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吉村順三が1954年にMoMAの中庭に完成させた住宅「松風荘」の当時の様子を捉えた、MoMAが制作したドキュメンタリー動画が公開

吉村順三が1954年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)の中庭に完成させた住宅「松風荘」の当時の様子を捉えた、MoMAが制作したドキュメンタリー動画がyoutubeで公開されています。約18分の動画です。当時のMoMAは近代住宅を紹介する為に美術館中庭に著名建築家を招聘し、2年ごとに住宅を展示するという「House in the Garden」というシリーズを行っていたのだそう。この住宅に関するより詳しい情報はこちらに。MoMAのアーカイブでは、現場で撮影された若き日の吉村順三の写真も公開されています。

以下は、MoMAによる解説テキスト。

A Japanese House is a film MoMA produced in 1955 to document the installation of an actual, full-scale 17th-century Japanese house, designed by Junzō Yoshimura and named Shofuso (or “Pine Breeze Villa”), in our Sculpture Garden. The third house that MoMA’s Department of Architecture and Design constructed in the garden, Shofuso was chosen for its unique, traditional Japanese design characteristics, including post-and-lintel frame construction, flexible layout, purposeful relationships between indoor and outdoor spaces, and the decorative qualities of the structural system itself. With more than 1,000 visitors per day, the exhibition was so successful that the Museum extended its run multiple times.

The film is in many ways a traditional documentary, detailing a specific event at a certain moment, with explanatory narration. However, it is also a beautiful film, with many quiet, contemplative moments, careful camerawork, and artfully composed frames. Japanese in its execution, the film explores traditional elements of Zen and Shinto design, such as kukan/supesu (“space is not empty”). Long, lingering takes invite the viewer to ruminate on reflections in water or the shape of a doorframe, as if they were experiencing the house themselves. This film is the closest you can get to visiting Shofuso without actually being there. The house still exists, now reassembled in a park in Philadelphia.

『 三井不、「コロナ時代のマンション」開発の裏側 在宅に合わせ間取りを変更、共用部にも一工夫』(東洋経済オンライン)

『 三井不、「コロナ時代のマンション」開発の裏側 在宅に合わせ間取りを変更、共用部にも一工夫』という記事が、東洋経済オンラインに掲載されています。

「アイ・ウェイウェイがコロナ禍の武漢を映したドキュメンタリーを発表」(映画.com)

「アイ・ウェイウェイがコロナ禍の武漢を映したドキュメンタリーを発表」という記事が、映画.comに掲載されています。映画はこちらのリンク先で課金することで全編の閲覧が可能

以下は予告動画。

坂茂のボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)が、東京都と避難所用間仕切りシステムの供給に関する災害協定を締結

坂茂のボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)が、東京都と避難所用間仕切りシステムの供給に関する災害協定を締結しています。

田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン
田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン
田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン

田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープンしています。場所はこちら(Google Map)

京都で誕生して460余年、千總は京友禅をはじめ様々な染織品やファッション、ギフトにいたるまで多様なプロダクトに取り組み、日本の美を創造してきました。
この度オープンする本店では着物やスカーフをはじめとする千總が展開する全てのコレクションを一堂に取り揃えます。また、着物のお誂えなど千總ならではのサービスが充実し、2階には千總の所蔵品の展示を通じて世界観を感じられるギャラリーを併設しています。

ショップがある烏丸三条は、千總創業の地。これまで千總が大切に受け継いできた技術や文化、そして新しいものを生み出す創造性、アートなどたくさんの新たな美を発見し、お楽しみいただける場所として発信してまいります。

リリーステキストより
ヨーロッパ最大の3Dプリンターで、2階建ての住宅を施工している動画

ヨーロッパ最大の3Dプリンターで、2階建ての住宅を施工している動画です。ベルギーの企業kamp Cによるもの。この住宅は、固定式プリンタで1つのピースとして印刷された世界初のものとの事。こちらでも写真が紹介されています。

奈良美智の栃木のアトリエを訪問し、その様子や話を紹介するニューヨークタイムズの記事「聞こえてくる音楽を絵にする 美術家・奈良美智のアトリエへ」

奈良美智の栃木のアトリエを訪問し、その様子や話を紹介するニューヨークタイムズスタイルマガジンの記事「聞こえてくる音楽を絵にする 美術家・奈良美智のアトリエへ」が公開されています。写真も10枚掲載。

