SHARE “建築家条件付き土地”を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポート
“建築家条件付き土地”を提案する、栄港建設の「建築不動産部」が公式サイトを公開しています。建築家が抱える不動産に関するご相談や悩みごとをサポートを行うとのこと。【ap・ad】
なぜ今、栄港建設が「建築不動産部」なのか
栄港建設は社内に設計部署を設けずに一貫して建築家の皆様とお仕事をしてまいりました。個性的でアイディア溢れる豊かな空間づくりを共に創り上げることへの喜びがあるからこそ、おかげさまで栄港建設はここまで成長することができました。
建築家の皆様への感謝の気持ち、そして、何かしらサポートできないかとの想いから、建築家の仕事に大きく関わる不動産をはじめ金融、税金など専門外の分野において建築家を尊重しながらサポートできる存在、「建築不動産部」をスタートさせました。
「建築不動産部」が考える建築家の現状とこれから
一例ですが、一戸建住宅の2019年着工数は、注文住宅286,200戸(建築家住宅を含む)、建売住宅147,522戸に対して建築家住宅11,200戸です。全体に占める割合は2.5%ほど(国土交通省「住宅着工統計」をもとに矢野経済研究所推計より)。成熟社会を迎えて暮らしの多様化が進んでいるにもかかわらず、建築家による新築件数は未だに低いシェアで推移しています。
そこで「建築不動産部」は、建設と密接に関連する不動産業界からアプローチすることで、建築家の仕事の幅・領域を広げ、活躍する場を増やすことができるのではないかと考えました。
従来の不動産的な発想ではなく、土地、街、地域の個別性を大切に読み解き、お客さま(オーナー)・建築家・施工の三位一体で街や地域の価値を本質的に高める不動産経営の実現を提供すべく、さまざまな問題解決や新しいコンテンツ創出に挑戦するのが私たちの使命です。
「建築家条件付き土地」については以下に掲載します。
「建築家条件付き土地_祖師谷プロジェクト」の各建築家による提案画像
以下の写真はクリックで拡大します
「建築不動産部」の新しいコンテンツ
―建築家条件付き土地_祖師谷プロジェクトー先代が愛した土地を譲り受けた現オーナー様が、地域を豊かなものへと継承するかたちで売却をしたいとのご相談から生まれたプロジェクトが「建築家条件付き土地 祖師谷プロジェクト」です。
「建築家条件付」とは私たちが考えたオリジナルの土地売却の形です。一般的な建築条件付土地を昇華させたもので、土地売買契約後3カ月以内という短期間で工事請負契約しなければならない従来の条件を改善し、設計実務で最低限必要になるであろう6か月以内をベースとし、さらに、建築家保護のために購入者は土地売買契約と同時に設計監理業務委託契約を締結することを条件としています。
また、今回のプロジェクトに適した建築家を「建築不動産部」が3者に厳選し、共通の条件と個別の条件をもとにプランを依頼しました。購入検討者だけでなく、関係者も楽しめてしまう三者三様のプランが完成しました。土地購入のお客様が各プランを見ながら、これからの人生に寄り添える建築家を選ぶことを起点とした実験的な取り組みです。
※対応エリア:世田谷区・目黒区・大田区・品川区・渋谷区・港区・杉並区・横浜市・川崎市
「建築不動産部」が建築家をサポートする主な内容
・建替、再生、買換の比較分析・提案
・事業不動産の収支計画作成・立案
・相場調査、融資アレンジメント、リーシングマネジメント
・相続全般、事業承継、資産組換えの対策、等価交換を要するコンサルティング
・他の建築計画に対するセカンドオピニオン(経済的有効性、情緒性の両面)
・土地探し(居住用・事業用問わず)
・底地、借地、立退き、隣地、管理などの問題整理 など
上記のほかに、建築家と協働して地域価値を高める「建築家×土地売却」、「建築家×土地活用」、遊休建物のオーナー様を対象とした「デザイン・建設協力型借り上げ」などに取り組んでいます。