
村野藤吾が、1960年に手掛けた椅子とソファが復刻されています。
京都の都ホテル(現ウェスティン都ホテル京都)の為にデザインされたもの。MURANO designの協力のもとCOMPLEXが引継ぎ制作しました。
村野は、1939年から1988年まで増改築に携わり、様々な調度品もデザインした中で、1960年にこれらの家具を手掛けました。販売ページはこちら。
以下に、プロダクト単体の写真も掲載します

村野藤吾が、1960年に手掛けた椅子とソファが復刻されています。
京都の都ホテル(現ウェスティン都ホテル京都)の為にデザインされたもの。MURANO designの協力のもとCOMPLEXが引継ぎ制作しました。
村野は、1939年から1988年まで増改築に携わり、様々な調度品もデザインした中で、1960年にこれらの家具を手掛けました。販売ページはこちら。
以下に、プロダクト単体の写真も掲載します


人々との対話から可能性を見つけ、“生きるのが楽しくなる様な建築”を目指す「株式会社 吉田裕一建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
設計スタッフ募集のお知らせ
株式会社吉田裕一建築設計事務所では、プロジェクトの増加に伴い、私たちと一緒に働いてくれる設計監理スタッフを募集しております。
私たちは建築を通して人やまちとどのような関わり方ができるのかをいつも考えています。
クライアントはじめ、プロジェクトに関わる全ての人との対話や、与条件・未条件を徹底的に分析・検討し、潜在的な新しい視点や関係性を見出すことで、生きるのが楽しくなるような建築を創造したいと日々励んでいます。個人住宅、店舗、鉄道・駅関連施設を中心に、集合住宅、商業施設、医療福祉施設、教育関連施設、オフィスなど、用途や新築・改修に関わらず設計監理業務を行っています。
プロジェクトによってはプログラムからの企画、プロダクトデザイン等、さまざまなデザイン業務全般も含みます。
経験者はもとより、新卒の方もできるだけ早い時期に担当プロジェクトを持ってもらい、実践する中で成長していける環境です。また、設計だけでなく施工や流通といった建築の周縁に関わるサイクルのあり方に興味があり、自然の循環の中に建築をどう位置づけていけるかの研究・実践も含め、既存の職能にとらわれない、これからの時代に求められる働き方を共に作り出そうという熱意のある方も歓迎します。




本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所が設計した、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」です。
消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設です。建築家は、“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向しました。また、旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造りました。店舗の公式ページはこちら。
人口500人程度の南砺市利賀村に前衛料理のシェフとそのスタッフ11人余りが移り住み、ここ30年程人が住んでいなかった消滅集落を、地域に根差したレストランと宿泊施設に変えるプロジェクトである。
旧集落は川が削り出した半島状のがけ地の上にあり、川にせり出した半島からは谷筋沿いに見通せる眺望が望める魅力的な場所であった。
地元で活動する設計者として地域に通い、歴史や地元の生活に根差すことで、土地の魅力を引き出しながら、自立した維持管理が可能な持続可能性のある計画とした。
周辺の景観と連続するように、一部旧来の石垣が残る旧集落の高低差を生かして建物配置とランドスケープを計画した。3m以上の積雪がある冬期でも眺望を得るため、ダイニングとそのアプローチを2階とし、集落のスケールから突出しないようにした。一方、コテージは山からの排水を妨げないように、従前集落の配置を参照した分棟配置とし、近景の植物や雪そのものを楽しむことができるようにした。
地形や元の集落配置を参照すると共に、周辺集落の板金屋根に見られる「雪割」という屋根部材や、雪囲いを建築デザインに取り入れ、内外装では残存民家の建材を一部再利用した。また、井戸掘削や上水道の延伸が難しいことから、地域住民が利用してきた沢水の取水設備を継承するなど、住民とも協力した。


サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」の、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社アースボートは「自然に飛び込むきっかけを作る」をミッションに、サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設「Earthboat」を企画、製造、運営しています。
【Vision】
自然に飛び込むきっかけをつくる – Access to the Earth –
自ら火を起こし、料理をしよう。
サウナで体をあたためて、裸で外に飛び出そう。
コーヒーを淹れて、星空を眺めよう。
ゆっくり本を読みながら、風の音を聞こう。
ペットや子供、大切な人と外で過ごそう。
我々はEarthboatを通じて多くの人が、自然の中に飛び込むきっかけをつくっています。【Business】
私たちは、トレーラーハウスの単なるメーカーではありません。
全国で宿を開業したい、土地を活用したい、という方達にEarthboatを提供し、一緒に宿を作っていく仕組みを提供しています。
まだまだ少人数でやっているスタートアップ企業は、大きなビジネスをつくるためにスタートしたばかりです。事業立ち上げのタイミングで参加したい!というモチベーションをお持ちの方の期待にもお応えできる環境があります。


