architecture archive

トラフによる、西武池袋本店の屋上庭園「食と緑の空中庭園」の写真など

トラフのウェブサイトに、西武池袋本店の屋上庭園「食と緑の空中庭園」の写真などが掲載されています

トラフのウェブサイトに、西武池袋本店の屋上庭園「食と緑の空中庭園」の写真などが8枚掲載されています。

池袋駅に直結する西武池袋本店の屋上の改修計画。閑散としていた屋上を、都会にいながらも季節を感じることができる庭園とし、また様々なフードを提供する活気のある場所として生まれ変わらせる。
印象派の風景画をモチーフに、屋上全体を水面に見立てて青色のタイルを敷き詰め、水面に浮かぶ蓮の葉をイメージした円形のデッキによって屋上空間に居場所をつくりだす計画とした。デッキの上にはパラソルや円形の家具が置かれ、いくつもの円形が層状に重なってフラットな屋上に起伏をつくる。円形デッキは足元の間接照明によって浮かび上がり、夕暮れから夜にかけて色を変化させることで、パラソルの照明と共に夜間の演出を担う。また、屋上全体を緑化された壁面が覆い、池袋駅周辺の喧騒を和らげている。
その緑化壁面に取り込まれる形で10台のフードカートや、レストランが軒を連ね、様々な種類のフードが屋上空間に賑わいをもたらす。エリア中央には水盤テーブルがあり水辺の植物を感じながら食事や憩いの場として利用できるようになっている。
メインエントランスとなる9Fエレベータホールは、にぎやかな店内からアプローチする際のリセットのための場として、ニュートラルなモノトーンの空間とした。また、ロフト内のオンデマンドの出力サービスによる絵画を扱う店舗とグリーンショップとを合わせて改修した。

人の往来が激しい池袋において、屋上という、特権的で切り離された場所の心地よさと、慣習的な屋上ならではのエンターテイメント性とが同居する空間を目指した。

ピーター・ズントーの書籍『空気感(アトモスフェア)』の概要などが出版社のサイトに掲載

ピーター・ズントーの書籍『空気感(アトモスフェア)』の概要などが出版社のサイトに掲載されています

ピーター・ズントー(ペーター・ツムトア)の書籍『空気感(アトモスフェア)』の概要などが出版社のみすず書房のサイトに掲載されています。amazonでの予約も受付中。

「心に触れる建物を生み出したい」と語るスイスの名匠ツムトア。意を注いで検討する9+3の観点を、愛蔵の図版を示しながら明かす講演録。
[カラー図版33点収録]

〈この題目、「空気感―アトモスフェア―」という言葉は、私が長いあいだ関心を持ってきたひとつの問いに由来しています。私としては持ってしかるべき関心なのですが、それは、「すぐれた質の建築とはいったいなんだろうか」という問いです。……〉(本文より)

空気感(アトモスフェア)
ペーター・ツムトア 鈴木 仁子
4622078694

ぽむ企画の構成・本編イラストによる連載「発注者目線の仕事術」の9回目「改正品確法の施行で 重要さ増す基本設計」

ぽむ企画の構成・本編イラストによる連載「発注者目線の仕事術」の9回目「改正品確法の施行で 重要さ増す基本設計」が山下PMCのサイトに掲載されています

ぽむ企画の構成・本編イラストによる連載「発注者目線の仕事術」の9回目「改正品確法の施行で 重要さ増す基本設計」が山下PMCのサイトに掲載されています。

今年6月に施行された改正公共工事品確法は、建築設計の在り方に影響を与えそうだ。公共建築でも入札方式選択の自由度が広がり、施工者の早期事業参画が加速。設計事務所が果たす役割に見直しを迫る。

現状では慣習的に定められた設計図書を用意する感覚で業務を回すのが精いっぱい、という設計者も多いかとは思う。だが一部の設計事務所では、実施設計を効率化して、基本設計やプロジェクトのマネジメントに自社の強みを集約する動きも見られる。今後の流れを見据えると、実施設計図をいかに効率的に、かつ効果的に描くことができるか、という視点が必要となってくる。

