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OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画
OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画Rendering of the expanded New Museum. Courtesy OMA/bloomimages.de
OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画Rendering of the expanded New Museum. Courtesy OMA/bloomimages.de
OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープン。SANAA設計の既存棟を増築する計画。歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向。協働者としてクーパー・ロバートソンも参画Rendering of the expanded New Museum. Courtesy OMA/bloomimages.de

OMA / 重松象平+レム・コールハースによる、アメリカ・ニューヨークの、ニューミュージアムの拡張棟が2025年秋にオープンすることが発表されました。
SANAA設計の既存棟(2007年竣工)を増築する計画です。建築家は、歴史を作る“未来志向の美術館”の為に、集い・交流・創造を促進する透明性と開放性のある建築を志向しました。また、協働者としてクーパー・ロバートソンも参画しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

OMAによるニューミュージアムの拡張部分、2025年秋にオープン

2025年2月27日 – ニューヨーク、米国 – 本日、ニューミュージアムは、OMAがクーパー・ロバートソンと共同で設計した60,000平方フィート(※約約 5,574.2㎡)の建物拡張部分が2025年秋にオープンすると発表しました。

この発表では、開幕展「New Humans: Memories of the Future」についても明らかにされました。この展覧会は、新たに拡張・接続された美術館全体にわたり、150人以上のアーティストを紹介します。歴史の重要な節目にその足跡を拡大し、アーティストと一般の人々により良いサービスを提供してきました。OMAが設計したその拡張部分は、プリンス・ストリート沿いのバワリーにある、SANAAが設計したニュー・ミュージアムの既存の旗艦館を補完しながら、美術館のギャラリースペースを2倍にします。

OMAが設計したその拡張部分は、プリンス・ストリート沿いのバワリーにある、SANAAが設計したニュー・ミュージアムの既存の旗艦館を補完しながら、美術館のギャラリースペースを2倍にします。また、3基のエレベーター、アトリウム階段、エントランスプラザの追加によって訪問者の流れを改善し、アーティストのレジデンシーや公開プログラムのための新たな会場を創出し、美術館の文化的インキュベーターであるNEW INCのために目的に応じて建設された拠点を設立するなど、多くの新機能と拡張要素を備え、美術館と都市にとって変革の瞬間を示すこととなります。

「ニューミュージアムは、常に未来志向の美術館であり、歴史を保存し記録する場所ではなく、歴史が作られる場所です」と、ニュー・ミュージアムのトビー・デヴァン・ルイス館長であるリサ・フィリップスは述べました。「私たちは、ニューヨーク市におけるOMAの最初の公共建築となるこのプロジェクトで、重松象平氏とレム・コールハース氏と共に取り組めることを大変嬉しく思います。これにより、ニュー・ミュージアムはニューヨーカーや世界のアートコミュニティにとって重要な市民資源として、新たな可能性の時代を迎えることになります」

「ニューミュージアムは、新しい文化的な視点や制作のためのインキュベーターであり、その拡張は、その開放的な姿勢を体現することを目的としています」と、OMAのパートナーである重松象平は述べました。「既存の美術館の垂直性と堅牢さに高度に接続されつつも、それとは異なる特徴を持つ建物として構想された新館は、キュレーションの多様性に対応する横に広がるギャラリー、開かれた垂直動線、そして集い、交流、創造のための多様な空間を提供します。この建物は、活気ある公共の顔を創出するようさらに形作られています。 これには、地上の屋外広場、中央アトリウム全体にわたる透明性のある空間、最上部の段状の開口部が含まれており、周囲のコミュニティやその先の人々と開かれた関わりを持つことができます」

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る image©NightNurse
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る image©NightNurse
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る image©NightNurse
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの、新しい地中海文化センター。南部の海峡に面する街での計画。海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包。地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造る image©NightNurse

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、イタリアの、新しい地中海文化センター「Centre of Mediterranean Culture」です。
南部の海峡に面する街での計画です。本建築は、海岸地域の再開発の一環として設計され、展示ギャラリーに加えて水族館や会議場なども内包しています。建築家は、地域の気象条件に対応した外観と海洋環境から着想した内部空間を備えた建築を造ります。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

地中海文化センターの建設が始まる

レッジョ・ディ・カラブリア市長のジュゼッペ・ファルコマータとザハ・ハディッド・アーキテクツのディレクターであるフィリッポ・イノセンティが、新しい地中海文化センターの定礎式を行い、本プロジェクトの建設開始を示しました。

