2024.12.17Tue
【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 “場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中Kikka Hirado

“場所と対話する建築”を掲げ、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 広報事務 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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佐々木達郎建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

【代表メッセージ】
現在、ホテル、旅館等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。
それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。

また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。

私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。

【業務について】
現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。

鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける
鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける俯瞰、敷地内の東側より見る。 photo©ToLoLo studio
鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける左:増築部屋、右:既存デッキ photo©ToLoLo studio
鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける増築部分(祖母の居間) photo©ToLoLo studio
鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知・豊明市の「grand-ma」。同居を始める祖母の部屋の増築。想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案。回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架ける増築部分(祖母の居間)から既存デッキ側を見る。 photo©ToLoLo studio

鈴木隆介一級建築士事務所が設計した、愛知・豊明市の「grand-ma」です。
同居を始める祖母の部屋の増築です。建築家は、想像される生活を応じた“空間の在り方”を求め、30°角度を振った“動き回らなくても多くの物事との関係”を紡げる空間を考案しました。また、回遊性も意図し既存との間に“ブリッジ”も架けました。

一坪にも満たない、小さな部屋の増築。

既存の家には夫婦とふたりの子ども、妻側の母の5人が暮らしていた。他県で一人暮らしをする祖母が、視力の低下によって生活が不自由になったため、家族は祖母を迎えて6人で暮らすことにした。

祖母が使う予定の寝室は現況で六畳。機能的には事足りる大きさだが、家族からの要望は「祖母を部屋のなかに閉じ込めた状態にせず、かといって、常に家族と一緒の空間で過ごし気を使う状態にもならないために寝室を少し大きくしたい」であった。

建築家によるテキストより

計画の初期段階で、施主家族と設計者である私で岐阜県にある祖母の家を訪れてみんなでお話をした(計画建物は愛知県)。

家族や祖母との会話や祖母実家の様子から、視力の影響からひとつの場所で座って過ごす時間が多いこと、空間の光は均質な明暗のコントラストが弱い状態が好ましいこと、趣味の庭いじり、飾られた小物、旅行に持っていく亡き夫(祖父)の写真、友人のように仲の良い家族との関係性など、様々な生活の様子を想像した。

ひとりの体に合わせてシルエットを決める仕立て服のように、想像した生活の様子を具現化した祖母のための形・空間のあり方を模索した。

建築家によるテキストより

長方形平面の増築部を既存に対して30°回転させ、増築部北側に外への動線、南側に居場所スペースの合理的な確保と着座時に祖母の体が外部を挟んでリビングと正対する家族との緩やかな関係性を持たせた。

出窓を床からの高さ40cmで居場所を囲むようにL型に設け、容易に手の届く範囲にできるだけ多くの必要品や実家の小物、写真を置けるようにし、庭地面方向への視界も確保した。

屋根は北と南で二段に分け、南側屋根の北辺を既存外壁から1mオフセットさせ既存との隙間を設け、既存で北側採光が望めない状況下で、南面からの自然光が白い既存外壁面に当たった反射光を取り込み光の均質化を試みた。平面の30°回転は反射光を増築内に取り込むためでもある。

増築の形を決め、最後に増築と既存テラスの間をつなぐブリッジを架けて、既存→庭→増築→既存とつながる回遊動線を計画した。

建築家によるテキストより
2024.12.16Mon
【ap job更新】 植物に関わる幅広い事業を展開する「EN LANDSCAPE DESIGN」が、ランドスケープデザイン・マーケティング・施工に携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 植物に関わる幅広い事業を展開する「EN LANDSCAPE DESIGN」が、ランドスケープデザイン・マーケティング・施工に携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 植物に関わる幅広い事業を展開する「EN LANDSCAPE DESIGN」が、ランドスケープデザイン・マーケティング・施工に携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

植物に関わる幅広い事業を展開する「EN LANDSCAPE DESIGN」の、ランドスケープデザイン・マーケティング・施工に携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

EN LANDSCAPE DESIGNは、ランドスケープの設計・施工やオフィス・店舗の室内緑化を手掛けるインテリアスケープデザインなど、みどりを使った空間デザインを主軸とし、観葉植物専門店「HITOHACHI」の運営、コミュニティファーム「土EN FARM」の運営、海外向け植栽ブランド「BONDO」の展開など、植物に関わる幅広い事業を展開しています。