国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ホシノアーキテクツが、デザイナー、アシスタントデザイナーを募集中
ホシノアーキテクツは、星野裕明が主宰する国際色豊かな建築家・デザイナー集団です。
世界中で、その場所のもつ歴史、文化、風土を読み取り、新しい世代へと繋ぐ、街、建築、ランドスケープ、インテリア、アートを創造することを目指しています。【スタッフ緊急募集】
デザインが好きな人
コミュニケーションが得意な人
柔軟な対応・発想ができる人
積極的に発信できる人
外国人含めた多様性のある環境に順応できる人

美術家の内藤礼の、東京国立博物館での展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“根源的な生の光景”を生み出す作家の展示です。作家は、東京国立博物館の収蔵品や建築空間を読み解き、“あらたな空間作品”を制作しました。また、長年閉ざされていた“鎧戸”を開放して自然光の下での作品鑑賞の体験も提供されます。
会期は、2024年9月23日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月29日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
太陽が形づくる光と影、地が生成する水や石、大気が織りなす風や雨。美術家・内藤礼は、私たちの傍らにある自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止めることで、私たちが日々見過ごしがちな世界の片隅に宿る情景、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきました。精緻に構想されるその作品の世界は、その場を訪れる人をそれぞれの沈潜にいざないます。
本展は、150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品、その建築空間と内藤との出会いから始まりました。1万数千年という時を超え、内藤は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出しました。それは、自然・命への畏れと祈りから生まれたものであり、作家はそこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。生の求めに迫られてつくりだされた一つ一つの土製品は、人間本来の姿を私たちに伝えるようです。会期中、自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせます。
色彩に生を、風景に物語を、光に祈りを見出す内藤の作品は、縷々として尽きることなく私たちの世界を満たしてきた、遥か遠い時代から続く創造の営みを想起させます。そこには、人間が繰り返してきた「つくる」ということ、今につながる「生きる」ということへの希求が垣間見られます。時空を超えた交感がなされる会場は、空間よりも広く、時間よりも深く、目には見えない存在、耳では聞こえない声の確かさを感じ取る契機となることでしょう。本展の体験を通して、原始この地上で生きた人々と、現代を生きる私たちに通ずる精神世界、創造の力を感じていただけたら幸いです。
以下に、詳細な情報を掲載します。

滋賀県立美術館での建築展「滋賀の家展」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
滋賀県の視点で“家”に注目して、1960年代の住宅産業との繋がりから現代建築家の実践までを紹介します。また、模型・図面・写真に加えて家具やインタビュー映像なども展示されます。
会期は、2024年7月13日~2024年9月23日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月22日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
多くの住宅建築関連の工場を県内に有してきた滋賀県は、近代以降の日本の住宅建築の展開を支えてきました。
また、琵琶湖を中心とする自然豊かな土壌に惹かれ、別荘地やベッドタウンとしての活用が進む一方で、古くからの集落を残す場所でもありました。
本展では滋賀県と日本の住宅建築のつながりを起点に、今まさに滋賀県に生きる人々の暮らしと建築がどのような未来の生活様式や環境を形作るのか見つめていきます。
以下に、詳細な情報を掲載します。



「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真です。
パナソニック汐留美術館で開催されています。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛けました。会期は、2024年9月16日まで。展覧会の公式ページはこちら。
椅子は、私たちにとって最も身近な道具の一つです。その造形は、座るための合理的な機能を追求したかたちでありながらも、彫刻作品のような自律した美しさを宿しています。とりわけ前世紀の優れた建築家やデザイナーが手がけた椅子は、時代を超える名作として浸透し、近年ますます関心が高まっています。
本展で紹介するポール・ケアホルム(1929~1980)は、20世紀デンマークを代表する家具デザイナーです。ミッドセンチュリーの北欧家具といえば、温もりのある木調のデザインを思い浮かべるかもしれません。しかしケアホルムの特徴は、当時では珍しく、石や金属などの硬質な素材を取り合わせた厳格なデザインにあります。それでいて各々の家具は決して冷たい印象は与えず、置かれる空間に心地よい緊張感をもたらします。古びることのない、ミニマルで清潔な造形に凝縮されたケアホルムの仕事は日本の建築ともよく響き合い、国内の愛好家の間でも根強く支持され続けています。
本展は、長年にわたり椅子研究と収集を続けてきた織田憲嗣氏(東海大学名誉教授)のコレクションを中心に、ケアホルムの主要作品を網羅した、日本の美術館では初めての展覧会となります。織田コレクションを有する北海道東川町の協力のもと、家具約50点と関連資料を紹介するとともに、ケアホルムのデザイン哲学と洗練された家具の造形美を、気鋭の建築家・田根剛氏(ATTA)の会場構成によりお楽しみいただきます。
以下に、写真と詳細な情報を掲載します。