南イタリアのメッシーナ海峡に戦略的に位置するレッジョ・ディ・カラブリアは、何千年もの間、東地中海と西地中海を結ぶ玄関口となってきました。この都市は、イタリア本土とシチリア島を結ぶ玄関口としても機能しています。貿易ルートの中心であり、並外れた生物多様性を持つ海洋生態系の要所であることが、レッジョ・ディ・カラブリアを地中海の歴史の中心に位置づけてきました。そして、それはこの地域をその未来の中心にも位置づけます。

地中海全域の海洋文明が、カラブリアの豊かな地域文化や伝統に影響を与えてきました。新しい地中海文化センターは、カラブリア州と地中海の深い関係を探求することで、レッジョ・ディ・カラブリアの既存の考古学博物館や美術館を補完するでしょう。この関係は、この地域の過去を形作り、今後も未来を形作っていくでしょう。

数十年にわたって環境悪化と浸食を経験してきたこの都市の海岸線の重要な改良を盛り込んだレギウム・ウォーターフロント再開発は、レッジョ・ディ・カラブリアの海岸線の中でも著名なこの区画へのアクセスを大幅に強化し、街の最も象徴的なメッシーナ海峡とシチリア島の眺望を包含する延長プロムナードを備えた新しい海岸沿いの都市公園を造り出します。

レッジョ・カラブリアの商業港を都市の公共空間の不可欠な要素として再結びつけるために、地中海文化センターは市民と文化の主要な集いの場として、ウォーターフロント再開発の一環として設計されます。イベント、展示会、フォーラムの開催に加え、カラブリアの文脈における人類と海の歴史と関係を展示しています。

24,000㎡の地中海文化センターには、常設および期間限定の展示ギャラリーのほか、水族館、パフォーマンスや公開プレゼンテーション、業界イベント用のオーディトリアム、地域の学校が利用する新しい教育スペースと、この街に欠かせない多目的会議施設が備わっています。このセンターには、書店や港を一望できるレストラン&バーを含む、訪問者向けのレジャー施設も含まれています。

センターの施設の4つのウィングは、市内からの出入口となる2層吹き抜けのアトリウムから伸びています。高度なコンピューターシミュレーション・モデリングにより建物の構成が決定されており、それは建築ボリュームを公共の中庭と交互に配置する形となっています。この中庭は、ヨーロッパ最南端の都市のひとつであるこの地の強い日差しや、夏に海峡を通じて吹き込む北からの強風を遮る役割を果たします。その向きによって、各々の保護された中庭は、東に港、南に市街地を望むか、あるいは西向きのテラスに通じており、そこからは海峡とシチリア島の全景を眺めることができます。

視覚的かつ感覚的な物語を生み出すように、センターの内部空間は地中海と海峡の豊かな海洋環境に着想を得て設計されています。豊かな色彩と有機的な形状を持つ海洋生物は、講堂の内部空間のインスピレーションの源となっており、珊瑚の色合いが海峡の生態系の活力を想起させます。

水の流動性と純粋さは、水族館の内部空間に反映され、水族館内の海洋生物が生息する没入型の体験を作り出しています。地中海の長い航海の歴史に宿る探求の精神は、ギャラリーにおける光と影の演出によって表現されており、来訪者を各展示が提示する新たな可能性の探求へと誘います。

BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta

BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」です。
湖畔の遊歩道に面した交流の場の計画です。建築家は、伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案しました。また、瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図されました。施設の場所はこちら(Google Map)。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ジンジー湖パヴィリオンが中国・蘇州のウォーターフロントにオープン

BIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)は、中国・蘇州に1,200㎡のジンジー湖パヴィリオンを完成させました。ジンジー湖のウォーターフロントに位置するこのパヴィリオンは、公共の集まりやもてなしのための空間を提供し、市が活気に満ちた魅力的な遊歩道を創出する取り組みの一環として開発された、11の常設パヴィリオンのうちのひとつです。

BIGとArts Groupによって設計された新しいジンジー湖パヴィリオンは、伝統的な中国の中庭の形式と現代的な公共空間の機能を融合させています。4つの特徴的な建物が相互に接続され、訪問者や地元の人々の集いの場となるとともに、全長13kmのジンジー湖トレイルを歩く人々の休憩地点となっています。このパヴィリオンは、蘇州でBIGが最初に完成させた建築であり、隣接する蘇州現代美術館が今年後半に続いて完成する予定です。

「湖沿いの大きなクスノキの下にたたずむジンジー湖パヴィリオンは、コミュニティに穏やかな空間を提供します。それは、周囲の木々の葉の覆いの延長として構想されました。ピクセル化された葉を様式化した屋根が優雅に地面へと垂れ下がり、小道の交差点に保護用のキャノピーを提供し、湖の素晴らしい景色をフレーミングしています。穴の開いたプレートは、葉の模様をもした斑模様の影を落とし、最適な熱性能を発揮しながら、詩的な美しさと機能性を融合させます」キャサリン・ホアン、パートナー、BIG

