2025.4.24Thu
“建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画
“建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画上段:左から、冨川浩史、津川恵理、馬場正尊、芦沢啓治、畝森泰行、金野千恵、中段:左から、岩瀬諒子、勝亦優祐、丸山裕貴、山﨑健太郎、川辺直哉、工藤浩平、下段:左から、立野純三、竹崎伸一、唐品知浩、えとうゆうこ、沼田健一、加藤匡毅、平田悠

“建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が、ユニオンの主催で開催されます。
東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施されます。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画されています。開催日は、2025年5月16日(金)・17日(土)。イベント詳細と参加の申込はこちらのページから。【ap・ad】

5月16日(金)・5月17日(土)、東京・清澄白河と浅草橋で、建築設計事務所とものづくりの企業が、アトリエや仕事の様子を外部に一般公開するイベントが開催されます。

建築とものづくりの視点で建築家のアトリエを巡るコースや、建築家が設計したお店をガイドするコースなどが用意される、特別な2日間です。

会期中、東京の東エリアの二つの町・清澄白河と浅草橋を巡る5つのツアーが行われます。ツアーの内容はそれぞれ異なり、興味や関心に合わせてお選びいただけます

イベントを主催するのは、ドアハンドル等の建築金物を手がける株式会社ユニオン。大阪に本社を持つユニオンは、1987年から清澄白河に東京ショールームを構えています。

デザイナーや建築家、施主とともに新しいものをつくっていきたいという思いを持ち、ユニオンの考え方やものづくりを交流の中で知ってもらう機会とするため、今回のツアーを企画しました。

また、長年ショールームを構えてきたまちの活性化に貢献したい、東京の東エリアの建築文化を広めたいという願いも持っています。

リリーステキストより

コース一覧

① 馬喰横山・浅草橋 物件ハンター実践ツアー 2025年5月16日(金)9:30~12:30

②-A 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問ツアー 2025年5月16日(金)13:00~16:30

②-B 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問ツアー 2025年5月17日(土)13:00~16:30

③ 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問学生ツアー 2025年5月17日(土)13:30~17:00

④ 清澄白河アトリエ+ものづくり体感ツアー 2025年5月16日(金)14:00~18:00

⑤ 「商店建築」ショップガイドツアー@清澄白河 5月17日(土)13:00~16:30

リリーステキストより

以下に、イベントの詳細を掲載します。

マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図
マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan

マヌエル・ヘルツ・アーキテクツ(Manuel Herz Architects)による、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。
1970年の大阪万博の状況も参照した計画です。建築家は、一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案しました。また、敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図しています。施設の公式ページはこちら


こちらは建築家によるテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

概要:
スイスパヴィリオンは、2025年に日本の大阪で開催される万国博覧会におけるスイスの国家館です。このプロジェクトは、2022年末から2023年初頭にかけて開催された国際コンペティションをきっかけに発展しました。建築的には、非常に軽量な構造を開発することが目的でした。私たちのデザインは、展示スペースとして相互に連結した球体の空気圧建造物と、内部プログラム用として木製のファサードを持つモジュール型の鉄骨構造による垂直建造物で構成されています。屋上バーを備えた独立した球体の建造物が、その後方のヴォリュームの上に配置されています。

パヴィリオンの建設は2024年の晩春に始まり、2025年4月13日の万国博覧会の開幕とともに正式にオープンしました。

デザイン:
2025年に大阪で開催される万国博覧会に向けてスイスパヴィリオンの設計に取り組み始めたとき、私たちは55年前に同じく大阪で開催された1970年の万博(エキスポ70)に魅了されました。当時は「メタボリズム」という建築思想の精神があり、各パヴィリオンは大胆で挑戦的、そして印象的なデザインを披露していました。宇宙船や異星人の怪物、ツェッペリンのように見えるパヴィリオンが会場を埋め尽くし、多くの建物に空気圧構造が採用されていました。勇敢で楽観的、そして喜びに満ちた建築の表現は、きっと息をのむほど感動的だったに違いありません。そのデザインからは、建築が探求や社会の向上のために用いられるべきだという信念が感じられます。2025年の私たち自身の建築では、この大阪万博’70の楽観的で大胆な精神とつながりたいと考えました。