金沢を拠点とし、まちづくりから能登半島地震の復興へと奮闘する「株式会社kyma」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
株式会社kymaは石川県金沢市を拠点に、全国の地方都市での建築とまちづくりに取り組む設計事務所です。
私たちはこれまで、子どもから高齢者まで、障がいの有無に関わらずだれもが集うことのできる「ごちゃまぜ」の場をコンセプトとしたまちづくりプロジェクトを中心に、全国の地方都市で活動してきました。人とひと、地域と建築の関係をどうつくっていくかを考え設計に取り組んできました。
現在私たちはこの経験を能登半島地震の復興につなげていくため、日々奮闘しています。
また、並行して全国各地で複数のプロジェクトも進行しており、一緒にがんばってくれる設計スタッフを募集することにしました。人や地域との関係をデザインする建築、地方都市でのまちづくり、そして能登半島地震の復興に関わっていきたい方の応募をお待ちしております。
【進行中のプロジェクト】
・長野県駒ケ根市 駅前商店街の低層集合住宅
・群馬県沼田市 病院を中心にしたまちづくり
・鳥取県南部町のまちづくりプロジェクト
・石川県津幡町のコミュニティホスピタル<能登半島地震復興関連>
・コミュニティセンタープロジェクト
・屋台村プロジェクト
など。

パナソニックの配線器具シリーズ「SO-STYLE」を紹介します。
“人と空間にそっと寄り添う背景”をコンセプトに、マット仕上げ・上質な白色のほたるスイッチ・静かな操作音を実現しています。また、スイッチコンセントの体感セットのプレゼントキャンペーンも実施中です。申込期間は、2024年6月10日~2024年7月10日※ただしご応募数が定員に達し次第、申込みは締め切り。プレゼントキャンペーンについての詳細はこちら。【ap・ad】
SO-STYLEのコンセプトは、「人と空間にそっと寄り添う背景」です。
設計者の意図に沿ったシンプル・シャープなデザイン。存在感を抑え、空間に溶け込むために建築の構成要素である「水平・垂直」で表現しました。
大きな機能の特徴は3点あり、1つ目の特徴は、上質な空間と調和するマット仕上げ。コンセントでは製品化が難しいとされてきたマット仕上げを、美しさに徹底的にこだわり抜いたモノづくりで実現しました。
2つ目の特長は、上質な白色のほたるスイッチ。スイッチを消灯した際に優しい白い光で存在を知らせます。
3つ目の特長は静かで心地いい操作音。スイッチを押したときのソフトな触感と静音を実現しました。




小野寺匠吾建築設計事務所が設計した、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」です。
これからの商業店舗開発も主題とした計画です。建築家は、環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向しました。そして、解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げました。店舗の場所はこちら(Google Map)。
東京の南青山にあるセレクトショップ「IZA」の移転プロジェクトである。
「IZA」は骨董通り沿いの路面店で約10年の間多くの人々に愛され利用されてきたセレクトショップである。
既存店ビルの解体に伴い振り返ってみると、この10年の間に取り扱うブランドのデザイナーや消費者の意識、社会の潮流などにたくさんの変化があったはずである。ファッション業界だけでなく商業界全体が環境負荷などの課題を認識する時代になったにも関わらず、未だに新店舗を構える際には大量の廃棄と新素材を使用して煌びやかな世界観を作り込むことに躍起になっているのが現状だ。
新店舗のための移転先物件は前アパレルショップの店舗を居抜きで契約していたこともあり、これをIZAの新しい姿勢を示す場所とするにはいい機会だと考えた。そこで私たちは「解体をデザインする」というコンセプトを打ち出した。
この提案は、これからの時代の商業店舗開発をどう考えていくか、という大きな課題を背景として抱えている。じっくり解体にこだわることで商業界に対する新しいアプローチを切り開き、デザインという概念を実践的にUnmakeすることに挑戦したプロジェクトである。


