SHARE トラフによる、Enjoy at Homeをテーマとしたコンセプト展示空間『「間」のある家』の写真
トラフのウェブサイトに、Enjoy at Homeをテーマとしたコンセプト展示空間『「間」のある家』の写真が13枚掲載されています。
パナソニックの顧客企業向け展覧会「くらし体感スクエア2020」において、「Enjoy at Home」(~仕事も遊びも、したい時にわが家で~)をテーマに、従来の新商品展示にとどまらない、新たなくらし方を予感させるコンセプト展示空間が求められた。
普段の働き方がリモートワークへ変わり、働く場所を選ばない利便性を感じるようになった一方、家での行動は多様化して、在宅時間が長くなり、公私が区別しづらくなった。そこで、予防医学研究者の石川善樹氏と協同で、モードを円滑に切り替えられる「間」と名付けた余白の空間を持つ家のモデルを提案した。 中央に「間」を置き、その周囲に特定の機能を持たせた個室を配した。個室はフィットネスを兼ねた書斎や、趣味を楽しめるトイレなど、その役割だけに留まらない居場所にもなっている。中央の「間」は、ドアを介してそれら居場所を行き来する導入部となり、生活者のモードを切り替えるための時間的・空間的な余白として機能する。手洗いをしてから入室する参道のような玄関、ジョギングコースにもなる軒下、内外がつながるダイニング、シアター専用ルーム、眠りに特化した寝室など、新しいノーマルとして遊びも健康も意識した家となる。
「間」を置くことで、社会とつながったり、趣味の世界へ入り込んだり、いろいろなモードを気持ちよく切り替えて横断しながら、日々の生活を楽しくアップデートできることを目指した。