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ズントー事務所のプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎が、事務所イベント・日帰りハイキングの様子を紹介した最新エッセイ「木の量感」

ピーター・ズントー事務所のプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎が、事務所イベント・日帰りハイキングの様子を紹介した最新エッセイ「木の量感」が、ギャラリーときの忘れもの のブログで公開されています。

ゲンスラーによる、アメリカ・サンフランシスコの倉庫を改修した、ソフトウェア企業・Gustoの新社屋の写真

ゲンスラーによる、アメリカ・サンフランシスコの倉庫を改修した、ソフトウェア企業・Gustoの新社屋の写真が10枚、designboomに掲載されています。

塩塚隆生アトリエによる、大分の、建物の外周部にスロープなどの動線空間がらせん状に配された、店舗・住宅の複合建築「SJ」の写真と図面

塩塚隆生アトリエのサイトに、大分の、建物の外周部にスロープなどの動線空間がらせん状に配された、店舗・住宅の複合建築「SJ」の写真と図面が35枚掲載されています。

暮らすことと開くことの交差点として

城下町の市街地にたつRC造3階建ての複合建築。敷地は、幹線道路から神社の参道へ入る交差点に位置し、かつては酒屋が営まれ催事には参拝者にお酒を振る舞う等地域とつながりが深い場所だった。建物は、1階のワインショップ、祖母の住宅、食堂、オーナーの住宅がらせん状にスロープにそって積み重なる立体的な町屋のような構成である。それぞれは、用途としてはつながりのない独立した空間といえるが、これらが有機的につながって居住者の生活が成り立っていることから、全体をひとつの家としてもとらえている。ワインショップはこれまでの地域との関係を引き継ぎながら、食堂は近接する病院に通う高齢者が立ち寄れる場所として、まわりに開かれた関係が無理なくかたちづくられる建築を目指した。建物の内部には階段が無く屋外のスロープから各室にアプローチする。らせん状に登っていくと城下町の様々な方向・高さの風景が日常的に感じられる。この高さの変化が、内部空間に床高・天井高さに変化をもたらせ、多様な表情の室内がスロープを介してまわりに開きながら展開している。建物は、隣地との間に設けた路地を含め4面が接道し、スロープが参道や路地の延長として各通りとの関係をつくっている。この立体的な路地ともいえるスロープは、隣接する病院へ通う高齢者が自力で立ち寄れるように、また想定されている南海トラフ地震の津波への避難対応としての機能もある。

コールハースによる、建築の要素に着目した新しい書籍『Elements of Architecture』

OMAのレム・コールハースによる、建築の要素に着目した新しい書籍『Elements of Architecture』がamazonで予約受付中です。発売は2018年10月25日を予定。こちらのサイトに中身の写真と日本語での簡単な紹介があります。

Architecture is a compelling mixture of stability and flux. In its solid forms, time and space collide, amalgamating distant influences, elements that have been around for over 5,000 years and others that were (re-)invented yesterday.

Elements of Architecture focuses on the fragments of the rich and complex architectural collage. Window, facade, balcony, corridor, fireplace, stair, escalator, elevator: The book seeks to excavate the micro-narratives of building detail. The result is no single history, but rather the web of origins, contaminations, similarities, and differences in architectural evolution, including the influence of technological advances, climactic adaptation, political calculation, economic contexts, regulatory requirements, and new digital regimes.

Derived from Koolhaas exhaustive and much-lauded exhibition at the 2014 Venice Architecture Biennale, this is an essential toolkit to understanding the pieces, parts, and fundamentals that comprise structure around the globe. Designed by Irma Boom, the book contains essays from Rem Koolhaas, Stephan Trueby, Manfredo di Robilant, and Jeffrey Inaba; interviews with Werner Sobek and Tony Fadell (of Nest); and an exclusive photo essay by Wolfgang Tillmans.

