元木大輔 / DDAAが設計して、創造系不動産がコンサルした、東京・青山の小さな私道の改修プロジェクトの写真が6枚、創造系不動産のサイトに掲載されています。元木のサイトではより多くの写真を見ることができます。
固定資産は建築や土地だけではありません。住宅地の小路や階段の中には、個人(民間)が所有している固定資産としての道があります。そのほとんどは所有者の通行に供するために存在していますが、中には公道と変わりなく不特定多数の人が自由に利用するような、扱いとして限りなく「公道」に近い「私道」も存在しています。建築・不動産はそこにどのようにアプローチできるでしょうか。
南青山のブティックなどが並ぶ通りを脇に入った小道に、長い年月で擦り減った小さな大矢石の階段があります。
それは近隣の住民の生活の一部であり、通り抜けでき、裏道として多くの人が利用している「私道」の一部です。