SHARE 杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「メルクリのペイント」
杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「メルクリのペイント」が公開されています。
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乾久美子のウェブサイトがリニューアルされています。建築作品の写真だけでなく事務所全体の活動が包括的に伝えるつくり方が特徴的です。
「Inui Architects」は東京に拠点を構え、駅や学校などの公共建築、福祉施設、住宅、内装に加え、公共の広場なども含めたいろいろなジャンルを対象に設計を行っている設計事務所です。
近年は社会における「コモンズ(共有財)」が重要であると考え、コモンズをはぐくむ空間やきっかけづくりを大切にしています。また、「小さな風景からの学び」というリサーチの経験を生かしながら、コモンズの多様な可能性を探っています。
公共性の高いプロジェクトでは、地域のリサーチやヒアリングを大切にしています。いろいろな視点から調査研究しながら社会的意義を的確に捉え、プロジェクトの充実をはかることを大切にしています。
住宅のプロジェクトでは、長い目でみた資産づくりなどの基本的な住宅の課題を大切にしつつ、地域コミュニティの中で充実した暮らしを送ることのできるライフスタイルの提案を行っています。
水谷隼人による、ドイツ・ネブラの「森と空のパヴィリオン」です。
ネブラはドイツ北東部、ザクセン=アンハルト州に位置し、考古学的に有名な天文盤ネブラ・ディスクが発見された場所として知られています。
このコンペティションではネブラ・ディスクのインフォメーションセンターと既存の展望台とを繋ぐ散策路に、天文学またはネブラディスクに関するパブリックアートを提案することが求められました。
僕たちの祖先がかつてネブラ・ディスクを用いて空を観察していたように、このパヴィリオン内では視線が空に導かれています。たくさんの木材で囲まれた内部では外部への視線が木材の間の僅かなスリットに制限されています。また、室内での音はまるで洞窟の中にいるかのようにこの小さな空間に反響します。
川嶋洋平建築設計事務所が設計した、沖縄・宮古島市のテナントビル「M_building」です。深い梁のような構造体が分散配置された建物を繋ぎつつ、中庭に光と影を落とし時間の変化を取り込む。
沖縄県宮古島市に設計したテナントの計画です。
設計与件としては4区画を平屋で計画すること。加えて各テナントの面積も決められていました。ただ、求められているテナント面積に対し敷地面積はある程度余裕があったので、テナント以外の敷地をどのように計画するかを主に検討しました。
計画としては各テナントを分散配置し、各方向に風が抜け、視線が通るような配置としています。そしてそれらテナントをパーゴラのような、深い梁のような大きな構造体を架けて繋いでいます。それら構造体が架かった中庭を中心として各テナントへのアプローチを設け、開口を開いている計画です。
フリーダ・エスコベドのウェブサイトに、アメリカのカーネギー美術館での建築展「The Fabricated Landscape」へ出展したインスタレーションの写真が6枚掲載されています。会期は2022年1月17日まで。同展時には日本から長谷川豪も出展しています。こちらの公式ページには出展した10組の建築家によるオンライン討議の動画も掲載されています。
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