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佐藤可士和による新国立美術館で行われた展覧会が3Dバーチャルツアーで閲覧可能

10,630.72 佐藤可士和による新国立美術館で行われた展覧会が3Dバーチャルツアーで閲覧可能

佐藤可士和による新国立美術館で行われた展覧会が3Dバーチャルツアーで閲覧可能 photo courtesy of SAMURAI / ©ARCHI HATCH
佐藤可士和による新国立美術館で行われた展覧会が3Dバーチャルツアーで閲覧可能 photo courtesy of SAMURAI / ©ARCHI HATCH

佐藤可士和の新国立美術館で行われた展覧会が3Dバーチャルツアーで閲覧可能になっています。会場写真はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

2021年2月から約3ヶ月間にわたって、東京・国立新美術館で開催された佐藤可士和展では、自らが展示作品や会場構成のキュレーションを行い、約30年にわたる活動を多角的に紹介した。
「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動方針に掲げ、デザインや建築の展覧会を定期的に開催してきた国立美術館での展示となることから、ブランディングやクリエイティブディレクションという営みを広く伝えることを全体のコンセプトに設定。ポスターやチラシ、テレビCMなどの広告物、オリジナルグッズ、PRコンテンツなど展覧会にまつわるあらゆるタッチポイントを自らデザインし、クリエイティブディレクションの本質的な価値を可視化することを試みた。
展覧会は、広告、ロゴ、グラフィックデザイン、ブランディング、アートなどの表現アプローチを切り口にした6つのセクションで構成した。イントロダクションとなる「THE SPACE WITHIN」では、マンガの表紙やロゴ、標識などのマークに魅せられてきた幼少期に描いたコラージュ作品や、PCで初めてデザインしたグラフィック作品などを紹介し、続く「ADVERTISING AND BEYOND」では、1990年代以降、あらゆるものを情報伝達のメディアと捉えて展開してきた斬新な広告表現の数々を、発表時のダイナミックなスケールで展示した。

元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート

703.69 元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート

日程
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート全体風景。 photo©architecturephoto
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート全体風景。 photo©architecturephoto
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポートTable photo©architecturephoto

元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポートです。加工したアクリル板等をトラックの荷台などに使われるラッシングベルトで締めるだけで固定されている家具のシリーズが公開されています。会期は2021年6月27日12時~19時まで。会場は東京・中目黒の「happa」です。また、これらの作品は実際に購入も可能。

こちらはアーキテクチャーフォトによるレポート

東京・中目黒のスペース「happa」にて、元木大輔 / DDAA LABによる展覧会「ベルトファニチャー展」が行われている。
元木は様々な一般的には建築に使われることがないようなマテリアルを見出し、それを建築に組み込むことでアイデアあふれる印象的な作品を発表してきた建築家だ。今回の展覧会で公開されているのは「トラックの荷台などに使われるラッシングベルトで締めるだけで固定されている家具のシリーズ」である。

具体的には、20mm厚の透明アクリル板を相欠きし、組み合わせた上でベルトで固定することで使用できるようにデザインされている。実用性の側面を見れば、組み立て分解が容易で誰にでも出来ることがあげられるが、そのような実用性だけではない元木の美学が詰め込まれた作品だと言える。透明なアクリルは視線を透過すると同時に周囲の景色を映しこむ。そこに元木によって見出された黒色のベルトと固定用のパーツが組み合わされることで、非常に引き締まった印象を与える。

このベルトと固定パーツは実際には同様の機能を果たす製品はかなりの数が存在し、その中からこの製品が選ばれているのだそうだ。完全にオリジナルなもの製作するという手法はもちろんあると思うが、これらの作品を見ていると、すでに世の中に無数にあるものから探し出し、組み合わせることにもオリジナリティが宿るということが分かる。

会場にいた元木と話していて印象的だったのは「特別な技術を必要としないつくりかたに興味がある」という趣旨の発言だった。建築とは違い量産の側面のあるプロダクトを構想する際に、その視点は実利的なメリットもあるように思う。しかし、ここに展示され5つの作品をぐるぐると歩きながら見ていて気づいたのは、制作における技術が特別ではないからこそ、元木のアイデアと美学がダイレクトに表れているのではないか、ということであった。

