architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2021.6.16Wed
2021.6.15Tue
2021.6.17Thu
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築
photo©Hao CHEN

SHARE ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築

architecture|feature
店舗中国ネリ&フー図面あり
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN

ネリ&フーが設計した、中国・福州市の「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築です。

こちらは建築家によるテキストの翻訳です。カッコ内は弊サイトによる補足

このプロジェクトでは、福州に特有のイメージである金山寺からインスピレーションを得ています。金山寺は、中国では珍しい川の中に建てられた寺院建築です。ジョン・トムソンは、中国を最初に訪れた写真家の一人であり、西洋の人々に極東の世界を初めて垣間見せてくれました。1871年、トムソンは伝説的な、びん江(※川の名前)の旅を記録したアルバム『Foochow and the River Min』の中で、浮いている岩の上に静かにたたずむ古代の建造物を、当時のままの姿で撮影しました。この写真は、福州の街を象徴する永遠のイメージとなりました。

ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築John Thomson, The Island Pagoda (1871)

「Relic Shelter」は、福州市の歴史的なルーツを反映した都市型アーティファクト(※文化遺産・芸術品)として構想され、急速な新開発によって伝統的な文化やアイデンティティが失われつつある現在、明確な遺産の一部を内包しています。クライアントからの依頼は、中国の遺物のための囲いを作るというユニークな課題でした。それは、装飾的な彫刻と複雑な接合部を持つ、清朝の高官住居の木造建築物です。安き省から福州に移築されたこの回族様式の建築物は、新しい茶館の中心に据えられています。

岩の上に建つ家をイメージしたこの茶館は、ラムドコンクリート(※版築のようなコンクリートのこと)の土台の上に建てられており、銅製の大きな屋根は囲われた建築物の屋根のラインを反映しています。中心となる素材のラムドコンクリートは、この地域の伝統的な土の家への現代的なオマージュであり、生々しいモニュメント性を強調しています。来場者は、建物に近づくと、直立したシルエットと、周囲の水溜りに映る鏡面の2つのイメージを目にすることになります。

古代の住居の構造体が置かれた大ホールに入ると、明るいものと暗いもの、軽いものと重いもの、粗いものと洗練されたものなど、さまざまな要素が対比されています。屋根には天窓があり、自然光が囲いの奥まで届き、展示されている貴重な品々を照らしています。中二階に到達して初めて、建物の構造的な構成が明らかになります。宙に浮いた金属製の屋根は、銅で覆われたトラスによって強固な土台から50cmほど持ち上げられ、その周囲に連続した照明の断片を導入しています。中2階のスペースは、歴史的な木造建築を包み込むように配置されており、訪問者は目線の高さで複雑な大工仕事のディテールを楽しむことができます。

地下1階には、円形広間、中庭、テイスティングルームを備えた第2の到着ロビーがあります。円形広間の最上部には、ガラスで覆われたオクルスがあり、中庭のプールの下に沈んでいます。薄い水の膜を通して太陽をろ過し、魅惑的な反射を生み出しています。

以下の写真はクリックで拡大します

ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photoHao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 image©Neri&Hu
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 image©Neri&Hu
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 image©Neri&Hu
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 image©Neri&Hu
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築Sketche by Lyndon Neri image©Neri&Hu

以下、建築家によるテキストです。


The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse

The project draws inspiration from imagery uniquely associated with Fuzhou: the Jinshan Temple. This is a rare example of a temple structure built in the middle of a river in China. John Thomson was one of the first photographers ever to travel to the country and provided Western audiences with some of the first glimpses into the Far East. In the album Foochow and the River Min, which documented his legendary journey up the Min River, Thomson captured the ancient structure in its original state resting serenely above a floating rock in 1871. This would become a lasting image unmistakably identified with the city of Fuzhou.

Conceived as an urban artefact and drawing from the historical roots of the city of Fuzhou, the Relic Shelter internalizes a piece of distinct heritage at a time when rapid new development has eroded traditional culture and identity. The client’s brief posed the unique challenge of creating an enclosure for a Chinese artefact – the wooden structure of a high-ranking Qing dynasty official’s residence, replete with ornamental carvings and intricate joinery. Relocated from Anhui to its new home in Fuzhou, the Hui-style structure is enshrined as the inhabitable centrepiece of a new teahouse.

Envisioned as a house atop a rock, the teahouse is elevated above a rammed concrete base, while its sweeping copper roof echoes the roofline of the enclosed architectural relic. Its core material, rammed concrete, is a modern homage to the traditional earthen dwellings of the region, emphasizing a raw monumentality. Visitors are presented with two images of the building upon approach: the upright silhouette of the form, and its mirrored reflection duplicated in the surrounding pool of water.

