包まれ、街に木のぬくもりを与え、芝居街にふさわしい和の華やかな街並みを形成する。新しく再生する名古屋のシンボル御園座とも、木のスクリーンは響き合い、新しい名古屋の文化的中心となるだろう。インテリアにも木や和紙を使用することで、お客様にも働く人々にも、やさしい空間が提供されることになる。街に開かれた「グリーンヴォイド」を通じて、地域とともに成長していく、有機的な建築を目指した。

スタジオ・ムンバイが、インドの伝統工法も取り入れてデザインした家具シリーズの写真

スタジオ・ムンバイが、インドの伝統工法も取り入れてデザインした家具シリーズの写真がdesignboomに掲載されています

スタジオ・ムンバイが、インドの伝統工法も取り入れてデザインした家具シリーズの写真が16枚、designboomに掲載されています。

トラフ建築設計事務所による、東京・多摩のオフィス・食堂「マイプリントオフィス」の写真

トラフ建築設計事務所のウェブサイトに、東京・多摩のオフィス・食堂「マイプリントオフィス」の写真が掲載されています

トラフ建築設計事務所のウェブサイトに、東京・多摩のオフィス・食堂「マイプリントオフィス」の写真が10枚掲載されています。

年賀状やブライダルペーパーアイテムなどの印刷を手掛ける、マイプリント本社ビルの5階オフィスと4階社員食堂の内装計画。最上階の5階には、役員室、役員会議室を含む管理部門と営業本部機能が入る。建物周辺の緑あふれる環境を一望できる眺望を活かしながら、フロア全体が見渡せる解放感のあるオフィスと、社員が気持ちよく利用できる明るい社員食堂が求められた。

5階オフィスには半円形の役員会議室と、コアを挟んで反対側の執務スペースで構成される。執務スペース内に役員室と会議室を対角に配置してその間に、執務デスクを島状に配置する。個室は腰壁高の収納の上をガラススクリーンとし、視線を遮らないオープンなオフィスとした。ラワン合板の造作家具や、ライトグリーンの差し色が周囲の自然環境と呼応している。外部テラスにはウッドデッキを貼り、オフィス内の休憩スペースからパーゴラが延びて内外のつながりを生む。
4階社員食堂は、大樹の木陰を思わせる天井面のルーバーや木天板のテーブル、エントランス壁面の羽目板貼りなどナチュラルな素材を取り入れて、周辺環境との調和を目指した。昼食時の混雑に対応できる動線計画としながら、中央のテーブル席と窓側のカウンター席、落ち着いて利用できる小上がりのスペースも用意して、利用者が選択的に利用できるよう配慮している。

周辺環境を意識させる仕掛けを随所に取り込み、既存建物自体を外に開いていくような空間を目指した。

田根剛の共同主宰するパリの設計事務所DGT.による、「エストニア国立博物館」の写真

田根剛の共同主宰するパリの設計事務所DGT.による、「エストニア国立博物館」の写真がArchitizerに掲載されています

田根剛の共同主宰するパリの設計事務所DGT.が設計を手掛けた、「エストニア国立博物館」の写真が17枚、Architizerに掲載されています。コンペ勝利時より約10年越しで実現したプロジェクトです。

三分一博志が、自身の作品集『三分一博志 瀬戸内の建築』について語っている動画 手嶋保による「伊部の家」の設計図を特集した書籍『住宅設計詳細図集』

手嶋保による「伊部の家」の設計図を特集した書籍『住宅設計詳細図集』がamazonで発売されています

手嶋保による「伊部の家」の設計図を特集した書籍『住宅設計詳細図集』がamazonで発売されています。伊部の家の写真等は手嶋の公式サイトに掲載されています。

こだわりのディテールを徹底解説した、住宅設計図集!