「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」(河北新報)

「仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら」という記事が、河北新報に掲載されています。

日建設計の山梨知彦によるエッセイ『「新しい集まり方」を考える』

日建設計の山梨知彦によるエッセイ『「新しい集まり方」を考える』が、archifuture-web.jpに掲載されています。

「信濃川河川事務所 VR・ARを活用した監督検査を試行中」(建設通信新聞DEGITAL)

「信濃川河川事務所 VR・ARを活用した監督検査を試行中」という記事が、建設通信新聞DEGITALに掲載されています。

DOMINO ARCHITECTS 大野友資と、知財系法規に詳しい法律家 水野祐らが参加して行われた座談会『この時代の「著作」のあり方とは?』の内容

DOMINO ARCHITECTS 大野友資と、知財系法規に詳しい法律家 水野祐、広告の編集長 小野直紀が参加して行われた座談会『この時代の「著作」のあり方とは?』の内容が、雑誌 広告のnoteページに掲載されています。

以下は、その中の印象的な部分。(CC BY 4.0に基づいて『この時代の「著作」のあり方とは?』(水野祐・大野友資・照沼健太)を掲載)

建築家はひとりでは作品をつくれない
委ねたあとに創造性が”振動”する

小野:水野さんは著作特集号のなかでとくにおもしろかった記事として、大野さんの「振動する著作」をあげていましたね。どんな内容なのか、著者である大野さんから解説いただけますか?

大野:画家や彫刻家と違い、建築家は大勢の人に仕事を発注しなければ建物をつくれません。そこで感じる「自分のつくったものについて、どこまで『自分がやった』と言えるのか?」という問い、そして「自分が設計したものを委託する際、依頼の仕方によって創造性がどのように変化するのか?」という興味を原点とした論考です。僕がずっと考えていたこの2点を、小野さんと打ち合わせを重ねてまとめたものですね。

水野:「振動」という言葉の使い方もうまいなと思いました。

大野:打ち合わせのなかで何気なく使った言葉だったんですけど、それを小野さんが「おもしろい!」と言ってくれたのでタイトルに使うことになりました。

水野:「振動する著作」は基本的にはプロ同士のコラボレーションで起こる振動について書かれていますが、一方でユーザーとの間に起こる振動の可能性として、建築家アレハンドロ・アラヴェナ率いる設計事務所エレメンタルによる集合住宅キンタ・モンロイが紹介されていました。そこで質問なんですけど、大野さん自身は、ユーザーをコラボレーターとして想定することには肯定的ですか? それとも否定的ですか?

大野:それについては、僕自身もすごく考えています。そのうえで、基本的には、プロ同士の間で起こる振動がいちばん刺激的だと思っています。というのも、振動させる相手を知ったうえで、振幅自体はコントロールしたいからです。振動のあとに収束せずに発散させてしまうと、何も決めていない状態に戻ってしまい、無責任に放り出すことと同じになってしまうからです。だから、ユーザーとの間で振動させる場合は、ガイドラインをつくってお手本を示すのが大事だと考えていますね。でも、それはプロとユーザーの間だけでなく、プロ同士の場合でも必要な、手放し方の工夫のひとつだと思います。もちろんプロ同士の場合「この人は自立させた方がおもしろそうだ」と思ったらもっと触発されるような発注の仕方になるでしょうけど。

中国の家電メーカー・シャオミが発表した、“世界初の量産型透明テレビ”の写真

中国の家電メーカー・シャオミが発表した、“世界初の量産型透明テレビ”(5.7mmの透明スクリーンを使用)の写真がdesignboomに掲載されています。価格は49,999人民元(約77万円 ※2020年8月15日時点)だそう。使用していない際には透明になるとの事。シャオミのブログでも説明の文章を読むことができます

様々な建築家にも信頼される写真家Gottinghamへのインタビュー。プロジェクト名としてのGottingham、組織構築の思想、撮影のスタンスなどを語る

様々な建築家にも信頼される写真家Gottinghamへのインタビューが、広告のnoteページに掲載されています。プロジェクト名としてのGottingham、組織構築の思想、撮影のスタンスなどが語られています。Gottinghamの建築写真は、アーキテクチャーフォトの「Gottinghamタグ」からも閲覧可能です。

