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石上純也に「東京」について聞いている、2020年1月に収録されたインタビュー動画「Junya Ishigami On Tokyo」(日本語)

石上純也に「東京」について聞いている、2020年1月に収録されたインタビュー動画「Junya Ishigami On Tokyo」です。制作はルイジアナ美術館。日本語で答えています。

In this short video, the award-winning Japanese architect Junya Ishigami talks warmly of Tokyo – a diverse and intense city, which “continues endlessly.”

Ishigami loves the fact that Tokyo doesn’t have just one centre but is a city created from a lot of different small towns: “Depending on where you go, you will have completely different experiences.” This diversity, he continues, also applies to the people who inhabit the many “different village-like towns, which together creates a big city.” This, combined with the placement of shops at all levels of the city, gives you the feeling of not knowing where the city starts and stops: “Because of this Tokyo can continue to grow bigger. However, it can also stay very local and small and retain this kind of characteristic.” Though most of the old buildings in Tokyo were demolished during World War II and the big earthquake, a lot of the original structure still exists, he says, adding that it is a shame that many of the new big development programmes seem to be changing this trait.

オルジアティやズントーも教鞭をとったことがあり、日本人も数多く留学しているスイスの建築学校「メンドリジオ建築アカデミー」の校舎を特集した動画(日本語字幕付)

ヴァレリオ・オルジアティやピーター・ズントーも教鞭をとったことがあり(オルジアティは2020年1月時点でスタジオを持っています)、日本人も数多く留学しているスイスの建築学校「メンドリジオ建築アカデミー」の校舎を特集した動画です。日本語字幕付。スイス国営放送が制作したものをswissinfoが字幕付きで公開したものです。この施設はソリマン・ツアーキルヒェン(Soliman Zurkirchen Architekten)が2002年に完成させた建築で写真はこちらで閲覧可能です。

※2020/4/14、第5回目の動画を追加。

第1回目

シリーズ「スイスの建築」第13話は、ティチーノ州のイタリア国境にあるメンドリジオ建築アカデミーへ。そこでは日夜、さまざまなアイデアが生まれる。「フレキシブルな四角形」と称される新築校舎はまるで、学生たちの無限の可能性を引き出す小宇宙だ。

アカデミー創設者で建築家アウレリオ・ガルフェッティ氏は、新校舎が学生たちにどんな影響を与えているのか、同アカデミーのディレクター、ヴァレンティン・ベアルト氏は、学校に秘められた「大きなチャンス」とは何かを明かす。

シリーズ「スイスの建築」:スイス公共放送協会が過去にスイスエンジニア・建築家協会(SIA)と共同で制作したシリーズ番組「Die Schweiz bauen(スイスの建築)」はスイス国内にある優れた13の建築物を紹介。建築家や関係者らのインタビューを交えながら、プロジェクト発足の経緯や建築の過程などを紹介する。1回につき約3~5分に分けた日本語字幕付きの全13話を、毎週日曜日にオンライン配信する。

山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、佐賀・唐津市の、シェアオフィス / レンタルスペース「MEME」
山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、佐賀・唐津市の、シェアオフィス / レンタルスペース「MEME」 photo©中村勇介

山家明 / マウンテンハウスアーキテクツが設計した、佐賀・唐津市の、シェアオフィス / レンタルスペース「MEME(ミーム)」です。施設の公式サイトはこちら

唐津に誕生したホテルや映画館、カフェ、アンテナショップ、観光案内所が入った複合施設 “KARAE”(カラエ)内に入るシェアオフィス/レンタルスペースの計画。

地元に限らず、旅行者なども多い立地であることから、豊かな唐津文化を受け継ぎ、地域を超えてその魅力を伝播させていく、街のコアとなるような施設が求められた。

旅行者も地元で働く人も、分け隔てなく、コミニュケーションが生まれるように、シェアオフィスの半分は、オープンなスペースとし、4室設けられた個室はカラーガラスでゆるく仕切ることで、プライベートを確保しながらもつながりを感じるように計画した。

建築家によるテキストより
山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京・目黒区の、集合住宅の一住戸のリノベーション「smooth wall house」
山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京・目黒区の、集合住宅の一住戸のリノベーション「smooth wall house」 photo©長谷川健太
山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京・目黒区の、集合住宅の一住戸のリノベーション「smooth wall house」 photo©長谷川健太

