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レンゾ・ピアノが設計して、完成した、ホイットニー美術館増築の写真 坂本一成が設計した新しい住宅「Hut AO」の写真など 2015年日本建築学会賞の各賞が発表。作品賞はTNAの「上州富岡駅」と、福島加津也+冨永祥子の「木の構築」

2015年日本建築学会賞の各賞が発表されています

2015年の日本建築学会賞の各賞が発表されています。作品賞はTNAの「上州富岡駅」と、福島加津也+冨永祥子の「木の構築」が選ばれています。リンク先に選考の理由等も掲載されています。
2015年日本建築学会賞(業績)では、京都工芸繊維大学による「村野藤吾図面資料アーカイブを用いた一連の展覧会・教育・研究事業」などが、新人賞には、成瀬・猪熊建築設計事務所のシェアハウス「LT城西」、鈴木亜生の「SHIRASU」、山﨑健太郎の「糸満漁民食堂」などが選ばれています。

吉村靖孝のインタビュー「集合知やマッチングが空間もビジネスも変えるーネットと建築の新しい関係」

吉村靖孝のインタビュー「集合知やマッチングが空間もビジネスも変えるーネットと建築の新しい関係」が電通報に掲載されています

吉村靖孝のインタビュー「集合知やマッチングが空間もビジネスも変えるーネットと建築の新しい関係」が電通報に掲載されています。

藤本壮介のギャラリー間での展覧会「藤本壮介展 未来の未来」の会場写真とレポート

藤本壮介のギャラリー間での展覧会「藤本壮介展 未来の未来」の会場写真とレポートがa+eに掲載されています

藤本壮介のギャラリー間での展覧会「藤本壮介展 未来の未来」の会場写真とレポートが29枚、a+eに掲載されています。japan-architects.comにも同展の写真が30枚掲載されています
以下は、ギャラリー間公式の概要です。

本展では、過去の主要プロジェクトや現在進行中のプロジェクトを通じて、氏の思考、創作の過程を紹介するとともに、ここからの「建築の未来」の可能性が示されます。第1会場(3F)と中庭にかけては、これまでに手掛けたプロジェクトや進行中のプロジェクトから、100あまりの模型を展示。藤本氏の生み出してきた空間の変遷を辿ることで思考の連なりを、第2会場(4F)では、現在の藤本壮介氏が模索する次の時代へ向けた建築の未来象を示します。それは、建築家・藤本壮介氏が改めて建築を根底から問い直すという思考の実験であり、建築の可能性を示すものとなるでしょう。 ぜひ、建築家・藤本壮介氏のリアルな「試行錯誤」に耳を澄ましていただければと思います。

隈研吾による、吉祥寺ハモニカ横丁の焼き鳥店の内装「てっちゃん」の写真

隈研吾のサイトに、吉祥寺ハモニカ横丁の焼き鳥店の内装「てっちゃん」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに、吉祥寺ハモニカ横丁の焼き鳥店の内装「てっちゃん」の写真が8枚掲載されています。

戦後のヤミ市の雰囲気を伝える、不思議なストリート、吉祥寺ハモニカ横丁の小さな焼き鳥屋のインテリアデザイン。
リサイクル資材 ― ランケーブルをリサイクルした「モジャモジャ」と、アクリルをリサイクルした「アクリル団子」- を内装材から家具にまで徹底して用いることで、形態が消えて、マテリアリティと色彩だけが空中を浮遊するような、不思議なインテリアができた。湯村輝彦による壁画とのマッチングも面白いものになった。

隈研吾による、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真

隈研吾のウェブサイトに、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真が6枚掲載されています。
このホテルは、ズントー設計の「ヴァルスの温泉施設」と同じ会社の運営によるもので、隈の部屋以外に、ズントー設計の客室などもあります。