パヴィリオンの広々としたガラス張りのファサードからは内部からランドスケープを眺めることができ、磨き上げられたスチール表面が光と緑を映し出し、パヴィリオンとウォーターフロント・パークの間に繊細なつながりを生み出しています。ピクセル化された屋根は、構造体のスケールをさらに崩し、周囲の環境の質感と調和させています。

「ジンジー湖パヴィリオンは、統一されたキャノピーの下に配置された公共空間のファミリーとして構想されています。伝統的な中国の茶館の建築を想起させるこのデザインでは、釉薬をかけたセラミック瓦の屋根が実際のガラス瓦に置き換えられ、軽やかさと透明性の概念をさらに高めるとともに、屋内と屋外、庭と建築の境界を曖昧にしています。蘇州現代美術館の妹分のようなジンジー湖パヴィリオンは、蘇州の中国庭園建築の豊かな遺産に根ざした、太湖地区の未来の建築とランドスケープの再創造を目指しています」ビャルケ・インゲルス、BIG創設者兼クリエイティブ・ディレクター

axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能
axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能俯瞰、東側の芝生広場から見る。 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能外観、東側の既存デッキより見る。 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能2階、ファミリーテラス photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
axonometricによる、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」。海浜公園の中での計画。公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案。階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能1階、事務所横の屋外スペースから海側を見る。 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

axonometricが設計した、福岡・行橋市の宿泊施設「SOLASUNA」です。
海浜公園の中での計画です。建築家は、公園とホテルの“緩やかな統合”を求め、園内にもあるデッキを“立体的に拡張”させて“全体を覆う”建築を考案しました。そして、階段状のデッキは海への動線になると共に日除けのルーバーとしても機能します。施設の場所はこちら(Google Map)。

福岡県の北東部、東に穏やかな海を有する行橋市長井浜。
元々は漁村で、その後美しい海の景観を活かして旅館が立ち並んでいたが、時が流れ人気のない土地となっていた。そこに、近年ビーチスポーツ、マリンアクティビティが盛んな海水浴場とコンパクトな海浜公園が整備され、活気を取り戻しつつある。

クライアントはこの海浜公園を運営する会社である。長井浜の活気を取り戻す起爆剤として、公園内にリゾートホテルを建てる計画が立ち上がった。公園とホテル、相互に価値を高め合うような建築が求められた。

建築家によるテキストより

公園は誰でも訪れるパブリックなものであるのに対して、ホテルはゲストが貸し切って使うプライベートなものである。また、そもそも公園や海といった広大な自然の中に、人工物である建築をどのように位置付けることができるか。このように相反する物事を緩やかに統合する建築のあり方について、検討を重ねた。

建築家によるテキストより

敷地の前面には既存の遊歩道があり、ウッドデッキが敷かれている。そのウッドデッキを立体的に拡張させて、巨大な階段空間をつくる。階段は建築を覆い、客室と海をつなぐ動線となる。階段の途中には大きな踊り場や海を向いて座れるスペースがあり、ホテル利用者も公園利用者も使うことができるテラスとなる。
また階段は大きなルーバーとしても機能し、東からの強い日差しや公園からの視線を適度に遮ることができる。大きな階段全体を引いてみると、海に向かう巨大な客席にも見えてくる。

建築家によるテキストより
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“空間にときめきを”をテーマにインテリアデザインや建築デザインを手掛けております。

ホテルや住宅、フレンチレストラン、割烹料理屋、物販店、アパレル、オフィス、フィットネスジム、ショールームや児童福祉施設など多種多様な空間を手掛けております。

クライアントは国内のみならず、海外の大手企業もかかえております。
また、これまでに国内外のデザインアワードにおいて30回以上の受賞歴がございます。

大阪を拠点に、ハワイのオアフ島にも支店を開設しており、今後はイタリアへの進出も予定しております。
国内外でよりダイナミックに活動すべく、スタッフを募集致します。(今回の募集は大阪本社のスタッフです)

雇用形態は正社員が基本ではありますが、希望される方はパートでも可能です。
また、子育てなどを経たブランクのある経験者の方も歓迎いたします。

弊社は小規模な組織ではありますが、多種多様な案件を常にかかえており、非常に刺激的な日常を味わう事が出来る環境であると自負しております。
スタッフ各々がやり甲斐を感じながら、クリエイティブに働く事の出来る環境です。

この業界にありがちな長時間労働の厳禁や完全週休2日制、祝日の完全休暇制の導入など、仕事とプライベートの両面の充実をモットーとしております。
一例として、弊社では親孝行手当を支給しております。スタッフのご両親など大切な方との食事代などを負担させて頂いております。(上限金額有り)

前向きで明るく向上心のある方、建築やインテリアデザインが大好きな方、将来的に独立を考えている方など、少しでも興味を持って下さった方は遠慮なくご応募下さい。
スタッフ一人一人が大きなやり甲斐を持てるような環境を提供いたします。
一人でも多くの方からのエントリーをお待ちしております!