このSNS時代においては、瞬時にその凄さが把握できるような、技巧的な作品が注目を集めやすい傾向があるように思う。ただ、そのような作品においては、作品に込められた思想や視点ではなく、本来はそれを表現するためにある「技巧」のみが注目されてしまう状況とも言える。そんな現代において、建築家がとるべきアプローチを、元木がこの作品で提示しているようにも思える。

建築家は基本的に自身の手で作品を作らない。そのアイデアや構想を図面に託し制作者に依頼する。このようなプロセスの中で、建築家の構想したアイデアや美学を最大化して伝える方法の答えのひとつを垣間見たような気がした。

ブルース・マウへのインタビュー動画「私たちは新しい生き方をデザインしなければならない」。コールハースと『S,M,L,XL』を制作したデザイナーとしても知られる

162.39 ブルース・マウへのインタビュー動画「私たちは新しい生き方をデザインしなければならない」。コールハースと『S,M,L,XL』を制作したデザイナーとしても知られる

デザイナーのブルース・マウへのインタビュー動画「私たちは新しい生き方をデザインしなければならない」です。制作はルイジアナ美術館です。

If you are interested in the ground-breaking work of Bruce Mau, this is the one interview to watch. “Design is a mindset – of optimism and action. We cannot afford the luxury of cynicism.”

Find out, how architecture and design can form and change the world we all are sharing. Designer-icon Bruce Mau here takes us through his life, career and design philosophy. Learn how the later was formed by growing up on a farm, the cold Canadian winter and why empathy is the beginning of all good design. “The way we live is either left to chance or it is designed. The moment you want specific outcomes, you are designing your life.”

芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真。震災直後に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介

1,353.25 芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真。震災直後に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介

日程
芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真。震災直後に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介 photo©Masaaki Inoue
芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真。震災直後に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介 photo©Masaaki Inoue
芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真。震災直後に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介 photo©Masaaki Inoue

芦沢啓治が代表を務める石巻工房の展覧会「『十』石巻工房の十年展」の会場写真です。震災直後(2011年6月)に発足した工房の10年間の軌跡とクリエーションを紹介しています。会期は2021年8月6日まで(事前予約制)。会場は東京都港区西麻のKarimoku Commons Tokyo

2011 年に甚大な被害を及ぼした東日本大震災から10 年が経ちました。石巻工房は市民のための公共工房として同年6月に発足し、震災後の復旧・復興、そして地域のクリエイティブのための活動を続けてきました。

現在では” Made in Local プロジェクト” としては、現在イギリス、アメリカ、中国など、国境を超え、世界の10を超える地域で石巻工房の商品がつくられています。

本展では、石巻工房の10 年間の軌跡についての展示と共に、石巻工房の家具でリビングスペースをしつらえ、石巻工房のクリエーションを体感していただけます。

リリーステキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツが、ハイパーループ・イタリアと提携し、未来の交通手段をデザイン

1,812.19 ザハ・ハディド・アーキテクツが、ハイパーループ・イタリアと提携し、未来の交通手段をデザイン

ザハ・ハディド・アーキテクツが、ハイパーループ・イタリア(Hyperloop Italia)と提携し、未来の交通手段をデザインします。動画と画像を掲載します。日本では、妹島和世が西武鉄道の特急車両「Laview」を手掛けるなどの事例があります。

こちらはリリーステキストの翻訳

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、ハイパーループ・イタリアと、第4次産業革命の流れの中で交通の世界の転換点となる次なる段階の作品を共同でデザインする契約を締結しました。(ローマ-ミラノ-ロンドン、2021年6月1日)

ハイパーループ®は、超高速で乗客を安全に、経済的に、そして持続的に輸送します。再生可能エネルギーのみで駆動する受動的な磁気浮上技術を用いたハイパーループ®は、摩擦を最小限に抑えるために低圧のチューブを通して乗客や貨物のカプセルを推進し、従来の公共交通機関に必要なエネルギーのほんの一部しか必要としません。
再生可能エネルギーとエネルギー回収ブレーキシステムを組み合わせることで、ハイパーループのインフラは、消費するエネルギーよりも多くのエネルギーを生み出すことができます。気温がコントロールされた乗客用カプセルは、密閉されたチューブの中を移動し、外部環境の影響を受けません。

