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ピーター・ズントーの作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』が発売中

ピーター・ズントーの作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』がamazonで発売中です

ピーター・ズントー(ペーター・ツムトア)の作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』がamazonで発売中です。こちらの出版社のページには中身の画像が29枚掲載されています。洋書です。

ピーター・ズントー:建築物と建築プロジェクト 1986-2013年 全5巻

ピーター・ズントーは、言うまでもなく最も影響力のある偉大な現代建築家の一人です。すばらしく明快なビジョンと確固とした独自の哲学で仕事にあたり、その姿勢は同業者のみならず世界中から称賛を受けています。一度にあまり多くのプロジェクトを行わず、スタジオを大きくすることもなかったズントーの建築物は、その数こそ多くはありませんが、世界中で高い評価を獲得しています。聖ベネディクト教会(スイス)、テルメルバード・ヴァルス(スイス)、ブレゲンツ美術館(オーストリア)、聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館(ドイツ)などは、特に有名です。本コレクションは、1986年から2013年にわたり、数々の賞に輝いたズントーの全作品を全5巻に収めたものです。その中には、ブラザークラウス野外礼拝堂(ドイツ)や魔女裁判の犠牲者のための記念館(ノルウェー)などの、批評家のあいだでは高い評価を得ながら、一般にはあまり知られていない作品も収録されています。

本コレクションでは、実際に建てられなかったものも含めて、ズントーの約40近い建築プロジェクトを紹介しており、彼自身による解説はもとより、写真、スケッチ、製図、平面図などを見ることができます。そして1979年からはじまるズントー作品の全リストが巻末に掲載されています。豊富な図版と美しいレイアウトの本書は、ズントー作品とその哲学の格好の入門書であり、同時に、プロの建築家の書棚にも必須のコレクションとなるでしょう。

Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects
Thomas Durisch
3858817236

デイヴィッド・アジャイがハーバード大学GSDで行ったレクチャーの動画 岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」

岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」がartscapeに掲載されています

岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」がartscapeに掲載されています。

 2014年2月、写真集『ホーチミン・メガシティ(原題:TP. Hồ Chí Minh: MEGA City Photo Book)』★1が出版された。急速な経済発展と近代化を遂げつつあるベトナムは投資・観光・文化など各方面から注目を集めているが、その都市や建築の現在を描いた書物は驚くほど少ない。ドイツの研究者たちを中心として制作された『ホーチミン・メガシティ』は、600点を超える豊富な写真を通してベトナム最大の都市ホーチミン市の現状を生き生きと伝える極めて貴重なドキュメントである。

テレビ東京WBSの特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」

テレビ東京WBSの特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」が公開されています

テレビ東京WBS(ワールドビジネスサテライト)の特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」が公開されています。

「耐震改修促進法」が改正され、1981年以前の古い耐震基準で建てられた老舗旅館・ホテルなどの大規模施設に、来年末までの耐震診断が義務付けられました。結果は公表されるため、客商売の旅館・ホテル業界はいま対応に追われています。大分・別府温泉「おにやまホテル」では、耐震診断だけで800万円、耐震改修工事をすれば2億7千万円かかるといいます。しかし金融機関は、耐震工事は売り上げアップにつながらないとして、融資には厳しい姿勢です。こうしたなか、西伊豆・堂ヶ島温泉「小松ビューホテル」は閉館を決断しました。一方で、佐賀・嬉野温泉「和多屋別荘」の小原健史会長は、土地・建物を所有しない新しい旅館経営の在り方を模索しています。去年オープンさせた福岡の旅館「花水木」では、オーナー会社に建物・土地を所有してもらい、自らは賃料を支払って旅館運営に専念。耐震対策などはオーナー会社があたります。小原会長はこの仕組みを古い大型ホテルにも適用していきたいと考えています。

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄を特集[2014/4/6]

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄の特集です

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄の特集です。放送日は2014年4月6日。リンク先に予告動画が掲載されています。