設計に取り組む中で、私たちはバックミンスター・フラーの象徴的な問い「あなたの建物の重さはどれくらいですか?」を思い浮かべました。私たちはこの「軽さ」という課題に取り組み、可能な限り物理的な質量を抑えた設計を目指しました。(建物の重量が必ずしも環境負荷と直接一致するわけではありませんが、両者の間には明確な相関関係があります)特にその一時的な性質を考慮すると、最小限の重量に抑えたパヴィリオンは、物流、エネルギー使用、建設、解体の各面で大きな利点をもたらします。そこで私たちは、複数の相互に連結された球体からなる空気圧構造を提案しました。これらの球体は、PVCとETFEの膜を用いた二重構造のエアピローで構成されており、副次的な鉄骨構造によって支えられています。空気が入れられているのはピロー部分のみで、内部空間は通常の気圧を保っているため、出入りや通行に空気圧調整用のエアロックは必要ありません。

すべての展示スペースは、これらの相互に連結された球体の内部に配置されています。展示はすべて1階に設置されており、来場者の動線にエレベーターやエスカレーターを必要としないため、建物の環境負荷をさらに軽減し、移動能力に関係なくすべての来場者にとって真にアクセスしやすい空間となっています。

バックヤード部分は、モジュール型の鉄骨要素と木製の外装で構成された長方形のボリュームです。このボリュームは球体の背景となり、その内部にはオフィスや会議スペースが設けられています。その上部には、まるで地面にとどまるには軽すぎるかのような、もう一つの球体が載せられています。この球体には屋上カフェが設けられており、万博会場と大阪湾を一望する壮大な景色を楽しむことができます。

2025.4.23Wed
【ap job更新】 住宅から公共建築まで手掛け、“生活に対して優美な空間”の表現を目指す「株式会社エイチツー・プランニング」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 住宅から公共建築まで手掛け、“生活に対して優美な空間”の表現を目指す「株式会社エイチツー・プランニング」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 住宅から公共建築まで手掛け、“生活に対して優美な空間”の表現を目指す「株式会社エイチツー・プランニング」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

住宅から公共建築まで手掛け、“生活に対して優美な空間”の表現を目指す「株式会社エイチツー・プランニング」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

経験者・新卒スタッフ採用についてのご案内

株式会社エイチツー・プランニングでは設計業務経験者の設計スタッフ、および2025年度の新卒・既卒の設計スタッフを募集します。当社は戸建住宅からホテルなどの公共建築まで様々な規模のデザインを行う設計事務所です。プロジェクトは関東近郊だけでなく、全国各地で設計・監理を行っております。

【設計への取り組み方】
建築業界における設計事務所の社会的な役割とは建築の中に自然の光や風のゆらめきを取り入れ人の生活に対して優美な空間を表現する集団であると考えております。
外観や内観単体ではなく建物全体を捉えた際にTimelessな良い空間性を持った建物を目指して設計し、その空間を実現するべく一つひとつ丁寧に一気通貫した企画から設計監理までを心がけています。

【環境】
現在メンバーは20代-40代が中心の10名程度でいくつかの設計を進めています。
プロジェクトごとにそれぞれがチームリーダーの元で、積極的に意見を交わし合い知見を広げ高めながらプロジェクトの質を向上させていくプロセスを大切にしています。

吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる
吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる photo courtesy of 吉岡徳仁デザイン事務所
吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる photo courtesy of 吉岡徳仁デザイン事務所
吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる photo courtesy of 吉岡徳仁デザイン事務所

吉岡徳仁がデザインした「氷の椅子『Aqua Chair』」です。
ミラノデザインウィーク2025で発表された作品です。デザイナーは、“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案しました。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げられました。会期は終了しています