以下は、その印象的な部分。(CC BY 4.0に基づいて『「著作」を解き放つオリエンテッドな手法 〜 写真家ゴッティンガム/スタジオインガムによる創作と著作権管理』(Gottingham・矢代真也)を掲載)

雑誌『広告』著作特集号のなかの「創造性を高める契約書」という記事において、自らの活動理念に基づいた共同著作のあり方について語った写真家のゴッティンガム(Gottingham)。『広告』ウェブサイトのための著作特集号のビジュアル撮影もした彼は、コラボレーション/コミッションワークをベースに新しい写真のあり方を追求している。「作品づくり/受注仕事」、「ライフワーク/ライスワーク」という言葉にとらわれないゴッティンガムの裏側には、もうひとつの人格であり、著作権の観点から支える法人スタジオインガム(Studio Xxingham)の存在があった。

——まず整理させてください。プロフィールを拝見すると、「ゴッティンガム」とは、写真家としての名前である同時にソロプロジェクトだと書かれています。これは、どういうことでしょう。

ミュージシャンのエイフェックス・ツイン(Aphex Twin)が、リチャード・D・ジェームス(Richard D. James)のひとつの名義であることは知っている人も多いと思います。彼は、AFXやポリゴン・ウィンドウ(Polygon Window)という様々な名義を使い分けながら活動しています。そんな感じで、僕も写真家としての活動に対応する変名として「ゴッティンガム」というエイリアスを使っているんです。だから、プロジェクト名とも言えますし、ソロプロジェクトなので写真家名とも言える。エイフェックス・ツインも、プロジェクト名でもあるしアーティスト名でもあると言えますからね。

——となると、「ゴッティンガム」というのは、どのようなプロジェクトであると定義されるのでしょうか。

「ネオ応用美術」と自分で定義した概念を写真というメディアで実践することを目指しています。近代絵画などに代表される個人主義をベースにした純粋美術(ファインアート)が、いろいろなものを取り込んでいわゆる「現代美術」へ発展しました。純粋美術と対をなすはずの応用美術(デザイン)の分野でも、海外ではコレクターが収集する応用美術として「コレクタブルデザイン(Collectible Design )」というジャンルが生まれつつあります。ただ、現代の日本国内では純粋美術との関係性が見えづらいのが実情です。その関係性を、純粋/応用、コラボレーション/コミッションの両面から読み直し「応用」の持つ可能性を更新したいと思っています。

アーティストがつくった作品の価値と、プロダクトデザインの素晴らしさは異なる評価軸のなかにありますよね。ただ、お互いに影響を与えあっている。たとえばアンディー・ウォーホルの『キャンベルのスープ缶』のようなポップアートは、デザインの側から「も」美術を更新した試みとも捉えられます。もっと「応用」における主語をフラットに意識してみたいんです。

最近の事例でいうと、韓国をベースに活動する2人組デザインユニットのスルキ&ミン(Sulki & Min)の仕事は、まさに現代的な応用と言えます。BMWグッゲンハイム・ラボ(BMW Guggenheim Lab)のアイデンティティなどを手がける彼らは、自身のスタジオのモットーを「仕事は明確に、喜びを曖昧に」としています。タイポグラフィーの抽象性を「仕事」のなかで応用しながら、自身の作品としても成立するビジュアルをつくりあげているのです。簡単に言えば、ゴッティンガムも「写真という存在がそれだけで作品として成立するのか? そこから何が応用できるのか?」という問いを持ちながら撮影しているとも言えます。

ヘルツォーグ&ドムーロン設計のホームスタジアムをモチーフにした、FCバイエルン・ミュンヘンの新ユニフォームの写真が公開
ヘルツォーグ&ドムーロン設計のホームスタジアムをモチーフにした、FCバイエルン・ミュンヘンの新ユニフォームの写真が公開

ヘルツォーグ&ドムーロン設計のホームスタジアム「アリアンツ・アレーナ」をモチーフにした、FCバイエルン・ミュンヘンの新ユニフォームの写真が公開されています。ユニフォームの地の部分の模様にファサードのパターンがプリントされています。

