日本建築学会会長・古谷誠章による『著作権法改正に伴う「ダウンロード違法化の対象範囲の見直し」についての緊急会長声明』が、日本建築学会のウェブサイトに掲載されています。
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石上純也らが「文部科学大臣新人賞」を受賞、佐藤卓や内藤礼らが「文部科学大臣賞」を受賞しています。リンク先の文化庁が公開したPDF資料に、受賞者のリストと選考理由、選考者がまとめられています。複数いる選考者の中に建築家として内藤廣が名を連ねています。
石上が先行された理由は以下。
森の中の一風景に見える「水庭」は,極めて人工的な作品である。もともとここは何もない平地だった。全てに先立って,石上純也氏のイメージに立ち現れたもの,それを建築的な手法を駆使して,誰も見たことのない風景へと導いた。こんな風景は自然の中には存在しない。だから,少しでも人が手を緩めると崩壊してしまうフィクションであり,その蜻蛉(かげろう)のような儚(はかな)さが人を引き付ける。危うい姿勢でつま先立ちをして語り掛ける静寂。自然とは何か。人とは何か。それは,精神の深奥に語り掛ける美しい逆説である。
アトリエ・ワンがデザイン監修した「JR尾道駅新駅舎」が3月10日に開業します。尾道駅の公式サイトに掲載されています。2016年に公開されたプレスリリースにCGパースやコンセプトが掲載されています。
Open Aの馬場正尊と浅子佳英によるトークセッション『作品づくりとネットワークを連動する「工作的建築」──未来のパブリック空間を模索する』の内容がLIXILのウェブサイトに掲載されています。
スイスの連邦研究能力センターとETHZ(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)の教授陣が進めている、デジファブの技術で1:1スケールの空間をつくる「DFAB HOUSE」が完成しています。完成した空間とプロセスがコンパクトな動画にまとまっています。こちらのページには写真が25枚掲載。
プロジェクトの公式ページはこちらです。
OMA / 重松象平が計画している、オークションハウス・サザビーズのNYギャラリーの改修計画の画像が11枚、dezeenに掲載されています。
坂茂建築設計出身の向日葵設計(新田知生+杉浦愛子)が考案した、おりがみ と おにぎりを融合した「オリニギリ」の公式本出版のクラウドファウンディングが開始しています。
オリニギリ活動について
「オリニギリ」は東日本大震後のボランティア活動から生まれました。復興イベント「東北風土マラソン」において、2015年は2500個、2016年は4500個の「オリニギリ」を地元の方々と一緒に作り、完走賞としてランナーに贈呈したり、子ども達とのワークショップをしてきました。その活動が認められ、2016年度グッドデザイン賞を受賞。今後はイベントで一時的に利用してもらうだけでなく、生活の中に浸透していけるよう商品化を進めていきます。
アメリカの郊外ショッピングモールが、社会構造の変化で廃墟化する現状をレポートするニュース動画「廃墟化するショッピングモール」がYahooニュースに掲載されています。
隈研吾のウェブサイトに、スイス・ローザンヌの、作家や翻訳家が仕事をするためのキャビンの写真と図面が15枚掲載されています。ジャン・ミシャルスキー財団の依頼で作られたものです。ジャン・ミシャルスキーはポーランド出身で翻訳や出版、書籍の販売などに尽力した人物のようです。コンクリートの構造体を最初に建設し、そこに吊るすような形で世界中の著名な建築家がキャビンを設計しているようです。これらはプロジェクト「Residences for writers」として希望者に貸し出されているようです。こちらのページを見るとチリのエレメンタルなども同機能のキャビンを設計しているようですね。
ジャン・ミシャルスキー財団は、スイス・ローザンヌの丘の上に、文学を学び、創作するためのユニークな「村」を運営している。コンクリートの構造体から、小さなキャビンを吊り下げる方法で作られたこの「村」は、建築の集合体に対する新しい回答を提案している。
われわれはそこに、木をふんだんに使った巣のようなキャビンをデザインした。オークとカラマツの木を斧で割ってパネルを作り、そのパネルをランダムに貼り付けることでミノムシのような外壁が実現した。
ミノムシの巣が細い糸で木の枝から吊られているようにして、この暖かくやわらかなキャビンは、空中に浮いている。
レゴブロックで制作された再開発の進む渋谷駅周辺の街並みの写真が、制作したレゴ®認定プロビルダーの三井淳平のtwitterに公開されています。常設展示との事(会期は調べたのですが分かりませんでした。)
レゴで作った渋谷の街を、現在の開発状況に合わせて最新版にアップデートしました!現在工事中の地下広場の完成予想図も再現しています。
今日から渋谷ヒカリエ11Fのスカイロビーにて常設展示中です。どなたでもご覧いただけますのでお近くに寄られた際は是非! pic.twitter.com/NVSSAl59Tr— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) 2019年2月17日
隈研吾がデザイン監修するCLTを活用したパヴィリオンの画像が5枚、公開されています。設計監理は、株式会社三菱地所設計です。東京都中央区晴海に2019年5月~2020年9月の期間展示され、その後 岡山県真庭市に2021年5月移築される予定だそうです。
ザハ・ハディド・デザインが、スイスのスポーツウェアブランド・オドロと開発したアクティブウェアの写真が5枚dezeenに掲載されています。
中村拓志 / NAP建築設計事務所が基本設計を担当する、千葉の、ZOZOグループ新拠点の画像が2枚と概要がfashonsnap.comに掲載されています。
高松伸が設計して1991年に竣工した、東京・渋谷区の地下に埋設されたオフィスビル「アーステクチャー・サブワン」が、約5.2億円で販売されています。リンク先は不動産物件サイトです。
こちらの高松の公式ウェブサイトで竣工写真を8枚見ることができます。
以下はコンセプトテキストです。
それぞれのプロジェクトに異なる建築家を起用し、東京都内でユニークな開発を展開し続けているディベロッパーが、閑静な住宅地の一画にオフィスビルの建設を計画し、その設計者として我々を指名した。建ぺい率と建築物の高さに関する厳しい法的制約及びディベロッパ-によって立案されたプログラムを分析した結果として、我々が考案したアイデアは、建築のほとんどを地下に建設するというものであった。地上には、地中深くに外光を導く蝶の羽根に似た数基の天窓だけが露出することになる。この天窓群を含む地上の意匠は、徹底して造園法に則している。いわば光の庭園である。ほとんど土木工事に近い地下20mの堀削工事に要する膨大な費用や、地下水対策にかかわらず、クライアントが我々の提案に首肯した理由のひとつが、この庭園の意匠にあったものと確信している。
所在地:東京都 渋谷区
規模:地下4階 地上1階
敷地面積:172m2
建築面積:60m2
延床面積:455m2
竣工年:1991
菊竹清訓が1966年に完成させた宮崎の「旧都城市民会館」が解体されることになったとのことです。市が制作したPDFに約15年の議論の過程がまとめられています。日本建築学会とのやり取りの概要も掲載されています。建物の写真はこちらのページで多数閲覧できます。
ニューヨークを拠点にするミュージシャンのザ・テンパーズ(The Tempers)が、レム・コールハースをフィーチャーしたアルバム「Junkspace (feat. Rem Koolhaas)」をリリースしています。リンク先のアップルミュージックで視聴可能です。archdailyにエピソードを解説した記事があります。コールハースへのインタビュー等も行ったとの事。
以下はyoutubeにUPされていた「エスカレーター」という曲の公式予告動画。