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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」

13,802.72西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」

architecture|feature
wAtelierYRADワークヴィジョンズ図面あり小川重雄店舗兼住宅建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・建具)建材(内装・水廻り)建材(内装・浴室)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)温浴施設熊本環境エンジニアリング竹味佑人米村知倫西村浩黒岩構造設計事ム所黒岩裕樹
西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄

西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所が設計した、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」です。施設の場所はこちら(Google Map)。

「銭湯をやりたいんですけど…」という依頼を受けたのが2018年の夏。建主は熊本市在住で、今回の構造設計者でもある。「なぜ銭湯をやりたいんですか?」と聞くと、「2016年の熊本地震の時、地域のみなさんがお風呂で苦労していたから…」という。建主自身も熊本地震で住んでいたマンションが大規模半壊し、区分所有法により解体せざるを得なくなったので、今回の住宅の建設を決めた。

実際のところ、戦後から高度成長期において地域の公衆衛生を支えてきた銭湯(公衆浴場)は、各家庭に水廻りが充実した現在、都市機能的には「なくても不便はない」存在となった。必然的に近年の銭湯経営はそう簡単ではなく、地元の保健所によると廃業する銭湯は多いものの、新規で営業を始める銭湯は記憶にないという。それでも災害時の地域のことを想い、銭湯をやりたいという建主の心意気に、僕は心から共感した。

建築家/西村浩によるテキストより

近年の増大する災害規模を想定すると、行政主導の避難所整備等だけでは限界があることは明らかで、地域主体で災害時対応ができる新しいモデルが欲しい。どこでどのような被害が発生するかが予想しにくい状況下では、集約的な避難所整備よりも、小さくても地域全体に数多く散らばる拠り所が必要なのではないか。

たとえば、キッチンは道路に面して、災害時は炊き出しの場に。リビングはお互い様の精神で雨風をしのぐ小さな地域の避難所に。浴室やトイレは共同の水廻りに。熊本地震を経験した建主の想いによって開かれたこの神水公衆浴場は、まさに超災害時代に力強く地域を支える新しいプロトタイプとなる住宅だ。地域の人々が日常的に利用する銭湯は、毎日が防災訓練のようなもの。災害時にはきっと高い防災力を発揮するに違いない。

建築家/西村浩によるテキストより

計画は、1階が銭湯、2階が住居というシンプルな構成だ。ただ、僕が面白いと思っているのは、2階住居に浴室がないことだ。住宅の玄関は番台、玄関前は国道の歩道からセットバックした縁側のような空間だ。1階銭湯は住宅の浴室も兼用しているから、公共的な意味合いを持つ銭湯が、最も私的な居住空間の一部となっていて、公私の境界が極めて曖昧な住宅である。

建主一家は、長女が7歳、四女が0歳という4人の女の子たちがいる家族構成で、引越し後は、おそらく家族全員が地域の大人たちや友達と一緒に風呂に入ることになる。お風呂というもっとも私的な暮らしを、地域と共有しながら過ごすことで、どんな大人に育っていくのだろうと考えると、子供たちの将来がとても楽しみだ。

建築家/西村浩によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 photo©小川重雄
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 image©ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所
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西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 image©ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所
西村浩 / ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所による、熊本市の、公衆浴場併用住宅「神水公衆浴場」 image©ワークヴィジョンズ+竹味佑人建築設計室+黒岩構造設計事ム所

以下、建築家によるテキストです。


神水公衆浴場/超災害に対応する住宅の新しいプロトタイプ

新規に銭湯経営を始める

「銭湯をやりたいんですけど…」という依頼を受けたのが2018年の夏。建主は熊本市在住で、今回の構造設計者でもある。「なぜ銭湯をやりたいんですか?」と聞くと、「2016年の熊本地震の時、地域のみなさんがお風呂で苦労していたから…」という。建主自身も熊本地震で住んでいたマンションが大規模半壊し、区分所有法により解体せざるを得なくなったので、今回の住宅の建設を決めた。

実際のところ、戦後から高度成長期において地域の公衆衛生を支えてきた銭湯(公衆浴場)は、各家庭に水廻りが充実した現在、都市機能的には「なくても不便はない」存在となった。必然的に近年の銭湯経営はそう簡単ではなく、地元の保健所によると廃業する銭湯は多いものの、新規で営業を始める銭湯は記憶にないという。それでも災害時の地域のことを想い、銭湯をやりたいという建主の心意気に、僕は心から共感した。

