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長坂常 / スキーマ建築計画が、東京都現代美術館のリニューアルにあたりサイン什器のデザインを担当したとのことです。
目の前に広がる木場公園。その続きのように普段使いをしてもらえる美術館をコンセプトにパブリックスペースを整備しました。各施設やカフェ&ラウンジ、美術図書室などを隅々まで楽しんでいただけるよう、サインと一体的にデザインされた什器を設置し、まちに開かれた美術館を目指します。
サイン什器設計:建築家 長坂常(スキーマ建築計画)
サイン計画:アートディレクター 色部義昭
(株式会社日本デザインセンター色部デザイン研究所)
長坂もfacebook上でこのプロジェクトについてコメントしています。
SHARE nendoによる日本美術をテーマにした展覧会「左脳と右脳でたのしむ日本の美」がサントリー美術館で開催
- 日程
- 2019年4月27日(土)–6月2日(日)
nendoによる日本美術をテーマにした展覧会「nendo × Suntory Museum of Art information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」がサントリー美術館で開催されます。会期は2019年4月27日~6月2日。
人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをします。作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。本展は、デザインオフィス nendo代表・佐藤オオキさんが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。さて、あなたは理論派?それとも直感派?
OMAが改修を手掛けた、中国・北京の「ウレンス現代美術センター(Ullens Center for Contemporary Art)」の写真などが8枚、architects newspaperに掲載されています。
西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体がプロポで選定され設計を進めていた、青森の八戸市新美術館の実施設計概要版が公開されています。2017年3月にプロポの結果が公開されました。こちらでファイナリストの提案も閲覧できます。10+1websiteには、設計者の西澤と浅子にコンセプトを聞いた記事(2017年7月公開)があるので併せてどうぞ。
八戸市新美術館の実施設計業務が完了しましたので、その概要をお知らせいたします。(via city.hachinohe.aomori.jp)
建築写真家・山岸剛による写真集『Tohoku Lost, Left, Found – Takeshi Yamagishi』がamazonで予約受付中です。発売は2019年2月28日を予定。
建築写真家・山岸剛による初の写真集! 2011年東日本大震災を契機に7年にわたり、東北を中心に撮影を続けてきた山岸氏。デジタルではなく4×5(シノゴ)版フィルムによって撮影した約200点もの写真を、鮮やかな肌理と圧倒的な解像度をもってA4見開きサイズで展開。 建築界で注目を浴びる写真家・山岸剛の、「建築写真」の新たなる地平を切り開く渾身の写真集。
SHARE ターナー賞の受賞などで注目されるアッセンブルが、日本の資生堂ギャラリーでワークショップを開催
- 日程
- 2019年1月16日(水)–3月17日(日)
ターナー賞の受賞などで注目されるアッセンブルが、日本の資生堂ギャラリーでワークショップを開催するそうです。会期は2019年1月16日~3月17日。
資生堂ギャラリーでは、2018年10月19日(金)より開催中の「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」展の2nd(第2弾)として、2019年1月16日(水)~3月17日(日)まで、「アートが日常を変える 福原信三の美学 Granby Workshop : The Rules of Production Shinzo Fukuhara/ASSEMBLE, THE EUGENE Studio Ⅱ」を開催します。
本展の1st(第1弾)では、THE EUGENE Studioの参加により、資生堂の初代社長である福原信三が企業の経営、あるいは写真家としての活動領域を超えて、社会創造的な活動に積極的に関わりつつ、彼が重視した出会いやさまざまな新しい価値観を現代に提示するスペース/プラットフォームをギャラリーの中に創りました。第2弾となる本展では、アート、デザイン、建築の領域で今日の社会創造的な活動と芸術の新しいあり様を提示するイギリスの建築家集団、ASSEMBLE(アッセンブル)のメンバーが来日し、彼らがイギリスのリバプールで地域住民と協同して実践しているグランビー・ワークショップ※を資生堂ギャラリーの中で展開します。
福原信三は、資生堂の中でアートやデザインを重視する経営を行うことにより、商品が顧客に届けられ、日々の生活で使用されるまでのすべての過程を美しく統一することを目指すと同時に、当時は未だ新しい芸術ジャンルであった写真の普及を通じて、アートによって人々が日常に美しさを取り込むことを世に伝えようとしました。本展への参加においてASSEMBLEは、社会、日常の中にある美や創造性を追求した福原信三の美学的な考えに共感を示し、「アートが日常を変える」というテーマを掲げます。
