アンサンブル・スタジオが、アメリカ・モンタナ州の自然の中に作られる「ティペット・ライズ・アート・センター」のためのアートワークの模型をDIYで制作している動画です。
アンサンブル・スタジオはスペインを拠点とする設計事務所で、ダイナミックな素材の使い方で注目されています。(例1、例2) 「ティペット・ライズ・アート・センター」は、2016年のオープンを目指している施設で、見渡す限りの草原の中に、サイズの大きなアートワークが設置されるようです。ドイツ・ノイスのインゼルホムブロイッヒ美術館や、ジャッド作品などが設置されている、マーファのチナティ財団にも近いものを感じます。
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平瀬有人+平瀬祐子|yHa architectsのウェブサイトに、東京の集合住宅「KNH」の写真が掲載されています
平瀬有人+平瀬祐子|yHa architectsのウェブサイトに、東京の集合住宅「KNH」の写真が6枚掲載されています。
松島潤平の展覧会「PRISM@IC PRISMIC」が南青山のプリズミックギャラリーで開催されます
松島潤平の展覧会「PRISM@IC PRISMIC」が南青山のプリズミックギャラリーで開催されます。会期は、2015年12月4日~2016月1月22日。(会期中の休業日はリンク先を参照してください。) 2015年12月4日には、オープニングパーティも開催されます。
僕はこれまで10年に渡り、プリズミックギャラリーさんの「プリズミック」という言葉を、なにやらプリズム的なキラキラした状態の意味だと勘違いしていたのですが、よくよく調べたらそれは「プリズマティック」であって、プリズミックとは造語であることを今更ながら知りました。
それと同時に「プリズム」はもともと「角柱」を意味することも今更ながら知りました。そういえばギャラリーにも、示し合わせたかのようにドンと角柱が立っています。もういっそのこと、こいつをキラキラした角柱にして、「プリズマティックなプリズムのあるプリズミックギャラリー」として自分の誤解を本当のことにしてしまおうかと考えました。
最近、とあるご縁から京都は西陣の箔工芸作家、裕人礫翔さんとお知り合いになりました。伝統的な工芸の世界に身を置きながら、革新的な技術を取り入れて「本物を超える文化財複製」に取り組み続けていらっしゃる方です。彼の手による箔やフェイク・テクスチャを貼り付けて、市場価格的にはすごいことになる礼拝的価値を持った工芸品としての角柱ができあがります。
そのほか、建築のスケール違いである「偽物」としての模型、しかし実寸の水準においては「本物」としての存在感を持ったものたちを展示し、事実と嘘、本物と偽物、現実とフィクション、リアルとリアリティの間をたゆたう世界をつくります。
事の始まりは言葉遊びに過ぎませんが、幼い頃から夢想してきた、宮沢賢治氏の小説『銀河鉄道の夜』に描かれる「燐光の三角標」のイメージに重ねられるような、ただただ美しいものとなることも目指しています。ぜひご覧ください。
architectural review誌の、2015年新進建築家アワードのウィナーは、スーパーマシーン・スタジオの「10 Cal Tower」でした
architectural review誌の、2015年新進建築家アワードのウィナーは、スーパーマシーン・スタジオの「10 Cal Tower」でした。「10 Cal Tower」は、タイに建つ、階段が複合化したような展望台です。こちらで写真が多数見られます。また、「Highly Commended」には、中村拓志&NAP建築設計事務所の2作品が選ばれています。
昨年(2014年)のウィナーには、増田信吾+大坪克亘の「躯体の窓」が選ばれていました。
SANAAが、ハンガリーの、新しい国立ギャラリーの設計者に選ばれています
SANAAが、ハンガリーの、新しい国立ギャラリーの設計者に選ばれています。リンク先に提案の画像も掲載されています。2015年4月に国際コンペでSANAAとスノヘッタの2組が1等に選ばれていましたが、SANAAが正式に設計者に選定されたようです。また、この施設を含むマスタープランの中には、藤本壮介がコンペで勝利した「house of hungarian music」も含まれているとの事。
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
中山英之建築設計事務所の新規設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
新規設計スタッフ急募!