 
銭湯の現代的意義

日本中どこに行っても、銭湯は間違いなく「絶滅危惧種」だ。それにもかかわらず銭湯ファンは実に多く、現場の前を通り過ぎる地域住民の人びとも、銭湯ができると聞くと、声を揃えて楽しみだという。そこで僕が日頃から考えている銭湯の現代的意義を整理してみたい。そこが明確になれば、一定のニーズがあるわけだから、銭湯の事業性を担保するための方法が自然と見えてくるはずだ。

ひとつ目は、銭湯近隣の遊休不動産の活用促進だ。人口減少時代に突入してから、空き家の数は急激に増え続けている。特に地方都市にとって空き家問題は深刻で、その利活用方策が都市再生戦略において大きなテーマとなっているが、リノベーションのための投資でもっともコストがかかるのが浴室やキッチンをはじめとした水廻りである。特に、古くても魅力的な古民家や木賃アパートなどを、たとえば賃貸住宅や宿泊施設の客室として活用を計画する場合、その初期投資額が事業性を大きく左右するが、近隣に銭湯が存在することで、水廻り改修への投資を軽減できるため、その物件への投資の大きなインセンティブとなる。

つまり、銭湯の存在が、周辺の不動産の価値を上げ、それを面的に展開できればエリアの価値向上にも繋がる。例を挙げれば、まち全体をひとつの宿と見立て宿泊施設と地域の日常をネットワークさせ、まちぐるみで宿泊客をもてなすことで地域価値を向上させていく「まちやど」が好例だ。イタリアのアルベルゴ・ディッフーゾを参照した日本版で、大浴場=銭湯、食堂=飲食店、文化体験=街のお稽古教室、お土産屋=商店街、レンタサイクル=自転車屋さんと行った具合に、もともと存在するエリアの魅力が再編集され情報として広く伝わると、自然にそこに人が集まるようになり、都市再生への道筋が見えてくる。

銭湯経営も周辺の遊休不動産のリノベーションによる賃料収入と合わせて事業化し運営を行えば、その事業性が見えてくる。神水公衆浴場然り、銭湯という存在は見立てによっては、これからの地方都市再生の強力な切り札のひとつとなるように思う。

ふたつ目の意義は、まさに建主の想いに重なる、災害時の避難所機能の一部としての公衆浴場だ。なんとも皮肉なことにこの原稿を書いている最中の2020年7月4日、熊本県を豪雨が襲い、球磨川流域をはじめ九州各地で河川の大規模な氾濫が発生した。地球温暖化を原因とした異常気象の影響だろうか、近年、全国各地で毎年のように豪雨による河川の氾濫や台風被害が相次ぎ、加えて東日本大震災・熊本地震から続く地震被害など、日本は「超災害」大国になりつつある。

今後おそらく、河川や土木構造物の構造基準の見直しが予想されるが、コロナ禍対応もあり日本全体が財政的に逼迫している状況を考えると、基準を見直したところで国土全体の改修は非現実的であるし、都市再生特別措置法で災害ハザードエリアからの居住機能移転促進も目論むが話はそう簡単ではない。そう考えると、災害が発生することを前提に、まずはわれわれ自身が災害に備える暮らしを日常化することが先決だ。

近年の増大する災害規模を想定すると、行政主導の避難所整備等だけでは限界があることは明らかで、地域主体で災害時対応ができる新しいモデルが欲しい。どこでどのような被害が発生するかが予想しにくい状況下では、集約的な避難所整備よりも、小さくても地域全体に数多く散らばる拠り所が必要なのではないか。

たとえば、キッチンは道路に面して、災害時は炊き出しの場に。リビングはお互い様の精神で雨風をしのぐ小さな地域の避難所に。浴室やトイレは共同の水廻りに。熊本地震を経験した建主の想いによって開かれたこの神水公衆浴場は、まさに超災害時代に力強く地域を支える新しいプロトタイプとなる住宅だ。地域の人々が日常的に利用する銭湯は、毎日が防災訓練のようなもの。災害時にはきっと高い防災力を発揮するに違いない。

 
子供たちの未来を豊かに育む銭湯暮らし

計画は、1階が銭湯、2階が住居というシンプルな構成だ。ただ、僕が面白いと思っているのは、2階住居に浴室がないことだ。住宅の玄関は番台、玄関前は国道の歩道からセットバックした縁側のような空間だ。1階銭湯は住宅の浴室も兼用しているから、公共的な意味合いを持つ銭湯が、最も私的な居住空間の一部となっていて、公私の境界が極めて曖昧な住宅である。