A series of contrasts plays out among elements that are bright and dark, light and heavy, coarse and refined, as visitors enter the grand hall where the structure of the ancient residence is situated. Sky wells penetrate the roof, bringing natural light into the depths of the enclosure and illuminating the priceless artefact on display. Only upon reaching the mezzanine does the structural configuration of the building begin to reveal itself. The hovering metal roof is lifted 50 cm off the solid base by copper-clad trusses to introduce a sliver of continuous illumination around its periphery. Wrapping itself around the historical wooden structure, the mezzanine space allows visitors to appreciate intricate carpentry details at eye level.

The basement level includes a secondary arrival lobby housing a rotunda, a sunken courtyard and tasting rooms. At the top of the rotunda, a carved oculus capped by glass is submerged beneath the pool in the courtyard above. It filters the sun through a thin film of water, creating a mesmerizing play of reflections.

あわせて読みたい

サムネイル:田所克庸、上田篤、川勝真一による「その街にある教会」
田所克庸、上田篤、川勝真一による「その街にある教会」
  • SHARE
店舗中国ネリ&フー図面あり
2021.06.16 Wed 19:00
0
permalink

#ネリ&フーの関連記事

  • 2024.11.30Sat
    ネリ&フーのリンドン・ネリとロサーナ・フーの講演の動画。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で2024年11月に行われたもの
  • 2023.3.04Sat
    ネリ&フーによる、中国・西安市の「曲江美術館増築」。既存施設に屋外劇場や公共機能等を付加する計画。新しい“建築のアイコン”の要望に、都市構造のアンカーとなる“モノリシックな都市モニュメント”を志向。異なる特徴を持つ4つの空間を建築に内包させる
  • 2022.12.13Tue
    ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照
  • 2022.11.12Sat
    ネリ&フーによる、中国・北京の、社屋兼店舗「Recast Lao Ding Feng Beijing」。古い倉庫を歴史ある菓子企業の為に改修。“装飾的な型”を使う主力商品から着想し、古い煉瓦の殻の中にコンクリートの物体を“成形”する建築を考案。新旧の体験を通し過去と未来の繋がりも示唆
  • 2022.10.22Sat
    ネリ&フーによる、ドイツ・ベルリンでの建築展「リフレクティヴ・ノスタルジア」の会場写真。上海が拠点の建築家の個展。アジアの大都市が似通う状況に危機感を覚え、歴史的文脈の中で活動する戦略として“リフレクティブ・ノスタルジア”を掲げ活動。批評的距離を持ち過去と未来を扱う
  • 2022.9.22Thu
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現
  • 2022.9.10Sat
    ネリ&フーによる、中国・上海の、国際家具見本市でのパヴィリオン「The Structural Field」。家具ブランドの為の仮設展示空間。イベント文脈の中での“展示デザイン再考”を目指し、“1000本以上”の竹のグリッドの中に通路や体験空間が展開する構成を考案。他会場に持ち込めるように工法や詳細も設計
  • 2022.4.12Tue
    ネリ&フーによる、シンガポールの住宅「The House of Remembrance」。永眠した母を記憶する空間と愛着ある既存屋根形状の継承という要望に、中国伝統の中庭の家“四合院”を最解釈した構成と勾配屋根を組み合わせ設計、中央に設けた母の為の庭を囲むよう生活空間を配置
  • 2022.3.07Mon
    ネリ&フーによる、中国・深センの「南投市ゲストハウス」。既存建物を改修した宿泊施設で都市の中に古さが残る街の特徴に注目、路地裏や日常を取り込む為に構造体に切込みを入れ垂直な中庭を計画、空間や意味を創造し都市の流動に溶け込ませる
  • 2021.12.16Thu
    ネリ&フーの、イタリア国立21世紀美術館での建築展「Traversing Thresholds」。施設に収蔵されるスカルパ作品と向き合い、内外と公私を調停する“閾値”の観点から読み解き、そのヴィジョンを再解釈して制作されたインスタレーション
  • view all
view all