これまで、ガラスなどの透明な素材で「光」を表現してきました。
透明な素材は、輝きを放つ、「光」に一番近い素材だからです。
「光」を素材に、形を超える作品を生み出したいと思っています。

デザイナーによるテキストより

人体を支えるために、水を結晶化させることで、氷で作られた自然構造の椅子を生み出すことを考えました。
レンズ効果のある曲面で構成される形状は、光を屈折させ、氷塊から光が放たれるようにデザインされています。
透明な氷塊から放たれる、無垢な光を放つ作品を生み出したかったのです。
氷が時間と共に変化し、自然現象が作品を完成させます。

デザイナーによるテキストより

水の椅子「Aqua Chair」からは、無垢なる光が放たれます。
この作品が光を表現することで、自然の美しさとエネルギー、そして自然の大切さを改めて考えるきっかけになればと思っています。

デザイナーによるテキストより
【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中台湾日月潭風景管理処 航空写真

株式会社 團紀彦建築設計事務所の、建築設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

■社名:株式会社團紀彦建築設計事務所
空港などの海外プロジェクトの他、国内の文化、商業、宿泊施設等さまざまな用途のプロジェクトが進行中です。

OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させる
OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させるテーマ空間「ザ・ニュー・ルック(The New Look)」 photography by Kyungsub Shin
OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させるテーマ空間「ガーデン(Garden)」 photography by Kyungsub Shin
OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させるテーマ空間「カラマ(Colorama)」 photography by Kyungsub Shin
OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させるテーマ空間「ディオール・アトリエ(The Dior Ateliers)」 photography by Kyungsub Shin

OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」です。
東大門デザインプラザを会場に開催されています。建築家は、メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想しました。そして、中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させました。会期は、2025年7月13日まで。展覧会の公式ページはこちら。アーキテクチャーフォトでは、同展の日本開催時の様子も特集記事として紹介しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展がソウルで開幕、展示デザインはOMA / 重松象平が手掛ける

クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ(Christian Dior: Designer of Dreams)展が東大門デザインプラザ(DDP)で開催中です。これは、OMAによるクリスチャン・ディオール・クチュールとの4回目の展示デザインとなります。

デンバー美術館(2018年)およびダラス美術館(2019年)での「Dior: From Paris to the World」、そして東京都現代美術館(2022年)での「Christian Dior: Designer of Dreams」におけるOMAの展示デザインに続き、ソウルでの展覧会では、メゾン ディオールの70年以上にわたる創造の歴史と、韓国の文化遺産に焦点を当てることを目的としています。

OMAのパートナーである重松象平は述べています。「韓国の豊かな文化的背景から得た要素をデザインに取り入れ、『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』の新たな体験をソウルにもたらすことができ、とても嬉しく思います。部屋や壁のないDDPのアートホールのその広大で開かれた空間は、私たちに演出的アプローチを概念的にも空間的にも拡張する自由を与えてくれました。テーマごとの部屋は遊び心のあるスケールと形状で構成され、リズミカルな旅路を演出しています。小さく親密な空間が、大きくスケールアップされたシーンへと導きます――パリの街並みを歩いたり、スカートや瓶の中に入ったり、トンネルのようなキャビネットを通ったり、果てしないアーカイブに迷い込んだり、幻想的な螺旋階段を上ったり――観る者をディオールの世界に包み込みます」

2025.4.22Tue
【ap job更新】 子ども施設を中心に高い評価を得て、様々なアワードでの受賞歴もある「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 子ども施設を中心に高い評価を得て、様々なアワードでの受賞歴もある「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 子ども施設を中心に高い評価を得て、様々なアワードでの受賞歴もある「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中あまねの杜保育園(土と水と緑の中庭)

子ども施設を中心に高い評価を得て、様々なアワードでの受賞歴もある「相坂研介設計アトリエ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

