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西沢立衛が設計を進めている、長野・軽井沢の宿泊施設「ししいわハウス」の模型写真
西沢立衛が設計を進めている、長野・軽井沢の宿泊施設「ししいわハウス」の模型写真

西沢立衛が設計を進めている、長野・軽井沢の宿泊施設「ししいわハウス」の模型写真です。2021年の完成を予定。この建築はクライアントHDHP GK社による軽井沢の二軒目の施設で、一軒目は設計を坂茂が担当しすでに完成しています。

「このプロジェクトは軽井沢の自然の中に計画中のホテルです。ホテルには8つの客室と共有のリビング、ラウンジ、ティールーム、バスハウス、中庭があります。建築は10棟のパビリオンとその間にある庭から構成されており、各棟は縁側で結ばれています。そのため人々は客室でくつろいだり、縁側を歩きながら、軽井沢の自然や庭の風景、建築を同時に楽しむことができます。このプロジェクトは日本の伝統的な木造建築の原理に基づき、和風建築として建設される予定です。」(西沢立衛氏のコメント)

リリーステキストより

プロジェクトの背景は以下でどうぞ。

建築写真で著名な阿野太一と、東京R不動産等で知られる馬場正尊の対談「建築写真とは。写真は都市とどう向き合うか」の動画 MADのマー・ヤンソンによる、TEDでのプレゼンの動画「山、雲、火山をヒントにした都市型建築」(日本語字幕付) オラファー・エリアソンが、2019年4月に東京で行った講演「アートをエコロジーの視点で見直すこと」のダイジェスト版(日本語字幕付)

アーティストのオラファー・エリアソンが、2019年4月に東京で行った講演「アートをエコロジーの視点で見直すこと」のダイジェスト版です。日本語字幕付。

いよいよ2020年3月から東京都現代美術館で開催する「オラファー・エリアソン」展の関連プログラムとして、スペシャルトークを開催しました。国際的に活躍するアーティスト自身のこれまでの制作活動と来春の個展に向けての抱負を語ったダイジェスト版です。

「オラファー・エリアソン:アートをエコロジーの視点で見直すこと」
日時:2019年4月23日(火)
会場:東京都現代美術館 講堂
出演:オラファー・エリアソン
聞き手:長谷川祐子(東京都現代美術館 参事)

クリスチャン・ケレツの設計で2009年に完成した、スイスのロイチェンバッハ学校を特集したドキュメンタリー動画「チューリヒの灯台」(日本語字幕付)

クリスチャン・ケレツの設計で2009年に完成した、スイスのロイチェンバッハ学校を特集したドキュメンタリー動画「チューリヒの灯台」です。日本語字幕付。建築家と、建物を使っている子どもたちのコメントも収録。こちらのサイトでは写真と図面を見ることができます
※今のところ第1回目の動画が公開されている状況です。更新され次第随時追加していきます。
※第2・3回目を追加しました。
※第4回目を追加しました。

第1回目

2009年9月、スイス北部チューリヒのロイチェンバッハに新しい学校校舎がオープンした。最上階に体育館が設置され、そのユニークな設計は人目を引く存在だ。校舎を一つの岩のようだという人もいれば、宇宙船のようだという人もいる。建築工事のようすを映した映像と専門家の話を交えながら校舎の完成までを追った建築アーカイブシリーズ。

OMA / レム・コールハースによる、自身が設計したボルドーの家(1998)を会場にした、ピエール・ポーランの家具の展示構成の写真

OMA / レム・コールハースによる、自身が設計したボルドーの家(1998)を会場にした、ピエール・ポランの家具の展示構成の写真が公式サイトに掲載されています。コールハースのテキストも掲載されています。
instagramにも写真が投稿されています。

バラガン邸にて開催されている、バラガンが収集したアート作品を紹介するインスタレーションの会場写真。会場構成はAGO・プロジェクツとサラ・ハーズが担当。

バラガン邸にて開催されている、バラガンが収集したアート作品を紹介するインスタレーションの会場写真と図面が12枚、dezeenに掲載されています。会場構成は地元を拠点とするAGO・プロジェクツ(AGO Projects)サラ・ハーズ(Sala Hars)が担当。サラ・ハーズの主宰者のひとりジュアン・サラは伊東豊雄の下で働いた経験もあるそう。

メキシコの女性建築家 タチアナ・ビルバオによる、太めのプロポーションが新鮮な家具コレクションの写真

メキシコの女性建築家 タチアナ・ビルバオによる、太めのプロポーションが新鮮な家具コレクションの写真が11枚、dezeenに掲載されています。

レオン・レオンとキルファー・フラマン・アーキテクツによる、ロサンゼルスの、平面における幾何学構成から生まれる内部と外部の関係が特徴的なコミュニティ施設「Anita May Rosenstein Campus」の写真

レオン・レオンキルファー・フラマン・アーキテクツ(Killefer Flammang Architects)が設計した、ロサンゼルスの、平面における幾何学構成から生まれる内部と外部の関係が特徴的なコミュニティ施設「Anita May Rosenstein Campus」の写真と図面が18枚、レオン・レオンのサイトに掲載されています。
施設には、ホームレスの若者のための100台のベッド、新しいシニアコミュニティセンター、ユースアカデミー、管理スペース、小売スペース、文化イベントスペースなどの機能が内包されているとの事。

隈研吾がデザインした、アシックスのスニーカー「METARIDE AMU」の写真

隈研吾がデザインした、アシックスのスニーカー「METARIDE™ AMU」の写真とコンセプトが公開されています。2019年12月20日の発売で限定2020足だそうです。
以下は隈のインタビューも収録されたコンセプト動画。