空間デザイン部門では、主に設計事務所のパートナーとして植栽デザインを担当し、植物を中心とした魅力的な空間を創り出す役割を果たしています。

プロジェクトは個人邸宅から商業施設、ホテル、別荘、さらには海外案件まで、多岐にわたる分野で進行中です。

現在以下の4部門の人材を募集しております。
・ランドスケープデザイナー
・インテリアスケープデザイナー
・マーケティングスタッフ
・施工・メンテナンススタッフ

長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOによる、大阪市の「日本健康増進財団 大阪健診センター」。20世紀前半築の“レトロビル”が残る地域での計画。地域の固有性と結びつく存在を目指し、周辺の古いビル群に多く見られる“アーチ形状”を取入れる空間を考案。懐かしさの導入は健康診断への抵抗の軽減も意図
長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOによる、大阪市の「日本健康増進財団 大阪健診センター」。20世紀前半築の“レトロビル”が残る地域での計画。地域の固有性と結びつく存在を目指し、周辺の古いビル群に多く見られる“アーチ形状”を取入れる空間を考案。懐かしさの導入は健康診断への抵抗の軽減も意図受付から待合越しに検査場側を見る。 photo©太田拓実
長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOによる、大阪市の「日本健康増進財団 大阪健診センター」。20世紀前半築の“レトロビル”が残る地域での計画。地域の固有性と結びつく存在を目指し、周辺の古いビル群に多く見られる“アーチ形状”を取入れる空間を考案。懐かしさの導入は健康診断への抵抗の軽減も意図検査場 photo©太田拓実
長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOによる、大阪市の「日本健康増進財団 大阪健診センター」。20世紀前半築の“レトロビル”が残る地域での計画。地域の固有性と結びつく存在を目指し、周辺の古いビル群に多く見られる“アーチ形状”を取入れる空間を考案。懐かしさの導入は健康診断への抵抗の軽減も意図検査場からアーチ越しに廊下を見る。 photo©太田拓実

長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOが設計した、大阪市の「日本健康増進財団 大阪健診センター」です。
20世紀前半築の“レトロビル”が残る地域での計画です。建築家は、地域の固有性と結びつく存在を目指し、周辺の古いビル群に多く見られる“アーチ形状”を取入れる空間を考案しました。また、懐かしさの導入は健康診断への抵抗の軽減も意図しています。

世界的な動向と共通していることですが、現在の日本は超高齢化社会となっており、それに伴って国の負担する医療費は年々増加傾向にあり、解決するべき大きな社会問題のひとつとなっています。
それにより、厚生労働省は定期的に健康診断を受けることを推奨しており、多くの人が日常の中で自然に健康診断を受けるような環境づくりが求められています。

建築家によるテキストより

今回私達がデザインした健診センターの所在地は、かつて大阪が日本の経済の中心となり、「大大阪」と呼ばれた時代を象徴し、かつてのその面影を多く残したエリアです。

この街には多くのレトロビルと呼ばれて愛されている建築が存在しています。
このレトロビルとは、1920年代~1930年代にかけて、当時の日本の近代化の流れや、関東大震災等を経てそれまで木造が中心だった日本建築の燃えやすいという欠点を見直す不燃化などの流れも影響して生み出されたものだと言えます。

関東大震災が起きたことも相まって、東京から人口が流入し、また、経済を担う会社も多く集まったことで、当時世界的に見ても最先端だったアールヌーボー、アールデコ等の西洋のデザインを取り入れたオフィスビルや図書館や公会堂等の公共施設が次々と建てられました。それらの建築の中のいくつかは、この大大阪時代と呼ばれた黄金期の面影を残す、このエリアのアイデンティティの一部として地域の人々にとって重要な存在となっています。

建築家によるテキストより

アールヌーボー、アールデコの影響が感じられる建物に共通して見られる特徴として、柱と梁等、構造部材を基に展開するアーチ形状があります。私達は、地域のアイコンとも言えるこのアーチ形状を空間デザインの中に取り入れることで、地域のアイデンティティとの結びつきを感じられるような場所を作りたいと考えました。