相坂研介設計アトリエは、都心の皇居脇、半蔵門(麹町)にある設計事務所です。
このたび業務拡大により、実務経験者を中心に正社員を募集します。

【代表者・事務所概要】
相坂研介は安藤忠雄に師事後独立、大学講師やJIA幹事を務めつつ公共自治体のコンペ支援など建築士の職能普及にも尽力し、「これからの建築士賞」を頂きました。

事務所は近年特に子ども施設の建築設計を中心に多数の評価を頂いており、日本建築士事務所協会連合会の最優秀賞(国土交通大臣賞)や東京都知事賞他を受賞した「東立石保育園(GA JAPAN 171掲載)」はじめ、「てぞーろ保育園(domus 1050掲載)」はJIA東北建築大賞や福島県建築文化賞、「あまねの杜保育園(新建築2016年5月号掲載)」は「こども環境学会賞」「JIA環境建築賞」「Architecture Asia Award」など国内外で受賞し、NHKみんなのうた「パプリカ」のMVにも使われました。(昨年発売の「KJ 2024.4」が、相坂アトリエの特集号となっておりますので、詳しい作品群や考え方については、是非ご覧下さい。)

【業務内容・職場環境】
近年は、幼稚園・保育園(1000~2000㎡)、小学校(7000~8000㎡)などの子ども施設や、オフィス・商業ビルなどの中規模施設(5000~6000㎡)を中心に、住宅や家具・遊具まで設計するなど、設計対象が偏ることなく、毎年幅広い経験を積む機会を確保し、所員全員が設計を楽しむ意欲を保てるよう工夫しており、BIMや3Dプリンタ等も導入した作業の効率化で、快適に働きやすい環境が既に整っています。

リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする photo©Iwan Baan
リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする photo©Iwan Baan
リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする photo©Iwan Baan

リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」です。
“海をつなぐ”をテーマに計画です。建築家は、同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案しました。また、持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能としています。施設の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

「海をつなぐ」バーレーン・ナショナル・パヴィリオン(2025年大阪・関西万博)

バーレーン王国は、2025年大阪・関西万博において、ナショナル・パヴィリオン「海をつなぐ」の開幕式を行いました。これは、バーレーン王国が国として公式に万国博覧会に参加するのは4回目となります。本万博は日本の関西地方で開催され、2025年10月13日まで続きます。全体テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。

2025年大阪・関西万博におけるバーレーンの参加は、バーレーン文化・古代遺産庁が委託・主催しています。このパヴィリオンは、バーレーンの海との歴史的なつながりを反映しており、王国の航海の伝統や伝統的なダウ船の製造技術から着想を得て、日本の木組み技術を統合させています。「バーレーン王国のナショナル・パヴィリオン『海をつなぐ』は、歴史のさまざまな時代を通じて国際的な交易路を結んできた、文化と商業が交差する港としてのバーレーンの長年の役割を探求しています」と、バーレーン・パヴィリオン総代表のシャイフ・カリファ・ビン・アハメドは述べました。

「いのちに力を与える」ゾーンに位置するこのパヴィリオンは、延べ床面積995㎡で、海沿いに面した4層構造となっており、高さは13mから17mに達します。レバノン出身の建築家リナ・ゴットメによって設計されたこの建物は、木材で造られており、海風で冷却されるように設計されていて、万博の中でも最も持続可能な建築物のひとつとなっています。「バーレーン・パヴィリオンは、持続可能性、文化交流、そして職人技を体現しています。約3,000本の加工されていない木材を複雑な木組みで組み上げており、廃棄物を最小限に抑えています」とゴットメは語っています。「基礎部分は最小限でコンクリートを使用せず、ほぼすべての素材が再利用可能で、パッシブ冷却によってエネルギー使用も削減されており、持続可能な革新の証となっています」