建主一家は、長女が7歳、四女が0歳という4人の女の子たちがいる家族構成で、引越し後は、おそらく家族全員が地域の大人たちや友達と一緒に風呂に入ることになる。お風呂というもっとも私的な暮らしを、地域と共有しながら過ごすことで、どんな大人に育っていくのだろうと考えると、子供たちの将来がとても楽しみだ。

地名は神水(くわみず)。「くわ」とは細やかに美しいという意味の古語とのこと。この付近は、昔から湧水が多く、この一帯が自然の神の恵みを受けた水の聖地ということから、神水という名がついたと伝えられているそうだ。「神の水」につかれるお風呂を舞台にして、コロナ禍や頻発する自然災害時にも負けない地域の地縁コミュニティが醸成されていきそうな予感がする住宅だ。
(西村浩)

■建築概要

作品名称:神水公衆浴場
設計:西村浩+ワークヴィジョンズ
設計協力:竹味佑人 佐々木郁(ワークヴィジョンズパートナー)
構造設計:黒岩構造設計事ム所
設備設計:環境エンジニアリング
施工:たねもしかけも 住管理システム
浴室内装デザイン:wAtelier
浴室グラフィック:米村知倫
ロゴデザイン:YRAD田中悠希
主要用途:公衆浴場併用住宅
階数:地上2階
延床面積:193.96m2
構造:木造
竣工:2020年6月
写真:小川重雄
———-
営業時間:16:00~20:00
定休日:火・木・金
駐車場:有り
お湯:深さ100mの地下水
所在地:熊本県熊本市中央区神水2-2-18

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

銅板縦ハゼ葺き(井出板金建装社)

外装・壁外壁1

銅板縦ハゼ葺き(井出板金建装社、上田板金)

外装・壁外壁2

杉押縁下見板貼り(穴井木材工場)

外装・建具建具1

木製建具(ウッドスペース)

外装・建具建具2

アルミ樹脂サッシ(三協アルミ)

内装・床床1

ザイザル麻(上田敷物)

内装・床床2

竹タイル(上田敷物)

内装・床床3

杉無垢フローリング(穴井木材工場)

内装・床床

人造石研ぎ出し(吉田工芸舎)

内装・床床5

縁なし畳(秋吉)

内装・壁壁1

ヒノキ合板(シンエイテクノウッド)

内装・壁壁2

樹皮いぐさボード(佐久間木材)

内装・天井天井

CLT(サイプレス・スナダヤ)

内装・建具建具

LVL(シンエイテクノウッド)

内装・照明照明

陶器製モーガルソケット(青山電陶)+LED電球(オーム電機)

内装・キッチンキッチン

オッソ(サンワカンパニー)

内装・造作家具造作家具

(ツカモトコウムテン)

内装・浴室浴室手摺

製作真鍮手摺(groovy seems)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2020.11.04 Wed 16:27
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    DesignCamp 2020 研究会

    今年は新型コロナウイルス下の状況を踏まえ、横浜若葉町WHARFをライブ会場としながら、オンラインを活用し、全国からも参加できる、ハイブリッド形式での研究会を行います。今年の研究会においては、「ポストコロナワールド、新常態の生活様式を意識しながら、空間デザインと社会デザインがどうなっていくのか」を共通テーマとしながら、空間デザインと社会デザインごとに、各3回の研究会を開催します

    リリーステキストより

    DesignCamp 2020 ワークショップ

    今年度のワークショップは、今秋から来年3月頃までの半年間、オンラインとライブとを交えながら開催する、新しい形式での開催を目指します。デザインキャンプ前半では、ワークショップのイントロダクションとテーマにそったレクチャーを行い、7日最終日に、参加希望者とともにディスカッションを行い、最終アウトプットの3月までのプログラムやテーマを決めていきます。参加の主対象層は、建築や都市計画専攻はもちろんのこと、施設やまちづくりを学ぶあるいは興味のある学生や若手社会人を想定しています。

    リリーステキストより

    参加方法

    オンライン配信(ZOOM利用)となります。
    ワークショップに関しては、レクチャー視聴のみの参加も可能です。

    参加希望者は下記からより(Googleフォーム)ご応募下さい。
    ※募集期間延長中!該当プログラム前日までにご応募下さい!

