木下昌大 / 木下昌大建築設計事務所による東京・豊島区の共同住宅「クロビル / KURO building」

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木下昌大 / 木下昌大建築設計事務所による東京・豊島区の共同住宅「クロビル / KURO building」

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all photo(C)阿野太一

木下昌大 / 木下昌大建築設計事務所が設計した東京・豊島区の共同住宅「クロビル / KURO building」です。一階部分には店舗が入っています。

日を除け、雨を切るための小庇がつくるダイナミックな凹凸と、OSB合板の木片がつくるテクスチャが転写された微細な凹凸、そしてコンクリートがつくるセメントの細かなムラ。これら大小様々な凹凸に注ぐ、太陽光がつくる刻々と変化する陰影が、コンクリート型枠のパネル割毎に塗り分けられた黒の濃淡に重なり、建物に深く多様な表情を与える。

※以下の写真はクリックで拡大します

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コンクリート型枠の様子。

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コンクリート型枠の様子。

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型枠を外した際のコンクリートの表面。

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以下、建築家によるテキストです。

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クロビル / KURO building

東京の下町、かつての活況を失いつつある商店街に建つ複合ビル。商店街の通りの反対側を走る都電脇の道路が拡幅されるのに伴い、この商店街の建物の多くの建替が始まった。この建物もそのうちのひとつである。2階の建主自身の家以外は、1階は建主が店主の蕎麦屋、3、4階は建主が貸主となる賃貸住宅となるため、周辺環境に埋没しない建物とするとともに、幼少からこの商店街とともに生きる建主にとっては、突出して目立ちすぎるのも避けたかった。程よく目立ち、時間を経てもその存在感を保ち続けることができるような建築が求められた。

日を除け、雨を切るための小庇がつくるダイナミックな凹凸と、OSB合板の木片がつくるテクスチャが転写された微細な凹凸、そしてコンクリートがつくるセメントの細かなムラ。これら大小様々な凹凸に注ぐ、太陽光がつくる刻々と変化する陰影が、コンクリート型枠のパネル割毎に塗り分けられた黒の濃淡に重なり、建物に深く多様な表情を与える。近くからも遠くからもどの角度や時間帯でも、それぞれの条件のもとで独特の表情を持つ建築をつくり出し、新旧大小の建物がつくる雑然とした街の風景に馴染みながらも埋没しない存在感が獲得出来るのではないかと考えた。

■建築概要
所在地 :東京都豊島区
用途 :共同住宅(併用)
構造 :RC造
規模 :地上4階建
敷地面積 :74.87m2
建築面積 :58.54m2
延床面積 :214.99m2
竣工 :2013.3
意匠:木下昌大
施工:栄港建設


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