design archive

NOSIGNER・太刀川瑛弼による書籍『デザインと革新』

NOSIGNER・太刀川瑛弼による書籍『デザインと革新』がamazonで発売されています

NOSIGNER・太刀川瑛弼による書籍『デザインと革新』がamazonで発売されています。リンク先にプレビュー画像などが11枚掲載されています。

イノベーションを起こす発想は、こうやってつくられる

学生時代に起業し、わずか10年でデザイン界にイノベーションを起こすデザイナーとなったNOSIGNERの太刀川瑛弼氏。
本書は、太刀川氏が今までの仕事の中で気づいた、デザインとイノベーションと人生にとって大切な50の思考術を紹介します。インターネット以降、かつてないほどの変化を迫られるデザイン界に、本当の意味で良いデザイン、そしてソーシャルイノベーションを生み出すのに必要な事とは? デザインやものづくりに携わる人はもちろん、あらゆるジャンルのビジネスマンにも目からウロコの思考術がきっと見つかる、イノベーションを起こすヒントが詰まった1冊。

デザインと革新
太刀川 瑛弼
4756247156

齊藤良博 / エイスタディがインテリアデザインを担当した、三井住友銀行東館2Fの金融ミュージアム「金融/知のLANDSCAPE」

09142015_smbc_30780
all photos©Asada Tsukuru

齊藤良博 / エイスタディがインテリアデザインを担当した、三井住友銀行東館2Fの金融ミュージアム「金融/知のLANDSCAPE」です。またこの作品には、アートディレクションとして中村勇吾も関わっているとのこと(詳細は下部クレジット参照)。

三井住友銀行東館2Fの金融ミュージアム「金融/知のLANDSCAPE」のインテリアデザインを担当しました。デジタルサイネージと連動し、金融にまつわる様々な知識を体感しながら得ることができる空間です。
床から天井まで伸びるタッチ式のモニターによる柱が立ち並ぶ空間は、音響効果も相まってデジタルコンテンツの変化で様々な様相を見せていきます。三井住友グループによる「日本からの発信」という文脈を大切にしており、細幅のフローリングの選定や白木の柱の凛とした佇まいを感じさせる設計としています。

http://museum-of-finance.com/
のウェブサイトから動画がご覧になれます。

テレビ東京WBSの特集動画「1万人が支える“新たなものづくり”」が公開

テレビ東京WBSの特集動画「1万人が支える“新たなものづくり”」が公式サイトで公開されています

テレビ東京WBSの特集動画「1万人が支える“新たなものづくり”」が公式サイトで公開されています。

今週都内で開かれたギフトショーで17万円の金属製の高級酒器が注目を集めました。作ったのは岩手県釜石市の金属加工業、エムテックの久保社長です。ステンレスの4倍近い硬さで、金属アレルギーになりにくいコバルトクロム合金を加工しました。久保社長にとって初めての自社商品ですが、酒器のデザインは外部企業を頼りました。その企業が都内のベンチャー、エイスです。運営するサイト「ウィーメイク」に登録する1万人のクリエイターからデザイン案を募集しました。ユニークなのは、デザイン案が採用された人だけではなく、商品名などが採用された他の参加者にも報酬が支払われる仕組みです。この仕組みで、大手企業、王子製紙のグループ会社も、強化段ボールの一般向け商品の案を募集しました。段ボール業界の常識にとらわれない案などが集まり、最終的に収納棚が完成しました。約7,000円~という価格ですが、展示会で興味を持つ消費者もいました。

リべスキンドが、モローゾ社のためにデザインしたソファの写真 著名な工業デザイナーのロン・アラッドによる、東京の住宅「D house」の写真

著名な工業デザイナーのロン・アラッドによる、東京の住宅「D house」の写真がdesignboomに掲載されています

著名な工業デザイナーのロン・アラッドによる、東京の住宅「D house」の写真が9枚、designboomに掲載されています。ISSHOアーキテクツがローカルアーキテクトの役割を担ったとの事。

テレビ東京・WBSの特集「オフィス家具が働き方を変える」の動画

テレビ東京・WBSの特集「オフィス家具が働き方を変える」の動画が公開されています

テレビ東京・WBSの特集「オフィス家具が働き方を変える」の動画が公開されています。設計事務所KAMITOPENの吉田昌弘なども登場します。

オフィスの生産性アップに頭を悩ます企業が増える中、これまでにない家具を使って、オフィス改革を進める動きが広がっています。オフィス家具メーカー大手のプラスは、今月から社内に簡易カフェを設置できる「5TSUBO CAFE」の本格サービスを開始。コンパクトなスペースに、野菜やコーヒー、季節ごとの花などの宅配サービスや、社員同士の会話を誘うモニターを設置してオフィス活性化を促します。スマホゲームを開発するITベンチャーのブループリントは、オリジナル家具を建築事務所に依頼。尖ったひし形の机を組み合わせて、自在に形を変えられるようにしました。一方、民間だけでなく役所でもオフィス改革が始まっています。総務省は、緩く曲がったテーブル1台をチームで採用。会議がスムーズになり、打ち合わせ用の書類が約8割削減するなど効果が現われ始めました。オフィス家具が働き方を変えていく動きは今後も続きそうです。

