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遠野未来建築事務所による、コンテナハウス「Red Container」
遠野未来建築事務所による、コンテナハウス「Red Container」 photo©takeshi noguchi
遠野未来建築事務所による、コンテナハウス「Red Container」 photo©takeshi noguchi
遠野未来建築事務所による、コンテナハウス「Red Container」 photo©takeshi noguchi

遠野未来建築事務所が設計した、コンテナハウス「Red Container」です。

信州カラマツは美しい赤色と木目が特徴である。針葉樹の中では比較的強度があるものの、反りやねじれが大きくこれまで建材としてあまり使われてこなかったが、乾燥技術が進みその懸念が解消されたことで今後様々な用途で活用が期待されている。ここでは丸太の柱・梁の構造材、床・壁・軒天・家具など、天井以外はすべてカラマツで仕上げられ、その素材と空間を体感することができる。
天井のみ木組のカラマツの赤色の梁と対比させるため、あえて地域産の色白のサワラを使っている。

建築家によるテキストより
藤本壮介への、ニューヨーク・タイムズによるインタビュー記事「壁のない家 ―― 建築家・藤本壮介の軌跡」

藤本壮介への、ザ・ニューヨーク・タイムズ・スタイル・マガジンによるインタビュー記事「壁のない家 ―― 建築家・藤本壮介の軌跡」が公開されています。

岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・千代田区のオフィス「SILQ Capital Office」
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・千代田区のオフィス「SILQ Capital Office」 photo©三嶋一路
岡田宰 / 2id Architectsによる、東京・千代田区のオフィス「SILQ Capital Office」 photo©三嶋一路

岡田宰 / 2id Architectsが設計した、東京・千代田区のオフィス「SILQ Capital Office」です。

東京にある資産運用会社の新オフィスの内装デザイン計画である。

企業の性質上、信頼・高級感とベンチャー企業としてのフレッシュさ、秘匿性と解放感といった、一見矛盾するような要素の両立が求められる中、既存空間は植栽を配置したテラスや、木目調のサッシといった、強い性格を既に持っていた。

そこで、セキュリティーを求められる個室空間を既存壁面の延長として挿入し、エレベーターホールから執務空間を通して外部のテラスが見えるように空間形状を整理した。

意匠面においては、荒く掻き落とされたモルタルと艶の無い塗装といった、対極な性格を持つテクスチャーをワントーンでまとめた壁面仕上げや、外部の色を取り込むようなカーペット等、既存空間の意匠との整合性をとりつつ、本質的な素材感による高級・信頼感と企業のフレッシュさを両立させることを試みた。

建築家によるテキストより
藤森照信が、2018年に行った講演「自然を生かした建築のつくり方」の詳細な記録

藤森照信が、2018年に行った講演「自然を生かした建築のつくり方」の詳細な記録が、東西アスファルト事業協同組合に掲載されています。講演内容が図版付き文字起こしレベルで掲載されています。左サイドバーから膨大な過去のアーカイブも閲覧できるでお勧めです。

妹島和世と西沢立衛が2018年に行った講演「環境と建築」の詳細な記録

妹島和世と西沢立衛が2018年に行った講演「環境と建築」の詳細な記録が、東西アスファルト事業協同組合のサイトに掲載されています。講演内容が図版付き文字起こしレベルで掲載されています。左サイドバーから膨大な過去のアーカイブも閲覧できるでお勧めです。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、スイス・バーゼルの、1939年に建てられたコンサートホールの改修「Stadtcasino Basel」
ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、スイス・バーゼルの、1939年に建てられたコンサートホールの改修「Stadtcasino Basel」 photo©roman weyeneth
ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、スイス・バーゼルの、1939年に建てられたコンサートホールの改修「Stadtcasino Basel」 photo©roman weyeneth
ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、スイス・バーゼルの、1939年に建てられたコンサートホールの改修「Stadtcasino Basel」 photo©roman weyeneth

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、スイス・バーゼルの、1939年に建てられたコンサートホールの改修「Stadtcasino Basel」です。施設の公式サイトはこちら。過去に同建築の建替えコンペが行われザハ・ハディドが設計者に選出されましたが、2007年に投票によってその計画が中止になったという経緯があります。その後、2013年にヘルツォーグ&ド・ムーロンに同施設の研究依頼がなされ、4年間の改修期間を経て完成したとの事。