施主の要望に真摯に向き合いながら、場所や素材、光の扱いにきめ細かい配慮をしつつ「空間の質」にこだわる。本書は、そのようにつくられた一軒の住宅「伊部の家」に照準を合わせ、設計する上でこだわりポイントを設計者の目線から徹底解説しています。
収録されているのは、平面・立面・断面・矩計などの基本図面から水廻り詳細、枠廻り詳細、家具詳細、建具表、構造図、設備図など「伊部の家」の全図面です。
実際の空間体験に近い図面表現を模索し、展開図と断面を重ね合わせた展開パースや“釘の位置”まで示すなどこだわりが随所に詰まっています。製本は、図面をストレスなく180度見開くことができるフルフラット製本を採用しました。

【本書の4つの強み】
1.一軒の住宅「伊部の家」の全図面をまるごと収録しました
2.実施設計図から部位別ディテール、枠廻り詳細まで網羅しています。詳細図は縮尺1/3や1/5、1/10などで掲載
3.それぞれの図面には、設計者目線で丁寧な解説を付しています
4.実際の空間体験に近い展開パースや、どう部材を留めているかがわかるように“釘の位置”まで示すなど、図面表現にとことんこだわっています

珠玉のディテール満載 住宅設計詳細図集
手嶋 保
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三分一博志の講演会「風、水、太陽」の動画 三分一博志が、ギャラリー間での自身の展覧会「風、水、太陽」を解説している動画 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京都港区の、図書室+菓子工房+撮影スタジオ「Hue 5F」

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all photos©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画が設計を手掛けた、東京都港区の、図書室+菓子工房+撮影スタジオ「Hue 5F」です。

キッチンスタジオHueの6/7階に続く5階の改修工事である。食器庫兼図書室として使われていた6階を食器庫として特化することになったため、図書室を5階に移動し、そこにケーキ屋さんを入れることになった。
「図書室にケーキ屋」という一見唐突な関係の間に、お互いの舞台裏のような結界を作り、そこを隠れ家的な個の場にすることで 、視覚的には通じているが、一見距離を感じられる緩衝スペースを設けた。
また、同時に「図書室と3つのキッチンスタジオ」というこれまた異質な関係を、◯△▢の三兄弟テーブルを作って関係付け、共に集まる場をデザインした。

ヘルツォーク&ド・ムーロンによるテートモダン新館の、イワン・バーンが撮影した写真

ヘルツォーク&ド・ムーロンによるテートモダン新館の、イワン・バーンが撮影した写真がarchdailyに掲載されています

ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計を手掛けた、ロンドンのテートモダン新館の、イワン・バーンが撮影した写真が8枚、archdailyに掲載されています。内部の写真が公開されるのはこれが初めてだと思います。新館の一般オープンは2016年6月17日になると以前に発表されていました。

隈研吾がディレクターを務め、三越日本橋本店が全館リモデルへ

隈研吾がディレクターを務め、三越日本橋本店が全館リモデルするそうです

隈研吾がディレクターを務め、三越日本橋本店が全館リモデルするそうです。リンク先に画像も掲載されています。昨年には、永山祐子・nendoの佐藤オオキが西武渋谷店のリニューアルを手掛けるなど、ファッション関連の施設に建築家が関わる事例がみられるようになっています。

403architecture[dajiba]が、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の出展作品「ヴェネチアの橋」の制作費と報告展の資金を、クラウドファウンディングで募集中

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403architecture[dajiba]が、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の出展作品「ヴェネチアの橋」の制作費と報告展の資金を、クラウドファウンディングで募集しています

403architecture[dajiba]が、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の出展作品「ヴェネチアの橋」の制作費と報告展の資金を、クラウドファウンディングで募集しています。出展作品は、通常廃棄されるヴェネチアン・グラスを加熱・再成形し作品の一部に使用するとのことです。報告展に関しては、彼らの活動拠点である浜松で開催予定だそうです。(※報告展「プレゼント・ブリッジ」は、403architecture [dajiba]が主催し、独自に開催するものです。)また、プロジェクトを支援する事で様々な特典が用意されています。