ザハ・ハディド・アーキテクツとハイパーループ・イタリアのパートナーシップは、ローマのMAXXI美術館や2012年ロンドンオリンピックのアクアティクスセンターなど、市民や文化のための建築物を30年間にわたって手がけてきたザハ・ハディド・アーキテクツの経験を引き継ぐものです。また、ザハ・ハディド・アーキテクツは、オーストリアの登山鉄道フンガーブルグ・ノルトパーク、ナポリ・アフラゴラ高速鉄道駅、北京大興国際空港、リヤド新地下鉄システムのKAFDインターチェンジ駅など、世界各地で受賞歴のある交通インフラを建設してきたほか、アブダビのランドマーク的存在であるシェイク・ザイード橋や、台北近郊で建設中の丹江橋なども手がけています。

ザハ・ハディド・アーキテクツの代表であるパトリック・シューマッハは次のように述べています。
「私たちは、ハイパーループ・イタリアとのコラボレーションを楽しみにしています。変革をもたらす建築、エンジニアリング、都市計画を、最も効率的で持続可能な交通ネットワークと結びつけることで、都市におけるアクセス性、接続性、福祉を大幅に向上させることができます。我々はハイパーループ・イタリアの学際的なアプローチを共有しています。このアプローチでは、デザインや運営技術の革新と、環境に配慮した材料や建設方法の進歩を組み合わせることで、空間的に独創的で、構造的に効率が良く、環境的に持続可能な、未来に強いプロジェクトを提供することができます。」

ハイパーループ・イタリアの創設者兼CEOであり、Hyperloop Transportation Technologies(HyperloopTT)の共同創設者でもあるビバップ・グリスタ(Bibop Gresta)は次のように述べています。
「今回の合意は、ハイパーループ・イタリアと第4次産業革命の発展に向けた新たな一歩となります。これは、ハイパーループ®技術の開発に携わる世界最高の人材を集めるためにハイパーループ・イタリアが先月開始したHyperloop Partnership Programの成功を裏付けるものです。ザハ・ハディド・アーキテクツは、ハイパーループ・イタリアが卓越した建築デザインを推進する上で、最適なパートナーであると確信しています。ザハ・ハディド・アーキテクツの数十年にわたる市民生活や交通インフラに関するグローバルな経験は、ハイパーループ・イタリアの交通ハブが直感的に操作でき、持続可能で、都市のコンテクストに完全に統合されたものであることを保証するために不可欠です。私たちは、リサイクル率の高い新世代の環境に優しい素材を使って、世界で最もアクセスしやすく、便利で安全な交通システムを構築することを約束します。」

ハイパーループ・イタリアのChief Revenue OfficerであるAndrea Minerdoは以下のように同意します。
「数ヶ月にわたる詳細な評価の結果、我々はイタリア半島におけるハイパーループ・イタリア・プロジェクトのほとんどを決定づけるパートナーシップを確立し、最速かつ最も効率的な輸送技術でコミュニティをつなぐことになりました。」

ザハ・ハディド・アーキテクツのディレクター、フィリッポ・イノチェンティ(Filippo Innocenti)は次のように述べています。
「私たちのデザインは、環境とすべてのコミュニティに配慮しながら、未来を見据えています」
また、ザハ・ハディド・アーキテクツのプロジェクト・アーキテクトであるジャン・ルカ・バローネ(Gian Luca Barone)は次のように述べます。
「ザハ・ハディド・アーキテクツは世界中で有名な建築物を建設してきましたが、イタリア人である私たちは、ハイパーループ・イタリアと提携し、21世紀の交通システムをイタリアの人々に提供できることを特に誇りに思っています。」

中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」

1,108.50 中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」

中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」“IDENTITY”アームチェアとテーブル。 photo©キムラ
中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」工場に横たわるチークの原木。 photo©中西正佳建築設計事務所
中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」活気に満ちた工場内部。 photo©中西正佳建築設計事務所

