architecture archive

b-r-a-n-dとBaubüro In Situによるスイス・バーゼルの施設「Werkraum Warteck pp」に増築された新しい外部階段の動画 ラムザー・シュミッドによるスイス・ツークのパヴィリオンの写真 ダニエル・リベスキンドがチェコのメーカー・ラスヴィットのためにデザインしたシャンデリアの写真

ダニエル・リベスキンドがチェコのメーカー・ラスヴィットのためにデザインしたシャンデリアの写真がdezeenに掲載されています

ダニエル・リベスキンドがチェコのメーカー・ラスヴィットのためにデザインしたシャンデリアの写真が8枚、dezeenに掲載されています。

中平勝 / NAKAHIRA ARCHITECTSによる三重の店舗付き住宅「玉吉餅店」の写真 畑友洋による大阪・吹田の住宅「ATLAS HOUSE」の写真

畑友洋のサイトに大阪・吹田の住宅「ATLAS HOUSE」の写真が掲載されています

畑友洋のサイトに大阪・吹田の住宅「ATLAS HOUSE」の写真が23枚掲載されています。designboomのページには図面も掲載されています。

古来より、日本の住まいには特別な意味を持った建築言語が用いられてきた。例えば床の間は、物を飾る機能を超え、その存在によって上座、下座と形容される目に見えないプランニングを浮かび上がらせる。その中でも大黒柱の持つ意味は興味深く、通常構造的機能を超え、一家の主人を表す比喩となるように、時に土間と座敷の境界を表し、時に家の中心を象徴し、その周りに方位を合わせ、見えないプランニングを浮かび上がらせる。 この建築は、3本の大黒柱によって立ち上がる。大黒柱は「空」に満ち、荷重を支えるものではなく、天空に繋がる「虚の大黒柱」であり、言わば天空を支えるアトラースである。「虚の大黒柱」を拠り所とし、住居及び診療所諸室の区分や配置は、その力のままに、それらを取り巻くように周囲にプランニングされていく。大黒柱が浮かび上がらせる見えないプランニングをなぞるように。

BIGがアメリカ国立建築博物館内に巨大迷路のようなインスタレーションを計画 谷口吉生の意匠統括で、銀座・松坂屋跡に複合ビルが建設 隈研吾による「東京大学大学院 情報学環 ダイワユビキタス学術研究館」の画像

隈研吾のサイトに「東京大学大学院 情報学環 ダイワユビキタス学術研究館」の画像が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに「東京大学大学院 情報学環 ダイワユビキタス学術研究館」の画像が5枚掲載されています。

 東京大学には赤門、正門、弥生門、池之端門などのゲートがあるが、本郷三丁目に最も近く利便性の高い春日門の存在はあまり知られていない。その春日門の脇にたつ情報学環のための、新しい研究、教育、情報発信を目的とする建築物である。
 建築物自体をゲートとして、すなわち都市と大学とを接合する孔として計画した。東側壁面では、木製のパネルで陰影に富んだヒダ状のファサードを構成し、キャンパスへの新しい、やわらかいトンネル状のゲートを創造する。
 また西側の旧前田家の日本庭園に対しても、大きな孔をあけ、キャンパスと庭園との間に新しい関係性を創造する。日本庭園側ファサードには、左官職人挟土秀平による、「透明な土壁」のスクリーンを配して、庭園と建築との間をやわらかくつなぐ。スチールメッシュの上に土を吹き付けることで、「透明な土壁」が作られる。
 地下には建築、土木、都市計画などの超領域的なデジタルアーカイブ「ユビキタス空間物アーカイブ・ギャラリー」が収められ、インフォメーションテクノロジーとリアルな空間デザインとの新しい接点が生まれる。

隈研吾によるイタリア・ ロヴェレートの複合施設「プロジェット・マニファットゥーラ」の画像

隈研吾のサイトにイタリア・ ロヴェレートの複合施設「プロジェット・マニファットゥーラ」の画像が掲載されています

隈研吾のウェブサイトにイタリア・ ロヴェレートの複合施設「プロジェット・マニファットゥーラ」の画像が12枚掲載されています。

新しいwork style にふさわしいwork space をわれわれはまだ見つけ出していない。
 そもそもオフィスというビルディングタイプは、邸宅の中の、机の置かれた小部屋からスタートした。住宅というものが、あらゆる建築の基本単位として存在し、その中の小さな執務空間から、オフィスはスタートしたのである。
 20世紀に、オフィスは住宅から脱出し、都市を構成する基本単位となった。都市の中に、オフィスビルという名の大きなハコを作り、その中に人間を押し込め、効率よくデスクワークをさせることが、20世紀の繁栄を築いた。人間は養鶏場の中に押し込められたといってもいい。この養鶏場の原型を提出した建築家は、ミース・ファンデル・ローエである。彼は美しいガラス貼りのオフィスビルをデザインしたが、養鶏場であることにかわりはない。
 われわれは今、ハコから脱け出した仕事をしたいと、強く望んでいる。それができる新しいコミュニケーションツールを手に入れることができたからであり、またいつまでもハコの中にいたら、精神、身体が壊れてしまい、また、この地球自体も壊れてしまうことに気づいたからである。
 しかし、ハコを出たあとで、どんな空間で働き、生活したらいいかの答えはまだ出ていない。このロベレートのプロジェクトは、ハコを出た後の生活の、ひとつのモデルを世界の人々に見せることになるであろう。ここでは歴史(マニュアクチューラ)と、最も新しいテクノロジーが同居し、ハコが解体されて、緑と人間とが同居するのである。これをもはや建築と呼ぶ必要はないのかもしれない。ここにはただ、人間がいて、人間が時間と、そして自然と会話をはじめるのである。