また、この曲線は、実際の建物の構造部材である柱と梁を隠すとともに、それらを結ぶように作られており、構造体をデザインの基軸とし、それらを印象的なアーチ形状を表す依代とすることで、視界や動線の邪魔になりがちなものをポジティブなものに変換しようという試みでもあります。

建築家によるテキストより
MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める
MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める photo©Gionata Xerra Studio
MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める photo©Gionata Xerra Studio
MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める photo©Gionata Xerra Studio
MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める photo©Gionata Xerra Studio

MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗です。
商業施設の一角での計画です。建築家は、“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案しました。また、ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決めています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

MVRDVは、シュトゥットガルトのティファニー店舗の為に虹色に輝く手作りのセラミックダイヤモンドのファサードをデザインしました。

ティファニーはシュトゥットガルトのドロテーン・カルティエに店舗を再オープンし、MVRDVによるデザインの新しいファサードが特徴となっています。オランダの建築事務所MVRDVがデザインした一連のティファニー店舗のファサードの最新作では、MVRDVのデザイナーが、ティファニーの素材における革新の歴史にインスピレーションを得て、ダイヤモンドの形をした手作りのセラミック製要素を用いたファサードを制作しました。これらのダイヤモンドは、ガラスの店舗正面に目に見えない方法で取り付けられ、「浮いている」ような効果を生み出しています。それには虹色の光沢が施されており、1894年にルイス・コンフォート・ティファニーが特許を取得したファブリルガラスを思わせる仕上がりとなっています。

ティファニーのファサードデザインのアプローチを確立する際、MVRDVのデザイナーたちは、ティファニーの歴史あるブランドから着想を得た一連の原則を策定しました。それらの原則は、幻想的で精巧に作り込まれ、目を引く建築デザインに翻訳することができるものでした。素材の実験への意欲から、ティファニーのジュエリーの触覚的な質感やダイヤモンドカットの洗練された幾何学に裏打ちされた強い立体感まで、これらの原則はシュトゥットガルト店のデザインを導く指針となりました。

ファサードには、2,829個のセラミックダイヤモンドが用いられており、特注のスチール製固定具でガラス店舗正面に直接取り付けられています。ガラス面の外側と内側の両方に設置されており、来場者はダイヤモンドが浮遊する夢のような環境に包み込まれているような印象を受けます。これらのダイヤモンドの密度は、必要に応じて透明性と不透明性を調整できるようになっています。ウィンドウディスプレイの周りや建物の角では、ダイヤモンドが「溶け込み」、店内と店外の視界を確保しています。

各ダイヤモンドは「スリップキャスティング」という方法を用いて手作業で鋳造され、その後、ティファニーを象徴するロビンズエッグブルーから純白へと続くグラデーションを形成する9色のいずれかで釉薬がかけられています。この色のグラデーションは、ティファニーが買い物客の注意を引きつけるのを助けると同時に、店舗がドロテーン・カルティエの中立的な色調の中で自然に溶け込むことを可能にしています。

最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/9-12/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/9-12/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/12/9-12/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図
  2. 中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える
  3. 藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれる
  4. 鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案
  5. 内藤廣と深澤直人の対談動画「建築界の現状」。2024年10月に収録されたもの
  6. 田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設
  7. ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める
  8. 青木淳による、“中立点”をテーマとして行われた講演会の動画。日本建設業連合会の主催で2024年10月に行われたもの
  9. 藤本壮介建築設計事務所とアイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画。2024年12月に放送されたもの
  10. 初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意
  11. 瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識
  12. 河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図
  13. axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う
  14. ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いる
  15. ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担う
  16. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」。海辺の高層ビルが連なる地域の公園に計画。公園を分断しない建築の在り方を求め、内外が緩やかに繋がり“敷地全体がカフェに感じられる”空間を志向。小屋の集積からなり外周部に中間領域の軒下を配する構成を考案
  17. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。砂漠の風が砂に描く模様を参照したデザインとする
  18. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  19. 北村直也建築設計事務所による、岐阜・多治見市の茶室「かまわ菴」。窯業の盛んな地域の複合施設内での計画。茶道の更なる普及の契機となる存在を目指し、現代の状況に応じて“茶室建築の決まりを再解釈”する設計を志向。電気陶芸窯職人の施主の技術も用いて“現代的な材料”で作る
  20. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開

