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伊東豊雄と平田晃久が対談しているテレビ番組の動画。2024年9月に公開されたもの

伊東豊雄平田晃久が対談しているテレビ番組の動画です。2024年9月に公開されたもの。上に掲載したものは、第1回として放送されたものです。

第2回目と第3回目の動画も以下に掲載します。※第4回目の動画を追記しました(2024/9/29)

SANAAの妹島和世と西沢立衛が、自身が設計を手掛けた“グラングリーン大阪の大屋根”について解説している動画。建築の様子も収録。2024年9月に公開されたもの

SANAAの妹島和世と西沢立衛が、自身が設計を手掛けた“グラングリーン大阪の大屋根”について解説している動画です。。建築の様子も収録されています。2024年9月に公開されたもの。グラングリーン大阪は、JR大阪駅前で進む大規模開発です。

坂茂へのインタビュー動画。高松宮殿下記念世界文化賞の受賞を記念して2024年9月に公式で公開されたもの スキーマ建築計画の長坂常とBlue Bottle Coffee Japan代表の伊藤諒による対談「カフェの内と外、バリスタとゲストの距離 そんな境界線を超えていく建築」の内容。2023年8月に行われたもの

スキーマ建築計画の長坂常とBlue Bottle Coffee Japan代表の伊藤諒による対談「カフェの内と外、バリスタとゲストの距離 そんな境界線を超えていく建築」が公開されています。スキーマが手掛けたブルーボトルコーヒーのプロジェクトの背景について色々と語られています。「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」の開店に合わせて2023年8月に行われたもの。

妹島和世・金田充弘・家成俊勝・藤村龍至が登壇したシンポジウム「葛西臨海水族園における建築の可能性」の動画。今後の保存と利用の仕方をテーマに2024年8月に行われたもの

妹島和世・金田充弘・家成俊勝藤村龍至が登壇したシンポジウム「葛西臨海水族園における建築の可能性」の動画です。谷口吉生が設計した建築の今後の保存と利用の仕方をテーマに2024年8月3日に行われたもの。

土浦亀城邸が、東京・南青山のポーラ青山ビルディングの敷地内に移築され一般公開へ。月2回の公開で、2024年9月2日から予約受付を開始

土浦亀城邸が、東京・南青山のポーラ青山ビルディングの敷地内に移築され一般公開へ。月2回の公開で、2024年9月2日11時10時から予約受付を開始するそうです(※2024/7/30 時間を訂正しました)。こちらのウェブサイトに移築前の土浦亀城邸の写真と藤森照信が執筆したテキストが掲載されています。

坂茂が代表を務めるボランタリー・アーキテクツ・ネットワークによる、石川・珠洲市での仮設住宅建設の様子を伝える動画

坂茂が代表を務めるボランタリー・アーキテクツ・ネットワークが行っている、石川・珠洲市での仮設住宅建設の様子を伝える動画です。能登半島地震の被災者支援の一環として行われているものです。

芥川賞受賞作品『東京都同情塔』著者の九段理江に、日建設計の山梨知彦が話を聞いているインタビュー。同小説は女性建築家が主人公で、ザハ・ハディドの新国立競技場が建った東京が舞台

芥川賞受賞作品『東京都同情塔』著者の九段理江に、日建設計の山梨知彦が話を聞いているインタビューが、建築討論に掲載されています。同小説は女性建築家が主人公で、ザハ・ハディドの新国立競技場が建った東京が舞台となっています。

Open Aの馬場正尊を、NHKのテレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が特集 隈研吾とフェンディがコラボして制作したバッグが、オンラインで販売中。2024春夏メンズコレクションの一環としてリリースされたもの
隈研吾とフェンディがコラボして制作したバッグが、オンラインで販売中。2024春夏メンズコレクションの一環としてリリースされたもの photo courtesy of フェンディ ジャパン
隈研吾とフェンディがコラボして制作したバッグが、オンラインで販売中。2024春夏メンズコレクションの一環としてリリースされたもの photo courtesy of フェンディ ジャパン