中国巨大プロジェクトに挑む世界的建築家・安藤忠雄に密着

番組開始直後の1998年、2010年の「600回記念シリーズ」に続き、建築家・安藤忠雄に焦点を当てる。今回番組では、2010年の取材・放送のころにデザインを始めていた、中国の北京と上海を舞台とする壮大なプロジェクトのその後を追った。
古き良き伝統と新しさを融合させた「北京国子監ホテル(仮称)―Beijing Guozijian Hotel―」と、上海・経済特区の「上海保利劇場―Shanghai Poly Theater―」。2つの作品の完成に向けて現場の人間たちと“信頼関係”を築き、前進していく安藤の姿を追う。なかでも「今これほどの大きなスケールの仕事が出来る国は無い」と、安藤が語る中国という未知の世界で様々な困難に立ち向かい、信念を貫き続ける世界的建築家の姿に密着する。

京都国際会館をテーマにドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催[2014/4/27]

京都国際会館をテーマにドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催されます(PDF)

大谷幸夫が設計した京都国際会館をテーマに、ドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催されます。場所は、京都国際会館。開催日時は2014年4月27日。入場無料。申し込み不要先着200名。
また、同日にシンポジウムや、館内ツアーなども企画されています。

[ap job 更新] アネトス地域計画が設計スタッフ・CGスタッフを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

アネトス地域計画の設計スタッフ・CGスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

トラフによる舞台美術『小池博史ブリッジプロジェクト「銀河鉄道」』の写真

トラフのウェブサイトに舞台美術『小池博史ブリッジプロジェクト「銀河鉄道」』の写真が掲載されています

トラフのウェブサイトに舞台美術『小池博史ブリッジプロジェクト「銀河鉄道」』の写真が23枚掲載されています。

2009年に行われた「パンク・ドンキホーテ」に続き、演出家小池博史の公演「銀河鉄道」の舞台美術を手掛けた。生と死のあいだを標榜する、脆く儚い世界を演出するため、紙を使った舞台美術を求められた。

身体表現を追求する舞台において、背景としての舞台というより、パフォーマーの動きを拡張する道具としての可能性を見出したいと考えた。舞台後方には小道具を収めた“書棚”があり、シーンに応じてパフォーマーが道具を取り出して役回りをスイッチする。
たびたび現れる鉄道の車内を演出するために、ジャバラ式に折りたたまれる窓が舞台中央で昇降する。生物のようにふわふわと立ち上がる紙の立体物が、停車した別の惑星のシーンをつくり、舞台空間に変化を与えながら物語は進んでいく。後半には書棚自体も大きな船へと変化する。軽くて変形しやすい紙の物性に注目しながら、折ることで生まれる強度と伸縮性を生かして、パフォーマーのダイナミックな動きに取り込まれ、融合していく。

物語の最後には、大きな線路が現れ天と地を結び、生と死、現実界と非現実界の架け橋となる。

ペデビジャ・アーキテクツによるイタリア・ボルツァーノ・ロデンゴの19世紀の学校を改修した幼稚園「Kindergarten Rodeneck」の写真

ペデビジャ・アーキテクツのウェブサイトに、イタリア・ボルツァーノ・ロデンゴの19世紀の学校を改修した幼稚園「Kindergarten Rodeneck」の写真が掲載されています

ペデビジャ・アーキテクツのウェブサイトに、イタリア・ボルツァーノ・ロデンゴの19世紀の学校を改修した幼稚園「Kindergarten Rodeneck」の写真が12枚掲載されています

坂茂・マウントフジ・石上純也などの「富士山世界遺産センタープロポーザル」の提案書の画像

坂茂・マウントフジ・石上純也などの「富士山世界遺産センタープロポーザル」の提案書の画像が公開されています。このプロポーザルで最優秀者に選ばれたのは、坂茂です。

最優秀者
坂茂建築設計提案書(PDF)

優秀者
マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所提案書(PDF)

