ザハ・ハディド・アーキテクツがデザインした、家具コレクション「TOPOS」です。
ギリシャ語で“場所”の意味の名を冠した屋外用の家具です。建築家は、海辺やプールサイドでの使用を想定して、地図の“等高線”をデザインに変換した製品を考案しました。また、耐用期間を超えた後の各部品のリサイクルも考慮してデザインされました。
こちらはリリーステキストの翻訳です
今週のサローネ・デル・モービレで発表された「TOPOS」は、地中海の暮らしを讃える屋外用家具のコレクションで、ザハ・ハディド・アーキテクツのデザインノウハウとiSiMARの経験豊かな素材への理解を融合させています。
場所を意味するギリシャ語にちなんで名付けられたTOPOSコレクションは、海辺やプールサイド、松の樹冠の下でくつろぐ家族や友人との時間を表現しています。屋外で過ごす大切な思い出のエッセンスが、ユニークな家具デザインに落とし込まれました。
トポグラフィーという地理学的概念に基づくTOPOSコレクションは、地図の等高線を工業デザインに変換し、地中海の風景だけでなく、それらが提供する豊かな生活の質も表現しています。地図の等高線が谷や丘を描いているように、このコレクションのデザインは、素材を効果的に使うことで勾配の変化を表現しています。
腐食しやすい屋外環境でも長持ちするよう、TOPOSは耐久性の観点から選ばれた亜鉛メッキスチールによって作られました。スチールは100%リサイクルされ、各パーツの構成部品は、耐用年数に達した後、復元して再利用またはリサイクルすることができます。地域社会を支援し、輸送に伴う二酸化炭素排出量を削減するため、iSiMARは地元のリサイクル鋼材業者からのみ調達しています。
それぞれの個性的なユーザーに適応する輪郭を持つTOPOSコレクションは、個人の快適さ、素材の弾力性、幾何学的な表現の間の最高のバランスで、人間工学、素材、構造によって定義されています。TOPOSは、iSiMARの工業的専門知識と、ZHAの現代生活への揺るぎないコミットメント、そして今を楽しむことを思い出させてくれる毎日のニーズが融合した場所なのです。