中山英之建築設計事務所では、新規の設計スタッフを募集しています。
国内外で進行中の建築やインテリアプロジェクトの設計担当者として、 設計・デザイン・コミュニケーション能力に長けた元気のある方を歓迎します。
※オープンデスクも随時募集しています。
(模型製作、プレゼンテーション補助等)
OMAが、イングランド・マンチェスターの、アート施設設計コンペに勝利しています
OMAが、イングランド・マンチェスターの、アート施設設計コンペに勝利しています。リンク先に勝利案の画像が3枚掲載されています。
なお、このコンペの最終候補には、ザハ・ハディド、ディーラー・スコフィディオ+レンフロらビッグネームも名を連ねていたそうです。
all photos©Jun Murata
村田純 / JAMが設計した、大阪の、既存建物のリノベーション「Diamant / Glass Art Gallery & Residence」です。
大阪市内の一画、大和川流域に程近い場所である。既存建物は連棟民家が立ち並ぶ住宅地の角地に位置する。1FがRC造、2・3Fが木造の建物のリノベーションである。ギャラリーオーナーである外国人のクライアントからは、以前よりも広い収蔵面積を持つ倉庫と小さなプライベート展示、そして来日時の宿泊・事務エリアが求められた。
Grasshopperによるアルゴリズミック・デザイン
ファサードのランダム・パターンは、ガラスブロックの透過率や規格、材料や施工にかかるコストなどの細かな条件をプログラミングし、アルゴリズミックな生成モデルによるスタディを重ねた上で決定されている。微妙な差異を持った幾つものイメージを提示し、クライアントにもデザイン選考の一端を担ってもらっている。最終的には、既存建物とサイディング模様の大きさに調和し、コストパフォーマンスに最も優れた案が採用されている。
大西麻貴+百田有希 / o+hによる、銀座のメゾンエルメスのウィンドウデザイン「建築のような、生き物のような」の写真です。2008年に同事務所が設計したインスタレーション「都市の中のけもの、屋根、山脈」との関連性がうかがえる作品です。
「建築のような、生き物のような」大西麻貴+百田有希/o+h@銀座メゾンエルメス。o+hスケッチの雰囲気で可愛らしい。 pic.twitter.com/dqInvUOu3o
— HASHIMOTO Masayoshi (@hasshi_masa) 2015, 11月 25
以下は公式の概要です。
今回のウィンドウディスプレイを手がけた建築家の大西麻貴と百田有希は、パーソナリティーのある建築、個性に満ち溢れた建築こそ、人々の記憶に強く残ると考えています。たとえば、フランス人建築家のル・コルビュジェがマルセイユに設計した巨大な集合住宅、ユニテ・ダビタシオンは二人にとって建築というよりも、まるで豊満な女性が今にも走り出そうとしているような、生命力に満ち溢れた存在として感じられるのです。
私たちは建築を動かないものだと思っていますが、もし建築が生き物のように街のなかを歩くと考えてみたならば、思わぬ想像が膨らみます。たとえば、眠る街をひそかに徘徊するビル。雲のようにふわふわと浮かぶ屋根。下町を威勢よく練り歩く神輿は文字通り神様のお家ですが、家が町中を動いて回るというだけで、町全体に素晴らしい祝祭性が生まれます。
ウィンドウディスプレイのなかにはそんな自由な想像が詰まっています。小さな建築のようでいて、生き物でもある何か。女性の肩越しに広がるランドスケープのようなかたちは、子供が遊ぶ空間を包み込む温かな屋根になっています。夜になったら銀座のビルの谷間をそぞろ歩くかもしれない、あいまいで自由気ままな小さな建築は、きっと街のいたるところに潜んでいるに違いありません。生命力に溢れる建築を探して、そぞろ歩きをしてみませんか。
建てたがらない建築士・いしまるあきこ のインタビュー動画です。BS朝日が制作したもの。
山下PMC・川原秀仁による、設計や建築について「ビジネス」という視点で学ぶことができる書籍『施設参謀』の中身をプレビューします。
『施設参謀』には「クライアントが建築を建てる際に何を求めているのか」「ビジネスという視点において建築が担う事ができる役割について」「設計業務の周辺でどのような配慮がなされるべきか」が、詳細な実例と共に分かりやすく記されています。ここでは、建築・設計に関わりの深いトピックスを抜粋してプレビューします。
第一回目のプレビューは「施設はイノベーションを生み出せるか」です。
また、現在、この書籍のプレゼントキャンペーンも開催されています。
all photos©Nacása& Partners
長坂常 / スキーマ建築計画による、インスタレーション「boingboing」です。
この作品は、2015年10月24日-11月3日の期間、「Kvadrat Japan ショールーム」にて公開されました。
本来立たせることを生業としている我々が、ファブリックを垂らさずに、かつ素材の透明感や繊細さを損なわずにどうやって立体にできるかを考えた。そのために、それ自体そんな硬くないが透明でしなやかな動きをする光ファイバーを編み込むことで、布をファイバーが支え、同時にファイバーを布がつなぎとめ、互いに支え合って面強度を上げ、それで輪っかを構成することで立体化させた。
テレビ東京・WBSの特集動画「トランクルームが大進化 そのワケは…」が公式サイトで公開されています
テレビ東京・WBSの特集動画「トランクルームが大進化 そのワケは…」が公式サイトで公開されています。
相模原市に住む石橋さんは、平日はワンルームの部屋で、寝て着替えをするだけ。しかし、休日はある場所で車いじりの趣味を楽しみます。そこは、業界大手ライゼが展開するメゾネットタイプのトランクルーム。長時間滞在しやすいようにトイレや24時間のセキュリティやネット接続サービスなども完備されています。今、人々がトランクルームに求めているのは、モノの保管+アルファ。千葉県松戸市の住宅街に今年できたトランクルームを借りた主婦の林さんも「今の住まいプラスもう1部屋」の感覚で使っているといいます。実は、トランクルームは、不動産ビジネスとしても注目されています。ワンフロア全部ではなく、細切れにして多くの顧客に貸すことで、借り手がつきにくい古い物件にも、新たな商機が生まれているといいます。急拡大するトランクルーム市場の今後の行方に注目が集まっています。
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
羽田設計事務所の中途・新卒スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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中途・新卒スタッフの募集
羽田設計事務所では建築設計並びに工事監理スタッフを募集しています。
羽田設計事務所は、山形と東京を拠点に活動している建築設計事務所です。公共・医療・教育・文化施設を中心とし、個人住宅から店舗など建築全般における企画、設計、監理を行っています。
社会と向き合い、私達の生活にとって本当に必要なものは何か、本当の美しさ、豊かさとは何かを常に問い続けがら、10年、20年後も大切にされ続ける空間、必要とされる建築を目指しています。
建築に情熱のある方、大歓迎です。
all photos©後藤周平建築設計事務所
後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」です。
アーキテクチャーフォトでは、過去に、同事務所の「小笠の浮き家」を特集記事として紹介しています。
採光条件に厳しい敷地条件の中で、家全体に採光を確保するために、建物を高さの異なる4つのボリュームに分割して構成し、屋根と外壁の段差部分から家の奥まで南からの採光を計画した。1階リビングでは南側2階のインナーバルコニー越しに採光が得られ、バルコニーのプランターで栽培する花や観葉植物が鑑賞できる。