アトリエ・ライによる、中国・桃園村の、観光案内施設の機能も持つ、既存民家を改修したカフェ「T Roof Nan Cafe in Taoyuan Village」の写真などが52枚、archdailyに掲載されています。
remarkable archive
竹中工務店+伊東豊雄建築設計事務所が設計した、原宿駅前の店舗や集合住宅の複合施設「WITH HARAJUKU」が竣工して写真が5枚公開されています。開業は2020年5月28日に延期されています(この日程も今後の情報をご確認ください)。
「WITH HARAJUKU」について
本施設は、ファッションや若者文化の発信地とし独自のカルチャーを育んできた原宿において、かつてのクリエイターたちの“たまり場”のように人と人とが交わり、創造し、それを世界に向けて発信する場になるべく、「未来を紡ぐ“たまり場”~文化と創造力を世界に発信する、TOKYOの新たなプレゼンテーションステージ~」をコンセプトに開発を進めてまいりました。
設計・施工パートナーに株式会社竹中工務店および株式会社伊東豊雄建築設計事務所を迎え、原宿駅前と竹下通りをつなぐパッサージュを中心とした「道の建築」が誕生しました。これにより、街全体の賑わいと回遊性を高め、地域にさらなる活性化をもたらします。石や天然木といった自然の素材を多用し、随所に木の温もりが感じられる空間デザインとなっており、明治神宮の森から吹き抜ける心地よい風を感じながらそぞろ歩きを楽しみ、くつろいだ時をお過ごしいただけます。
地下2階から地上3階には、多様化したライフスタイルをもつ現代人に向けて、ファッション、フード、ビューティー、ライススタイル雑貨など、常にファッションやライフスタイルのトレンドを発信し続ける店舗をラインナップします。また、3階は原宿における文化発信地の一翼を担うイベントホール「WITH HARAJUKU HALL」とシェアスペース「LIFORK原宿」、4階以上は賃貸レジデンス「WITH HARAJUKU RESIDENCE」により構成される複合施設となります。
日本建築学会による今年(2020年)の各賞受賞者が発表されていて、日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」の3作品が選ばれています。その他の各賞の情報はリンク先でどうぞ。
以下に受賞作品の動画を掲載します。
乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」。
竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」。PDF資料はこちら。
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」については、PDF資料が公開されています。
大西麻貴+百田有希 / o+hのウェブサイトに、伊勢丹新宿店などでの、エルメスのポップアップストア「Hermès in Colors」の写真が22枚掲載されています。
こちらで大西が作品についてのコメントを書いています。
新型コロナウイルスに関する、行政等の支援制度や問い合わせ先を、NHKがまとめて公開しています。使用可能な支援制度は活用してこの状況を共に乗り越えて生き残りましょう。
H&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)のジャック・ヘルツォーグに、ベルリンのミース設計のナショナル・ギャラリーの横に作られる新美術館について聞いているインタビューがBAUWELTに掲載されています。ドイツ語での内容ですがDeepL翻訳などを使用すると大意は把握できるかと思います。2018年時点での計画案の画像はこちらに。
伊東豊雄らが審査する、学生含め満35歳以下が応募可能な、くまもとアートポリスの実施コンペ「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技」の要項等が公開されています。
熊本市の中心部から東北に位置する標高152mの立田山は、市街地に残された貴重な自然緑地です。都市化の進展とともに行われる緑地の開発を防ぎ、県民の生活環境を保全するため、自然の森に復元し、憩いの場をつくることで生活環境保全林「立田山憩の森」として、多くの県民の健康づくりやふれあいの場として活用されてきました。
この設計競技は、熊本市北区立田山憩の森・お祭り広場に、県が建設する公衆トイレの設計者を広く公募するもので、熊本県が推進する「くまもとアートポリス」プロジェクト事業として実施するものです。
多くの方々にこの地にふさわしい公衆トイレ計画を提案していただき、設計に参画してもらうために実施します。
スタジオ・グルーム(Studio Glume)による、中国・上海の、ミニマムな空間内に、素材感あふれるテーブルと階段を配置したデザインが印象的な事務所「CAIUS Office」の写真などが16枚、archdailyに掲載されています。
UNスタジオが設計を手掛けた、オランダ・エイントホーフェンの、歴史的ビルの歴史的価値を復元し、そこに現代に必要な価値を加えた改修計画「18 Septemberplein Renovation」の写真などが14枚、archdailyに掲載されています。