中西正佳建築設計事務所がデザインしたラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」を掲載します。

IDENTITYのプロジェクトが始まったのは2015年7月。私が独立する半年前のことだ。インドネシアに工場を持ち日本国内販売をしている、あるラタン家具メーカーが100周年を迎えるにあたり、その記念モデルをつくろうということになった。社長とは私が学生時代からの15年以上の付き合いで、お父様である先代の社長も含め、家具、建築、経済、社会のことなど、幅広く話し合ってきた。「次の100年間、愛される椅子を作りましょう」と提案したところ、トントン拍子でプロジェクトが進むことに。

エッセイより

そして、同年のお盆休みを利用し、メーカー社長といざインドネシアの工場へ。

チークの原木の山や工場の広さ、職人さんの活気に圧倒されながらも、出来上がっていたサンプルに座ると、座り心地が良くない。セットでデザインしたテーブルはよかったのだが、椅子は、背中が背もたれ全体に当たらなかったり、座面が深すぎたり、手作りなので左右の背もたれの角度が違ったりと問題が多数見つかった。

エッセイより

もたれやアームの図面では表現しきれない微妙な曲面や勘違いして作ってしまいそうな部分は、工場長の許可をもらい、直接職人さんに片言のインドネシア語で指示する。「イニ、ドゥアミリ、ポットン(ここ2mm落とす)」といった具合だ。日本で建築を作っている時も同じだか、工場長にも、職人さんにも、ビジョンと熱意を伝えることがとても大切で、言葉が多少通じなくても、身振りやスケッチで伝わっていくのが肌で感じられた。

エッセイより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開

2,217.00 ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開 photo courtesy of ZHA
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開 photo courtesy of ZHA
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開 photo courtesy of ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、モバイルスペース「Alis pod」です。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展のイタリア館入り口で公開されています。
ここちは、アレッサンドロ・メリス(Alessandro Melis)がキュレーションした2021年のヴェネツィア・ビエンナーレのイタリア館のテーマ「Resilient Communities」に呼応するように考えられたザハ・ハディド・アーキテクツによるインスタレーション「High-performing Urban Ecologies」の一部です。またインスタレーションには中国・成都で進められている都市開発プロジェクト「ユニコーン・アイランド・マスタープラン」の計画案も紹介されており、こちらも併せて紹介します。

こちらは建築家による「Alis pod」についてのテキストの翻訳です

現代のミーティングエリアに求められる新たな要求に応えるため、「Alis」は柔軟性と快適性、そして高度な情報技術を統合した空間の中で、コラボレーションと協力を促進するようデザインされています。

会議や交流のためのモバイルスペースである「Alis」は、屋内外、オフィスや商業スペース、駅や空港などの市民や共同体など、さまざまな環境に設置することができます。「Alis」は、ユーザーの要求に応じて完全にカスタマイズできる即席のミーティングルームを実現します。

革新的な設計技術と最大限の接続性、精密な製造技術を組み合わせたこのデザインは、蘭の花びらをイメージしており、ポッドを包み込み、プライバシーとシェルターを提供し、最適な視界を確保します。

設計はザハ・ハディド・アーキテクツ、施工はテクノが担当し、3DプリントやCAD/CAMツールなどのデジタル製造技術を駆使して最高水準の製品を実現しています。

モジュラーデザインにより、ポッドは容易に分解、運搬、再利用が可能であり、様々な機能のために異なる構成で再利用することができます。

ポッドの各要素は、循環型のデザインサイクルに組み込まれており、長寿命の耐久性と、リサイクルや再利用が可能な部品による最小限の廃棄物を実現しています。

特注のパネルシステムから、自然にインスパイアされたまとまったデザインの中に、ほとんどの電子機器や機械設備を目立たないように隠している床や天井まで、「Alis」は未来のコラボレーションを象徴しています。

芦沢啓治建築設計事務所+ノームアーキテクツによる、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディとして、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売

920.21 芦沢啓治建築設計事務所+ノームアーキテクツによる、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディとして、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売

芦沢啓治建築設計事務所+ノームアーキテクツによる、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディとして、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所+ノームアーキテクツによる、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディとして、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売 photo©見学友宙
芦沢啓治建築設計事務所+ノームアーキテクツによる、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディとして、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売