再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」の、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
青木茂建築工房では、東京・福岡両事務所で設計スタッフおよびBIMマネージャー/BIMオペレーター/3DCGクリエーター、秘書兼事務スタッフを募集します。
実務経験のある方を積極採用します。2025年4月入社の新卒スタッフも募集中です。青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から47年で多数の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞などの受賞実績を持ちます。
「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や劣化部分の補修、違法部分の適法化などを行い、建物の安全性・遵法性を明確にします。さらに、建物が持っている可能性を提案によって新たな価値へと昇華させ、建物を長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。
現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅、PFI事業など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで再生建築にまつわる全ての業務の流れを経験することができ、幅広く社会性のある実務経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。
東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約20名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、外国人スタッフも活躍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師を務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。
再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた新しい建築に取り組むチームの一員となり、共に成長していく仲間をお待ちしています。



鈴木雅也建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」です。
三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画です。建築家は、持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向しました。また、水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かしています。
都内にあるマンションの一室のフルリノベーションである。
戸建てのような設えにして欲しいというのが、最初の建主からの要望だった。それを受けてマンションの中に家を建てるという意識で設計を進めた。
住戸周囲には丁寧に手入れされた多様な樹木が生い茂り、都心とは思えないほど豊かな自然環境が広がっていた。3階の角部屋に位置し、北・東・南面に窓があり、どの窓からも目線の高さに見える樹木の緑が印象的であった。そんな住戸が持つ恵まれた環境を最大限に活かす計画を目指した。
そこで生まれたのは洗面と浴室である水回りコアを住戸の中心に配置し、その周りを回遊するプランである。建具を引くとワンルームのように全体が繋がり、風や光が抜けてどの居場所でも周囲の緑の恩恵を得られる。このプランは、裏動線と表動線が明確に分かれている。
「リノベーション」ではなく「マンションの住戸に家を建てる」という意識や考え方は、設計においてだけはなく、長期的な持続可能性や不動産価値の観点からも可能性を広げられるのではないかと考えている。


若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。
【働く環境】
社員の7割~8割が設計者で、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。独立したいと考えている方にもおすすめ!
集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…などまた、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。【成長環境を完備】
これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。




富永大毅+藤間弥恵 / TATTAが設計した、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」です。
木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所です。建築家は、極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施しました。また、性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとしています。
建築行為には大量のゴミがついて回る。
そしてゴミ処理にかかる負担は経済的にも環境的にもどんどん大きくなっている。八王子は日本一ごみの少ない町であり、その分別はかなり細かく、リサイクルも盛んである。一方高度経済成長期に建てられた木造住宅のストックは大量にあり、性能の低い空家は今後も増えていく状況にある。
こうした空家ストックには生活スタイルの変化に伴う改修だけでなく性能の向上が求められるが、断熱も耐震も、それなりにお金をかけてもそのほとんどが仕上げに隠れてしまい、性能の変化は視覚的に表れることがない。
本件はなるべくゴミを出さないこと、性能の向上を視覚的に表すことを目指して設計された。
60㎡の木造平屋の改修であるが、足場をかけずに無断熱の天井と床を自分たちで解体することで、材を一旦保管し、天井仕上げを再利用したり、薄べニアは不陸調整に使われ、デッキの端材は組み合わされて浴室のスノコになっていった。元の床板で薪棚が組まれ、最後まで役割が見つからないものは30cm長に切られ、釘が刺さったまま薪となった。抜かなくても肉を焼くと灰の中に釘だけが残り分別されていく。屋根裏と床下に断熱吹き付けをし、天井は塗装だけしてそのまま仕上とした。杉の積み壁や合板による構造補強も全て表しにしている。
これからはその地域にあるストックを使って自らも手を加え、時には余った地面を耕す、百姓的な人間を育む空間が求められていくと思う。子どもには少し高い床の段差も、あるときはトランポリンを置くことで解消し、急なスロープを仮置きすれば日々滑り台のように楽しみ、必要に応じて残された鴨居にものをかけられるようにしたり、棚をつくりつけたりできる。そうした仮置き(ストック)的な状況そのものを表現とする建築のデザインの在り方を考えた。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/6/24-6/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
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