2024.12.15Sun
建築写真家のヘレネ・ビネットによる講演などの動画。ズントー作品の撮影などで知られる作家。AAスクールで2024年5月に行われたもの

建築写真家のヘレネ・ビネットによる講演等の動画です。ズントー作品の撮影などで知られる作家。AAスクールで2024年5月に行われたもの。イベントの公式ページはこちら。ヘレネの最新作品集のamazonでの販売ページはこちら

2024.12.14Sat
藤本壮介建築設計事務所とアイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画。2024年12月に放送されたもの

藤本壮介建築設計事務所アイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画です。2024年12月に放送されたもの。

堀部安嗣が、自身の新しい書籍『堀部安嗣作品集 Vol.3』を解説している動画。2024年12月に公開されたもの
2024.12.13Fri
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図外観、庭側から「バスガーデン」(バルコニー)を見る、夜景 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図キッチンを見る。 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図キッチン越しに収納側を見る。 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図「バスガーデン」 photo©ToLoLo studio

河部圭佑建築設計事務所が設計した、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」です。
二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。建築家は、一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現しました。また、状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図されました。
もうひとつの住戸は、アーキテクチャーフォトにて「名古屋みなとのアトリエ住居」という作品名で掲載されています。

名古屋市港区に建つ築50年の集合住宅のリノベーションである。

この集合住宅は賃貸であり、オーナーからは共用部分も含め全体的・断続的な改修を依頼されている。今回は、鉄骨造4階建のうち202号室と204号室の2住戸を改修し、外廊下を屋外テラスのように内包するひとつの住居兼アトリエを計画した。202号室は以前アーキテクチャーフォトに「名古屋みなとのアトリエ住居」として掲載されている。今回はその続編にあたる。

建築家によるテキストより

森の中で心地よい居場所を見つけるように、状況に応じて場を獲得していくような流動的空間をつくろうと考えた。
集合住宅の改修は住戸という枠組みに束縛されるが、2つの住戸をひとつにすることで、特に水回りを自由に計画することができるようになる。202号室には最小限の水回り(ミニキッチン / シャワーブース / トイレ / 小さな洗面台)を設け、居間と寝室を広く取った。一方、204号室はほとんど全体が水回りと言えるほど最大限の水回りを計画している。

建築家によるテキストより

家事は、楽しい時もあれば、面倒くさい労働と感じられる時もある。忙しい時には小さな水回りで簡単に済ませ、余裕がある時には大きな水回りで、のびのびと料理をしたり、入浴したり、洗濯をしたりすることができる。また、大きな水回りには余白が生まれるため、時にはそこで仕事や読書などをすることもできる。

行為と場所が1対1で対応しておらず、1つの行為には複数の場所がある。
[例:入浴する→シャワーブースで簡単に済ませる or バスガーデンでくつろぐ]

また、1つの場所には複数の行為がある。
[例:大きなL型キッチン→料理をする and 来訪者とミーティングをする and 洗濯物をたたむ]
流動的に、状況に応じて場所を選びながら暮らす。そのような日常生活を想像した。

建築家によるテキストより
磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催

磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催

日程
磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催磯崎 新《水戸芸術館》1988年 シルクスクリーン・プリント

磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催されます。会期は2025年11月1日~2026年1月25日です。

最も創造的で先駆的な20世紀を代表する建築家・磯崎新の回顧展。本展では、作品模型、スケッチ、インスタレーション、絵画、映像などの様々なメディアを通じ、彼の思考の軌跡を辿りながら、磯崎の建築の枠を超えた文化的・思想的活動を総体的に紹介します。

リリーステキストより
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中東海道沿いの家

様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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胡実建築設計事務所は日本をはじめ海外でさまざまな個人邸や集合住宅、クリニック、保育園、店舗等のプロジェクトを手がけてきました。

現在、東京を中心に、関西、中国四国地方でも住宅やクリニック、店舗のプロジェクトが進行中です。
企画立案・基本設計・実施設計・現場監理とさまざまなファーズのプロジェクトが動いており、建築ができていく流れを横断的に携われる職場となっています。

