「オカムラが新型コロナ対策での在宅勤務実情調査を発表 見えてきた効果と課題とは」という記事が、建設通信新聞のサイトに掲載されています。
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noizの豊田啓介が、デザイン評論家で東京藝術大学美術学部デザイン科教授の藤崎圭一郎のツイートを契機にtwitterで語った、二項対立の注意点と学生が経験と実践すべきことをまとめました。
二項対立は非常に有効な思考の枠組みだが、次元の違うものをまるでシンメトリカルに見せてしまうという欠陥がある。「左と右」と「有と無」は根本的に違う。「成功と失敗」と「プロセスと成果」も違う。有と無に中庸は存在しない。プロセスと成果は因果関係でシンメトリカルな関係ではない。
— 藤崎圭一郎 (@fujisaki_k) May 7, 2020
ある概念を引き立てるために、恣意的に利用される二項対立には注意する必要がある。
たとえば正義と悪。正義を浮き立たせるために、今まで人間と共存してきた悪までを社会から排除する。
人工と自然。人工の特異性を語るために、ヒトが自然の一部であることを忘れさせてしまう。— 藤崎圭一郎 (@fujisaki_k) May 7, 2020
↓ ほんとその通り。議論が大きくなって理解の共有が難しくなればなるほど、一瞬いろいろ整理されてわかりやすい二項対立の図式に落とし込んで気持ちよくしてくれる系の話には注意しないといけない。単純化して考えられることは大事だけれど、軸は他にいくらでもあるし多様な混ざり具合こそが価値。
— 豊田啓介(ゆるふわ系)総研 (@toyoda_noiz) May 7, 2020
特に学生のうちは、二項対立で魔法のように整理する系の議論にあまり惑わされないように。それも必要な技術であり視点なんだけど、あくまでより多様な考察への入り口でしかないし、その図式だけにすげえと恐れ入ってしまうのはカルトに引っかかるのと同じ。きっと大事な視点たくさん漏れ落ちてる。
— 豊田啓介(ゆるふわ系)総研 (@toyoda_noiz) May 7, 2020
新型コロナウイルスの影響で、著名ファッションブランドが最新コレクションを公開する、パリコレ2021SSが、オンラインで開催されるそうです。WWDが伝えています。
隈研吾が、新型コロナウイルスと建築・都市について関して語っている動画です。テレビ東京で2020年4月23日に放送されたものがyoutubeでも公開されました。
4月23日(木)放送 各界で活躍する人によるリレーメッセージ「コロナに思う」。今夜は東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛けた建築家の隈研吾さんです。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにこれまで大都市に集まろうとしてきた私たちの生活が大きく変わるといいます。
清水建設が、新型コロナウイルスで中断していた工事を対策をしたうえで、2020年5月7日から順次再開するとのことです。
政府は,今般,新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の期限を,令和2年5月31日まで延長することを決定しました。
当社は,新型コロナウイルス感染の影響が長期化することを念頭に,これまでどおり社員・作業員の生命・安全を最優先事項として感染拡大防止対策を一層強化・徹底すると共に,建設業における雇用の確保など経済活動の維持のために工事を進めることも重要であると判断しました。
5月7日以降,国土交通省のガイドライン及び当社が設定した安全ルールを満たす管理体制が整った作業所から,ご関係の皆様と協議の上,順次,工事を再開してまいります。
皆様にはご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた美術館の中で、大分県立美術館が2020年5月11日から詳細な対策をした上で開館を決定しています。開催するのは坂茂の建築展です。
大分県立美術館は、休館中のコンテンツとして坂茂展の設営風景の動画を公開していました。
大分県立美術館は、4月17日から臨時休館しておりましたが、下記のような新型コロナウイルスの感染予防及び拡散防止対策を行い、5月11日から開館いたします。
再開館にあたって、お客様へのお願いがございますので、皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。
国立科学博物館と森美術館が、新型コロナウイルスでの休館・早期会期終了の状況を考慮し展示会場をVRで公開しています
国立科学博物館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため現在臨時休館中ですが、政府から外出自粛要請が出されている中、ご自宅でも国立科学博物館のコンテンツをお楽しみいただけるよう、一般社団法人VR革新機構のご協力のもと、高画質画像を撮影いたしました。 ※当映像は臨時休館中に撮影したものです。
まるで国立科学博物館の中にいるような 3Dビュー+VR映像 です。自宅にいながら展示を鑑賞することができます。
森美術館休館により会期途中で終了となった「未来と芸術展」。インスタグラムライブや展示風景写真の公開などで会場の様子をお伝えしてきましたが、今回、特別に3Dウォークスルーを公開いたします。
休館中の会場内を撮影して制作された3D空間は自由な角度で作品をご覧いただけるほか、各ポイントで本展を企画した南條史生(森美術館特別顧問)の動画解説を見ることができます。
「新型コロナウイルス感染症対策のため、暫定的な措置として、 建築士法に基づく重要事項説明について、対面ではない、ITを活用した実施が可能となりました」というページを国土交通省が公開しています。
今般、新型コロナウイルス感染症の拡大により、対面による説明が困難化している実情等に鑑み、対面ではなく、テレビ会議等のITを活用して重要事項説明を行う「IT重説」についても、当面の暫定的な措置として、建築士法に基づく重要事項説明として扱います。