A mammoth undertaking: smashing open the last 100 years of architecture and ripping out its innards for forensic analysis.
— The Guardian

デイビッド・ホックニーが、iPadでデザインしたステンドグラスが、イギリスのウェストミンスター寺院に設置

著名な画家のデイビッド・ホックニー(wiki)が、iPadでデザインしたステンドグラスが、イギリスのウェストミンスター寺院に設置されたそうです。リンク先のdezeenに写真が7枚掲載されています。

MADの設計で建設が始まった、中国の、施設全体がランドスケープの中に埋設しているようなスポーツキャンパスの画像

MADの設計で建設が始まった、中国の、施設全体がランドスケープの中に埋設しているようなスポーツキャンパスの画像が6枚、dezeenに掲載されています。

スティーブン・チルターンによる、中国・無錫市の、建物周囲に建てられた無数の柱が竹林を想起させる劇場の写真

スティーブン・チルターン(Steven Chiltern)のウェブサイトに、中国・無錫市の、建物周囲に建てられた無数の柱が竹林を想起させる劇場の写真と図面が15枚掲載されています。

ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、ロシア・スヴェルドロフスク州のコンサートホールのCG動画 サージソン・ベイツのジョナサン・サージソンよるレクチャー「住宅を再考する」が京都で開催

サージソン・ベイツのジョナサン・サージソンよるレクチャー「住宅を再考する」が京都の京都工芸繊維大学で開催されます。開催日は2018年10月11日。彼らは、近年ベルギーに開設されるポンピドゥーセンター分館のコンペに勝利するなどしています(NOA・EM2Nと共同設計)。

今回のレクチャーでは、私たちの建築的実践において住宅が果たしてきた重要な役割について考える。私たちは25年以上ものあいだ、ヨーロッパのコンテクストや広域な都市の状況のなかで住宅が果たしてきた役割と、現代住宅を建設することの意味について研究してきた。それらの成果は、絶えず進化するニーズについて思索し、住むことに特有の方法を押し付けるのではなく、生活をサポートする環境をつくるべきだという責任を私たちに思い起こさせた。いくつものプロジェクトに言及しながら、私たちがこのようなテーマや課題についてどのように探求してきたかを紹介する。

ジョナサン・サージソン 公開講演会
住宅を再考する – A Reflection on Ideas of Housing

日時|2018年10月11日[木] 18:00-20:00
会場|京都工芸繊維大学60周年記念館1F記念ホール
講師|ジョナサン・サージソン [Sergison Bates architects]
定員|100名(当日先着順)
入場|無料(聴講自由)
主催|京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

建築討論の2018年10月の特集「チャイニーズ・プレファブ ──量にコミットする建築家たち」が公開

日本建築学会による、建築討論の2018年10月の特集「チャイニーズ・プレファブ ──量にコミットする建築家たち」が公開されています。

GDP世界第2位となって久しい中国だが、国全体が〈先進国〉となったわけでは決してない。その巨大な国土と膨大な人口、そして格差を助長するアンバランスな経済成長ゆえ、一部の大都市の外に出れば依然として〈開発途上国〉の情景と生活が広大に残っていることに気づく。〈城中村〉に代表されるように、都市の内側でもそうした〈開発途上〉の空間を見つけることは難しくないだろう。要するに、中国にはいまなお近代的な建築や居住環境を享受できていない人びとの層が分厚く存在しているのだ。

近年、こうした潜在的で切実な建築需要層にコミットしようとする建築家が現れてきている。彼らがそのための手立てとしているのが、〈プレファブリケーション〉の建築である。 中国語では「預製裝配式」と呼ばれるプレファブ建築は、簡単に言えば、工場で部材や空間ユニットをあらかじめ加工し(「預製」)、現場でそれを組み立てる(「裝配」)、という手続きでつくられる。現在の中国では大半の建築物が現場打ちの鉄筋コンクリート造で建てられているのだが、新たに登場した建築家たちは、こうした生産方式から距離をとり、軽量鉄骨や木質パネルなどによるプレファブ建築の生産方法を独自に開発し、運用している。そうして建設コストを下げ、品質を安定させ、建築を切実に求める人びとの層により素早く、かつ合理的に提供しようと試みているのである。