[ap job 更新] SALHAUSが設計スタッフ(正社員)を募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

SALHAUSの設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ピーター・ズントーの作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』が発売中

ピーター・ズントーの作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』がamazonで発売中です

ピーター・ズントー(ペーター・ツムトア)の作品集『Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects』がamazonで発売中です。こちらの出版社のページには中身の画像が29枚掲載されています。洋書です。

ピーター・ズントー:建築物と建築プロジェクト 1986-2013年 全5巻

ピーター・ズントーは、言うまでもなく最も影響力のある偉大な現代建築家の一人です。すばらしく明快なビジョンと確固とした独自の哲学で仕事にあたり、その姿勢は同業者のみならず世界中から称賛を受けています。一度にあまり多くのプロジェクトを行わず、スタジオを大きくすることもなかったズントーの建築物は、その数こそ多くはありませんが、世界中で高い評価を獲得しています。聖ベネディクト教会(スイス)、テルメルバード・ヴァルス(スイス)、ブレゲンツ美術館(オーストリア)、聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館(ドイツ)などは、特に有名です。本コレクションは、1986年から2013年にわたり、数々の賞に輝いたズントーの全作品を全5巻に収めたものです。その中には、ブラザークラウス野外礼拝堂(ドイツ)や魔女裁判の犠牲者のための記念館(ノルウェー)などの、批評家のあいだでは高い評価を得ながら、一般にはあまり知られていない作品も収録されています。

本コレクションでは、実際に建てられなかったものも含めて、ズントーの約40近い建築プロジェクトを紹介しており、彼自身による解説はもとより、写真、スケッチ、製図、平面図などを見ることができます。そして1979年からはじまるズントー作品の全リストが巻末に掲載されています。豊富な図版と美しいレイアウトの本書は、ズントー作品とその哲学の格好の入門書であり、同時に、プロの建築家の書棚にも必須のコレクションとなるでしょう。

Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects
Thomas Durisch
3858817236

デイヴィッド・アジャイがハーバード大学GSDで行ったレクチャーの動画 岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」

岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」がartscapeに掲載されています

岩元真明によるレビュー「ベトナム大都市の現在──写真集『ホーチミン・メガシティ』」がartscapeに掲載されています。

 2014年2月、写真集『ホーチミン・メガシティ(原題:TP. Hồ Chí Minh: MEGA City Photo Book)』★1が出版された。急速な経済発展と近代化を遂げつつあるベトナムは投資・観光・文化など各方面から注目を集めているが、その都市や建築の現在を描いた書物は驚くほど少ない。ドイツの研究者たちを中心として制作された『ホーチミン・メガシティ』は、600点を超える豊富な写真を通してベトナム最大の都市ホーチミン市の現状を生き生きと伝える極めて貴重なドキュメントである。

テレビ東京WBSの特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」

テレビ東京WBSの特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」が公開されています

テレビ東京WBS(ワールドビジネスサテライト)の特集動画「“耐震化”で揺れる老舗の宿」が公開されています。

「耐震改修促進法」が改正され、1981年以前の古い耐震基準で建てられた老舗旅館・ホテルなどの大規模施設に、来年末までの耐震診断が義務付けられました。結果は公表されるため、客商売の旅館・ホテル業界はいま対応に追われています。大分・別府温泉「おにやまホテル」では、耐震診断だけで800万円、耐震改修工事をすれば2億7千万円かかるといいます。しかし金融機関は、耐震工事は売り上げアップにつながらないとして、融資には厳しい姿勢です。こうしたなか、西伊豆・堂ヶ島温泉「小松ビューホテル」は閉館を決断しました。一方で、佐賀・嬉野温泉「和多屋別荘」の小原健史会長は、土地・建物を所有しない新しい旅館経営の在り方を模索しています。去年オープンさせた福岡の旅館「花水木」では、オーナー会社に建物・土地を所有してもらい、自らは賃料を支払って旅館運営に専念。耐震対策などはオーナー会社があたります。小原会長はこの仕組みを古い大型ホテルにも適用していきたいと考えています。

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄を特集[2014/4/6]

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄の特集です

次回のテレビ番組・情熱大陸は、安藤忠雄の特集です。放送日は2014年4月6日。リンク先に予告動画が掲載されています。

中国巨大プロジェクトに挑む世界的建築家・安藤忠雄に密着

番組開始直後の1998年、2010年の「600回記念シリーズ」に続き、建築家・安藤忠雄に焦点を当てる。今回番組では、2010年の取材・放送のころにデザインを始めていた、中国の北京と上海を舞台とする壮大なプロジェクトのその後を追った。
古き良き伝統と新しさを融合させた「北京国子監ホテル(仮称)―Beijing Guozijian Hotel―」と、上海・経済特区の「上海保利劇場―Shanghai Poly Theater―」。2つの作品の完成に向けて現場の人間たちと“信頼関係”を築き、前進していく安藤の姿を追う。なかでも「今これほどの大きなスケールの仕事が出来る国は無い」と、安藤が語る中国という未知の世界で様々な困難に立ち向かい、信念を貫き続ける世界的建築家の姿に密着する。

京都国際会館をテーマにドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催[2014/4/27]

京都国際会館をテーマにドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催されます(PDF)

大谷幸夫が設計した京都国際会館をテーマに、ドイツ人監督が制作したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて」の上映会が開催されます。場所は、京都国際会館。開催日時は2014年4月27日。入場無料。申し込み不要先着200名。
また、同日にシンポジウムや、館内ツアーなども企画されています。

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