【ap job更新】 建築からまちづくりまで手掛け、ディテールの追求も信条とする「蘆田暢人建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 建築からまちづくりまで手掛け、ディテールの追求も信条とする「蘆田暢人建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 建築からまちづくりまで手掛け、ディテールの追求も信条とする「蘆田暢人建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中江坂ひととき photo: Yosuke Ohtake

建築からまちづくりまで手掛け、ディテールの追求も信条とする「蘆田暢人建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)とアルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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蘆田暢人建築設計事務所では設計スタッフ(正社員)およびアルバイトを募集しています。
現在、住宅・ホテル・商業施設・社会福祉施設・駅舎などの建築プロジェクトに加えて、まちづくりや土木のプロジェクトが進行中です。

代表を務める蘆田暢人は、内藤廣建築設計事務所を経て2012年に独立。建築と土木、都市計画のプロジェクトに長年携わってきた経験を踏まえ、設計事務所のみならずエネルギーをデザインすることをテーマに掲げた事務所ENERGY MEET、デザインリサーチを行う会社 Future research Instituteを共同主宰しています。

家具から建築、土木、エネルギー、まちづくりといったプロジェクトのスケールの幅の広さとバリエーションの多さが私たちの事務所の特徴です。そして全国様々な地域においてプロジェクトが進行中です。国内・海外のコンペにも積極的にチャレンジしています。

建築のプロジェクトでは、「風土の幾何学を探り、構築の風景をつくる」ことが私たちの掲げる建築に対するスタンスです。
その地域の気候風土から導かれる最適な幾何学と構法を探り、その結果としてのカタチを生み出すことをコンセプトに据えています。そして、そのカタチを建築として定位させるディテールに対しての強いこだわりがあります。

私たちの事務所ではディテールのスタディに時間をかけ、自分たちですべてのディテールを描き切ることを大事にしています。そのため、入社後早い段階でディテールを描くことを身につけることができます。また、設計スタッフだけでなくビジュアライゼーション専門のスタッフもおり、設計のツールも従来の図面や模型、CGなどに加え、VRを設計プロセスに取り入れ、動画をプレゼンテーションのツールに使うなど、新しいコミュニケーションとプレゼンテーションにも取り組んでいます。

まちづくりのプロジェクトでは、新潟県や長野県などで10年ほど継続的に携わっていて、その成果が形になりつつあります。加えて、北海道や大阪でもまちづくりのプロジェクトが進行中です。ワークショップやにぎわいづくり、地域の方々とのコミュニケーションや風土の特徴を読み解くことを通して建築をつくり上げていくプロセスを行っています。
木造であれば、地域産材の木の調達を通じて建築と林業との直接的な関わりをつくるなど、「その場所で誰とどのように建築をつくるか」という課題に対して、具体的な構法的側面から常に取り組んでいます。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター。都市の産業拡大に応える為に計画。9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現。外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴とする photo©Virgile Simon Bertrand

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・北京の国際展示会議センター「Captial International Exhibition & Convention Centre」です。
都市の産業拡大に応える為に計画されました。建築家は、9つの展示ホールや会議場などが内包された施設を、モジュール式の複合屋根システムなどを導入して合理的に実現しました。また、外観はプリーツ状で深みのある銅色のファサードを特徴としています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

キャピタル・インターナショナル展示・会議センター(CIECC)が本日北京で開業しました。

CIECCは、北京の既存の展示会場を611,000㎡以上に拡張

9つの新しい展示ホール、3つのレセプションホール、9,000人収容の会議センター、および410室のホテルを提供

CIECCのモジュール式製造および建設により、センターの開発期間、投資、運用コストが最小限に抑えられました

商業、文化、政府の主要な中心地である北京は、市のサービス産業およびデジタル技術産業において顕著な成長を遂げています。北京の企業部門のこの継続的な拡大により、中国全土および世界各国からの代表者が参加する大会、国際会議、産業見本市の開催需要が高まっています。

この成長に対応するため、ザハ・ハディド・アーキテクツによる新しいキャピタル・インターナショナル展示・会議センター(CIECC)は、北京最大の最先端の展示・会議施設です。既存の施設を611,000㎡以上に拡張し、9つの新しい展示ホール、3つの新しいレセプションホール、9,000人の参加者を収容できる会議センター、410室のホテルを備えています。