建築士法に基づく重要事項説明については、設計受託契約等の前に建築士から建築主に対し、重要事項を記載した書面を交付して行われます。
本制度については、従来、対面による説明を行うことを前提に運用されてきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、対面による説明が困難化している実情等に鑑み、当面の暫定的な措置として、別紙の指針に即した形で行われる、テレビ会議等のITを活用した重要事項説明を行う「IT重説」を行った場合についても、建築士法基づく重要事項説明として扱うことといたしました。
なお、指針においてはテレビ会議等のITを活用することを前提としていますが、建築主において必要な環境を整備することが困難であるなど、やむを得ない事情がある場合には、重要事項説明を事前に録画したメディアを送付し、質疑に関しては電話等で対応するなどの柔軟な対応についても、事態に鑑み同項の規定に基づく説明として扱って差し支えないことといたします。本暫定措置の今後の取り扱いについては、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況等を踏まえ、改めて通知することを予定しております。また、中長期的なIT重説の在り方については、今後社会実験の実施及びその結果の検証等を進めることとしており、本実験についても改めて通知することを予定しております。
ザハ・ハディド・アーキテクツが、ハッカーにデータを盗まれ脅されるも、身代金を支払わないと表明したことを、ニュースサイトthenational.aeが伝えています。詳細はリンク先で。
アーティストのオラファー・エリアソンとキュレーターの長谷川祐子がオンラインで行ったトークセッションの動画です。2020年4月24日に行われたもの。同時通訳付です。
長谷川祐子が参事を務める東京都現代美術館でオラファー・エリアソン展が行われている予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で休館状態になっているという背景があります。
ライゾマティクス主催のStaying TOKYOにアーティストのオラファー・エリアソン氏とキュレーターの長谷川祐子氏が出演したスペシャルトークセッションの収録動画です。
エリアソン氏は、東京都現代美術館で個展「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」を3月14日から開催予定でしたが、展覧会の開幕が延期となっています(2020年4月28日現在)。
今回は、お二人をお招きし「アート」を取り巻く現在の状況についてディスカッションいただきました。▼出演者
オラファー・エリアソン氏(アーティスト)
長谷川祐子氏(キュレーター)通訳:田村かのこ(Art Translators Collective)
以下は音声のコントロール方法。
カウンタースペースが手掛ける今年(2020年)のサーペンタイン・パヴィリオンが、来年(2021年)に延期されることが発表されています。カウンタースペースは、南アフリカを拠点とする1990年生まれの女性建築家3人(Amina Kaskar、Sumayya Vally、Sarah de Villiers)による建築設計事務所。2020年2月段階では「2020年6月11日~10月11日」の会期が発表されていました。掲載画像は建設が予定されてたパヴィリオン。彼女らは過去のサーペンタインギャラリーの設計者としては最年少です。そしてこのパヴィリオンを起点に、ロンドン全体にパブリックプログラムを展開することを計画していたようです。
「安藤忠雄氏らが2億円超を寄付 大阪の医療従事者を支援」という記事が、朝日新聞DEGITALに掲載されています。
竹中工務店+伊東豊雄建築設計事務所が設計した、原宿駅前の店舗や集合住宅の複合施設「WITH HARAJUKU」が竣工して写真が5枚公開されています。開業は2020年5月28日に延期されています(この日程も今後の情報をご確認ください)。
「WITH HARAJUKU」について
本施設は、ファッションや若者文化の発信地とし独自のカルチャーを育んできた原宿において、かつてのクリエイターたちの“たまり場”のように人と人とが交わり、創造し、それを世界に向けて発信する場になるべく、「未来を紡ぐ“たまり場”~文化と創造力を世界に発信する、TOKYOの新たなプレゼンテーションステージ~」をコンセプトに開発を進めてまいりました。
設計・施工パートナーに株式会社竹中工務店および株式会社伊東豊雄建築設計事務所を迎え、原宿駅前と竹下通りをつなぐパッサージュを中心とした「道の建築」が誕生しました。これにより、街全体の賑わいと回遊性を高め、地域にさらなる活性化をもたらします。石や天然木といった自然の素材を多用し、随所に木の温もりが感じられる空間デザインとなっており、明治神宮の森から吹き抜ける心地よい風を感じながらそぞろ歩きを楽しみ、くつろいだ時をお過ごしいただけます。
地下2階から地上3階には、多様化したライフスタイルをもつ現代人に向けて、ファッション、フード、ビューティー、ライススタイル雑貨など、常にファッションやライフスタイルのトレンドを発信し続ける店舗をラインナップします。また、3階は原宿における文化発信地の一翼を担うイベントホール「WITH HARAJUKU HALL」とシェアスペース「LIFORK原宿」、4階以上は賃貸レジデンス「WITH HARAJUKU RESIDENCE」により構成される複合施設となります。
妹島和世・藤本壮介・石上純也・平田晃久・藤原徹平・藤森照信・会田誠によるパヴィリオンが公開される「パビリオン・トウキョウ2020」の延期が2020年4月8日に発表されていました。リンク先はPDFです。2019年8月に公開されていた計画概要と各者の提案の画像はこちらで閲覧可能(PDF)。