芦沢啓治建築設計事務所ノームアーキテクツが設計した、東京の、集合住宅の一住戸の改修「Azabu Residence」。カリモクケーススタディの新しいプロジェクトとして発表され、内装と家具類をフラットに捉えデザインし完成後に販売されました。カリモクケーススタディについては下記の文章を参照ください。

Azabu Residenceは東京西麻布の大通りから一本入ったところにある、1988年に建てられたマンションのリノベーションプロジェクトである。

我々としては同じ棟内における二つ目の物件であり、デベロッパーとも気心が知れていたこともあり、カリモクケーススタディのプロジェクトとして家具デザインも含めたインテリアをデザインすることを提案し了承された。カリモクケーススタディ※1としては4つ目のプロジェクトとなる。今回もカリモクケーススタディのディレクターでもあるNorm Architectsとのコラボレーションとなっている。

建築家によるテキストより

昨今の東京では珍しく敷地を贅沢に使い、エントランスエリアの庭もしっかり作り込まれ、落ち着きのある佇まいを持ったマンションである。雰囲気のある薄暗い廊下から抜け、240m2という大きな部屋が我々が手がけた部屋なのだが、小さなバルコニーはあったものの、使える外部空間というほどではないのだが、どこの部屋からも気持ちの良い光が入ることは確認できた。その光の質、マンションが持っている落ち着いたダークトーンの雰囲気、ノームアーキテクツからのインプットであった、アメリカのミッドセンチュリーにおけるインテリアのインスピレーションから、床、壁、そして家具の色味を決定させた。

建築家によるテキストより

カリモクケーススタディは、カリモク家具によるライフスタイルブランドです。静謐な美への敬愛、素材の豊かな表現、時間に左右されない魅力に対する共通した価値観をもつ建築家によって、建築やインテリアのプロジェクトを通して空間とともに、家具や照明、オブジェクトをデザインします。建築家は、特定の空間のニーズやプロポーションを考慮し、その空間にあった家具やオブジェクトのデザインを行い、それらをコレクションとして背景となる物語とともに、発表していきます。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 原研哉が主宰する「日本デザインセンター原デザイン研究所」が、サインデザイン領域に経験のあるデザイナーを募集中

ap job 【ap job更新】 原研哉が主宰する「日本デザインセンター原デザイン研究所」が、サインデザイン領域に経験のあるデザイナーを募集中

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【ap job更新】 原研哉が主宰する「日本デザインセンター原デザイン研究所」が、サインデザイン領域に経験のあるデザイナーを募集中

原研哉が主宰する「日本デザインセンター原デザイン研究所」の、サインデザイン領域に経験のあるデザイナー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

日本デザインセンター原デザイン研究所(主宰│原研哉)はサインデザイン領域に経験のあるサインデザイナーを募集します。

原デザイン研究所の活動が活性する中で、サイン計画の仕事が増加しており、今回は特にサイン分野での経験者を募集します。
私たちの仕事は、事業構想に端を発し、空間、店舗、アイデンティフィケーション、プロダクト、パッケージ、広告、WEBやSNSを用いた情報発信、展覧会、書籍編集デザインなど、多様なプロジェクトをしかるべき成就に導くあらゆるデザインを担える体制をつくりたいと考えていますので、専門領域をお持ちの方でも、そこを基点とした他領域への発展や連携も期待しています。

また近年は、日本の風土や文化を未来資源として活用していく仕事に注力しています。原デザイン研究所にご自身の未来を重ねて可能性を感じられる方はぜひご応募ください。

野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画

1,054.37 野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画

野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画です。愛知県常滑市のINAXライブミュージアムで開催されている展覧会の関連企画です。会期は2021年10月21日まで。

≪トーク内容≫
今展は、野老朝雄氏とnoizのコラボに加え、タイルを素材に加えたことによるリアルとデジタルの調和を活かした展覧会です。完成にいたるメーキングの過程を振り返りながら、同展タイトルの「DISCONNECT/CONNECT」を背景に、野老氏と豊田氏に、それぞれの役割や魅力、今展のねらい、制作思考中の紆余曲折などを熱く語っていただく予定です。