2025.4.21Mon
2025年日本建築学会賞(作品)が発表。伊藤博之による「天神町place」と 江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志 / 日建設計による「高槻城公園芸術文化劇場」が受賞
2025年日本建築学会賞(作品)が発表。伊藤博之による「天神町place」と 江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志 / 日建設計による「高槻城公園芸術文化劇場」が受賞

2025年日本建築学会賞(作品)が発表されています。伊藤博之が設計した「天神町place」と 江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志 / 日建設計が設計した「高槻城公園芸術文化劇場」が受賞しました。

以下に、作品資料と選考経過のPDFへのリンクを掲載します。

【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中

リノベる株式会社の、デザイン・設計パートナー(業務委託)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【デザイン・設計パートナー募集】

月1~2件のデザインを、コンスタントに。
「リノベる。」のお客様に向けた、オーダーメイドのリノベーションデザインを手がけて頂きます。

担当していただくのは、ご契約後のお客様のみ。
デザイナー自身が営業活動を行う必要はなく、お客様へのデザイン提案に集中頂けます。

トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化
トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化地下1階、インスタレーションエリア photo©大木大輔
トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化地下1階、インスタレーションエリア、ローテーブルの詳細 photo©大木大輔
トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化地下1階、インスタレーションエリア、ローテーブルの詳細 photo©大木大輔

トラフ建築設計事務所の会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」です。
時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベントの為に計画されました。建築家は、世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案しました。それによって、光を反射して表情が絶え間なく変化します。※会期は終了しています

シチズン時計が開発した独自素材「Super Titanium」の55周年を機に開催されたイベント会場構成。

プロダクトと映像を組み合わせ、実際に表面処理の開発において使われている、9色の実験用チタニウムプレートを使用して、素材の持つ軽やかさ、強さ、色の美しさを体験できる空間と、今後世界各地での展開が求められた。

建築家によるテキストより

今回の取り組みを踏まえ、カリモク家具が運営する、デザイナーやパートナー企業と新たな価値の共創と発信の拠点「KARIMOKU RESEARCH CENTER」を会場として提案した。同時期に、新たなかたちのリビングがテーマの展示が開催されることからも、展示物のソファを用い、大型モニターのコンセプトムービーを眺めながら、くつろげる雰囲気で映像と音そして時計を一体として感じられる空間構成とした。

1039枚の50×25㎜のチタニウムプレートを種類別に格子状に並べ、大小9台のローテーブルを製作した。ソファに座って見ると、光を反射するチタニウムプレートが映像の中まで続いていくような印象を与え、表情が絶え間なく変化する。

建築家によるテキストより

1039枚の50×25㎜のチタニウムプレートを種類別に格子状に並べ、大小9台のローテーブルを製作した。ソファに座って見ると、光を反射するチタニウムプレートが映像の中まで続いていくような印象を与え、表情が絶え間なく変化する。

緩やかな高低差を持つ短冊状のチタニウムプレートと時計を見せるためのスタンドは、植物のように繊細な鋼材で支えられ、硬質さと有機的な印象が共存する。3mmの丸棒の先端に取り付けたチタニウムプレートを、5mmの角材を歪み防止のために溶接せず、相欠きして格子状に組んだベースに、圧入加工という技術で動かないように押込み仕上げる。鋼材の端部は曲げ加工を施して軽やかさを与えている。

建築家によるテキストより
山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る
山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る外観、南東側より見る。 photo©平井広行
山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る外観、南東側の道路より見上げる。 photo©平井広行
山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る9階、飲食店舗が入居するスペース(ビル竣工時の様子) photo©平井広行

山路哲生建築設計事務所が設計した、東京・中央区の「銀座の木箱 銀座髙木ビル」です。
頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビルの計画です。建築家は、新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向しました。そして、“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造りました。施設の場所はこちら(Google Map)。

銀座外堀通りに建つ,12階建の商業複合ビルを設計した。頂部4層を木造とし,アノニマスな鉄骨造のオフィスビルにちょこんと木箱が乗ったような構成となっている。低層階および高層木造階は商業,中層階はオフィスやテナントが入り,用途に合わせて外装や構造においても立体的な複合化を試みている。構造は地下階がRC造,1~8階がS造,9~12階が木造となっており,頂部の外壁や地上階内装には東京多摩産材のスギ材を使用している。