The Extension
We explored a number of possibilities and variations for generating more space to house the additional facilities required for the Musiksaal. We focused on the area between the Musiksaal and the Barfüsserkirche, where the cloisters had been built in the Middle Ages. The area had consequently been cleared for architectural modifications by the Department of Historic Preservation. Initially we proposed extensions to the building between the Barfüsserkirche and the Musiksaal in analogy to the former cloisters but soon jettisoned the idea on urban, architectural, and operational grounds. The Stehlin Musiksaal was brilliantly conceived as a palazzo and all attempts to add on to the building looked like ridiculous patchwork. Similar to the annex of 1939, the extension facing the church would have been perceived as being behind the building and thus inferior to the façade facing Steinenberg.

The only viable solution was to treat the Musiksaal as an autonomous building, uncoupled from the 1939 Casino.

建築家によるテキストより
ギゴン&ゴヤーに、貝島桃代とシモーナ・フェラーリが話を聞いているインタビュー(日本語)

スイスの建築設計事務所ギゴン&ゴヤーの、アネット・ギゴンとマイク・ゴヤ―に、貝島桃代とシモーナ・フェラーリが話を聞いているインタビューが、madoken.jpに掲載されています。

佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「サムライインキュベート」
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「サムライインキュベート」 photo©矢野紀行
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「サムライインキュベート」 photo©矢野紀行

佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「サムライインキュベート」です。

シード企業のサポートするインキュベーションファンド、サムライインキュベートのロゴ、行動指針、そして空間のクリエイションはすべて日本ならではの削ぎ落とされた潔い美意識で統一しました。
まず行動指針を改めて整理し、「志勇礼誠」という言葉を創出。ロゴマークはその四文字を限りなく削ぎ落として抽象化したデザインとしています。
四つの正方形が規則正しく並ぶ姿は、これからの新しい事業構築の礎となる不動の安定感を表し、コーポレートカラーをあえて「スミ」にすることで、さまざまな新しい色の事業を生むサポートをする意志を表明しています。

デザイナーによるテキストより
渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所による、長野・諏訪市の、専用住宅・診察室「Bonheur(諏訪のhouse & Clinic)」
渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所による、長野・諏訪市の、専用住宅・診察室「Bonheur(諏訪のhouse & Clinic)」見上げ。 photo©上田宏

渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所が設計した、長野・諏訪市の、専用住宅・診察室「Bonheur(諏訪のhouse & Clinic)」です。

街に対して開いている治療院と、プライバシーを確保した住宅を両立させるためにコの字型の配置計画としています。
治療院は平屋として圧迫感を抑えながら全面レッドシダーの板張りとし、街に対して視覚的柔らかさを感じてもらえるように素材を配慮しています。
また窓枠にはスチールの化粧窓枠を取付け、経年変化と共に風化という時の経過を楽しめるのもこのファサードの特徴です。
1.8m張り出したキャンティレバーの2階部分がこの建築のアイコンとなりながらこの治療院のサインになるように計画しています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 建築とインテリアをコンセプトプランニングから行う設計事務所「MMA Inc.」が、正社員・契約社員を募集中
【ap job更新】 建築とインテリアをコンセプトプランニングから行う設計事務所「MMA Inc.」が、正社員・契約社員を募集中
【ap job更新】 建築とインテリアをコンセプトプランニングから行う設計事務所「MMA Inc.」が、正社員・契約社員を募集中House facing the sea

建築とインテリアをコンセプトプランニングから行う設計事務所「MMA Inc.」の、正社員・契約社員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

MMAは、インテリアをコンセプトプランニングから行う設計事務所です。

常に今の時代の技術や知識を探求し、新しい素材を積極的に発想する一方で、プロジェクトに対して常に「なぜ?」という姿勢と、物事の目線を変えて解決をするイメージの力を大切に。

アーキテクトというアプローチを通して人々の感情とフィジカルな体験に訴える、言葉では伝えきれない、無意識の美しさと普遍的な心地よさを想起させる空間・建築を作り出します。

この度、チームの一員として、プロジェクトに参加して頂けるスタッフを募集致します。

弊社はインテリア、建築設計を中心とした設計事務所で、美術館の会場構成、住宅建築、商業インテリア、プロジェクトによってはプロダクトの製作など、幅広い業務を行っております。
各プロジェクトの提案から現場監理までを担当して頂きます。