ASSEMBLEは、資生堂ギャラリーでグランビー・ワークショップを行うにあたり、日本の工芸品が日常に美しさを取り込む要素として、生活とともにあることに注目します。彼らはそうした関心のもとに日本の陶芸に対するリサーチを行い、土が陶器にもたらす個性に着目します。それは、彼らが日本の陶芸家との出会いから見出した、土はその土地の長い年月の中で生成されるものであり、それぞれの土がもつ特性との向き合い方が陶器がもつ個性にもつながるという発想です。本展においてASSEMBLEは、こうした日本の伝統的な陶芸のプロセスを彼らのグランビー・ワークショップの中に取り込み、日本の土(益子)を丹念に研究し、スリップキャスティング(鋳込み成形)という現代的な方法で日常づかいの陶器を制作します。こうしたASSEMBLEのワークショップにおける日本の陶芸の融合には、実は資生堂ギャラリーともつながる歴史的ストーリーが埋め込まれています。それは、日本の陶芸家、濱田庄司とイギリスの陶芸家、バーナード・リーチによる1世紀前のコラボレーションです。柳宗悦や富本憲吉らとともに民芸運動に関わった濱田庄司は、1920年にバーナード・リーチの帰国にともないイギリスに移り、コーンウォール州セント・アイヴスに日本の伝統的な登り窯を築窯し共に活動します(濱田庄司は、帰国後に栃木県益子町で作陶を開始)。また同時期に資生堂ギャラリーでは、福原信三と交友のあったバーナード・リーチの紹介により、陶芸家、富本憲吉の個展が実現し、その後、富本は資生堂の購買顧客向けの記念品として陶芸作品を制作するなど資生堂との協力関係が続いていきます。
本展でASSEMBLEは、このような1世紀前のストーリーにヒントを得て、資生堂ギャラリー内のワークショップで制作された陶器を現代の日本の陶芸作家とのコラボレーションによって窯焼きし完成させます。時空を超えた出会いとコラボレーションにより実現する日本でのワークショップが、ASSEMBLEによる今日の社会価値創造を促す活動と魅力を紹介する貴重な機会となれば幸いです。
※リバプールのクランビー・フォー・ストリーツの人々とASSEMBLEが都市再生に取り組む長期的なヒューマンスケールの協力関係は、地域が直面する都市空間の荒廃という社会的課題に芸術的な側面からアプローチしてそこに住む人々の日々の生活を美しく活性化していく新たなモデルを示してくれます。その活動が評価され、2015年にイギリスの現代美術のアーティストに授与される権威ある「ターナー賞」を受賞しました。
ファッションブランドのJ.W.アンダーソンが、アーティストのギルバート&ジョージとコラボしたアイテムの写真が5枚、dezeenに掲載されています。
アーティストのオラファー・エリアソンと建築家のゼバスティアン・べーマン(Sebastian Behmann)主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像が公開されています。「projects」→「Ilulissat Icefjord Park, Greenland」の順にクリックしていくと画像が8枚見られます。この提案は、設計コンペの最終候補に残っていいました。コンペで設計者に選ばれたのはドルテ・マンドルップでした(画像も掲載されています)。
オラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真がdezeenに掲載されています
アーティストのオラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真が7枚、dezeenに掲載されています。2016年11月にはパリでこのインスタレーションが行われていました。
以下は、グリーンランドで氷の塊を採取する様子の動画。
『建築と日常』も手掛ける編集者の長島明夫による、東京都写真美術館での展示「建築×写真 ここのみに在る光」のレビューが、長島のブログに掲載されています。
展覧会の公式の概要は以下です。
現存する最も古い写真は1827年頃にジョセフ・ニセフォール・ニエプスによって撮影された、窓から見える「たてもの」の一角でした。写真と建築の関係は写真の黎明期の時代から密接にかかわっています。初期の写真技術では人や動物といった動くものは、撮影することが難しかったために、動かない建築は格好の被写体となったのです。また19世紀末は都市開発が進み、街の変貌が著しい時期でした。過去の建築や出来たばかりの建築を記録するために、写真という新しい技術が盛んに使用されました。そして現在にいたるまで、多くの建築が撮影されています。
本展では東京都写真美術館のコレクションを中心として、さまざまな建築を捉えた写真を展示します。写真が発明された頃からどのような建築が写されてきたのか、そして現代の写真家がどのように建築を捉えてきたのかを紹介します。その中には、今ではすでに存在しないものや、実際に見ることが困難なものも少なくありません。写真家が建築を撮るときに感じた光を追体験していただけることでしょう。
アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像が9枚、archdailyに掲載されています。オーギュスタン美術館は元修道院を改修した美術館です。公式サイトはこちら。
Diorのショーの中心に配置された、近未来的なロボットをデザインした空山基へのインタビューと、メイキングの様子を収録した動画です。ショーは東京のテレコムセンターで行われました。また、この中心に据えられた高さ11mのロボットの兆候の台座を、構造家の金田泰裕が設計したとの事。(金田は、403dajibaなどのアトリエ系建築家の構造を多数手がけていることでも知られています。)
以下は、ショーの動画です。
伊東豊雄が、スペインのエルミタージュ美術館バルセロナの設計コンペに勝利したとのことです。リンク先の現地のニュースサイトに画像が1枚掲載されています。新しく開設された美術館のサイトでも異なる画像を1枚見ることができます。
ヴォルフガング・ティルマンスが、イギリスのオペラ・カンパニーのイングリッシュ・ナショナル・オペラとコラボした舞台美術の写真が16枚、theguardianに掲載されています。ティルマンスの写真が大胆に舞台の中で使用されています。ティルマンスの公式サイトにも写真があります。
写真家のヴォルフガング・ティルマンスの、AAスクールで2018年10月に行われたマルコ・ミロバノビッチ(Marko Milovanovic)との対話の動画です。