architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2021.10.26Tue
2021.10.25Mon
2021.10.27Wed
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み
photo©

SHARE 八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み

日程
2021年8月11日(水)
–
12月20日(月)
architecture|art|exhibition|feature
インスタレーション八木祐理子高田一正建材(内装・その他)アカンプリッシュPAN- PROJECTS富岡庸平藤本貴之ライティングルーツファクトリー
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS

八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、東京港区の国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」です。コロナ禍で中止延期されたイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試みです。展示期間は2021年12月20日まで。展示の公式ページはこちら。また、PAN- PROJECTSは本作品につながる作品として2017年に「PAPER PAVILION」を完成させています。

PAN- PROJECTSは、ロンドンを拠点に活動する八木祐理子、高田一正による建築家ユニットです。これまで場所の持つ固有の文化や歴史を見つめ、複雑に絡み合う要素を大切にし、その調和を試みるプロジェクトを展開してきました。

建築家によるテキストより

《The Matter of Facts》では、東京都内の公共機関や商業施設で発行された広報物、とりわけコロナ禍で中止・延期となったイベントなどの印刷物を素材として用い、「都市の記憶」として再提示し、国立新美術館の1階中央インフォメーションカウンターと一体化した大型インスタレーションです。

建築家によるテキストより

事実や事柄(=facts)の伝達手段であり、かつ痕跡でもある大量の印刷物の集積から成る本作は、コロナ禍の「都市の記憶」を留め、私たちが生きる「現在地」を新たに捉えようとする試みです。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み image©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み image©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み image©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、国立新美術館でのインスタレーション「The Matter of Facts」。コロナ禍で中止延期のイベント等印刷物を素材として用い、“都市の記憶”として再提示することで、私達が生きる“現在地”を新たに捉えるための試み photo©PAN- PROJECTS

以下、建築家によるテキストです。


PAN- PROJECTSは、ロンドンを拠点に活動する八木祐理子、高田一正による建築家ユニットです。これまで場所の持つ固有の文化や歴史を見つめ、複雑に絡み合う要素を大切にし、その調和を試みるプロジェクトを展開してきました。

《The Matter of Facts》では、東京都内の公共機関や商業施設で発行された広報物、とりわけコロナ禍で中止・延期となったイベントなどの印刷物を素材として用い、「都市の記憶」として再提示し、国立新美術館の1階中央インフォメーションカウンターと一体化した大型インスタレーションです。
事実や事柄(=facts)の伝達手段であり、かつ痕跡でもある大量の印刷物の集積から成る本作は、コロナ禍の「都市の記憶」を留め、私たちが生きる「現在地」を新たに捉えようとする試みです。

本作品はPAN- PROJECTSへの国立新美術館による依頼により始動し、公益財団法人 野村財団による助成、及びロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社の協力により実現した。
この作品は我々が実感することのできる事実、事柄の集積から、我々の現在地を把握し直すことを促すものである。

コンセプト
古来より人間社会は疫病など姿の見えない強大な恐怖に抗う手段として、人々がすがる事ができる物体を建設し社会の安定を図ろうと試みてきた。かつて神という超自然的な存在の信仰により支えられてきたこの社会の精神基盤を支持する手法は、人類の発展に伴い科学に取って代わられ、我々はそれを情報として受け取ることで事態を把握し社会的・精神的安定を得てきた。

しかし、現代を生きる我々の時代を支えてきたこの科学の情報に基づく基盤はCOVID-19 の出現により、極めて不確かなものであることが露呈し、我々の社会の秩序は根底から揺れ動かされている。科学が翻弄され続ける現象と、日々更新される不確かな情報の渦が産み出すこの不安定な情勢は、我々の生活を脅かし、もやっとした、捉えどころのない不安が、今、社会を覆いこんでいる。

この不安が我々の信ずるものの基盤の揺らぎ、つまりは捉えどころの無い情報の錯綜に端を発するものであるのであれば、今我々にできることは事実を事実として認識することのできる事実のみを拾い集め、その行為を通して我々の現在地を把握し直すことではないか。