「ヴェネチアの橋」プロジェクトでは、美しく繊細なヴェネチアン・グラスが制作される際に生まれる「一級品以外のヴェネチアングラス」を地域資源として捉えています。
歴史・技術・産業といった文脈と深く結びついた、その地域だからこそ可能なプロジェクトの実現をめざしています。通常は処分される一級品以外のヴェネチアン・グラスですが、 改めて加熱・再成形することで色が混ざり合ったガラスができあがります。

また、この「ヴェネチアの橋」はヴェネチア・ビエンナーレ期間中、ジャルディーニ地区の日本館内で使用される、ベンチとしての機能を持っています。
幅36cm全長300cmとなるベンチを、ヴェネチアでは馴染みある「橋」という構造体と同じアーチ状とすることで、ヴェネチアングラスという通常は装飾品に使われる素材を用いて、わずか5cmという厚さで実現します。このアーチの上に6人程座ることが可能で、日本館に入った際に、見学者の方々をお出迎えするプロダクトとなる予定です。

若林秀典建築設計事務所による、滋賀の住宅「米原の家」

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all photos©笹倉洋平 / 笹の倉舎

若林秀典建築設計事務所が設計した、滋賀の住宅「米原の家」です。

敷地は滋賀県米原市、伊吹山麓に位置する自然豊かな集落にある。北側には生家でもある両親の住まいがあり、中庭を挟んで子世帯の住宅を新たに計画する。今もなお地域との繋がりが強いこの場所において、親から子へ受け継がれてゆく地域コミュニティを享受するためのパブリック性と家族のプライバシーを確保することの両立が求められた。

大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、神奈川県川崎市のマンションの一室の改装「J House」

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all photos©gottingham

大野友資 / DOMINO ARCHITECTSが設計を手掛けた、神奈川県川崎市のマンションの一室の改装「J House」です。

東京近郊、古くからのローカルな街並みと再開発が進むエリアとの境界線に位置するマンションの一室の改装。部屋は最上階にあり、南に向いたベランダからはヒッチコックの「裏窓」を少し上から俯瞰するような風景が広がる。

この家は若い夫婦と2歳になる子供が暮らす家として計画された。子供の成長に伴うライフスタイルの変化を考えると決して広い面積ではないため、角や回りこみ、ニッチなどを意図的に配置することで多様な居場所を作り、空間をより豊かに感じられるよう心がけた。

平面的には壁を一切たてず、収納やトイレが入った木の箱のようなボリュームを配置して空間を仕切ることで、すべての部屋がゆるく繋がる回遊的な空間を計画した。ボリュームの間には引き戸が設けられ、開閉することでフレキシブルに空間の流動性をコントロールできる。

浅利幸男 / ラブアーキテクチャーによる、東京・港区のテナントビル「フィオラ南青山」の写真

浅利幸男 / ラブアーキテクチャーによる、東京・港区のテナントビル「フィオラ南青山」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

浅利幸男 / ラブアーキテクチャーが設計を手掛けた、東京・港区のテナントビル「フィオラ南青山」の写真が24枚、japan-architects.comに掲載されています。

今津康夫 / ninkipen!による、大阪のヘアサロンのインテリアデザイン「SALONE CINQ」

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all photos©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪のヘアサロンのインテリアデザイン「SALONE CINQ」です。

20メートルの奥行を持つヘアサロンのインテリアデザインである。

まず、鏡を支持する木柱を、壁の両側に等ピッチに立て、規則的な連続性を生み出し、次に躯体のコンクリート柱を隠すようにオーガンジーの柔らかなドレープを千鳥に配することで新たなリズムを加え、断続と変化を与えた。
モザイクタイルを象嵌した床は、小さなドットが遠くに霞んで行く。

カットスペースは鏡を三面鏡とすることで、連続性の中にありながらパーソナルな空間とすることを目指した。
席に着くと静かに開かれてカットが始まり、自分だけの時間が流れていく。
スタイリストの一連の所作は、きめ細やかなもてなしとして訪れた人の心に残るだろう。

与えられた奥行きと新しい鏡の在り方を「てこ」にして、この場所でしか生まれない風景を目指した。

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