隈研吾とフェンディがコラボして制作したバッグが、オンラインでも販売中です。
上記のリンク先のバッグの価格は、2,970,000円。こちらのタイプは、1,631,300円となっています。小ぶりな、438,900円のものもあります。

発売されているバッグは、隈が同ブランドの2024年春夏メンズコレクションの為にアイデアを提供しました。2023年に行われたコレクションで発表されたものが販売されているようです。

フェンディは、隈研吾を「自然主義建築の巨匠」と評価して、協働を依頼しました。
ブランドのアイコンとなっているバッグには、コットンと樹皮繊維から作られる「和蘭紙」を用いています。また、スニーカー等も手掛け、その3Dプリントで作られるソールなどは、細い竹をイレギュラーに編み上げる「やたら編み」を参照した格子のデザインとなっています。

隈研吾はこのプロジェクトに関して以下の様に述べています。
「自然とクラフトは、建築家そしてデザイナーとして私が生み出す作品の中心であり続けています。フェンディからフェンディのバッグやシューズについて考えてほしいと依頼があったとき、それらがヒューマンスケールにおける 小さなアーキテクチュラルプロジェクトであると考えました。シルヴィア・フェンディが手がけるメンズデザインの シグネチャーを、自然と軽やかさ、革新的なデザインに対する私たちの共通の情熱を表現しながら、伝統的な日本の技法と素材で変化させました」

以下に、その他のプロダクトの写真などを掲載します。

重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う
重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う photo:パルファン・クリスチャン・ディオール TEL 03-3239-0618
重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う photo:パルファン・クリスチャン・ディオール TEL 03-3239-0618
重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う photo:パルファン・クリスチャン・ディオール TEL 03-3239-0618

重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」です。
香水“ミス ディオール”を主題とした展示です。建築家は、多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向しました。また、非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘うことも意図されました。会期は2024年7月15日まで。完全予約制(無料)です。

重松象平 OMAパートナーによるコメント

香りのように見えないものを体験できる空間をデザインすることは興味深い挑戦でした。ミス ディオールは多くのストーリを持った、メゾンのアイデンティティの根幹となるフレグランスです。その多様な要素や世界観を反映すべく、時代を超えた視点を明確にし、一貫性を持ちつつも、各テーマを理解していただけるよう本展覧会をデザインしました。様々なモチーフとインスピレーションが非日常的な空間へと昇華されていて、みなさまをミス ディオールの世界へと誘う展覧会です

リリーステキストより
モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定
モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定Artist’s impression of the piazza on the south side, Centre Pompidou image © Moreau Kusunoki en association avec Frida Escobedo Studio
モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定Artist’s impression of the view towards the North Pole, Centre Pompidou image © Moreau Kusunoki en association avec Frida Escobedo Studio
モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定 image © Moreau Kusunoki en association avec Frida Escobedo Studio

モロークスノキ建築設計が設計者として、フリーダ・エスコベド・スタジオがデザインアソシエイトとして手掛ける、フランス・パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画です。また、AIAライフ・デザイナーズがエンジニアとして参画しています。
ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画です。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向しています。設計者は、この建築の原設計者であるレンゾ・ピアノも審査員として参加したコンペティションで選ばれました。そして、5年間の休館を経て2030年の竣工を予定しています。


こちらはリードアーキテクトのモロークスノキ建築設計によるステートメントの翻訳です

設立以来、ポンピドゥー・センターは実験的なスペースであることに努めており、適切な存在であり続けるために常に自らを改革し、新しいアイデアを刺激し、個々の訪問者の体験を、個人と集団の記憶の両方に栄養を与えるユニークな発見のプロセスとして組み立てています。

今回の改修は、プロジェクトの創設理念のいくつかに再びつながる機会となります。コンセプト・アプローチの基礎となる4つの主要軸は、この魅力的な空間を、すべての来訪者とスタッフの期待に応えられるような豊かな体験のできる空間に変えることを目的としています。