第一次審査通過者
伊東豊雄建築設計事務所提案書(PDF)
平田晃久建築設計事務所提案書(PDF)
安部良・松野勉設計共同体提案書(PDF)
石上純也建築設計事務所提案書(PDF)

第二次審査講評(PDF)

平田晃久が最優秀者に選ばれた「太田駅北口駅前文化交流施設設計プロポーザル」の提案書 丹下健三の香川県庁舎に、模型・資料を展示する常設ギャラリー「香川県庁舎建築ギャラリー」がオープン

丹下健三の香川県庁舎に、模型・資料を展示する常設ギャラリー「香川県庁舎建築ギャラリー」がオープンしています

丹下健三の香川県庁舎に、模型・資料を展示する常設ギャラリー「香川県庁舎建築ギャラリー」がオープンしています。

昨年実施した丹下健三生誕100周年プロジェクト「丹下健三 伝統創造 瀬戸内から世界へ展」この効果を継続的に生かし、県庁舎が持つアート県香川の交流拠点施設としての機能の充実を図るため、この度、同展覧会で制作した模型、収集した資料を利用し、県庁舎東館1階に 香川県庁舎建築ギャラリー を常設展示として整備し、平成26年3月27日(木曜日)8時半から一般公開いたします。
また、ギャラリーの整備に併せて、県庁舎見学者用に無償で配布するパンフレットを制作いたしましたので、お知らせいたします。

昨年夏、瀬戸内国祭芸術祭のプログラムとして実施しました丹下健三生誕100周年プロジェクトは、戦後の瀬戸内、香川における建築やアートの創造の歴史を中心に紹介し、県立ミュージアムで開催した 丹下健三 伝統と創造 瀬戸内から世界へ 展には15,000人を超える方に、県庁舎見学ツアーには1,500名を超える方にご来場いただきました。
同プロジェクトの開催以降、以前にも増して日本のモダニズムを代表する建築として県庁舎が注目されており、国内外から多くの方が見学にお越しになっています。この効果を継続的に生かし、県庁舎が持つアート県香川の交流拠点施設としての機能の充実を図るため、この度、同展覧会で制作した模型、収集した資料を利用し、県庁舎東館1階に 香川県庁舎建築ギャラリー を常設展示として整備し、平成26年3月27日(木曜日)8時半から一般公開いたします。
また、ギャラリーの整備に併せて、別添のとおり県庁舎見学者用に無償で配布するパンフレットを制作いたしましたので、お知らせいたします。

展示内容
1.近代建築の中の香川県庁舎 DOCOMOMO20への選定や、建築的な見所を紹介
2.県民に開かれた庁舎と芸術の総合を目指して戦後民主主義にふさわしい「県民に開かれた庁舎」というコンセプトと、建築における「芸術の総合」を目指した、丹下建築の代表作としての実現までの歩みや、関連資料を紹介
・香川県庁舎模型
・香川県庁舎設計図(複製) ・家具図(複製)
・丹下健三書簡(複製) ・関係者、建設時写真 等

ザハ・ハディドがマカオの再開発「city of dreams」の一部として設計している高層ホテルの動画 ホセ・パオロ・ルーレイロによるポルトガル・モンサンの住宅「Two Houses in Monção」の写真

ホセ・パオロ・ルーレイロによるポルトガル・モンサンの住宅「Two Houses in Monção」の写真がarchdailyに掲載されています

ホセ・パオロ・ルーレイロが設計したポルトガル・モンサンの住宅「Two Houses in Monção」の写真と図面が32枚、archdailyに掲載されています。

ザハ・ハディドがファッションメーカー「viviona」のために水着をデザイン and-re・アーキテクチャーによるポルトガル・ペニャフィエルのホテル「white wolf hotel」の写真

and-re・アーキテクチャーによるポルトガル・ペニャフィエルのホテル「white wolf hotel」の写真がdesignboomに掲載されています

and-re・アーキテクチャーが設計したポルトガル・ペニャフィエルのホテル「white wolf hotel」の写真などが19枚、designboomに掲載されています。

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