建築家によるテキストより

鋼板挿入型ドリフトピン接合を採用したもう一つの理由としては、ゼネコン各社が発表している認定工法を用いずに設計できるという点だ。中高層の木造混構造でありながら認定外による構造評定を必要としないことが大きなメリットであると考えている。
1時間耐火で設計が可能な方法であるため、自社工法をもたない中堅ゼネコンでも真似ができる汎用性・民主性を備えており,日本の都市の風景を構成する多くの中小雑居ビルにも適合させることができる。
施工の汎用化は今回のプロジェクトの一つのテーマであり、多くの建築関係者が積極的に中高層建築へ木造混構造を採用する好例となればと考えている。

建築家によるテキストより

日本の小規模木造では「在来軸組工法」によって過半の住宅が施工されており、郊外や地方の街並みとスケール、ひいては地場の小規模産業が保存されている。では、高密度化する都市部において「在来木造ビル」と呼びうるヴィジョンが生まれるのであれば、国内外から支持される、新しい日本の都市風景を生み出す可能性があるのではないだろうか。

この頂部4層の部分木造は、欧州のルネサンス期において古典を継承するために発展させたオーダーというモデュラーコーディネーションと同様に、日本の固有の木造スケールを都市に継承することのできる方法論であると考えている。貼り付けられた広告のようなファサードではなく、都市を立体化させた銀座の街並みとしての可能性を示している。