首都国際空港に隣接する北京市順義区の北京地下鉄15号線沿いにあるCIECCの中央の南北軸は、9つの展示ホールを結ぶ主要な連絡通路として機能しています。また、屋外イベントスペースや造園された庭園内にセントラルコートヤードや集いの場を設け、わかりやすいナビゲーション、最大限の柔軟性と効率性を実現しています。

新しい施設をすべて織りなす「リボン」として構想されたこの中央の中庭に架かる橋は、展示ホール、会議センター、ホテルを結びつけ、イベントスペース間の屋内回遊動線を供給します。会議センターとホテルは敷地の北側に位置し、展示やイベント用の新しい公共広場を形作っています。CIECC内における人、物資、車両の移動は、循環を助け、最適な適応性を提供し、異なる同時開催イベントへの支障を避けるため、3つの明確な経路に分けられています。

【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中若槻養護学校 外観パース

人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社COAでは設計スタッフ2名程度を募集します。

COAは、Dominique Perrault Architecture、伊東豊雄建築設計事務所出身の長曽我部亮と、同じく伊東豊雄建築設計事務所出身の岡野道子が共同主宰する設計事務所です。

私たちは、これまで様々な公共建築に携わってきました。
気候や地形など場所の特徴を捉え、風を設計の軸に置いた熊本アートポリス「甲佐地区住まいの復興拠点施設(災害公営住宅、みんなの家、子育て支援住宅、防災公園)」などを通して、人と自然が混ざり合い、人と人のつながりを生み出す場をどのように作り出せるか考えています。

現在設計中の長野県若槻養護学校では、自然豊かで静かな環境を活かして、森に囲まれた家のような学校を目指しています。音や光、人との距離感に敏感な生徒にとって居心地が良く、日々落ち着いて過ごすことができる場をつくりたいと思っています。

2029年3月運行開始を目指す小田急「新型ロマンスカー」の設計では、鉄道を、場所と場所、人と人をつなぎ人々の交流を生み出す、私たちの生活に必要不可欠な公共空間と捉え、誰もが快適な空間で楽しい時間を過ごし、ワクワクするような経験ができる車両を探究しています。
歴史と伝統を継承しながら進化を続けてきたロマンスカーに新しい息吹を吹き込み、多くの人々に愛される車両デザインを目指しています。

これからの建築や公共空間のあり方を、私たちと一緒に探求していただける方々の応募をお待ちしております。

【ap job更新】 “古き良き日本の家づくりの思想”の継承を志す「ネイエ」が、設計職と施工管理職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “古き良き日本の家づくりの思想”の継承を志す「ネイエ」が、設計職と施工管理職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “古き良き日本の家づくりの思想”の継承を志す「ネイエ」が、設計職と施工管理職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中

“古き良き日本の家づくりの思想”の継承を志す「ネイエ」の、設計職と施工管理職のスタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「ていねい」と暮らす家

【ネイエ】
日本の家は本来、永く暮らせること、また周囲の自然とつながることを大切にして建てられるものでした。
それはそのまま、私たちネイエが守ってきた家づくりの姿勢でもあります。今の住み心地だけではなく、未来の住み心地も。
家の中の居心地だけでなく、内と外のそのあいだ、すべての居心地も。
ネイエがつくるのは、永く自然とともに暮らせる、古き良き日本の家づくりの思想を受け継いだ住まいです。

【スローガン】
「ていねい」と暮らす家。
私たちは、家族のこと、土地のこと、その場所に流れる時間やめぐる季節のこと、ひとつひとつをていねいに考えた家を提案します。

【ミッション】
人を育み、街を育てる
私たちは、光や風、街並みや文化とのつながりを大切にし、家族だけでなく、地域も成長し、豊かさを分かち合える暮らしを育んでいきます。

【ビジョン】
建築に、誇りを。
私たちは、家づくりを通じ、家族の想いを形にし、日本建築の良さを活かしながら、住む人も作る人も幸せにする存在となります。

【バリュー】
日々の感謝
利他の心
考える力

私たちは、日々の感謝を大切にし、利他の心で行動します。
約束や納期を守り、相手を思いやる姿勢を貫きます。
さらに、出来ない理由ではなく出来る方法を考え、本質を捉えた、最善の解決策を導く力を磨き続けます。

【ap job更新】 そこにしかない空気感を大切にする「髙濱史子小松智彦建築設計」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 そこにしかない空気感を大切にする「髙濱史子小松智彦建築設計」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 そこにしかない空気感を大切にする「髙濱史子小松智彦建築設計」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中JINS Holdings Tokyo Head Office / photo: Takumi Ota

そこにしかない空気感を大切にする「髙濱史子小松智彦建築設計」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

事業拡大により、設計スタッフ(新卒/経験者)、バックオフィススタッフ(広報・事務)を募集します!