物理的および視覚的な多孔性

この介入の主要な側面は、さまざまなプログラム間の視覚的および物理的なつながりを確立することにより、ポンピドゥーセンターの初期のヴィジョンの寛大さを再発見し、強化することを目指しています。新たな要素が、空間同士だけでなく、目の前の都市環境に対しても開かれたものにします。光は空間の奥深くまで入り込み、小道をより魅力的で歓迎的な方法で際立たせます。建物の中心部に都市を拡張することは、このプロジェクトの核心的な意図のひとつです。

進路の明確化

この設計案は、明確で読みやすいレイアウト原則を確立するために、空間構成の合理化と単純化を目的としている。直感的に識別可能な選択肢を提供する流動的な経路が、すべての人、特に初めての訪問者の体験を促進する枠組みが作られます。これらの道筋をたどることも、そこから外れることも、望むままに選択できます。ポンピドゥー・センターが構想されたとき、スピード、アニメーション、情報伝達といった概念が進歩を象徴していました。今日、パラダイムは逆転しています。情報過多、注意力の分断、スクリーンタイムによる孤立に直面しているポンピドゥー・センターは、媒介、人的交流、身体的体験が中心となる空間を提供しているのです。空間は、幅広い観客に芸術と知識を浸透させることができる、生き生きとした創造的な側面をよりよく展開するために、より高い流用の自由と集中する機会を与えなければなりません。

空間の活性化と再認識

通路を明確にし、空間の透明性を強化することで、訪問者はセンター全体を探索する機会を得ることができ、これが公衆によるより良い利用と、以前は活用されていなかったエリアの利用増加に寄与しています。空間が物理的にも視覚的にも解放され、新たな可能性が見えてきます。それは、その成功のための活性化に必要な条件を作り出すことです。それは、プログラムの収束、多様なレイアウト、観客の混在、アクセスしやすいスペース、横断的な視覚的関係です。このような物理的、視覚的、知的な関係は、あらゆるレベルで明確化されており、建物の創造的なプラットフォームとしての性格を回復するのに役立っています。

聴竹居などの、京都の住宅建築を訪問してるテレビ番組「訪ねてみたい京の名邸 -限定公開の住宅遺産-」のオンライン版。常盤貴子と歴史家の中川理が出演。2024年6月に公開されたもの

聴竹居などの、京都の住宅建築を訪問してるテレビ番組「訪ねてみたい京の名邸 -限定公開の住宅遺産-」のオンライン版です。常盤貴子と歴史家の中川理が出演しています。2024年6月に公開されたもの。

建築家の槇文彦さんが亡くなりました

建築家の槇文彦さんが亡くなりました。95歳でした。
ご冥福をお祈りいたします。

以下のように様々なマスメディアが報じています。

大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトが公開

大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトが公開されています。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、若手建築家による2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の「休憩所」「ギャラリー※1」「展示施設※2」「ポップアップステージ※3」「サテライトスタジオ※4」「トイレ」計20施設の設計業務が完了しましたので、各施設概要、設計コンセプト及びイメージパースを公開します。

20施設の公募については、1970年開催の日本万国博覧会(大阪万博)を担当した若手建築家が、その後著名な建築家となったように、大阪・関西万博においても若い世代の活躍、飛躍のきっかけとなるよう、将来が期待される若手建築家を対象に行ったものです。

「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトの下、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案により、会場内に個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出していきます。

※1・・・アート、アニメ、ファッション等の催事、各種展示会、フォーラム等の開催を想定した施設。
※2・・・「未来の暮らし(食・文化・ヘルスケア)」が体験できる『フューチャーライフエクスペリエンス)』と、「未来への行動」が体験できる『TEAM EXPOパビリオン』で行われる事業について、それぞれ発表・展示を想定した施設。
※3・・・音楽、トークイベント、お祭り等のイベント実施を想定した小規模ステージ広場。
※4・・・放送局の番組中継・収録用スタジオ。

リンク先は公式サイトが公開しているPDFファイルです。

藤本壮介と山田紗子が対談している動画「建築家は何を考えているのか?」。2024年5月に公開されたもの

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