弊社ではBIM(REVIT)を使用して業務を進めています。経験者は優遇しますが、未経験者でもスムーズに習得できるようにBIMに慣れながら業務を進めていきます。BIMと連動したパラメトリックデザイン(Grasshopper、Dynamo for Revitなど)も行い、様々な建築手法を試しながら、各プロジェクトを進めていくため、プログラムごとにふさわしいデザイン手法を試すきっかけが多くあるのも特徴です。

所内にエンジニアもおり、確認申請をはじめ、建築を効率化するツールも開発しております。BIM(REVIT)による作業効率向上やスキルアップにもつながります。

自社のみならず、建築業界の建築業務効率化とデザインの両立を図るやり方を日々模索しています。

瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識外観、北側の道路より見る、夕景 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、エントランスから店内全体を見る。 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、カウンター越しに「バリスタエリア」を見る。 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、天井とスチール柱、照明の詳細。 photo©西岡潔

瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsが設計した、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」です。
伝統的な長屋を改修したコーヒースタンドです。建築家は、地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築しました。また、耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

京都府宇治市に位置するこのコーヒースタンドは、伝統的な長屋建築をリノベーションしたプロジェクトである。

建築家によるテキストより

Atelier Satoshi Takijiri Architectsは、歴史的建築の記憶を残しつつ、耐震補強のために「ほぞ継ぎ」の伝統工法と現代的なスチールパイプを融合。ランダムに配置されたスチール柱が空間に日本的な「間」を生み出している。

また、宇治の水の歴史に着目し、鮮やかな青と半透明の波板、色付きアクリル板を用いて「水」をテーマにした抽象的なデザインを展開。必要最小限の機能と余白を活かした空間構成が、歴史と革新の共存を体現している。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは、地域の歴史的背景と現代のデザインが調和する新たな風景を創出し、伝統と現代が共存する建築の可能性を示している。

建築家によるテキストより
2024.12.12Thu
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私たちは、ブランドデザインと建築・空間のトータルデザインを提供するクライアントファーストのデザインファームです。
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【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者の設計スタッフ、設計パートナー、プロジェクトマネジメントを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。
日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、飲食店、商業施設、舞台、展覧会デザイン、ホテルの新築やリノベーション、ジュエリーショップなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるアプローチから客席側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える奥側からカウンター越しにアプローチ側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるカウンターの天板と脚 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える椅子とカウンター photo©本多隼人

中山拓也建築事務所が設計した、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」です。
飲食店の一部にカウンター席を作る計画です。建築家は、内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築しました。また、約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えています。

木漏日が染み入るようなカウンターをつくり、建築の内部に人工的な自然現象を閉じ込める。
木漏日は暗がりの中でぼんやりと浮かび上がり、空間はざわざわと光と影で満ちあふれる。

このプロジェクトは、東京都港区白金にある一軒家のレストランの改修である。
2階に6席分のカウンターを増やしたいという依頼だった。

建築家によるテキストより

インテリアとしてではなく建築を考えるように設計したいと思い、建物全体を敷地としてひとつのカウンターを設計することで、それが置かれる空間や、さらにその空間と繋がる既存の空間全体との関係性を考えた。
エントランスや1階が既存のまま残るので、2階の壁紙や建具、設備は意図的に残したまま、カウンターとその周りの仕上げを少し操作することによって、既存と新たな要素の境界を緩やかに繋げていくことにした。

建築家によるテキストより

具体的には、周りの空間と同じ色のカウンターと椅子を部屋いっぱいに計画し、それらの新しくつくる家具と、既存の壁紙や建具に、手仕事で判(スタンプ)を押していく。判は、下地を覆い隠すと同時に、判以外の下地を余白として際立たせる。判の大きさや間隔は、地(既存)と図(判)が等価な関係になり、既存の空間と新たな要素が連続して混ざり合うように注意深く決定した。
手仕事で押された判は、にじみ、かすれなどの不規則性を伴うことで、下地を透かしつつ柔らかく覆う。その不規則性を計画するために、あらかじめたくさんのサンプルで確認し、慎重に一度限りの施工を行った。

建築家によるテキストより

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