吉岡徳仁のウェブサイトがリニューアルしています TAKT PROJECTによる、普段家電内部に使用される電子部品を見えるようにし、デザインの境界を問い直す試み「COMPOSITION」

composition00
all photos©Masayuki Hayashi

TAKT PROJECTによる、普段家電内部に使用される電子部品を見えるようにし、デザインの境界を問い直す試み「COMPOSITION」です。

【コンセプト】
木を削り、家具をつくる様に、粘土をこね、器をつくる様に、素材からシンプルに家電をつくる方法はないだろうか?
加飾をまとった虚像のような外装で覆われた家電ではなく、素材から立ち上がったようなピュアな存在。
異素材を混ぜ合わせて新しい素材を生み出す様に、電子部品を素材と捉え、外装材となるはずだった樹脂と混ぜ合わせて固める。
この複合材は、電気が通る素材であり、電子部品が実際に機能する、プロダクトとして成立した素材でもある。
どこまでが素材で、どこからがプロダクトか?
素材から考える事で、素材がプロダクトに変わる境界線、そして、それを定義する既存の枠組みについての思索の試作である。

【機能概要】
家電の機能を成り立たせるために必要な電子部品を、透明なアクリルに封入。
電子部品は、電子基板を必要とせず、封入される事で固定される。
電子部品同士は極細の特殊な電気導線で接続されており、家電として実際に機能する。
非接触式による充電、傾き感知によるON・OFFなどが実装され、このままで通常の使用が出来る。
この新しい家電のつくり方で、懐中電灯をはじめ、時計、温度計、ラジオなど、幾つかのプロトタイプを製作し展示する予定。

美術評論家・椹木野衣への、朝日新聞によるインタビュー「引用なしで創作など出来ない」

美術評論家・椹木野衣への、朝日新聞によるインタビュー「引用なしで創作など出来ない」が公開されています

美術評論家・椹木野衣への、朝日新聞によるインタビュー「引用なしで創作など出来ない」が公開されています。インタビューに関連するであろう書籍として、椹木が1991年に執筆した書籍『シミュレーショニズム』があります。(リンク先は2001年に発行された文庫本版。)リンク先に概要も掲載されています。

シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫)
椹木 野衣
4480086358

以下は書籍の紹介文。

恐れることはない、とにかく「盗め!」世界はそれを手当たり次第にサンプリングし、ずたずたにカットアップし、飽くことなくリミックスするために転がっている素材のようなものだ―「作家」と「作品」という概念およびその成立の正当な基盤とされる歴史性と美学、ひいては「近代」の起源そのものの捏造性を看破、無限に加速される批評言語の徹底的実践とともに、まったく新たな世界認識のセオリーを呈示し、その後のアート、カルチャーシーンに圧倒的な影響を与えた名著。「講義篇」増補を含む。

「再始動するエンブレムと競技場。公平性の確保に腐心」(NIKKEI DESIGN) マンチェスター市立美術館で行われてる、日本のデザイン展「Modern Japanese Design」の会場写真など

マンチェスター市立美術館で行われてる、日本のデザイン展「Modern Japanese Design」の会場写真などがwallpaper*に掲載されています

マンチェスター市立美術館で行われてる、日本のデザイン展「Modern Japanese Design」の会場写真などが7枚、wallpaper*に掲載されています。コムデギャルソンなどのファッションデザインや、倉俣史朗らのプロダクトが紹介されている展覧会のようです。公式サイトのページに、取り上げられているデザイナーのリストも掲載されています。

sacaiのデザイナー・阿部千登勢のインタビュー『デザイナーが語るクリエイションとビジネス ブランド成功の秘けつとは』

sacaiのデザイナー・阿部千登勢のインタビュー『デザイナーが語るクリエイションとビジネス ブランド成功の秘けつとは』がWWDJAPANに掲載されています

sacaiのデザイナー・阿部千登勢のインタビュー『デザイナーが語るクリエイションとビジネス ブランド成功の秘けつとは』がWWDJAPANに掲載されています。

深澤直人がディレクションする、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「雑貨展」が開催 [2016/2/26-6/5]

深澤直人がディレクションする、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「雑貨展」が開催されます

深澤直人がディレクションする、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「雑貨展」が開催されます。会期は、2016年2月26日(金)~6月5日(日)。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2016年2月26日より企画展「雑貨展」を開催いたします。
今日、私たちの暮らしのいたるところに、「雑貨」と呼ばれるモノが存在します。しかし、非常に身近であるはずの「雑貨」は、すぐ手の届くところにありながら、その定義は曖昧にして捉えどころがありません。