山村尚子+鈴木宏亮 / す ず きが設計した、東京・目黒区の集合住宅の一住戸のリノベーション「smooth wall house」です。

集合住宅の一住戸のリノベーションである。セカンドハウス・アトリエ・ギャラリーとして開放的で明るい空間がほしい。との依頼を受けた。

解決すべきことは二つ。効率を重視した、細長い平面により玄関側が暗いこと。共用部となる窓に手を加え、開放感のある空間を造り難いこと。これらに対し、私たちは、テラスから玄関まで木の曲面壁をつくり、その壁面の反射で外を室内に取込む。テラスから玄関までを開放的で明るい空間にすることを考えた。

建築家によるテキストより
塔本研作建築設計事務所による、滋賀・大津市の、ギャラリー併用住宅「2kwgallery」
塔本研作建築設計事務所による、滋賀・大津市の、ギャラリー併用住宅「2kwgallery」 photo©塔本研作建築設計事務所

塔本研作建築設計事務所が設計した、滋賀・大津市の、ギャラリー併用住宅「2kwgallery(ニキロワットギャラリー)」です。

現代美術作家でもあるクライアントは、大阪市の靭公園に面したビルで同名のギャラリーを運営していましたが、ご家族の都合で滋賀県へ移住することになり、それならばギャラリーと住居をまとめてしまおうということで、この計画は始まりました。

敷地はJR大津駅から徒歩10分ほどの所にある緩い傾斜地で、国道1号線に面しているため交通量が多く、騒音や振動が気になりましたが、南西は緑深い山に囲まれ、北に琵琶湖や比叡山も望むこともでき、それらを取り込むことで面白いギャラリーができるのでは、と考えました。

クライアントからは、出来る限りギャラリーの壁面を大きくとること、1階ギャラリーの天井を高くすること、西陽をギャラリーに取り入れること、ギャラリーと住居の空間を反転させること、迷路のような空間であること、屋上から琵琶湖が見えること、周辺環境から自立した建築形態を持つこと・・などが求められました。

建築家によるテキストより
ウィル・ギャンブル・アーキテクツによる、イギリス・グレットンの、既存の廃墟を生かし内部空間を作った住宅「The Parchment Works House」の写真など

ウィル・ギャンブル・アーキテクツ(Will Gamble Architects)が設計した、イギリス・グレットンの、既存の廃墟を生かし内部空間を作った住宅「The Parchment Works House」の写真と図面が16枚、archdailyに掲載されています。

スタジオ・グルームによる、中国・上海の、ミニマムな空間内に、素材感あふれるテーブルと階段を配置したデザインが印象的な事務所「CAIUS Office」の写真など

スタジオ・グルーム(Studio Glume)による、中国・上海の、ミニマムな空間内に、素材感あふれるテーブルと階段を配置したデザインが印象的な事務所「CAIUS Office」の写真などが16枚、archdailyに掲載されています。

MVRDVの設計で2021年9月の開館を目指している、オランダ・ロッテルダムの、世界初の訪問者が閲覧可能な芸術作品の収蔵庫「Depot Boijmans Van Beuningen」の外観写真

MVRDVの設計で2021年9月の開館を目指している、オランダ・ロッテルダムの、世界初の訪問者が閲覧可能な芸術作品の収蔵庫「Depot Boijmans Van Beuningen」の外観写真などが9枚、archdailyに掲載されています。NVRDVのウェブサイトには計画段階での内観の画像なども掲載されています。ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館の新棟として建設されているものです。

こちらは、プロジェクトの概要。

This public art depot for the Museum Boijmans van Beuningen features exhibition halls, a sculpture roof garden and a restaurant, in addition to an enormous amount of storage space for art. The public can see what’s going on behind the scenes in a museum and private art collectors will be able to store their own collection under ideal museum conditions. The design – a reflective round volume – responds to its surroundings, Rotterdam’s Museumpark in which it will be completed in 2020, doors will open in 2021.