弊社は、保育施設、商業施設、医療施設、オフィス、住宅の新築・リノベーション、会場構成、家具やインスタレーションなど 国内外の様々な用途と規模のプロジェクトに取り組んで来ました。プロジェクト数も増加し、スタッフとバックオフィススタッフを募集します。

我々が探求しているのは、形態と素材によって生まれる空気感であり、時間であり、ストーリーです。 その場所が我々の提案により纏うことになる新しい空気感に意識的になりたいと考えています。

また、立場や経験にとらわれず、フラットでオープンな作業環境の中で、チームとして各プロジェクトのポテンシャルを最大限に引き出していく働き方を目指しています。敷地やクライアントと同様に、チーム構成も一期一会と捉え、毎回それぞれのコラボレーションでしか生まれない空間の質に興味があります。

経験者の方にとっては、クライアントから協力事務所まで素晴らしいコラボレーターとの協働によって、今までにない建築を作り上げるプロセスが共有できるので、前職とは違った経験値が積める職場になると思います。また、産休・育休後に仕事復帰されたい方や、独立前の準備期間にアトリエ事務所を覗いてみたい方なども歓迎で、時短勤務や、プロジェクト契約などフレキシブルな働き方にも対応します。

新卒の方にとっては、基本計画から現場監理まで設計の思考を鍛えながら、建築をつくりあげる一連のプロセスが経験できる、やりがいや成長を実感できる職場環境です。将来独立を視野に入れている方は独立後のすぐの動き方が学べますし、長期的に働きたい方は、ちょうどこの事務所が次の規模へ成長するタイミングで、一緒に事務所をつくり、成長させていく喜びが分かち合えると思います。

バックオフィススタッフの方も募集しています。建築設計事務所の縁の下を支える大切な役割を、事務所の一員としてクリエイティブに取り組んでもらえる方との出会いがあればと思います。パートタイムを基本としているので、フルタイムが難しい子育て世代の方にも適した環境です。

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現「ショールーム・フォーム」、什器B2・什器B3・什器C1・什器C2を見る。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現「ショールーム・フォーム」、什器D2を見る。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現「セミナー・フォーム」、共用通路側から什器D3・什器D2・什器D1を見る。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現「セミナー・フォーム」、什器に囲まれたセミナー用のスペース photo©鈴木淳平

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEが設計した、東京・港区の「FACE to SPACE」です。
倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間です。建築家は、工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案しました。そして、既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現しました。

株式会社リソーコが展開する「Warehouse Market Tokyo」シリーズの一環として、ショールームのリノベーション設計を行ったものである。施主の要望は、倉庫リノベーションのプロモーションを目的としたショールーム機能に加え、セミナーやイベントに対応可能な多目的空間の実現であった。

建築家によるテキストより

対象となったのは、かつて大手電機メーカーが研究開発(R&D)センター兼倉庫として使用していた建物の一部。
既存のマテリアルにほとんど手を加えず、11種類の可動式什器=「フェースユニット」を導入することで空間の区画と仕上げ工事を同時に実現する手法を採用した。

建築家によるテキストより

各ユニットは床、もしくは、壁面に固定された1点を軸に回転し、動く壁として空間を仕切る機能を持つ。また、各什器の垂直面には可動部が組み込まれ、壁面に机や棚といった機能を引っ張り出す事が可能である。各ユニットがXYZ軸に沿って回転・展開することで、アナログシンセサイザーのつまみを調整するように空間の様相を変化させることを意図した。

什器工事のみで空間整備が完結することで、賃貸オフィスに多い複雑な工事区分(いわゆるABC工事)の課題が軽減することを考えた。また、可動式什器は転居時に持ち出して再利用できるため、原状回復工事の負担を軽減できる点も特徴である。固定的な間取りに依存しない設計手法を取り入れることで、多用途に対応できる空間の可能性を提案した。

建築家によるテキストより
【建築求人情報】 教育施設を中心に手掛け、建物をとりまく“環境”を一貫してデザインする「ユニップデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【建築求人情報】 教育施設を中心に手掛け、建物をとりまく“環境”を一貫してデザインする「ユニップデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【建築求人情報】 教育施設を中心に手掛け、建物をとりまく“環境”を一貫してデザインする「ユニップデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

教育施設を中心に手掛け、建物をとりまく“環境”を一貫してデザインする「ユニップデザイン」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「ユニップデザイン株式会社一級建築士事務所」が設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒者)を募集します。(急募)