    研究会 → https://forms.gle/oM8LauXt24ZDr5Rq5
    ワークショップ・レクチャー → https://forms.gle/XwJCe6C4bjUfkixbA

    リリーステキストより
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    2020.11.04 Wed 16:28
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    門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」

    1,561.56 門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」

    architecture|feature
    CAPDFAHlimcleanQ&ArchitectureWA-SO designwood-furniture+1スクラムエイト三光産業下岸建設中原英隆九州銘木住宅広島建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・床)建材(内装・浴室)建材(内装・照明)建材(外構・その他)建材(外装・壁)松岡製作所神明装建笹倉洋平門内一生
    門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
    門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
    門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
    門内一生 / CAPDによる、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平

    門内一生 / CAPDが設計した、広島市の住宅「PIVOT SHELTER」です。

    古い町並みが残り住宅が密集する周辺環境の中、本計画敷地の道路向かいにある公園が地域の貴重な余白となっている。当該地域にあって隣接する賃貸住宅を含め広大な敷地を所有するクライアントから、住宅として高い品質と同時に周辺環境にも配慮した設計を求められたことを背景に今回の設計に至った。

    住宅設計においてクライアントの多くがプライバシーを確保しつつ内外の空間の繋がりを求めている。建築を開放するための開口部と、プライバシーを守るための塀を、この計画ではそれぞれを別のモノとして扱うのではなく、一つの建築とする事で開放とプライバシーという相反する要望に応えた。

    隣接する賃貸住宅、道路向かいの公園や敷地裏手の道路など周辺の視線からプライバシーを確保するため開口は最小限にとどめ、吹き抜けやバルコニー、庭から光を取り込む計画とし、構造は階高や室内のスパンの確保からRCが最適と判断した。
    しかしRCは単色で均一な素材であるため、今回のように開口部が少ない設計となると、単調で鈍重な建築となってしまう。

    そこで2階をずらし、採光とプライバシー確保の為設置した2階の大きな吹き抜け部分に杉型枠で表情をつけ、なおかつ大きく角度を付けたことで、2階部分が軸を中心に旋回しているような表現を与え、重厚であるがどこか軽やかさを感じる建築に仕上げた。
    外構が建築をつくり、内外共に建築としての空間化が図られ建物の余白から木々が見える事により周辺と調和し外からも中からも楽しめる住宅となっている。

    建築家によるテキストより
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    2020.11.04 Wed 14:23
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    【ap job更新】 株式会社 川嶋洋平建築設計事務所が、新規スタッフを複数名募集中

    ap job 【ap job更新】 株式会社 川嶋洋平建築設計事務所が、新規スタッフを複数名募集中

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    株式会社 川嶋洋平建築設計事務所の、新規スタッフを複数名募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    弊社では現在、新規スタッフを複数名募集しています。

    現在、リゾートホテル・集合住宅・テナントビル・住宅・別荘などの新築設計およびアパレル内装設計等、多岐にわたる業務が進行中です。大きな新築プロジェクトも多く、一緒に働くことができる人を求めています。

    進行中のプロジェクトにはコンペで獲得したプロジェクトなども多く、様々な分野に積極的に挑んでいる事務所です。 基本体制としましてはスタッフごとに新築プロジェクトをどんどん担当して頂き、責任をもって最初から最後までプロジェクトを進めてもらうかたちとなります。

    若い事務所ですので代表の川嶋と担当スタッフのマンツーマンの対話の中で進めていくことが多く、独立心に溢れた積極的な方が活きる事務所となっております。

    実務経験者はもちろん、新卒の人もぜひご応募ください。 よろしくお願い致します。

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    2020.11.04 Wed 12:25
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    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第6回「少しずつ自分を過小評価して仕事を取る建築家」

    3,725.45 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第6回「少しずつ自分を過小評価して仕事を取る建築家」

    architecture|feature
    渡辺隆論考辻琢磨長谷川健太青木遥香
    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第6回「少しずつ自分を過小評価して仕事を取る建築家」

    少しずつ自分を過小評価して仕事を取る建築家

    text:辻琢磨

     
    このエッセイも6回目、ようやく折返しである。同時にこの10月で渡辺事務所の在籍予定期間の半分が終わる。この1年半、渡辺さんや事務所のメンバーの傍らで、本当にいろいろなことを学んできた。渡辺事務所では、僕が入所してから既に4つの物件が竣工し、さらに今も3つの現場が動いている。このスピード感もさることながら、仕事の量も常に一定以上ある。要するに経営的にも比較的うまくいっている。