The Matter of FactsはCOVID-19に社会が影響を受け始めた時期以降の印刷物を集積した物体であり、これらは大きな流行の中で起こった、もしくは起こらなかった事柄を映し出す。それらはつまり、我々の眼前にあった日常から、失われたもの、変化したもの、新しく出現したもの、変わらないもの、そうした事実を反映した情報物である。こうした身の回りで起こっている変化を俯瞰し、つなぎ合わせ、我々のいる現在地を、個々人が自らのスケールから把握し直すことによって、我々はこの捉えどころの無い不安に対し抗う一つの術を得る。

■建築概要

プロジェクトタイトル:The Matter of Facts
スタジオ名:PAN- PROJECTS
展示期間:2021年8月11日 – 12月20日
プロジェクト場所:国立新美術館(〒106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2)
写真クレジット:PAN- PROJECTS
構造設計:富岡庸平、藤本貴之
照明デザイン:ライティング ルーツ ファクトリー株式会社
主催:国立新美術館(The National Art Center, Tokyo)
施工会社:accamplish Co., Ltd. (株式会社アカンプリッシュ)
助成:公益財団法人 野村財団
協力:ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・その他梁

LVL

内装・その他上下フレーム

構造用合板 t-24mm

内装・その他紙を吊るすバー

全ネジ M=12mm(ミスミ)

内装・その他バーをワイヤーに固定する箇所

リーズロック IYP-30R(ニッサチェイン)

内装・その他ゼンネジフレーム接続用中間金物

空調機器用振れ止め金具 KYS4-S(昭和コーポレーション)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:長坂常 / スキーマ建築計画によるスタジオ兼オフィス「Hue plus」
長坂常 / スキーマ建築計画によるスタジオ兼オフィス「Hue plus」
  • SHARE
インスタレーション八木祐理子高田一正建材(内装・その他)アカンプリッシュPAN- PROJECTS富岡庸平藤本貴之ライティングルーツファクトリー
2021.10.26 Tue 08:13
0
permalink

#八木祐理子の関連記事

  • 2023.4.03Mon
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、ローテーブル「mum」。廃棄漁具を再利用して素材から開発。新しい価値の創出を目指し、原材料を“海からの恵み”と再定義して“母なる海”を想起させる“食卓”を制作。リサイクル過程で生まれる不規則な素材感も“海面”に見立て活かす
  • 2021.1.26Tue
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」
  • 2019.9.06Fri
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる「PAPER PAVILION」
  • 2019.9.05Thu
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSが設計した、デンマークのレストラン「IZUMI Allerød」
  • view all
view all

#高田一正の関連記事

  • 2023.4.03Mon
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる、ローテーブル「mum」。廃棄漁具を再利用して素材から開発。新しい価値の創出を目指し、原材料を“海からの恵み”と再定義して“母なる海”を想起させる“食卓”を制作。リサイクル過程で生まれる不規則な素材感も“海面”に見立て活かす
  • 2021.1.26Tue
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」
  • 2019.9.06Fri
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSによる「PAPER PAVILION」
  • 2019.9.05Thu
    八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSが設計した、デンマークのレストラン「IZUMI Allerød」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    齋藤隆太郎 / DOGによる、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することを意図
    photo©中山保寛

    SHARE 齋藤隆太郎 / DOGによる、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することを意図

    architecture|feature
    横浜神奈川事務所ルーヴィス医療施設齋藤隆太郎図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)中山保寛DOG
    齋藤隆太郎 / DOGによる、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することを意図 photo©中山保寛
    齋藤隆太郎 / DOGによる、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することを意図 photo©中山保寛
    齋藤隆太郎 / DOGによる、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することを意図 photo©DOG

    齋藤隆太郎 / DOGが設計した、神奈川・横浜市の、診療所「アーチクリニック」です。地域に根差した医療を提供するため、“C型円弧壁”により待合と訪問診療事務所オープンスペースを空間的に連続させ、訪問診療の敷居の高さの払拭することが意図されました。