もともと、基本設計図は発注者に、実施設計図は施工者にそれぞれ設計意図を伝えることが大きな目的だ。効率を上げるには、必要最小限の設計図書で、いかに設計意図を正確に伝えられるかが要点となる。

old book『スティーブン・ホール 1986-1996 El Croquis 78』 GENETOによる、京都の「八百忠本店改装計画」

yoc001
ファサード(昼)

yoc002
ファサード(夜) all photos©近藤泰岳

GENETOが設計した、京都の「八百忠本店改装計画」です。

敷地は京都と奈良の県境に位置しており、古くは両都市を往来する人々の宿場町として栄えていた。
創業は寛永年間(1624年〜1645年)と古く、旅人の宿泊施設、地域の催事等の拠点とし、現在では料亭として存続している。
長い歴史を刻み込んだ店舗はその時代ごとに手を加えられており、部分ごとの増改築を繰り返すうちに、全体を通しての建築的、空間的な統一感は失われていた。ただ単に、その時代に応じて作られたり壊されたりしてきた変化の形跡が残されている。

ヘルツォーク&ド・ムーロンが、自身の事務所の建築模型などのアーカイブやアートコレクションを外部の専門家に公開するプロジェクト「Kabinett」を発表

ヘルツォーク&ド・ムーロンが、自身の事務所の建築模型などのアーカイブやアートコレクションを外部の専門家に公開するプロジェクト「Kabinett」を発表したそうです

ヘルツォーク&ド・ムーロンが、自身の事務所の建築模型などのアーカイブやアートコレクションを外部の専門家に公開するプロジェクト「Kabinett」を発表したそうです。ヘルツォーク&ド・ムーロン事務所のアーカイブ等が専門家や研究者のリクエストに応じて閲覧ができるようになるそうです。リンク先に写真が4枚掲載。

隈研吾が、西武鉄道の観光電車の内外装のデザインを手掛ける事に 石上純也と長谷川豪が参加し、司会を長島明夫が務めるトークセッション「建築と歴史の現在」が法政大学で開催[2015/6/27]

石上純也と長谷川豪が参加し、司会を長島明夫が務めるトークセッション「建築と歴史の現在」が法政大学で開催されます

石上純也と長谷川豪が参加し、司会を長島明夫(建築と日常)が務めるトークセッション「建築と歴史の現在」が法政大学で開催されます。開催日は2015年6月27日。

2015年3月、期せずして同様のテーマを掲げた2冊の本──『長谷川豪 カンバセーションズ──ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史』と『建築と日常』No.3-4(特集:現在する歴史)が出版されました。出来上がりの姿形は異なるものの、いずれも現代における建築と歴史のあり方を問題にしています。
このイベントはそれら2冊の思考の流れを汲むものです。『カンバセーションズ』からはヨーロッパの建築家たちと歴史をめぐって対話を重ねた長谷川豪氏、『建築と日常』からは同誌編集発行者の長島のほか、国内外で活躍する石上純也氏が参加し、さらに会場には大江宏設計の法政大学55/58年館を使用します。大江宏もまた「現在する歴史」特集の重要人物の一人であり、法政大学55/58年館は、今「建築と歴史の現在」を考える場に相応しい建築です。多くの方々の参加によって、その歴史的な空間が生き生きと現在に現れてくることを期待しています。(長島明夫)

函館で独立した建築家・富樫雅行が、事務所兼住宅を購入しセルフリノベーションしていく過程をつづった「常盤坂の家の記録」

函館で独立した建築家・富樫雅行が、事務所兼住宅を購入しセルフリノベーションしていく過程をつづった「常盤坂の家の記録」が興味深いです

函館で独立した建築家・富樫雅行が、事務所兼住宅を購入しセルフリノベーションしていく過程をつづった「常盤坂の家の記録」が興味深いです。全51話で構成されていて、写真とテキストでそのプロセスを読む事が出来ます。

フォスター&パートナーズによる、フランス・マルゴーのワイナリー「Chateau Margaux Winery」の写真など

フォスター&パートナーズによる、フランス・マルゴーのワイナリー「Chateau Margaux Winery」の写真などがarchdailyに掲載されています

フォスター&パートナーズが設計した、フランス・マルゴーのワイナリー「Chateau Margaux Winery」の写真などが29枚、archdailyに掲載されています。

ダニエル・リべスキンドが計画している、ローマ郊外の、オフィスビル3棟の画像 ノンスケールによるロンドンのパビリオン「SKY PAVILION」の完成した写真

ノンスケールによるロンドンのパビリオン「SKY PAVILION」の完成した写真がdezeenに掲載されています

東京を拠点とする設計事務所ノンスケールによるロンドンのパビリオン「SKY PAVILION」の完成した写真が30枚、dezeenに掲載されています。アーキテクチャーフォトではこの提案がコンペで選ばれた際にもニュースとして紹介していました。