    渡辺さんは、地方都市における建築家の振る舞いや仕事への向き合い方を特に意識して活動する建築家で、このエッセイでも何度か紹介しているように、例えば施工者や施主との付き合い方一つとってもコミュニケーションを大切にし、多方面に対して無理のない建築の作り方を推し進めている。その地に足のついた態度は仕事の取り方(入り方)にも鮮明に現れる。今回は、仕事を泥臭く取る渡辺さんの経営術について書いてみたい。

    現在、渡辺事務所の仕事は、大きく分けて4つのタイプに分けられる。一つは磐田市が発注する公共案件、もう一つはヤマハ発動機グループがクライアントのスポーツ系施設、3つ目が第一商事という磐田市拠点の企業がクライアントのコインランドリーを中心とした小規模建築、最後がウェブ経由を含む単発のプロジェクト群である。

    端的に言って、特定の世界企業(民間)と地方自治体行政(公共)の両方をクライアントとして継続的に関わっているアーキテクトは、世界的にも稀ではないだろうか。
    しかしこの状況は一朝一夕にしてならず。渡辺さんはまだ住宅の仕事が多かった頃から、地道な種まきを続けてきた。その結果がようやく今出始めていると言っても良いだろうし、今も華やかな竣工ラッシュの裏で泥臭くクライアントの信頼を得る努力を怠っていない。その地道で粘り強い「営業」について筆を進めていきたい。

     
    世界のYAMAHAを相手にする

    最新作である「ヤマハマリーナ浜名湖」は、ヤマハ発動機グループがクライアントの2つ目の新築案件である。指名コンペで設計者に選定されジュビロアスリートセンターを竣工させたことで確たる信頼を得て、ヤマハ発動機から浜名湖マリーナの事務所施設の建替えと、敷地内の機能整理を受注したという経緯がある。
    そもそも、「ジュビロアスリートセンター」の前から、「種まき」は始まっていた。

    以下の写真はクリックで拡大します

    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第6回「少しずつ自分を過小評価して仕事を取る建築家」「ヤマハマリーナ浜名湖」(2020) photo©kentahasegawa

    実は渡辺事務所は設立当初から、ヤマハ発動機の仕事を継続的に受注していた。例えば、既存工場の測量や既存図復元という大変地味な仕事である。そもそも建築の図面は、一般的には施工者に作ってもらうために設計者が描くものだが、長い目で見ると違う役割もある。その建築が次に改修される際に、次の設計者がその参考にするというリレーのバトンのような役割だ。改修の際は法規的にも確認申請の際に出された設計図書や検査済証と呼ばれる行政のお墨付きが施主や施工者によって保存されていれば、次の設計に非常に役に立つ。

    上記の既存図面の復元については、今後の改修計画のために正確な現況図が必要となり、渡辺事務所に話がきたのだった。渡辺さんはこの既存図の復元に「必要以上の」モチベーションを発揮した。測量は細かく採寸し、それを隅々まで求められている以上の図面として納品したという。その甲斐もあって、「ジュビロアスリートセンター」の指名コンペのオファーが届き、そのコンペも勝ち抜いて難工事を竣工させたことでヤマハグループの信頼を勝ち得ることができた。

    そして、このヤマハマリーナの話が舞い込んだ。当初は既存のクラブハウスの建替のみの計画だったそうだが、話を進めるうちに、断続的に敷地内で改変が加えられた現状を整理するとともに、高低差で断絶された敷地内の動線計画も刷新する方針に変化していったという。その過程で、単なる新築というよりも都市計画法上の開発行為の範囲内で工事を進めるべく過去の履歴を精査しつつ、法規的な整理整頓も行い、既存のクラブハウス、ボートラック、サービス工場をすべて刷新する一大計画となった。また、新クラブハウスの背後の崖上には、土地をヤマハ発動機グループが所有し、利用権を地元ホテルに貸し出して運営されている結婚式場が控えており、このホテル側との交渉も進めながら新しい動線を確保している。

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    渡辺隆論考辻琢磨長谷川健太青木遥香
    2020.11.04 Wed 11:35
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    古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」

    1,339.86 古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」

    architecture|feature
    ESAKDNASCA北海道医療施設古谷誠章図面あり大瀧設備事務所安東陽子山道設備設計事務所建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)江尻建築構造設計事務所淺川敏福祉施設
    古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」 photo©淺川敏
    古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」 photo©淺川敏
    古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」 photo©淺川敏
    古谷誠章+NASCAによる、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」 photo©淺川敏

