神田篤宏+佐野もも / comma design officeによる滋賀の住宅「長浜のいえ」

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神田篤宏+佐野もも / comma design officeによる滋賀の住宅「長浜のいえ」

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photo(C)comma、その他の写真については(C)太田拓実

神田篤宏+佐野もも / comma design officeによる滋賀の住宅「長浜のいえ」です。


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以下、建築家によるテキストです。
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長浜のいえ
滋賀県長浜市に建つ住宅です。
敷地の南西側には住宅が並び、敷地西側の道路は近隣住民の歩行がメインで車の交通量の少ない道路です。
敷地の北東側には空地や田畑が広がり遠方の伊吹山まで見通せるのどかな風景ですがその手前、敷地の北側に隣接する道路は交通量も多く通過する車のスピードも速い道路です。
このように周辺環境はスピードやスケールにギャップがあって、互いが徐々にスケールアップ/ダウンしながら連続的につながっていくものとして捉えるより、異なるスピードやスケールが同時に重なっている状況だと捉えたほうがこの敷地状況に即していると考えました。
ここではそれぞれの異なる状況に対して開かれている状態をつくりたいと考えました。
ひとつの対象に対して直接的に開くというよりも間に緩衝帯をを介することで複数の対象に対して同時に開いていく住宅です。
建物は敷地四周を回遊する平屋ボリューム、その口の字型のボリュームを一部持ち上げたかたちをしています。
そうすることで1階は近隣住戸に対して開き、2階は遠景に対して開きます。
建物中央は視線が外に抜けていく閉じない中庭になり、街路や車道、遠景それぞれに対して同時に開かれます。
2階ボリュームの下は屋根付きのガレージであり、近所の人が立ち寄る軒下空間になります。同時にその影の向こうに見える街路は静止画を見ているようです。
屋内の生活とのギャップが大きい北側道路の交通量や車のスピードも、自分の家越しに見ることで穏やかな風景として感じられます。
中庭越しに見える自分の家はひとつながりの空間でありながら周辺環境と並置され、隣の家のようにも見えます。
■建物概要
用途:専用住宅
敷地:滋賀県長浜市
敷地面積:201.03㎡
建築面積:132.58㎡
延床面積:157.55㎡
階数:地上2階
構造:鉄骨造


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