#中国の関連記事

  • 2025.5.02Fri
    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現
  • 2025.4.07Mon
    MVRDVによる、中国・成都の商業施設「LuLa Light Mall」。緑豊かな湖と高層ビル群の狭間の敷地。地域の温暖な気候を活かす建築を目指し、箱を緩やかに積み重ねて屋外テラス等の外部空間を生み出す構成を考案。従来のモールの閉鎖的な形式から離れ“内外一体”の体験を提供
  • 2025.3.26Wed
    ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施
  • 2025.3.21Fri
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の「鹿野苑石刻芸術博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2002年に完成。仏教彫刻などを収蔵する施設として、荒いコンクリートの量塊を“ヴォイド”で分割する建築を考案。自然と人工のランドスケープの融合も意図
  • 2025.3.19Wed
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の「時計博物館、建川博物館群」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2007年に完成。文化大革命時代の時計を展示する施設として、正方形・円・十字の形の展示ホールを備えた建築を考案。日時計を想起させる円形の中庭で時間の感受も促す
  • 2025.3.17Mon
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の「水井坊博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。酒文化を伝える施設として、酒造遺構を取り囲むように新たな建築を配置する構成を考案。様々な素材を用いて歴史を追体験する“没入型の旅”を提供
  • 2025.3.14Fri
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の、オフィスビル「ノバルティス(上海)- ブロックC6」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2014年に完成。国の古典建築の現代的解釈と言えるベランダを備え、必然と偶発の出会いを生み出す柔軟な構成の建築を考案。伝統家屋を参照したルーバーで日照も調整
  • 2025.3.13Thu
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・麗水の「Songyang Culture Neighborhood」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2020年に完成。地域の精神的中心地の再生として、既存建物を活かしつつ周囲の小道とも繋がる“鉄製の回廊”等を挿入する計画を考案。人口と自然の環境の対話も意図
  • 2025.3.12Wed
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国の「蘇州御窯金煉瓦博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2016年に完成。後期帝国時代を想起させる建築で、歴史的建築の床に用いられた特殊な煉瓦の製造過程を展示。物語的な体験を生み出す為にも煉瓦を用いる
  • 2025.3.11Tue
    リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・ルージョウの「The Renovation of Tianbao Cave District of Erlang Town」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2021年に完成。地域の遺産保全と酒造文化を伝える為の施設として、緑豊かな崖の風景の中に様々な用途の建築を分散配置。数千年を遡る伝統的な東屋も再解釈して造る
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」
    photo©Daici Ano

    SHARE Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」

    architecture|feature
    建材(内装・天井)今城左官カンディハウス千フジマックさとうひろきAtelier Tsuyoshi Tane ArchitectsコンプレックスユニバーサルファニチャーサプライvillageDAISHIZEN建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)渋谷区図面あり岡安泉阿野太一竹中工務店田根剛店舗東京
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano
    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano

    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」です。店舗の公式サイトはこちら。

    21世紀の食文化について考えたいと思いました。
    それはこれまでの食生活から、これからの未来の食文化について考えることかも知れません。
    地球環境、食の安全性、フードロスなど、にわかに語られはじめた食への変化、都会での「食」と「暮らし」と「環境」に 関する時代の変革がやってきたのかも知れません。

    建築家によるテキストより

    これからの未来の食文化を考えた先に「土」が発想の原点となりました。

    全ては土から生まれ土に還っていく。
    床も壁も土によって覆われたフード・フロアーは、土の中に埋もれた古代遺跡を想起するような、密林の奥にある洞窟、熱 帯化した都会のジャングルとも思えるような、多様化を生むこれからの時代の食文化を体験できる場所となります。

    建築家によるテキストより
    • 残り11枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(内装・天井)今城左官カンディハウス千フジマックさとうひろきAtelier Tsuyoshi Tane ArchitectsコンプレックスユニバーサルファニチャーサプライvillageDAISHIZEN建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)渋谷区図面あり岡安泉阿野太一竹中工務店田根剛店舗東京
    2021.06.16 Wed 15:48
    0
    permalink
    小堀哲夫が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポに特定。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの提案書も公開

    SHARE 小堀哲夫が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポに特定。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの提案書も公開

    architecture|competition
    愛知小堀哲夫教育施設伊東豊雄SANAA妹島和世槇文彦名古屋千葉学

    小堀哲夫建築設計事務所が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポーザルで設計者に特定されています。次点者の伊東豊雄建築設計事務所や、候補者となっていた槇総合計画事務所・千葉学建築計画事務所・SANAA・妹島和世建築設計事務所設計共同体の提案書も公開されています。

    特定された技術提案書を提出した者
    株式会社小堀哲夫建築設計事務所

    次順位とされた技術提案書を提出した者
    株式会社伊東豊雄建築設計事務所

    web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp

    各社の技術提案書へのリンク

    • 【特定】株式会社小堀哲夫建築設計事務所
    • 株式会社槇総合計画事務所
    • 株式会社千葉学建築計画事務所
    • 【次点者】株式会社伊東豊雄建築設計事務所
    • SANAA・妹島和世建築設計事務所設計共同体
    • SHARE
    愛知小堀哲夫教育施設伊東豊雄SANAA妹島和世槇文彦名古屋千葉学
    2021.06.16 Wed 08:54
    0
    permalink
    MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献
    image©Proloog