そもそも、私たちが普段無意識に使っている「雑」という字には、「分類できないもの」「多様に入り混じったもの」という意味があります。その中でも「雑貨」というカテゴリーが生まれた背景には、時代の節目節目に外来の多様な生活文化や新しい習慣を柔軟に受け入れてきた歴史があります。その変化に応じて、暮らしの中に様々なモノを取り込んできた日本人の生活史を象徴する存在が「雑貨」ともいえるのではないでしょうか。

日本の高度経済成長期にあたる約半世紀前までは、「雑貨」とは、やかんやほうき、バケツといった「荒物」=生活に必須な道具を指していました。しかし現在、街中の「雑貨店」の店頭には、グラスやナイフにうつわ、ブラシやスツール、時に食品や化粧品まで、中には用途が分からないモノや実用性を持たないモノなど、従来の「雑貨」のカテゴリーを超えたあらゆるモノを見ることができます。インターネットが普及し、自身の嗜好や感性に馴染むモノがいつでもどこでも自由に入手可能になった現代で、こうした傾向はますます加速し、「雑貨」という概念も広がり続けています。

このような変遷を踏まえて、今あえてゆるやかに定義するならば、「雑貨」とは「私たちの日常の生活空間に寄り添い、ささやかな彩りを与えてくれるデザイン」といえるでしょう。探す、選ぶ、買う、使う、飾る、取り合わせるといった行為や経験を通じて、モノ自体が持つ魅力を再発見し、暮らしに楽しみをもたらしてくれる「雑貨」は、もはや現代人の生活空間に欠かせない存在となっています。
本展はこうした「雑貨」をめぐる環境や感性を、世界的にもユニークなひとつの文化として俯瞰し、その佇まいやデザインの魅力に改めて目を向ける展覧会です。

takram・田川欣哉、IDEO・野々村健一らが出演したトークイベント「HEART CATCH 2015」のレポート『超一流でも「ものづくり」だけでは稼げない』

takram・田川欣哉、IDEO・野々村健一らが出演したトークイベント「HEART CATCH 2015」のレポート『超一流でも「ものづくり」だけでは稼げない』が東洋経済オンラインに掲載されています

takram・田川欣哉、IDEO・野々村健一らが出演したトークイベント「HEART CATCH 2015」のレポート『超一流でも「ものづくり」だけでは稼げない』が東洋経済オンラインに掲載されています。

ジョセフ・アルバースの妻でテキスタイル・デザイナーのアニ・アルバースの著書『デザインについて』

ジョセフ・アルバースの妻でテキスタイル・デザイナーのアニ・アルバースの著書『デザインについて』がamazonで発売されています

ジョセフ・アルバースの妻でテキスタイル・デザイナーのアニ・アルバースの著書『デザインについて』がamazonで発売されています。

バウハウスに学び、アメリカで人気を博したテキスタイル・デザイナー——アニ・アルバースが自らの哲学について語った珠玉の論考集。

アニ・アルバース(1899‐1994)は、20世紀のテキスタイル、工業デザイン、版画、ジュエリーの分野で活躍したアーティスト・教師。ドイツのバウハウスで出会った夫のジョセフ・アルバースとアメリカに亡命し、ブラックマウンテン・カレッジやイェール大学などでモダニズムのデザイン教育に携わった。その作品はニューヨーク近代美術館をはじめ有名な美術館に収蔵され、日本でもユニクロのコラボTシャツでその名を轟かせている。
本書は、アニ・アルバースによるデザイン哲学が語られている、珠玉のエッセイ集だ。素材そのものからもたらされる機能美を称えつつも、ものづくりに機械化がすすむ時代において工芸家が求められる心得を説く──バウハウスの精神をもとに、無名性、アートという不変な存在、いろいろな化学繊維の誕生、美術館の建築への関わり、中南米の織物、ジュエリーづくり、触覚の大切さなどを記すアニの文章には、デザインについて普遍的な問題を読者と共有していこうとするシンプルな情熱が貫かれている。そのメッセージは、21世紀初頭の「工学化」した現代においても魅力的だ。

デザインについて:バウハウスから生まれたものづくり
アニ・アルバース 日髙 杏子
4560084815

安東陽子・伊藤暁・藤原徹平によるトークセッション「テキスタイルが見た建築、建築が見たテキスタイル」の内容

安東陽子・伊藤暁・藤原徹平によるトークセッション「テキスタイルが見た建築、建築が見たテキスタイル」の内容が10+1websiteに掲載されています

テキスタイルデザイナーの安東陽子と建築家の伊藤暁藤原徹平が参加したトークセッション「テキスタイルが見た建築、建築が見たテキスタイル」の内容が10+1websiteに掲載されています。書籍『テキスタイル・空間・建築』の出版に合わせて行われたもの。

安東陽子 テキスタイル・空間・建築 (現代建築家コンセプト・シリーズ vol.20)
安東陽子
4864800197

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。