富樫雅行建築設計事務所による、北海道の住宅「WABI-YA」

0WABIYA-06

富樫雅行建築設計事務所が設計した、北海道の住宅「WABI-YA」です。

日本の道百選として知られる赤松街道。明治9年に明治天皇が七飯勧業課試験場に行幸されたのを記念し赤松並木となった。そんな赤松街道沿いも大規模開発により、その景観は近年少しづつ崩れつつある。侘び屋では、横手に見える横津岳の稜線に連なるよう細長い寄棟とし限りなく軒を深く低く抑えた。「マウンテンハット」と名付けたこの屋根は赤松街道の景観にスッと馴染むよう配慮している。

村野藤吾の建築模型約80個が展示される展覧会「村野藤吾の建築 -模型が語る豊饒な世界」が目黒区美術館で開催[2015/7/11-9/13]

村野藤吾の建築模型約80個が展示される展覧会「村野藤吾の建築 -模型が語る豊饒な世界」が目黒区美術館で開催されます

村野藤吾の建築模型約80個が展示される展覧会「村野藤吾の建築 -模型が語る豊饒な世界」が目黒区美術館で開催されます。会期は2015年7月11日~9月13日。

日本を代表する建築家の一人、村野藤吾(1891-1984)は、戦前戦後を通して幅広く多様な建築を数多く設計しました。村野は住まう人々、集う人々に対して建築はいかにあるべきか、向き合うべきかを常に考え、時代の流行に乗ることのない、ゆるぎない独自の理論を展開したと言えます。その姿勢から生まれた建築は、きめ細かい配慮による密度のあるディテールと豊かな素材感、そして有機的な優しさと品格を備えています。

改修工事を経て2003年に目黒区総合庁舎に生まれ変わった旧千代田生命本社ビル(1966年竣工)は、時代を超えた建築の魅力が50年近く経過した現在でも、いきいきと感じられます。移転から12年を迎える今年、来る7月11日より目黒区美術館で、約80個の村野藤吾の建築模型による「村野藤吾の建築 - 模型が語る豊饒な世界」展を開催いたします。近年、関心が高まる村野建築の再評価をさらに推し進め、村野建築の全体像について、メディアとしての「模型」を通して俯瞰していく事をねらいとしています。

谷尻誠・吉田愛のSUPPOSE DESIGN OFFICEの展覧会「MULTIPLE SCALE」が名古屋のギャラリーNで開催[2015/6/20-7/12]

谷尻誠・吉田愛のSUPPOSE DESIGN OFFICEの展覧会「MULTIPLE SCALE」が名古屋のギャラリーNで開催されます

谷尻誠・吉田愛のSUPPOSE DESIGN OFFICEの展覧会「MULTIPLE SCALE」が名古屋のflorist_gallery Nで開催されます。会期は2015年6月20日~7月12日。florist_gallery NもSUPPOSE DESIGN OFFICEが設計した建築です。

建築は都市の部分を考える事であり、インテリアは建築の部分、家具は部屋の部分、プロダクトは家具の部分を考える事ではないだろうか。つまりそれは常にモノの周辺にある環境を考える事でもある。大きな建築であっても、小さなプロダクトでも、その環境との関わりを丁寧に読み解きながら設計していくことで、関係性について考え、建築の魅力をスケールを横断しながら社会に伝えてたいと思っている。このエキシビジョンでは、これまでのプロジェクトとその考えの元となる概念、また新たに始動し始めたプロダクトを紹介。様々なプロジェクトを通し、領域を横断しながら成長しつづけるSuppose design office の思考について感じてもらえる場になることを願っている。

【SUPPOSE DESIGN OFFICE「MULTIPLE SCALE」】
2015.6.20 sat ー 7.12 sun
13:00-20:00(水曜・木曜は休廊)入場無料
6.27 sat 19:00 ギャラリートーク

[ap job 更新] ペーパレススタジオジャパン株式会社がBIMに関わる様々なスタッフ及び「就職に有利なBIMが無料で学べる」スクールの受講者を募集中

shin-job-468px

アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

ペーパレススタジオジャパン株式会社のBIMに関わる様々なスタッフ及び「就職に有利なBIMが無料で学べる」スクールの受講者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

当社は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)により、建築プロジェクトをマネジメントしています。BIM建築プロジェクトはここ数年急増中で、海外においてはグローバルスタンダードになりつつあります。しかし、BIM教育制度の整っていない日本ではBIMエンジニアが不足しております。BIM未経験者でも大歓迎です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。