間田央+間田真矢 / mamm-designによる、東京の、中庭空間とそれを取り巻く回廊とメルヘンチックな小屋が特徴的な「友の季ひまわり幼稚園」の写真

間田央+間田真矢 / mamm-designのサイトに、東京の、中庭空間とそれを取り巻く回廊とメルヘンチックな小屋が特徴的な「友の季ひまわり幼稚園」の写真が67枚、掲載されています。

東京都荒川区に建つ定員175 名の新設の私立幼稚園である。住宅と町工場が密集する周辺環境にあって、どこにいても自然を感じられる園舎をつくり、子どもたちの心と体の成長に寄与したいと考えた。そのため緑豊かで光溢れる中庭を囲んで、保育室や遊戯室を配置し、室内に「外」を大きく取り込む中庭型の構成とした。

発達過程にある子どもたちの変化に対応できるように、天井高の異なる保育室内のスペースや中庭に浮かぶ小屋、幅員に変化があり滞留するきっかけとなる膨らみがある外廊下など、多様性のある空間を設えた。使い方を決め過ぎず、先生たちに余地を残しておいたことで、設計者が想定していた以上に園舎をイキイキと活用されており、その様子を目にすることが園を訪れる楽しみとなっている。

また四季折々に異なる表情を見せる草木などの自然が、子どもたちの感受性を刺激し、豊かにするのではないかと考え、施設全体を立体的に緑化した。緑が育ち、そこにやってくる虫や鳥までも含めて園児や保護者は楽しんでいるようだ。併せて、生活の中で子どもたちが常に発見をして楽しむことができるように、虫や木など自然の形をモチーフとした模様やオブジェを至るところに忍ばせている。

設計者として、卒園後も忘れ得ぬ子供たちの記憶として残って欲しいと願っている。

ズントーが2017年にグッゲンハイム美術館で行った批評家との対話の一部の動画「Lightness and Weight」「Architecture and Patience」「on Los Angeles」

ピーター・ズントーが2017年にグッゲンハイム美術館で行った批評家との対話の一部の動画「Lightness and Weight」「Architecture and Patience」「on Los Angeles」が公開されていました。

こちらのページでトーク当日の様子も見ることができます。

ネリ&フーによる、クアラルンプールのホテル「アリラ・バンサー」の写真
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ネリ&フーによる、マレーシア・クアラルンプールのホテル「アリラ・バンサー」の写真が、建築家のfbページに掲載されています。wallpaper*のページには客室などの内装の写真が7枚掲載されています。ホテルの公式サイトはこちら

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・世田谷の住宅「Todoroki House in Valley」の写真

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・世田谷の住宅「Todoroki House in Valley」の写真が21枚、archdailyに掲載されています。

コールハースと、ファッションデザイナーのヴァージルが「未来の生きる・働く・売る」について対話した内容

OMAのレム・コールハースと、ファッションデザイナーのヴァージル・アブローが「未来の生きる・働く・売る」について対話した内容が、Buro247に掲載されています。
ヴァージルはルイヴィトンのメンズディレクターに就任したことでも話題になったデザイナーです。建築のバックグラウンドを持つことでも知られています。彼がデザインしたナイキのスニーカーは発売と同時に完売することでも知られています。
日本で個展を開いたこともあり、その際に収録された浅子佳英によるインタビューが、ヴァージルの建築的背景にも切り込んでいて日本語で閲覧可能です。

コムデギャルソンの川久保玲への、ガーディアン紙によるインタビュー記事「仕事に楽しみは感じない」(日本語)

コムデギャルソンの川久保玲への、ガーディアン紙によるインタビュー記事「仕事に楽しみは感じない」が公開されています。インタビュー時の場の雰囲気をテキストで再現しようとしている記事で、インタビュー現場の緊張感も伝わってくる記事となっています。

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