そのためにも本件においては木造を耐火被膜材で覆い隠すのではなく、内装や外装においても木材を露出させることで直接的に素材に触れられる燃えどまり層による工法が必要だった。地域で産出される豊富な素材を利用した、新しい街並みづくりのための構造であり、内外装材であり、また都市と森をつなぐアイコンとなる。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/14-4/20]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/14-4/20]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/4/14-4/20)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設(前編)
  2. 「『篠原一男 100の問い』への『100の応答』」がPDFでも公開。1980年以降生まれの100人の建築家らが篠原の問いに応答。TOTOギャラリー・間の篠原一男展の一環として企画
  3. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  4. 富永讓と西沢立衛による連続講義「ル・コルビュジエ ー建築、旅、作品集からー」が開催。コルビュジエの建築・旅・作品集を手がかりに、豊かさと現代にもつながる可能性を読み解く
  5. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設(後編)
  6. OMA / 重松象平による、ルイ・ヴィトンのインスタレーション。大阪・関西万博のフランス館の中での計画。“愛の讃歌”というテーマの中で、ブランドの伝統的な匠の技を体験できる空間を志向。製品のトランクを用いて積層や構成で展示スペースやオブジェを作り出す
  7. 篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
  8. 永山祐子の作品集『建築から物語を紡ぐ』のプレビュー。大阪・関西万博のパヴィリオンを含む45作品を収録。プロジェクトの発想源や設計プロセスに関するエピソードも紹介。五十嵐太郎による論考も掲載
  9. 伯耆原洋太と伯耆原智世による、東京の住戸改修「切断の諸相06『Pale Veil』」。西側に大きなバルコニーのある区画。内外が一体的な“縁側としての住居”を求め、日照の変化等にも対応する“環境装置”を備えた空間を考案。蔀戸を参照した“バタフライ状に開閉するタープ”を開発して開口に設置
  10. 篠崎弘之建築設計事務所による、千葉・匝瑳市の宿泊施設「NAGARAMI RESORT SOSA」。砂丘の背後の広大な土地に計画。砂と空と原野のみの環境にある“豊かさ”に着目し、“大地のもつ時間や風景”を感受できる存在を志向。敷地を“十字壁”で分割し屋根を掛けて部屋と庭を巡りながら過ごす建築を考案
  11. 谷口幸平 / and to 建築設計事務所による、長野の住宅「Grove Strolling Corridor」。高木が建ち並ぶ緑豊かな敷地に建つ家屋の建替。“環境まで含めた継承”を目指し、全体が木立の延長のように溶け込む在り方を志向。多数の丸太柱を構造体に用いて放射状に配置した“環境をまとう”建築を考案
  12. 小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の「佐仁の家」。施主が扱う建材の体験なども目的とした貸別荘。機能に捉われない“様々な顔を持つ”存在とする為、風土から導かれる“建築の原型”と向き合い計画。地域と繋がりの深い“土俵”の構造形式を引用と再編集して造る
  13. VUILDによる、神奈川・横浜市の「Serendie Street Yokohama茶室」。多様な人々が集まる“共創空間”の中に計画。場所を象徴する単語の頭文字“S”をモチーフとして、密度が連続的に変化する建具を備えた空間を考案。デジファブ技術を用いて“現代の茶室”として作る
  14. 長坂常 / スキーマ建築計画による、中国地方の「独忘+EL AMIGO」。子供が泊まるゲストハウスと大人が遊ぶパブの計画。ゲストハウスは“孤に帰る場所”として、瀬戸内と対峙する空間を志向。パブは“穴蔵”の様な場で、窓を開けると瀬戸内の一望が可能
  15. 金原大祐 / minato architectsによる、静岡・浜松市の「西ヶ崎町の家」。田畑の広がる地域に建つ設計者の自邸。敷地形状や近隣との関係を考慮した上で、周囲の“おおらかな印象”を取込むような建築を志向。気積があり三方向から光が降り注ぐリビングを備えた住まいをつくる
  16. MVRDVとZeccによる、オランダ・ヘールレンの「Heerlen Holy Water」。役目を終えた教会を転用した公共プール。新たな社会的機能を付与し歴史的要素も保存する為、かつての身廊をガラス壁で囲んで“床が上下するプール”とする計画を考案。床高の調整で様々な活動や催しへの対応が可能
  17. 丸山晴之+野澤真佑 / ヒャッカによる、福井の「池田町 フォーシーズンテラス」。降雪期間の長い地域に建つ観光拠点施設。自然の“厳しさへの対峙”と“美しさの享受”を求め、積雪から守るテラスと風景に浸れる空間を備えた“廊”のような建築を考案。環境に敬意を払い負荷の少ない構法も採用
  18. 大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
  19. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
  20. OMA / AMOの会場デザインによる、東京・原宿での展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」。マドリードで創業したブランドの為に計画。創造性・革新性・技術の歴史の伝達を意図し、1300㎡の空間の中に様々なコンセプトの部屋を創出する計画を考案

2025.4.20Sun
ハンス・ホラインの、ポンピドゥー・センターでの展覧会「Hans Hollein transFORMS」の動画。2025年4月に公開されたもの。英語字幕付

ハンス・ホライン(1934-2014)の、ポンピドゥー・センターでの展覧会「Hans Hollein transFORMS」の動画です。2025年4月に公開されたもの。英語字幕付。会期は、2025年6月2日まで。展覧会の公式ページはこちら

2025.4.19Sat
隈研吾による講演「Return to Nature」の動画。ハーバード大学の主催で2025年4月に行われたもの
2025.4.18Fri
【ap job更新】 松本を拠点とし、全国の宿泊施設や福祉施設などを手掛ける「株式会社 倉橋建築計画事務所」が、意匠設計・設備設計・建築企画のスタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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【ap job更新】 松本を拠点とし、全国の宿泊施設や福祉施設などを手掛ける「株式会社 倉橋建築計画事務所」が、意匠設計・設備設計・建築企画のスタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中母畑温泉 八幡屋 福島県建築文化賞特別部門賞

松本を拠点とし、全国の宿泊施設や福祉施設などを手掛ける「株式会社 倉橋建築計画事務所」の、意匠設計・設備設計・建築企画のスタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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