    本計画は、横浜市の地域に根差した地域医療を提供するため、内科クリニックと訪問診療を軸とするアーチクリニックの内装計画です。

    本体は旭化成ホームズのテナントビルであり、その2階をテナントとして借り、「C工事」だからこそできる「ノーコンテクスト」のデザインを徹底した。

    建築家によるテキストより

    先駆的な試みとして、内科クリニックの待合と訪問診療事務所のオープンスペースを空間的に連続させ、誰でも相談しやすく訪問診療の敷居の高いイメージを払拭している。それを可能とするのが矩形のテナントに挿入する「C型」円弧壁であり、このC型円弧壁により共用部がシームレスにつながり、来院者もスタッフも空間を概観できる。

    建築家によるテキストより

    素材に関して、共用部の床仕上げを、C型円弧壁になぞった日本で初めて(※)の「円弧状貼りフローリング」としている。さらに円弧壁も調湿性のある珪藻土を待合側が白く、事務所側が土色に序々に変化するグラデーション左官仕上げとしている。
    ※東京工営(フローリングメーカー)による

    建築家によるテキストより
    • 残り18枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    横浜神奈川事務所ルーヴィス医療施設齋藤隆太郎図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)中山保寛DOG
    2021.10.26 Tue 17:18
    0
    permalink
    川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続
    photo©TOREAL 藤井浩司

    SHARE 川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続

    architecture|feature
    集合住宅沖縄図面あり藤井浩司建材(内装・床)建材(外装・床)建材(内装・壁)建材(外装・壁)建材(外装・建具)建材(外装・照明)yAt構造設計事務所Co’z工房沖縄TOREAL川嶋洋平
    川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続 photo©TOREAL 藤井浩司
    川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続 photo©TOREAL 藤井浩司
    川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続 photo©TOREAL 藤井浩司

    川嶋洋平建築設計事務所が設計した、沖縄・宮古島市の集合住宅「H_apartment」です。外周部に配された少しずつ見付幅の変化する列柱状構造体は、構造体と開口の関係がグラデーショナルに変化し、建築と周辺環境を接続します。

    沖縄県宮古島市に設計した地上4階建て、全22戸の集合住宅の計画です。

    建築家によるテキストより

    各住戸は1ルーム、あるいは1LDKとし、汎用的なプランで構成しています。また共用部の計画も外部片廊下とする効率的な平面プランとなっています。そんな、ある種一般的な平面プランの集合住宅をどのように四方の環境と接続させるかを主に検討しました。

    建築家によるテキストより

    計画としては、効率的に配置した基準階平面プランに必然的に生まれる外廊下、エレベーターホール、居室テラスを一様に列柱のような構造体で覆っています。これら構造体に覆われた半屋外スペースが周辺環境と接続するバッファゾーンとして計画しています。
    ただ、この構造体は建物をぐるりと覆う際に少しずつ見付の幅に変化をつけて計画しています。全体としては一見、一様に見える構造体もテラス側から共用廊下へまわるにつれて太くなり、構造体と開口の関係もグラデーションに変化していきます。

    建築家によるテキストより
    • 残り17枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    集合住宅沖縄図面あり藤井浩司建材(内装・床)建材(外装・床)建材(内装・壁)建材(外装・壁)建材(外装・建具)建材(外装・照明)yAt構造設計事務所Co’z工房沖縄TOREAL川嶋洋平
    2021.10.26 Tue 14:56
    0
    permalink
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造設計コースの令和4年度一般入試の願書を受付中。事前連絡でいつでもキャンパス見学も可能。学費の給付金も充実

    SHARE 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造設計コースの令和4年度一般入試の願書を受付中。事前連絡でいつでもキャンパス見学も可能。学費の給付金も充実

    architecture|promotion
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造設計コースの令和4年度一般入試の願書を受付中。事前連絡でいつでもキャンパス見学も可能。学費の給付金も充実
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造設計コースの令和4年度一般入試の願書を受付中。リンク先でカリキュラム等も紹介されています
    kochi-forestry.ac.jp