FCバイエルン・ミュンヘンとアディダスは今日、新しいチャンピオンズリーグ用ユニフォームを発表した。

この新ユニフォームは、6度目のUEFAチャンピオンズリーグ優勝という使命を持つFCバイエルンの選手とファンによって纏われることになる。まるで手で描かれたような赤いひし形のデザインは、ホームスタジアムであるアリアンツ・アレーナの外観だけではなく、クラブのエンブレムとバイエルン州旗の模様も表現している。ホームとアウェイのユニフォームと同様に、首元には「Mia san mia」の文字が刻まれている。これに黒のパンツとソックスを加えアウトフィットは完成する。

以下の写真は拡大して閲覧可能です。

ホンマタカシが監督・撮影して、妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の公式サイトが公開。2020年10月に渋谷のユーロスペースでロードショー
ホンマタカシが監督・撮影して、妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の公式サイトが公開。2020年10月に渋谷のユーロスペースでロードショー

ホンマタカシが監督・撮影して、妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の公式サイトが公開されています。妹島和世建築設計事務所が2018年に完成させた「大阪芸術大学 アートサイエンス学科棟」の完成までに密着した映像だそう。制作は大阪芸術大学。同建築はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

大阪芸術大学アートサイエンス学科。
アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させて、
これまでになかった研究と教育を行う新校舎に、
妹島和世が込めた思いは「公園のような建物」。

妹島和世。
金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館などを手がけ、
建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家。
彼女は新校舎の設計・建築にあたり大切にしたことを3つ挙げている。
一つは、建物が立つ「丘」に合せた外観であること。
それは周辺の環境と美しく調和する、有機的なフォルムを導き出した。
さらに、建物が「開かれている」こと。
様々な方向からの出入りでき、様々な方向への視界が確保できるような、
内と外との自然なつながりを実現した。
そして、そこが人々の「交流の場」となること。
まさに、誰もが立ち寄れる、見晴らしのいい丘の上の「公園」である。

その構想から完成までの、3年6か月という時間を追ったドキュメンタリー。
一人の建築家の一つの建築に向き合う姿を鮮明に描き出している。
監督・撮影は、ル・コルビジェ、丹下健三など
数々の建築物を撮影してきた写真家 ホンマタカシ。
90年代に妹島と出会い、それ以来妹島建築を撮影してきた。
その彼の映像の力が、妹島の作品を通して「もう一つの作品」を作りあげた。

その他のヴィジュアルイメージとポスター画像は以下で紹介します。

日建設計がプロジェクトアーキテクト、竹中工務店の設計・施工で完成した、東京・渋谷の「MIYASHITA PARK」の写真。立体都市公園制度を活用し公園・駐車場・商業施設・ホテルが一体となった施設

日建設計がプロジェクトアーキテクト、竹中工務店の設計・施工で完成した、東京・渋谷の「MIYASHITA PARK」の写真が79枚、fashion-press.netに掲載されています。こちらの事業主の三井不動産のサイトに建築系の情報が掲載されています。立体都市公園制度を活用し公園・駐車場・商業施設・ホテルが一体となった施設です。

渋谷区は、三井不動産株式会社をパートナーとするPPP事業として、本事業を推進してまいりました。本事業は、2004年の都市公園法改正に基づき制度化された「立体都市公園制度*2」を渋谷区内で初めて活用した事業です。
1966年に東京初の屋上公園として整備された渋谷区立宮下公園は、バリアフリー動線の確保や経年変化による耐震性の課題解決に加え、防災意識の高まりや来街者の増加といった社会変化への対応が求められていることから、民間のノウハウも活用して、渋谷区立宮下公園がさらに魅力的な「広域利用公園」となるように再整備するものです。「MIYASHITA PARK」は、敷地面積約10,740m2、延床面積約46,000m2、全長約330mからなる、公園・駐車場・商業施設・ホテルが一体となった新しい“低層複合施設”です。これまでの都市機能(公園、駐車場)の再整備に加え、多種多様な人々が集まる商業施設やホテルなどを融合することで、公園の持つ魅力を施設全体で最大化させ、これまで以上に街全体の賑わいを創出します。
また、耐震性能も向上し、災害発生時には周辺地域滞在者などの帰宅困難者の一時退避場所として機能します。

*2 立体都市公園制度とは、都市公園の区域を立体的に定め、他の施設と都市公園を一体的に整備することで、土地の有効活用を図り、都市公園の効率的な整備を図ることを目的とした制度です

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