以下に、展覧会の概要等も紹介します。

大松俊紀アトリエによる「T-chair」

974.34 大松俊紀アトリエによる「T-chair」

大松俊紀アトリエによる「T-chair」 photo©Toshiki Omatsu
大松俊紀アトリエによる「T-chair」 photo©Toshiki Omatsu

大松俊紀アトリエが設計した「T-chair」です。

座面と背板が直角になった椅子は、オブジェとしては美しいが座り心地が悪い。
そこで、垂直になった背もたれの体が寄りかかる部分だけに穴を空け、最小限の部材で体を支えることを考えた。結果として、背もたれがT字になったので、この椅子を“T-chair”と名付けた。

また、この椅子は製作方法も工夫し、前脚と後脚、そしてそれらを繋ぐ貫材のh型を一体となった厚さ40mmの合板から切り出している。そしてT字の背もたれ、座面、すべてを合板で製作し、部材の接合部を出来るだけ簡素にすることで、製作の簡略化だけでなくコストダウンにも繋がり、結果として、新たな美しさの追求にも繋がっていくであろう。

建築家によるテキストより
小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」

1,461.51 小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」

小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」 photo©三嶋一路
小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」 photo©三嶋一路
小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」 photo©三嶋一路

小野寺匠吾建築設計事務所が設計した「本棚 [R]」です。

友人のオフィスに設置するための本棚を設計した。

この棚は、棚板・背板梁・側板柱の3つのシンプルな要素で構成されている。それぞれの要素を構造的な観点から丁寧に価値付けしていくことで、市販の棚にはないアプローチで棚を再構築することを目指した。物を置くという行為=負荷と、棚の構成部材のスケールがインタラクティブに関係し合っている。

特に注意を払ったのが、背板梁を棚の中央部に設置し、スパンに応じて梁せいが最適化されるような方針とすることで、恣意的に設定された側板の間隔に対して形態が応答する、まさに植物の幹や枝の断面径が受けた外力の履歴によって最適化されていくようなシステムと同じ仕組みとなっている。

建築家と構造家によるテキストより

撮影においても同様に「荷重の可視化」にトライした。

雑誌1冊を1単位としてそれぞれの棚板が負担できる荷重を象徴的に表すような構成とした。棚板が担保する荷重があらかじめ設定されていることで、使い手側は可視化された荷重に基づいて棚を使用することになる。言い換えると、軽いものしか置けない場所が意図的に設定されていることで、ぎっしり本を詰め込むだけではなく、自動的に粗密が生まれたり、機能性を伴った感覚的な本棚が生まれたと思っている。

建築家と構造家によるテキストより
『木材の「ほぞ組み継手」を自動設計 東大「Tsugite」開発』(ITmedia NEWS)

541.30 『木材の「ほぞ組み継手」を自動設計 東大「Tsugite」開発』(ITmedia NEWS)

『木材の「ほぞ組み継手」を自動設計 東大「Tsugite」開発』という記事が、ITmedia NEWSに掲載されています。

以下は、解説動画です。

大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of “X”」

920.21 大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of “X”」

大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of “X”」 photo©大松俊紀
大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of “X”」 photo©大松俊紀

大松俊紀 / 大松俊紀アトリエが設計した、椅子「Shades of “X”」です。菊川工業と製作しているアルミニウムを使用した実験家具の三作目です。アーキテクチャーフォトでは、第一作「Shades of Michelangelo」、第二作「Shades of Brunelleschi」も特集記事として紹介しています。

建築ファサードの分野で世界的に有名な菊川工業株式会社と製作しているアルミニウムを使用した実験家具の三作目である。

アルミニウム板を三次曲面加工することで生まれる表面の流れるような表情は、実に美しく、優しい表情をもっている。この美しさと優しさを保ちながら、薄いアルミニウム板を最小限重ねることで、100kgの重さにも耐えられるラウンジチェーが出来ないかと思った。