    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造設計コースの令和4年度一般入試の願書を受付中です。願書締切日は2021年11月12日(金)まで。事前にご連絡すれば、いつでも見学・説明OKな「エブリデイオープンキャンパス(要予約)」も実施中。また、年間最大165万円を給付する制度も整備されています(研修料:130,680円[税込] ※要件あり)。【ap・ad】

    校長は世界的な建築家 隈研吾氏

    「木の時代」をリードする志ある人材を育成

    森林が県土の84%を占め、林業の中心地とも言える高知県で学ぶということは、非常に意味のあることだと思っています。周囲の森と一体になったこの素晴らしい環境に立地する本校は、高知県が林業・木材産業をいかに重要視しているかの象徴です。私が校長就任時に掲げた「林業を再生し、活性化するプラットフォーム」というビジョンは、すでに形になりつつあります。木に関する多様な領域を合わせるプラットフォームは、世界から見ても非常に貴重な存在であり、本校から巣立った人材は、高知県のみならず、日本全国、そして世界の「木の産業」にとって、重要な人材となります。21世紀は木の世紀・木の時代が来ると、私は予測してきました。本校で学ぶ人は木の時代のリーダーになれる人だと思っています。木の時代を担っていく人材という自覚を持って、互いに切磋琢磨していただきたい。志を持った皆さん、日本一の高知県の森で、共に学び、成長していきましょう。

    kochi-forestry.ac.jp
    • 残り4枚の写真とテキストを見る
    • SHARE
    2021.10.26 Tue 08:50
    0
    permalink
    妹島和世+西沢立衛 / SANAAの講演会「環境と建築」が、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催。参加申し込みを受け付け中
    photo©architecturephoto

    SHARE 妹島和世+西沢立衛 / SANAAの講演会「環境と建築」が、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催。参加申し込みを受け付け中

    日程
    2021年12月10日(金)
    architecture|exhibition
    SANAA妹島和世西沢立衛
    妹島和世+西沢立衛 / SANAAの講演会「環境と建築」が、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催。参加申し込みを受け付け中西沢立衛と妹島和世 photo©architecturephoto
    妹島和世+西沢立衛 / SANAAの講演会「環境と建築」が、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催されます
    jp.toto.com

    妹島和世+西沢立衛 / SANAAの講演会「環境と建築」が、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催されます。開催日は2021年12月10日(金)18:00~。要事前申し込み、参加費無料です。

    • SHARE
    SANAA妹島和世西沢立衛
    2021.10.26 Tue 07:20
    0
    permalink
    2021.10.25Mon
    • 宇野友明による、愛知・名古屋市の住宅「高峯町の家」。伝統工法による石積みの要望に、テナユカのピラミッドを参照することで不安と違和感を払拭し、その存在感に対し現場での変更含め最善の選択を行い完成した建築
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・小平市の「武蔵野美術大学16号館」。“半建築”として設計され、使い手自ら手を加え変化し続けることを促す建築を、実際に使われている様子を中心に紹介
    • 今津康夫 / ninkipen!による、長野・大町市の、本州で最も透明度の高い湖の畔に建つ別荘「湖荘」。施主が求める“都会の喧騒から解放された簡素な小屋”を、湖にひれ伏すような非対称な屋根によって、初めからあったような佇まいでつくる
    • 最も注目を集めたトピックス [期間:2021/10/18-10/24]
    2021.10.27Wed
    • 田根剛がデザインアーキテクトを務め、帝国ホテルが2031年から本館の建替えを開始することを発表。考古学的リサーチにより、“東洋の宝石”をコンセプトにした完成予想のパースも公開
    • 国際的な建築家たちが登壇する、JIA国際委員会主催のウェビナー「《越境建築家》たちとの対話シリーズ Part2」が、2021年11月から2022年4月に渡って開催
    • 森下陽 amp/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅「高林の連窓」。性質の異なる2つの道が交差する敷地に、それぞれに対して縦と横の連窓を配置することで、周辺環境との関係を調整し心地良い住空間を目指す

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white