私たちは、子供たちの未来のために、その原風景となる「子どもたちの記憶にのこるデザイン」を創造し、社会に貢献することを目指しています。主に保育所や幼稚園、認定こども園などの教育施設を中心に取り組んでおり、この春は3園の園舎が竣工予定です。

私たちのアプローチは、単なる建物の設計にとどまらず、子どもたちの非認知能力を引き出し、のびのびと過ごせる快適な生活環境を創造することです。独創性を育む仕掛けや、安全で安らげる空間づくり、素材にこだわったデザインを通じて、「子どもの生活環境」を総合的な視点で提案しています。実際、私たちが手がけたプロジェクトは、3年連続でグッドデザイン賞を受賞しています。

私たちの設計スタンスは、切り取られた作業ではなくプロジェクトごとに担当者を配置し、最後まで一貫して設計監理業務に携わっていただくことで、短期間で幅広い経験と実績を得ることが可能です。図面や模型の確認に加え、VRを活用した疑似体験も可能です。またDXを取り入れ快適な通信や作業効率アップにも積極的に取り組んでいます。

所内では毎週にミーティングを行い、積極的にアイデアを出し合っています。
フラットな組織なので、意見を自由に言い合える環境です。
コミュニケーション能力があり、柔軟な発想で精力的に設計に参加してくださる方を大歓迎いたします。

あなたのアイデアや情熱を私たちのデザインチームで活かしてみませんか?
応募のご連絡を心よりお待ちしております。

山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う
山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う外観、南側の道路より見る。 photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う外観、テラスより開口部越しに内部を見る。 photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う1階、客席から厨房を見る。 photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」。近い将来の解体と再利用を前提とした計画。物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案。持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行う2階、客席 photo©長谷川健太

山路哲生建築設計事務所が設計した、東京・江東区の店舗「MONNAKA COFFEE」です。
近い将来の解体と再利用を前提とした計画です。建築家は、物流と工法を主要テーマとし、輸送性を意図したコンテナサイズの木構造ユニットを組合わせて造る建築を考案しました。また、持続可能性も考慮して地産材の活用や端材での家具製作も行うわれています。施設の場所はこちら(Google Map)。

東京門前仲町にある小規模な未利用地におおよそ5~10年後の解体を前提として、街の情報発信と交流拠点のためのコーヒースタンドを計画した。

解体後に別の敷地での再利用を可能にするため、構造モデュールを木造のコンテナサイズとし運搬可能な構造体とした。20年の移築を前提とした伊勢神宮や1か月のゲルが建築であるならば、10年、5年の建築は如何にあるべきなのか。その物流と工法を建築化することを試みた。

建築家によるテキストより

敷地は地下鉄駅近くの商業地域の一角。
将来は街区開発が計画されている駅前の好立地であり、計画以前は駐車場として所有者であるディベロッパーにとっては開発前に行政や地域住民と交流を深めることのできる、有意義なコミュニケーションツールでありながら、住民にとっても公益性が高く賑わいのある活用法が求められていた。

カフェの中には、住民によってショップやイベントの情報が書き込むことのできる「モンナカボード」と呼ばれる地域の情報マップが用意されている。またカフェのスペースを利用して街のイベントを開催ことも予定しているため、家具は移動可能なつくりとしている。既存の街との関係を深めることで、街に馴染んだ開発が行われることを模索されていた。

建築家によるテキストより

そこで暫定利用のファストアーキテクチャーでありながら、エシカルでサステイナブルな構造形式を提案した。本計画の木材は全て東京地場産材を利用し、西多摩郡檜原村の林業家さんから100%仕入れた「シングルオリジンストラクチャー」となっている。

運搬性を高めるために20フィートサイズを1モデュールとした約850kgの木構造ユニットを6つ重ねるように全体の構造を構成している。それらをボルトで繋ぎ合わせることでジャングルジムのような構造体をつくった。