このラウンジチェーは、3つの薄いアルミニウム板のパーツから出来ており、座面とその下の2枚目のアルムニウム板は4mm厚を三次曲面加工して製作し、3枚目となる脚は4mm厚、10mm厚のアルムニウム板を二次曲面加工し、溶接したものである。また、2枚目の座面下部に穴を空け、脚を貫通させて、1枚目の座面と脚を座面下でボルト留めしている。座面とその下のアルミ板は左右両端の肘掛下のみで溶接しているが、2枚目のアルミ板と脚は溶接していない。そうすることで、座面と脚は着脱可能となる上、人が座る際に掛かる荷重に追随しながら全体として安定した構造となる。

建築家によるテキストより
コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真。熊野亘がキュレーションし芦沢啓治らが参加

811.95 コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真。熊野亘がキュレーションし芦沢啓治らが参加

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コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真。熊野亘がキュレーションし芦沢啓治らが参加 photo©阿野太一・楠瀬友将
コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真。熊野亘がキュレーションし芦沢啓治らが参加 photo©阿野太一・楠瀬友将
コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真。熊野亘がキュレーションし芦沢啓治らが参加 photo©阿野太一・楠瀬友将

コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真です。会期は2021年3月31日まで(こちらのページからの事前予約制での開催)。プロダクトデザイナーの熊野亘がキュレーションし芦沢啓治ら13組のデザイナーが参加しています。
会場は、アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介した芦沢啓治建築設計事務所による東京・港区西麻布の「Karimoku Commons Tokyo」の1階ギャラリーです。施設の公式サイトはこちら

Basketclubはまさにこのコロナ禍を反映した新しい活動で、カナダ出身のJamie Wolfondとオランダ出身のAdrianus KundertによってInstagramの中で始まりました。 

二人はコロナにより昨年のミラノデザインウィークがキャンセルとなり、自分たちの創作活動を発表できないことや活動ができないことを危惧しました。そこで互いに関心があった、荷締めベルトの“weaving(編む)”からヒントを得た二人は、その編むという行為を自ら行うことで、このコロナ禍での自分たちの創作活動としようと決めたのでした。同じような不遇な状況に置かれ、また“編む”という手工芸に関心を持つデザイナーが多いことに気づいた二人は、誰もが共有し反応できるデジタル環境にプラットフォームを置くことでアイディアを具現化することを思いつくのでした。 

展覧会に関するテキストより

Basketclubの活動は現在、世界の垣根を超え約12組のデザイナーによって構成され、月に一度彼らの新作である編んだ作品(バスケット)を発表しています。彼らのコミュニケーションも全てデジタルで行われ、新作の課題も毎月発表される一つのemojiをもとに、各デザイナーがそのemojiの意味を独自に解釈して思い思いの作品を手で作り、インスタグラムへ投稿していきます。

展覧会に関するテキストより

Basketclub デザイナー
Jamie Wolfond ジェイミー・ウォルフォンド
dach & zephir ダッハ アンド ゼファー
Greatminor  グレイトマイナー
Bertian Pot ベルトヤン・ポット
WIESI WILL ウィジー・ウィル
Earnest Studio アーネスト スタジオ
Samy Rio サミー・リオ
Esmé Hofman エスメ・ホフマン
Adrianus Kundert アドリアヌス・カンダート
Oficina オフィシナ
shigeki fujishiro 藤城成貴
Chris Kabel クリス・カベル
Keiji Ashizawa 芦沢啓治

展覧会に関するテキストより
佐藤可士和と村上隆の対談等の13個の動画が公開。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたもの

528.41 佐藤可士和と村上隆の対談等の13個の動画が公開。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたもの

佐藤可士和村上隆の対談等の13個の動画が公開されています。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたものです。アーキテクチャーフォトでは佐藤可士和展の会場写真を特集記事として公開しています。

国立新美術館は、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動方針とし、デザインや建築の展覧会を定期的に開催してきました。この理念に基づく企画として、日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和(1965年生)の過去最大規模となる個展を開催いたします。
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけた佐藤は、 2000年の独立以来、企業から、幼稚園、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、地域産業まで、多種多様な分野で革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、内外から注目を集めてきました。
本展では、佐藤自身がキュレーションする会場構成のなかで、約30年にわたる活動の軌跡を多角的に紹介します。

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