新井里志+中富慶 / Kii inc.による、東京・目黒区の、ショールーム・オフィス「FIVE-ONE」
新井里志+中富慶 / Kii inc.による、東京・目黒区の、ショールーム・オフィス「FIVE-ONE」 photo©兼下昌典
新井里志+中富慶 / Kii inc.による、東京・目黒区の、ショールーム・オフィス「FIVE-ONE」 photo©兼下昌典

新井里志+中富慶 / Kii inc.が設計した、東京・目黒区の、ショールーム・オフィス「FIVE-ONE」です。

テキスタイルメーカーのオフィスの設計。既存オフィスが手狭になったことから移転することとなり、テナントビルの1フロアをオフィスとショールームへと改修した。

FIVE-ONEは、カジュアルからハイブランドのメゾンまで対応できる様々な生地をつくっている。想像できないほどたくさんの工程を経ていたり、おおよそ生地とは関係ないような特殊な技術や素材を生地に応用するなど、新しい生地の表現を探求している。実際に出来上がった生地はみているだけで心が踊るような表情を持つものばかりで、FIVE-ONEがつくる生地のような、おもしろさ、楽しさ、を空間でも表現できればと思い、デザインを進めた。

建築家によるテキストより
構造家の佐藤淳へのインタビュー動画 コールハースと書籍『S, M, L, XL』を制作したことでも知られるデザイナー ブルース・マウに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画

レム・コールハースと書籍『S, M, L, XL』を制作したことでも知られるデザイナー ブルース・マウに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画です。制作はルイジアナ美術館。

森下陽 amp/アンプ建築設計事務所による、静岡・掛川市の店舗併用住宅「ヨセムネノイエ」
森下陽 amp/アンプ建築設計事務所による、静岡・掛川市の店舗併用住宅「ヨセムネノイエ」 photo©長谷川健太
森下陽 amp/アンプ建築設計事務所による、静岡・掛川市の店舗併用住宅「ヨセムネノイエ」 photo©長谷川健太
森下陽 amp/アンプ建築設計事務所による、静岡・掛川市の店舗併用住宅「ヨセムネノイエ」 photo©長谷川健太

森下陽 amp/アンプ建築設計事務所が設計した、静岡・掛川市の店舗併用住宅「ヨセムネノイエ」です。

もともとこの敷地には建主の祖母が住んでいた築100年程の農家住宅が建っていた。
しかし調査に訪れた時点では既に更地となっており北は3階建ての店舗併用住宅、全面道路を挟んで東はロードサイドの商業施設、南と西は敷地が1m程高い住宅と敷地は十分な広さはあるが周囲を囲まれ見下ろされている印象が強かった。周辺の屋根形式も用途と同じように切妻・入母屋・陸屋根等様々な屋根が混在している。
そこで囲まれながらも開きかつ周囲に馴染むような建ち方を検討した。

建築家によるテキストより
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」 photo©太田拓実

佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」です。店舗の公式サイトはこちら

日本からアメリカ、台湾など世界に展開する回転寿司チェーン店くら寿司のグローバル旗艦店。

ロゴをはじめ食器、制服など店内アプリケーションからインテリアデザインまで一気通貫したブランディングを行なっています。

歌川広重の浮世絵「東都名所高輪廿六夜 待遊興之図」では、寿司・天ぷら・そば・甘味の屋台、たこの着ぐるみを着ている者、伊達男やお姫様の扮装をする者など、人々が賑やかに集う江戸の町人文化が描かれています。その江戸の風景を現代的に再解釈しデザインしました。

デザイナーによるテキストより
新井里志+中富慶 / Kii inc.による「カルティエのコンビニ」
新井里志+中富慶 / Kii inc.による「カルティエのコンビニ」 photo©兼下昌典

新井里志+中富慶 / Kii inc.が設計した「カルティエのコンビニ」です。2018年9月に渋谷で行われたイベントの為にデザインされたものです。

1本の釘をモチーフにしたカルティエのジュエリー「ジュスト アン クル」のプロモーションイベントとしてのコンビニ。その象徴となる場所をデザインした。
ありふれた一本の釘をジュエリーへと昇華させたように、ドリンク棚やサインといったコンビニにある日常的な風景を「ジュスト アン クル」のストーリーに沿った特別なものへと変えた。

建築家によるテキストより

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