アンパラレルドゥ・アルキテクタス(unparelld’arquitectes)が設計した、スペイン・オロトの、街路整備で一部解体された建物のファサードを、都市景観の視点から修復したプロジェクト「Can Sau. Emergency Scener」の写真などが14枚、archdailyに掲載されています。
木村松本建築設計事務所の木村吉成と松本尚子へのインタビュー『受容される「欠落」−多義性を包容する大らかな構え』が、traverseに掲載されています。traverseは京都大学建築系教室が編集・発行している機関誌との事。2020年1月に公開されたものです。
アンドラ・マティンが2015年に完成させた、インドネシア・バンドンの住宅「IH Residence」の写真と図面が42枚、archdailyに掲載されています。
トラフのウェブサイトに、大阪の、宿泊施設の専用ラウンジの改修計画「リーガロイヤルホテル エグゼクティブラウンジ」の写真が15枚掲載されています。
大阪のリーガロイヤルホテル23Fのエグゼクティブフロア「ザ・プレジデンシャルタワーズ」の専用ラウンジの改修計画。2019年に手がけたメインロビーに続き、建築家、吉田五十八氏によって設計された同ホテルのデザインを「たからさがし」のように掘り起こし、それを再解釈しながら改修を行った。
エントランスでは、ホテルの外装にも見られる燕子花(かきつばた)をモチーフにした真鍮の柱が客を迎える。床のカーペットには、1Fメインロビーのリニューアル後に、改めて脚光を浴びるようになった柱の金蒔絵と同じ図柄を拡大して用いた。平安朝時代の織物から着想を得て鳥をモチーフにしたというオリジナルの図柄が、細長い空間の奥深くまで来客を誘導する。壁と天井はグレー、家具は黒に統一し、床以外の要素の彩度を落とすことで、より床のデザインを引き立たせた。
窓側の柱に設けられたガラス製のブラケット照明は、クラシカルなリーガロイヤルホテルらしい印象を与えるとともに、部屋の突き当りに貼られたブラックミラーによって反復することで、空間の奥行きを感じさせる。既存の折り上げ天井も、燕子花のレリーフを施し、間接照明として生かしている。また、ライブラリーとしての機能を設けることで、ゆったりとした時間を提供する。ホテルのリニューアルや建設が相次ぐ中、創業から85年の歴史を持つリーガロイヤルホテルを他のホテルと差別化するため、伝統的なモチーフに新しい切り口を与える、クラシカルモダンというスタイルを提案した。1Fメインロビーから専用ラウンジへ、ホテルならではのストーリーを紡ぎ、人々が語りたくなるような空間を目指した。
ル・コルビュジエが1959年にフランス・リヨン郊外に完成させた、世界遺産にもなっている建築「ラ・トゥーレット修道院」のクオリティ高めの動画です。制作はSpirit of Spaceです。
荒川修作+マドリン・ギンズが2005年に完成させた、東京・三鷹の集合住宅 三鷹天命反転住宅をテーマにしたドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」が期間限定で無料公開されています。公開終了は2020年6月末を予定とのこと。
新型コロナウイルスの影響によって世界中が不安な時を過ごしている今日、私たち一人一人が繋がりを持つ様々なコミュニティーとの絆は心強い支えとなっています。荒川修作+マドリン・ギンス東京事務所、並びにニューヨークのReversible Destiny Foundationスタッフ一同、改めて皆様との絆に深く感謝申し上げます。
都市の封鎖や外界との断絶が強いられる状況の下、多くのアーティスト、美術館をはじめアート界では、新しい手法で芸術の可能性を発表し共有できる取り組みを始めています。荒川修作+マドリン・ギンス東京事務所とReversible Destiny Foundationも、皆様と荒川+ギンズが創造した様々な哲学やプロジェクトを共有したく、この度新しく隔週でニューズレター『Distraction Series』の配信を始めます。
映画『死なない子供、荒川修作』/ Children Who Won’t Die, ARAKAWA
本編: 80分 / 言語: 日本語 / 字幕: 英語
配信終了予定:2020年6月末日テーマパーク「養老天命反転地」、死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」、巨大な円筒建造物「奈義の龍安寺」など、奇想天外な作品群で世界中に大きな波紋を投げかけてきた荒川修作が、2010年5月19日午前0時35分、ニューヨークで急逝した。生前、自身の建てた「三鷹天命反転住宅」について荒川はこう語っている。「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と。
常識を軽々と越えた荒川氏の言葉の数々をはじめ、宇宙物理学者・佐治晴夫氏のインタビュー、三鷹の“死なない家”で生活する人々の身体的変化、そこで生まれ育った子供の記録映像を織り交ぜながら、芸術・科学・哲学を総合した斬新な都市計画を構想するまでに至った荒川の全活動を振り返る本作は、全人類の誰もが想像すらできなかった世界の可能性を浮き彫りにするとともに、壮大な生命賛歌を高らかに歌い上げる。
Cast: 荒川修作、佐治晴夫、山岡遊眞、山岡想乃、三鷹天命反転住宅の住人
監督: 山岡信貴
音楽: 渋谷慶一郎
ナレーター:浅野忠信