バルス・テルメホテルの改修。従業員用のアパート(1ユニット1.19㎡)を洞窟のようなインティメートで暖かい客室へと改修した。
約40cmの巾のオークの板を基本ユニットとし、そのユニットをオーバーラップさせながら、壁と天井を均一に覆いつくしていった。板と板の間に照明を設け、照明とインテリアデザインをインテグレートした。
ベッドもまた家具として扱うことをせず、一段上がった木製のプラットフォームの上に、直接マットを置くことで、小さな空間を効率よく利用することが可能となった。
日本伝統的住宅においても、マットを畳の上に直接置くことで、小さな空間を効率よく利用する手法が用いられてきた。この日本的方法の現代的翻訳を試みた。

OMAによる、北京の「中国中央電視台本部ビル」を内部の様子を伝える写真 隈研吾がミラノデザインウィークで公開した、1mmの紙を捻る事で構造となっているパビリオン「IRORI」の写真など

隈研吾がミラノデザインウィークで公開した、1mmの紙を捻る事で構造となっているパビリオン「IRORI」の写真などがdesignboomに掲載されています

隈研吾がミラノデザインウィークで公開した、1mmの紙を捻る事で構造となっているパビリオン「IRORI」の写真などが20枚、designboomに掲載されています。日本のメーカーkitchenhouseの商品展示のためにデザインされたパヴィリオンです。
以下は、メーカーの公式サイトに掲載された概要です。

2015年4/13(月)から5/24(日)までミラノ大学内インテルニ会場で「ENERGY FOR CREATIVITY」展に隈研吾氏による会場構成でキッチンハウスが初出展します。

昔も今も変わらない家族の暮らし方の中で、新しく「火」を中心にした家族が集まるランドスケープキッチンです。
「火と繭」をコンセプトに生活に合わせて自由にのびちぢみする『IRORI』と、高さ5m長さ15mの大きさを1mmの紙を捻るだけでつくる新しい構造の「パビリオン」を発表します。
柔らかな「繭」の中で、「火」を中心とした新しい生活を表現しています。

長坂常 / スキーマ建築計画による、ミラノサローネのヴィトラ社の展示スペースの写真

長坂常 / スキーマ建築計画による、ミラノサローネのヴィトラ社の展示スペースの写真が、vitraのfacebookページに掲載されています

長坂常 / スキーマ建築計画が設計を手掛けた、ミラノサローネのヴィトラ社の展示スペースの写真が7枚、vitraのfacebookページに掲載されています。木製パレットを使用した会場デザインです。

ファッションブランド ソニア・リキエルの、パリにオープンした、図書館の中に洋服が混在しているようなポップアップショップの写真

ファッションブランド ソニア・リキエルの、パリにオープンした、図書館の中に洋服が混在しているようなポップアップショップの写真がdesignboomに掲載されています

ファッションブランド ソニア・リキエルの、パリにオープンした、図書館の中に洋服が混在しているようなポップアップショップの写真が7枚、designboomに掲載されています。

松下慎太郎+鈴木崇志による、三重・鈴鹿の、屋根の上に様々な形の小屋が並ぶ、事務所・寄宿舎「Billboard」の写真

松下慎太郎+鈴木崇志のサイトに、三重・鈴鹿の、屋根の上に様々な形の小屋が並ぶ、事務所・寄宿舎「Billboard」の写真が掲載されています

松下慎太郎+鈴木崇志のウェブサイトに、三重・鈴鹿の、屋根の上に様々な形の小屋が並ぶ、印刷会社の事務所・寄宿舎「Billboard」の写真が28枚掲載されています。archdailyでは図面も見られます

事務所の屋根の上には小屋(住戸)が建ち並びます。各棟は周囲の看板と同じようなスケールです。前面道路に対して窓を設けず、ぶっきらぼうな表情を見せていますが、その代わりに反対面(東面)に大きな窓を並べ、居住空間に朝日を取り込んでいます。また小屋群はそれぞれ異なる反射特性を持つ金属板を身にまとっています。情報をインプットし、紙等の媒体を通じてアウトプットするという、印刷業そのものを表していますが、うつろう空や近隣環境を映し出し、また、ここで営まれる生活の”生”さを、編集しつつ増幅させて発信します。