    古谷誠章+NASCAが設計した、北海道・沼田町の、高齢者福祉施設「沼田町 暮らしの安心センター」です。

    北海道沼田町で2015年10月に行われた指名型プロポーザルにより設計者に選定された、安心で暮らしやすいまちづくりを目指して建てられた、町民のための診療施設、およびデイサービスを中心とした高齢者福祉施設である。

    沼田町の人口は現在約3200人と急カーブを描いて減少しており、極端な少子高齢化とともに、自分が運転しての車移動が次第に困難となるという、現代の地方都市が共通して抱える大きな社会問題に直面している。さらに、数十年前に建設された町立病院は建築自体が老朽化し、運営面でもすでに入院患者のための病棟部門が廃止されるなど、町の医療福祉施設の全体が見直しの時期を迎えていた。

    このような中、沼田町の掲げた方針はコンパクトタウン化構想であり、石狩沼田駅を中心に町域と公共施設配置のコンパクト化を図り、半径600メートルの圏内に主要な施設を集約化して、管理運営の効率化を目指すものであった。

    建築家によるテキストより

    今回の計画は、コンパクトタウン構想の第一弾として、維持管理費がかさんでいた町内唯一の病院と高齢者向けのデイサービスセンターをコンパクトにまとめて再編し、加えて、地域住民の健康相談に応えるための「暮らしの保健所」やコミュニティ・カフェなどからなる「地域あんしんセンター」を一箇所に集めて新築するものである。「歩いて暮らせる距離に集約された集住型まちづくり」の緒として、徒歩で心地よく回遊できるルートの起点となり、歩いて行きたいと思える場所、人々との語らいを楽しめる場所となるような建築が期待された。

    建築家によるテキストより

    早稲田大学古谷誠章研究室では20年近く医療・療養空間の研究を行っており、医療・療養施設とは、通院・入院する人やそこに従事する人にとっては、そこに暮らす“住まい”のように考えることを提唱してきた。特に住民同志のコミュニケーションの乏しい地方都市にあっては、新しい医療福祉施設が住民にとっての「大きな家」になるために、怪我や病気の人や介護を要する高齢者だけが集う施設でなく、多様な世代のあらゆる人々が自然に日常を過ごす場所を作り出すことが肝要である。私たちが出した答えのひとつが、診療所の待合室についても、ただ診察を待つ空間と考えるのでなく、そこで人々が出会い、交流し、教え合い、支え合うような「情報交換の広場」のようにしようという計画である。

    建築家によるテキストより
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    ESAKDNASCA北海道医療施設古谷誠章図面あり大瀧設備事務所安東陽子山道設備設計事務所建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)江尻建築構造設計事務所淺川敏福祉施設
    2020.11.04 Wed 08:50
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    田根剛へのインタビュー『建築の「主役」は誰なのか。』

    623.79 田根剛へのインタビュー『建築の「主役」は誰なのか。』

    architecture|culture
    インタビュー田根剛
    田根剛へのインタビュー『建築の「主役」は誰なのか。』が、ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されています
    www.1101.com

    田根剛へのインタビュー『建築の「主役」は誰なのか。』が、ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されています。

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    インタビュー田根剛
    2020.11.04 Wed 08:36
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    2020.11.03Tue
    • 経済産業省が建築物と内装で初めて意匠登録が行われた事例を紹介。藤本壮介によるユニクロパーク、佐藤可士和によるくら寿司の意匠も含まれる
    • 浅井アーキテクツの浅井正憲と浅井百合へのインタビュー「まちとの関係性をトータルに考える」
    2020.11.05Thu
    • MVRDVの設計で完成した、フランス・パリの、ランジェリーブランドEtamの旗艦店「Etam Paris」。19世紀の既存建物に敬意を払いつつ床をガラスにするなどの大胆な操作で改修
    • TOTO通信の2020年秋号「特集:変容する住宅たち」のオンライン版が公開。篠原一男の「谷川さんの住宅」、本野精吾の「本野精吾邸」等の継承のされ方をレポート
    • 野路敏之 / 野路建築設計事務所による、福井市の住宅「宝永の平屋」
    • 鈴木将記 / 鈴木将記建築設計事務所による、千葉・市川市の、集合住宅の住戸改修「引戸の家」
    • 安藤忠雄の設計で完成し2020年10月に開館した、中国・広東省の美術館「He Art Museum」の高クオリティな動画
    • ほか

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