UNスタジオによる、オランダ・エイントホーフェンの、歴史的ビルの歴史的価値を復元し、そこに現代に必要な価値を加えた改修計画「18 Septemberplein Renovation」の写真など

UNスタジオが設計を手掛けた、オランダ・エイントホーフェンの、歴史的ビルの歴史的価値を復元し、そこに現代に必要な価値を加えた改修計画「18 Septemberplein Renovation」の写真などが14枚、archdailyに掲載されています。

アンパラレルドゥ・アルキテクタスによる、スペイン・オロトの、街路整備で一部解体された建物のファサードを、都市景観の視点から修復したプロジェクト「Can Sau. Emergency Scener」の写真など

アンパラレルドゥ・アルキテクタス(unparelld’arquitectes)が設計した、スペイン・オロトの、街路整備で一部解体された建物のファサードを、都市景観の視点から修復したプロジェクト「Can Sau. Emergency Scener」の写真などが14枚、archdailyに掲載されています。

ヴェネチアビエンナーレ等にも出展している、インドの女性建築家アヌパマ・クンドゥーへのインタビュー動画「Taking Time To Rethink」

ヴェネチアビエンナーレ等にも出展している、インドの女性建築家アヌパマ・クンドゥー(Anupama Kundoo)へのインタビュー動画「Taking Time To Rethink」です。制作はルイジアナ美術館。彼女のウェブサイトで手掛けた作品を閲覧できます。

Anupama Kundoo (b. 1967) is an Indian architect. Kundoo’s internationally recognised and award-winning architecture practice started in 1990 and demonstrates a strong focus on material research and experimentation towards an architecture that has low environmental impact and is appropriate to the socio-economic context. In 2013, Kundoo received an honourable mention in the ArcVision International Prize for Women in Architecture for ‘her dedication when approaching the problems of affordability of construction and sustainability in all aspects.’

日建設計・山梨知彦が、新型コロナウイルスに起因する在宅勤務の状況やウェブ会議などついて思う所を綴ったテキスト『「Zoom飲み」に学び、「Hangoutsお三時」を催す』

日建設計・山梨知彦が、新型コロナウイルスに起因する在宅勤務の状況やウェブ会議などついて思う所を綴ったテキスト『「Zoom飲み」に学び、「Hangoutsお三時」を催す』が、archifuture-web.jpに掲載されています。

矢野寿洋+青山えり子 / 矢野青山建築設計事務所による、愛媛・新居浜市のカーディーラー「J.spot新居浜」
矢野寿洋+青山えり子 / 矢野青山建築設計事務所による、愛媛・新居浜市のカーディーラー「J.spot新居浜」 photo©masao nishikawa
矢野寿洋+青山えり子 / 矢野青山建築設計事務所による、愛媛・新居浜市のカーディーラー「J.spot新居浜」 photo©masao nishikawa

矢野寿洋+青山えり子 / 矢野青山建築設計事務所が設計した、愛媛・新居浜市のカーディーラー「J.spot新居浜」です。

既存店舗を調査すると、多くの店舗で大空間の中に衝立やポップが多数配置され雑然としていた。スタッフや通行者と目が合って落ち着かないという声からそのようにしていると分かった。私達は、『居心地のよい場所=他の人と視線は交錯しないが視線の抜けが確保された場所』という仮説をたて、複数のレベルの屋根スラブの下に高低差のある敷地の地形を活かしたスキップフロアを設け、お互いに視線が交錯せずに視線の抜ける様々な居場所を全部で22か所設けた。各場所から何が見えて誰から見られるかを検討し、視線の抜け具合を県産木材や地元の和紙を用いて微細に調整した。

建築家によるテキストより
伊東豊雄が自身の人生を振り返って語る、朝日新聞の連載記事が、期間限定で無料公開中

伊東豊雄が自身の人生を振り返って語る、朝日新聞の連載記事が、期間限定で無料公開されています。リンク先の2020年3月31日のところから。この無料公開は、新型コロナウイルス感染拡大への対応によるもの。無料ですが会員登録が必要です。

村山徹+加藤亜矢子 / ムトカ建築事務所による、渋谷PARCO内の店舗「PEERLESS」の写真

村山徹+加藤亜矢子 / ムトカ建築事務所のウェブサイトに、渋谷PARCO内の店舗「PEERLESS」の写真が13枚掲載されています。

ファッションブランドvisvimの渋谷パルコ内の店舗設計である。自然光が多く入る敷地の特性を生かして、ナチュラルな光があふれる大地をつくることをめざした。そのような光環境をつくりだすために、ルーバーの上面に照明を取り付け、天井懐内で反射した間接光が一様に落ちる仕組みとした。日中は南面から入る自然光と天井の間接光をブレンドすることによってナチュラルな光環境をつくり、商業空間でありながらも心地よいと感じられる空間をつくっている。床は土、フィッティングとレジカウンターが入った箱は土がカビたような風合いのタイル張りとし、これまでvisvimのショップで使われていた什器のフォルムはそのままに、材料を栗のナグリに変換した什器を並べた。一見すると何をデザインしたのかわからないほど自然な空間は、時間や時代を感じさせない、新しくて懐かしい場所となっている。