IROJE KHM アーキテクツによる、韓国・ソウルの住宅「HWA HUN」の写真など 吉岡徳仁による、将軍塚青龍殿で公開されるガラスの茶室「光庵」の写真と動画

吉岡徳仁による、将軍塚青龍殿で公開されるガラスの茶室「光庵」の写真と動画が、朝日新聞DEGITALに掲載されています

吉岡徳仁による、将軍塚青龍殿で公開されるガラスの茶室「光庵」の写真と動画が、朝日新聞DEGITALに掲載されています。
この作品の展示は、本日(2015年4月9日)より公開されています。

日建設計・良品計画・PARTYによる、ローコストとデザイン性の両立が実現した「成田空港  第3ターミナル」の写真など

日建設計・良品計画・PARTYによる、ローコストとデザイン性の両立が実現した「成田空港  第3ターミナル」の写真などが、PARTYのサイトに掲載されています

日建設計・良品計画・PARTYによる、ローコストとデザイン性の両立が実現した「成田空港  第3ターミナル」の写真などが、PARTYのサイトに掲載されています。無印の良品計画が家具を担当していて、その家具について紹介しているページはこちらです

2015年4月8日オープンの成田空港 第3ターミナルを日建設計・良品計画・PARTY3社共同でつくりました。

この第3ターミナルは、LCC(ローコストキャリア)専用。
だからこそ、建築・デザイン面で徹底したローコスト空港を目指しました。
このターミナルの建設予算は、通常のおよそ半分です。

このターミナルには動く歩道もよく見る内照式のサイン看板も、お金がかかるため設置できませんでした。
そのかわり足の負担も軽く、歩くことを楽しんでいただけるように、陸上用のトラックを設置して、サイン表示を入れ、わかりやすく誘導しようと考えました。
今回の建築・デザインにおける キーワードは、”more than 2 into 1”。
ふたつ以上の機能をひとつに集約し、経済合理性を追求する。
わかりやすく言えば、「お金をかけずに工夫する」デザインを大切にすること。
この成田空港第3ターミナルは、お金をかけずに工夫する旅上手なお客さまに、長く愛していただけたら光栄です。

以下は、関係者のコメントや、ターミナルの様子を紹介している公式動画です。

陶芸家のルーシー・リーの展覧会が、4月より、茨城・千葉・姫路・郡山・静岡と巡回して開催

陶芸家のルーシー・リーの展覧会が、4月より、茨城・千葉・姫路・郡山・静岡と巡回して開催されます

陶芸家のルーシー・リーの展覧会が、2015年4月より、茨城・千葉・姫路・郡山・静岡と巡回して開催されます。詳細なスケジュールはリンク先でどうぞ。

ルーシー・リー(1902 ~1995)はウィーンに生まれ、のちにロンドンに移住し活動した陶芸家です。ルーシー・リー様式ともいうべきモダンかつ情緒豊かな器物型スタイルを打ち立て、世界的に高く評価されました。イギリスでも芸術分野の発展に大きく貢献したと評価され、1991年、大英帝国勲章を受章しました。
1920年代から30年代にかけて、ウィーンの工業美術学校で学び、ウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンら、当時の一流デザイナーの薫陶、影響を受けました。38年、ロンドンに移住すると、当時のイギリス陶芸界を代表する陶芸家、研究者、画廊主などの評論、アドバイスを積極的に吸収し、ウィーン時代に学んだウィーン工房様式、バウハウス様式、バーナード・リーチ様式、さらにはギリシャ様式、中国・韓国の古典的陶磁器様式などを幅広く学び、自己のスタイルを打ち立てていきました。
またウィーン時代から60 年代にかけて精細で大がかりな釉薬実験を繰り返し、これまでになかった釉色を数多く開発しました。ルーシー・リー様式を考える上で、切り離せないモダンで情緒豊かな色感を作り上げました。
ルーシー・リースタイルの特徴は、たおやかな曲線を描く美しいアウトラインを持つ碗型と鶴首とも称される細く長い首部を持つ花瓶型に大別されます。
今回の展覧会は、そのスタイルが形成されていく過程で作られたさまざまな様式の変貌、そして大成されたルーシー・リー様式の魅力を約200点の作品で紹介する、ルーシー・リーの全貌展です。

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