    SHARE MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献

    architecture|feature
    集合住宅オランダMVRDVアムステルダム複合施設
    MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©MVRDV
    MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©Proloog
    MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©Proloog

    MVRDVが設計している、オランダ・アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献する建築となっています。2022年末の着工を予定。

    以下、リリーステキストの翻訳

    MVRDVが設計したサステナブルな集合住宅が、アムステルダムの玄関口に新たな緑の通りを創り出す

    MVRDVは、アムステルダムのオーステンブルグ島に7棟のサステナブルな集合住宅を建設する「De Oosterlingen」の設計を公開しました。このプロジェクトは、島の入り口に位置しています。ここは、かつては工業地帯でしたが、急速に発展して活気ある居住エリアとなっています。不動産開発会社「ビーイング」のために設計された「バーコード」と呼ばれる構成の建物は、明確なファミリーを形成していますが、高さや屋根の形状、木材やガラス、リサイクルレンガ、バイオベースの複合材を使用したファサードなど、それぞれが独自の個性を持っています。総面積13,950㎡のこのプロジェクトには、様々なターゲットグループのオーナーや賃貸人が住むことになります。

    アムステルダム・オオステンブルグには豊かな歴史があります。2017年以降、記念碑的な岸壁、倉庫、クレーンなどが近隣の一部として保存され、産業の歴史がわかりやすく残る活気ある街区へと変貌を遂げています。

    「De Oosterlingen」は、島の入り口、近隣の広場の隣に建設されます。不動産開発会社のビーイング社とアムステルダムの住宅公社Stadgenoot社は、緑が多く、人が多く集まる通りで、地区の印象的な入り口を形成することを望んでいました。MVRDVは、7つの隣接した建物を設計しました。それぞれが独自のアイデンティティを持ち、集まるための場や屋上を中心とした独自の生活スタイルを確立し、街の緑化に貢献しています。一端は「温室」で、順に「養蜂家」「塊」「庭」「家」「石」「鳥小屋」となっています。

    この7つの建物を合わせて、グリーンラボ(緑の博覧会)を構成しています。建物は階段状になっていて、一番下の建物から一端のタワーまでテラスが続いています。低層ビルの屋上は、庭園、リンゴ園、都市農業、屋上林などで活性化されます。低排出ガスを実現するための「ローテク」ソリューションに加え、持続可能なビジョンを実現するための数々の実践的な取り組みも行われています。

    この地域の歴史的な倉庫を模したファサードの多くは、折り畳み式のシャッターやキャノピー、バルコニーなどによって開放されていますが、これらは建物の表皮を「折り畳む」ことによって作られたように見えます。折りたたみ、スライド、ヒンジなどにより、それぞれが異なるファサードでありながら、関連性を持った生き生きとしたファサードのパレットが生まれます。また、シャッター、キャノピー、スライディングドアは、太陽光や熱を利用するだけでなく、居住者が自由にファサードを開閉できるため、プライバシーの確保にもつながります。

    MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
    「人だけでなく、鳥や虫にとっても良い環境の複合施設になると思います。」
    「古くからある持続可能な建築方法である版築を使用した建物と、完全にグリーンなファサードを持つ建物があります。また、スズメやツバメ、コウモリのための巣箱もさまざまなファサードに組み込まれます。これらは、アムステルダムの伝統的な方法で、より環境に配慮したキュートなストリートを作り出しています。」

    この計画では、人間的な側面が中心に考慮されています。住民同士が簡単に出会うことができるように歩行経路が設計されており、コミュニティ意識が促進されます。複合施設には活気のあるゾーンと落ち着いたゾーンがあり、誰にでも適した空間を提供しています。また、建物の台座部分には1,000㎡のスペースが確保され、ケータリング施設や健康食品のショップ、12人収容の小型プライベートシネマ、社会起業家を目指す企業のためのソーシャル・インパクト・ファクトリーなど、さまざまな施設が設置される予定です。着工は2022年末を予定しています。

    • 残り28枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    集合住宅オランダMVRDVアムステルダム複合施設
    2021.06.16 Wed 08:01
    0
    permalink
    2021.6.15Tue
    • 【ap job更新】 the design laboが、建築設計業務を担う正社員(経験者)とアルバイトを募集中
    • 【ap job更新】 吉祥寺を拠点とし設立43周年を迎えた「タウ設計工房」が、設計スタッフ(正社員)を募集中
    • 近森穣 / 07BEACHによる、京都市の住宅「京都の家」
    • 成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求
    • ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画
    2021.6.17Thu
    • 佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white