重なった角で4つの部材が集まるため柱、梁が太くなるが、木で被覆した燃えしろと評価することで準耐火構造の合理的な設計となっている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/17-2/23]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/17-2/23]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/2/17-2/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 菅原大輔が、神奈川の「生涯学習融合施設(仮称)」設計プロポで設計者に選定。次点は、アトリエコ。その他の最終候補は、御手洗龍、アトリエ・トルカ、YAP。最終審査の動画も公開
  2. 安藤忠雄の展覧会の入場チケットをプレゼント。グラングリーン大阪のVS.を会場に開催。挑戦の軌跡から未来へのヴィジョンまでを、没入映像空間や模型などを通して紹介。初期代表作“水の教会”も原寸大で再現
  3. 工藤浩平建築設計事務所による、秋田市の住宅「楢山の別邸」。風土と環境に応える“普遍的な開き方”を追求。断熱性能のある“ガラスのダブルスキン”で包まれ、生活と風景が混じり合う連続性のある平面構成の建築を考案 / 立石遼太郎の論考“ドミノというシステム”も掲載
  4. 竹中工務店の新世代による「たてものめがね まちめがね展」が開催。大阪の“VS.”を会場に、縮尺を切り口とした体験型展示や子供も参加できるワークショップ等を通じて、“建物やまちをつくるおもしろさ”を伝える内容。太刀川英輔、津川恵理、奈良祐希らが登壇するイベントも実施
  5. 永山祐子建築設計による、愛知・名古屋市の飲食店「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY」がオープン。地下にはボッチャも体験できる多目的なイベントスペースも備える
  6. 古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる
  7. 栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島の「指宿白水館 白砂の間」。老舗旅館にコンセプトルームを作る計画。地域の“砂むし温泉”に着目し、体験から得られる“生命の原初に回帰した様な解放感”の表現を志向。砂の手触り等を想起させる素材を用いて海へと視線が抜ける空間を作る
  8. 山下貴成が、広島の「県営日吉台住宅1期新築その他工事」設計プロポで特定者に選定。提案書も公開。次点者は、髙橋一平。その他の最終候補者は、戸室太一・細海拓也JV、comma、生物建築舎・figraph JV
  9. 安藤忠雄建築研究所による、香川の「直島新美術館」の新しいパースが公開。開館は、2025年5月31日に決定。開館記念として、国内外のアーティスト12組の展覧会を開催
  10. 日本橋高島屋での「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」の入場チケットをプレゼント。北欧で誕生した約100点の名作照明器具とそのデザイナーを紹介。照明と家具をコーディネートし、あかりを体験できる場も用意
  11. MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る
  12. ハンス・シャロウンによる“ベルリン州立図書館”を再読する展覧会が開催。妹島和世の監修のもと、Y-GSAでのワークショップの成果を公開。1/50の再現模型を中心とし図面と再読研究も展示
  13. 會田倫久 / TAAOと日高海渡 / swarmによる、栃木・那須郡の「Mr.forest」。森の中にある“プライベートキャンプ施設”の計画。自然との対峙を後押しする存在を求め、できるだけ小さく“身を隠す”建築を志向。“竪穴式住居”から着想を得た断面構成として活動をサポートする諸機能を収める
  14. 馬場正尊+大橋一隆 / OpenAによる、東京・港区の「博報堂ケトル オフィス」。元料亭の建物を転用した事務所。コロナ過以降の労働空間の在り方も考慮し、暖簾の先に“円卓”を据えた交流の為のラウンジを設ける計画を考案。既存の社会構造を“ユーモアの力で壊す”というメッセージも込める
  15. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京の住戸改修「世田谷の住宅」。本や雑貨を多数所有する施主の為の住まい。“物と共存する生活”の発展を意図し、建築的要素を“家具”の様につくる空間を志向。雑貨類が置ける“自立する壁”や文庫本を納められる“サークル状の床面”等を考案
  16. MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる
  17. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  18. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAが、2025年の王立英国建築家協会ロイヤル・ゴールド・メダルを受賞。1848年から続く歴史ある賞。過去の日本人受賞者には、丹下健三・磯崎新・安藤忠雄・伊東豊雄が名を連ねる。代表作品の写真も掲載
  19. 土用下淳也+福井竜馬 / kymaによる、石川の「小松KABULET」。新幹線の新区間開業に合わせて駅中に計画された交流の場。フリースペース兼飲食店として、気軽な空気感があり“公園の様に自由に出入りができる”空間を志向。様々な利用シーンを想定して多種多様な居場所を用意
  20. 畠中啓祐建築設計スタジオによる、千葉・習志野市の飲食店「圓心茶荘」。台湾の伝統的手法で茶を提供する店。給仕までの一連の動作を円滑かつ直に楽しめるように、給水・加熱・排水の機能を備えたオリジナルのカウンターを考案。銘木と浸透性の左官材を主要素材として設備類を埋め込む

磯崎新による5つの建築を紹介する動画「北九州市の磯崎新建築をめぐる」。西日本総合展示場、北九州国際会議場、北九州市立中央図書館、北九州市立文学館、北九州市立美術館を紹介。2025年1月に公開されたもの

磯崎新による5つの建築を紹介する動画「北九州市の磯崎新建築をめぐる」です。西日本総合展示場(1977年)、北九州国際会議場(1990年)、北九州市立中央図書館(1974年)、北九州市立文学館(1974年)、北九州市立美術館(1974年)を紹介しています。2025年1月に公開されたもの。

文化庁が制作した、東京・小金井市の「江戸東京たてもの園」を紹介する動画。2025年2月に公開されたもの

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