【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し様々な合理化を進める「矢野青山建築設計事務所」が、愛媛と東京での設計スタッフを募集中
【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し様々な合理化を進める「矢野青山建築設計事務所」が、愛媛と東京での設計スタッフを募集中
【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し様々な合理化を進める「矢野青山建築設計事務所」が、愛媛と東京での設計スタッフを募集中J.spot新居浜

ワークライフバランスを重視し様々な合理化を進める「矢野青山建築設計事務所」の、愛媛と東京での設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

矢野青山建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

私達は東京と愛媛県松山市を拠点とした設計事務所で、戸建て住宅から集合住宅・商業施設・医療施設・公共施設まで幅広いプロジェクトが進行しています。
コロナウイルスによって社会が大きく変わろうとしている今、地方を拠点とすることと、VRなどの最先端のデジタルツールを使いこなすことは大きな可能性があると考えています。

代表の矢野寿洋は東京大学大学院修士課程(曲淵研究室)を修了後、新居千秋都市建築設計にて公共文化施設を複数担当した後、事務所を開設しました。並行して東京大学生産技術研究所で特任研究員を兼務し、キャンパス計画・教育・研究に取り組みました。J.spot今治(https://architecturephoto.net/71122/)や八丈島おじゃれホールが代表作品です。

地方を拠点とすることで、プロジェクトに対し設計の前段階から関ることができること、
そこで得られた知見と実績を活かして全国の様々なプロジェクトに挑戦していくことに可能性と意義があると考えます。ワークライフバランスを重視し、デザインを探求しながらも、様々な合理化によって勤務時間を短縮していきたいと思っています。

幅広い建物の設計に様々なチャレンジをしながら実務経験できるのが最大の特徴です。また、釜石市民会館プロポーザル(優秀賞)・愛媛県歯科医師会館プロポーザル(最優秀賞)・愛媛県南予森林組合事務所(優秀賞)など、プロポーザルに挑戦し続けています。また、昨夏からは、Oculus Quest+UE4で全てのプロジェクトでVRを作成しています。設計期間中に、建物の中を自分の足で自由に歩き回る体験は新鮮で、クライアントに対しての満足度はもちろん、設計手法も変革されてくように感じます。その他Rhinocerosやgrasshopperなどのデジタルツールと手描きや模型などのアナログな手法とを場面に応じて最適な組み合わせを探求する環境で働くことは、将来独立する際にも役立つ経験が積めると思います。

事務所のある和光会館は幼稚園だった建物をコンバージョンした建物で、設計事務所や小劇場の入った施設です。松山城のすぐ脇にある賑わいのある場所に位置しており、自然といろいろなコミュニティをつくることができると思います。大学で取り組んだ研究(都市解析)の実践にも取り組んでいるので、実務を学びながらアカデミックな探求を続けたいという方にもよいと思います。

愛媛県松山市は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、適度に都市化されており、温泉が多いとても暮らしやすい地域です。瀬戸内海に面した人口50万人の都市で、飲食店も多く商店街に活気がありコンパクトな街であることが魅力です。UDCM(アーバンデザインセンター松山)が設立されたり、毎年道後オンセナートが開催されたりするなど、近年デザインに注目が高まっているところです。
空港や港に近く、東京やその他大都市からのアクセスも便利です。いろんな場所を往来しながら活動するので、打ち合わせ等の出張も多く、愛媛の松山というひとつの地方都市を拠点に、全国で設計活動するというイメージがよいかもしれません。
移住の際には物件探しや家賃補助などでサポートも行います。(松山の家賃相場はワンルームで3~4万円程度です)全国各地の仕事を分け隔てなく進めていますので、地元の方も、遠方の方も等しく歓迎します。ZOOM等で面接可能です。また電話やメールでの質問も歓迎します。

遠方の場合は期間短縮&滞在費をサポートしますので気軽に相談ください。
※コロナにより社会状況が刻々と変わっているので柔軟に対応したいと思います。

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