SHARE Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」です。店舗の公式サイトはこちら。
21世紀の食文化について考えたいと思いました。
それはこれまでの食生活から、これからの未来の食文化について考えることかも知れません。
地球環境、食の安全性、フードロスなど、にわかに語られはじめた食への変化、都会での「食」と「暮らし」と「環境」に 関する時代の変革がやってきたのかも知れません。
これからの未来の食文化を考えた先に「土」が発想の原点となりました。
全ては土から生まれ土に還っていく。
床も壁も土によって覆われたフード・フロアーは、土の中に埋もれた古代遺跡を想起するような、密林の奥にある洞窟、熱 帯化した都会のジャングルとも思えるような、多様化を生むこれからの時代の食文化を体験できる場所となります。
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以下、建築家によるテキストです。
21世紀の食文化について考えたいと思いました。
それはこれまでの食生活から、これからの未来の食文化について考えることかも知れません。
地球環境、食の安全性、フードロスなど、にわかに語られはじめた食への変化、都会での「食」と「暮らし」と「環境」に 関する時代の変革がやってきたのかも知れません。
GYREは「SHOP & THINK」をコンセプトに表参道の中でも時代の最先端であるファッション、ライフスタイル、アートが 重層する複合ビルです。
ワンフロアー・ワンコンセプトを軸に4階1000m²のレストランフロアに、2つのレストラン、ショップ、 カフェ・デリ&バー、エディブルガーデン、テラス、イベント・スペースが一体となる空間が出来上がります。
これからの未来の食文化を考えた先に「土」が発想の原点となりました。
全ては土から生まれ土に還っていく。
床も壁も土によって覆われたフード・フロアーは、土の中に埋もれた古代遺跡を想起するような、密林の奥にある洞窟、熱 帯化した都会のジャングルとも思えるような、多様化を生むこれからの時代の食文化を体験できる場所となります。
地球が温暖化し、大地の砂漠化が進む中で、レストランの全てが土へと還る実験的なプロジェクトと言えます。
食を楽しみながら、地球環境の未来を感じるレストランフロアとして東京の食文化の未来を創る場所が生まれればと思っています。
■建築概要
施設名称:GYRE. FOOD
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1 4階
内装設計:Atelier Tsuyoshi Tane Architects
設計協力:株式会社DAISHIZEN、岡安泉照明設計事務所、village®(グラフィック)、さとうひろき(CUP)
内装施工:株式会社ディー・ブレーン
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建築概要
工事範囲:内装のみ
工事種別:全面改装
床面積:合計1086㎡(厨房105㎡)
工期:2019年7月1日~10月31日
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施工協力
空調設備:株式会社 竹中工務店
厨房設備:株式会社フジマック
照明器具:千
家具:株式会社 コンプレックス ユニバーサル ファニチャー サプライ、株式会社カンディハウス
その他:有限会社 今城左官
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
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内装・床 | 床1 | 左官 |
内装・床 | 床2 | タフテッドカーペット |
内装・壁 | 壁1 | 左官 |
内装・壁 | 壁2 | カラ松 |
内装・天井 | 天井1 | 耐火被覆 吹付塗装 |
内装・天井 | 天井2 | |
内装・造作家具 | 造作家具 | 左官磨き仕上 |
内装・造作家具 | 什器 | カラ松突板浮造り |
内装・造作家具 | カウンター天板 | ブロンズ、左官 |
内装・造作家具 | カウンター腰 | 左官 |
内装・照明 | 照明器具 | 真鍮 |
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