建築家・隈研吾の思想で
さらなる進化を遂げた一足

サーペンタインパヴィリオンの設計も手掛けたメキシコの女性建築家フリーダ・エスコベドのサイトがリニューアル。最新作から過去の作品まで閲覧可能に。

2018年のサーペンタインパヴィリオンの設計も手掛けたメキシコの女性建築家フリーダ・エスコベドのサイトがリニューアルされています。最新作から過去の作品まで閲覧可能になっています。ウェブメディアに作品をあまり公開しない建築家で、作品集も刊行されていないので貴重だと思います。

中国・北京を拠点とするヴェクター・アーキテクツのウェブサイトがリニューアル

中国・北京を拠点とするヴェクター・アーキテクツのウェブサイトがリニューアルされています。作品の写真や図面を大きなサイズで豊富に見ることができるようになっています。

ヴェクター・アーキテクツによる、中国・太原市の、素朴な素材感と光の取り入れ方で生まれる多彩なシーンが特徴的な美術館「Changjiang Art Museum」の写真

ヴェクター・アーキテクツが設計した、中国・太原市の、素朴な素材感と光の取り入れ方で生まれる多彩なシーンが特徴的な美術館「Changjiang Art Museum」の写真と図面が50枚、archdailyに掲載されています。

フランク・ゲーリーとピーター・マリノによる、韓国・ソウルの、ルイヴィトン旗艦店の写真

フランク・ゲーリーピーター・マリノが設計した、韓国・ソウルの、ルイヴィトン旗艦店の写真が5枚、designboomに掲載されています。明記されていませんが外部をゲーリー事務所、内部をマリノが手掛けたような印象です。
以下は、建物も登場するオープニングの様子を収録した動画。

ザハ・ハディド・アーキテクツとコックス・アーキテクチャーがコンペで勝利した、オーストラリアの「ウェスタン・シドニー空港」のCG動画

ザハ・ハディド・アーキテクツコックス・アーキテクチャーがコンペで勝利した、オーストラリアの「ウェスタン・シドニー空港」のCG動画です。2019年9月に完成した、ザハ・ハディド・アーキテクツらによる「北京大興国際空港」も弊サイトで特集して注目を集めました

保坂猛建築都市設計事務所による、東京の、延べ床約18m2の自邸「LOVE2 HOUSE」の高クオリティな動画

保坂猛建築都市設計事務所が設計した、東京の、延べ床約18m2の自邸「LOVE2 HOUSE」の高クオリティな動画です。制作は一条。保坂の解説(日本語)も収録されています。保坂のサイトで写真と図面も見ることができます。保坂は2005年に「LOVE HOUSE」という一件目の自邸を立てており、本作品は2件目の自邸です。

以下は建築家によるコンセプトテキストより。

自邸LOVE HOUSE(JT2006/1号)に10年住んだ。2015年から早稲田大学芸術学校の教員となり設計事務所との両輪の中で、早稲田と横浜の往復は思いのほか時間がかかった。両輪とともに自分自身の生活も気持ちよく駆動させるために、2件目の自邸LOVE2 HOUSEの建設を決めた。希望の場所で予算に合う29.53m2の土地を購入し、直ぐに2階建ての検討が始まったが、丁度その頃、江戸時代の庶民の長屋が9尺2間(9.6m2)で4人家族が生活していたということを本で読んでいた妻が意外にも「6坪は広い」と言い出した。そこから私は延床17.71m2の平屋での計画を始めた。
延床20m2を下回る戸建の参照事例として、鴨長明による方丈庵(一丈四方9.18m2)、ル・コルビュジェによるカップマルタンの小屋(16.85m2)、立原道造によるヒアシンスハウス(15.15m2)などがあり、3つに共通していることは、周辺環境と共にその小屋での生活全体をこよなく愛していたことだと私は思った。
3つの参照事例ではキッチンや浴室がなかったが、そういう要素も「ある」家とすること、さらに住居としての“ある”ことを突き詰めて行く中で、古代ローマ人がヴィラでの生活の理想とした5つの要素(学問、入浴、演劇、音楽、美食)を、この17.71m2の小さな家で実現させたいと考えた。毎日露天風呂に入り、300枚のレコードを十分な音量で楽しみ、土鍋で炊いたご飯を食べ、気に入った本を読む。また方丈庵にもあったように、この家にも宗教の要素(キリスト教)があり、疲れた時には聖書に依り頼む。
土地の購入後すぐに太陽光のシミュレーションを行うと冬の3ヶ月間、直射光が全く得られないことが判明し気落ちした。しかしそれは北欧で見た極夜と似たような光環境であると積極的に考え、冬の天空光を重視した天窓をもつメインの躯体を計画することとした。そして夏は南国を思わせるような直射光が燦々と注ぐようにし、年間を通してみれば地球上の広範囲の緯度の光環境を楽しんでいるような住空間がこの小なるものの中に現れるようにしようと考えた。それを具現化した建築は、軒先を町並みと揃え直線とし、屋根の上端をほんの少し湾曲させた2枚のHPシェルを、高さを違えて擡げかけたRCのシンプルな家型となった。
メインのRCの躯体から派生するサブの小壁7枚により、ダイニング、キッチン、寝室の3つのゾーンを分ける仕切りとし、かつ小壁の表面やエッジに段々を作り、その「段」に木棚板やキッチンカウンターなど乗せ、ペンや付箋など小物類を直に置いたりといった「乗せる」つくりとした。RCの躯体が側(大きなこと)としてだけでなく、生活の細かな設え(小さなこと)まで担ってくれる様が、この家には合うと考えた。

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