OMA / 重松象平の建築デザインによる、東京の複合商業施設「原宿クエスト」が9月11日にオープン。“二面性”をコンセプトとし、原宿と表参道という異なる個性の街を繋ぐ空間を志向。設計・監理にはNTTファシリティーズが参画 photo courtesy of NTTアーバンソリューションズ
OMA / 重松象平の建築デザインによる、東京の複合商業施設「原宿クエスト」が2025年9月11日にオープンします。
建築家は、“デュアリティ(二面性)”をコンセプトとし、原宿と表参道という異なる個性の街を繋ぐ空間を志向しました。また、設計・監理にはNTTファシリティーズが参画しています。施設の場所はこちら(Google Map)。
ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ぺリアンによる椅子の、復刻60周年記念限定版をカッシーナが発売Le Corbusier®, Pierre Jeanneret®, Charlotte Perriand® Collection, 60, limited editions in time Cassina iMaestri, ph. Luca Merli
スノヘッタはこのオペラハウスの建築設計、ランドスケープ設計、インテリアデザインを手がけており、このプロジェクトは、華東建築設計研究院(East China Architectural Design & Research Institute, ECADI)、シアタープロジェクツ(Theatre Projects)、永田音響設計(Nagata Acoustics)との協力のもとに進められています。最近、オペラハウスの建設は急速に進んでおり、主要構造と外装が完了した後、現在は内装とランドスケープに焦点が移っています。主要な建設工事は2025年末に完了する予定です。
フォスター+パートナーズが設計した、イギリスの、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング施設「MUFC Carrington Training Centre, Manchester」です。
トップチーム用の既存施設を最新化する計画です。建築家は、全ての要素が“選手の健康と心身の充実”に最適化され、シームレスで直感的な“旅”のように移動できる建築を考案しました。また、ガラスファサードとキャノピーで到着時の体験も刷新しています。
藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける photo courtesy of 森美術館藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける photo courtesy of 森美術館
MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」です。
旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用するプロジェクトです。建築家は、既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向しました。また、改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとしています。
MVRDVは、全体のマスタープランと既存建物の改修の一部を手掛けました。
こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)
MVRDVが上海のウェストバンドにある旧工業用地を活気あるレジャーと文化のゾーンへと変容させる
MVRDVは「GATE M ウェストバンド・ドリームセンター」を完成させ、かつてのセメント工場を、上海で拡大を続けるウェストバンドの文化プロジェクト群に加わる文化・レジャー地区へと変容させました。この設計は、異なる時代に建てられた建物群を基にして一体感のある都市空間を生み出し、既存の構造を再利用することで炭素排出を最小限に抑え、鮮やかなオレンジ色の動線要素によって明確なアイデンティティを与えています。買い物、食事、飲酒、スケートボード、ロッククライミング、展覧会やイベントの観覧、あるいは単に川辺でくつろぐといった可能性を提供しており、このエリアはすでに数々の賞を受賞し、上海の住民と来訪者の双方に人気のある目的地となっています。
GATE M ドリームセンターの敷地はかつて上海セメント工場があった場所で、当時アジア最大のセメント工場でした。2010年の上海万博は、市がこの地域の工場および他の工業機能を移転し、黄浦江の川岸を市民が利用できるようにするためのきっかけを与えました。MVRDVによる変容の前、この敷地には性質の大きく異なる2種類の建物群が存在していました。いくつかの大規模な工業建築物はこの地域の歴史を思い起こさせるものであり、その間にある空間には、かつて試みられた開発が実現しなかった結果として未完成の建造物がありました。
「最初から、既存の建物には多くの価値が残されていることは明らかでした。単にその方が簡単だからという理由で解体したくはありませんでした。なぜなら、それはより多くの炭素排出と廃棄物を意味するからです」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライス(Jacob van Rijs)は述べています。「私たちの課題は、これらの要素をひとつにまとめて、ひとつのエリアとして機能させることでした。というのも、それぞれの組み合わせが不自然だったからです。私たちは新しい建物を背景に回し、巨大な工業建築群が感嘆符のように際立つようにしました。そして、それらの特異な構造的特徴を活かした魅力的な機能を持たせました」
MoMA(ニューヨーク近代美術館)での“中銀カプセルタワー”をテーマとした展覧会の動画です。修復され展示されているカプセルを360°動画として収録したもの。
展覧会のタイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生(The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower)」で、同建築の50年間の寿命に捧げる展示とのこと。会期は、2025年7月10日~2026年7月12日です。展覧会の公式ページはこちら。