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中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映
photo©Koji Fujii / TOREAL

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architecture|feature
建材(内装・天井)トランジットジェネラルオフィス小さな家NAP建築設計事務所TOREALダブルボックスyAt構造設計事務所建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(内装・床)藤井浩司図面あり中村拓志神奈川住宅
中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL

中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」です。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映しました。この建築は宿泊も可能となっています。

自然をこよなく愛す建主夫婦は、いつも身軽で旅するように暮らしてきた。彼らは自然や地域と深い繋がりをもった最小限の空間があれば人生は十分だと考えており、その生活の実践のための小さな家の販売会社を立ち上げ、我々にモデルルームとなる第一号の家を依頼した。

建築家によるテキストより

敷地は噴煙満ちる大涌谷から2kmほどの山中で、沢が流れる急峻な北傾斜の南角地である。この場所には大涌谷や神山が聳える南面に意識を向け、なおかつ冬季に暖かな日差しを取り込む窓が必要と考えたが、道路からの視線が問題だった。また、大地を這うように流れてくる硫化水素や湿気を含む重い空気を避けるためにも、約19㎡の建物を地表から5mほどの高さに浮遊させることで、世俗から離れた空間と大きな窓を可能にした。

建築家によるテキストより

室内は狭くとも、自然との豊かな繋がりと地域の人びとの神山への想いを反映させるべく、中央の空間は神殿に似た形式とした。高窓から崇高な光が降りそそぐ4.9mの吹抜け空間を4本の柱で囲い、中心に特注の暖炉を設けて、大涌谷や神山に火を捧げる空間とした。シンメトリーに配置した北側の2本の枝付き丸太柱は鳥居のようで、向こうに神域があることを示している。部屋奥から眺めると、台形プランのパースが補正されて正方形の空間が現れ、そこに護摩焚きや御神火神事に相当する拝火台が鎮座す

建築家によるテキストより

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中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映 photo©Koji Fujii / TOREAL
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中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映

以下、建築家によるテキストです。


自然をこよなく愛す建主夫婦は、いつも身軽で旅するように暮らしてきた。彼らは自然や地域と深い繋がりをもった最小限の空間があれば人生は十分だと考えており、その生活の実践のための小さな家の販売会社を立ち上げ、我々にモデルルームとなる第一号の家を依頼した。

箱根では約3000年前に神山の斜面で水蒸気爆発が起こり、それにより芦ノ湖や大涌谷が形成された。大いなる存在への畏怖からか、古来より神山に火を捧げて山を鎮める祭礼(御神火祭)が行われてきた地域である。

敷地は噴煙満ちる大涌谷から2kmほどの山中で、沢が流れる急峻な北傾斜の南角地である。この場所には大涌谷や神山が聳える南面に意識を向け、なおかつ冬季に暖かな日差しを取り込む窓が必要と考えたが、道路からの視線が問題だった。また、大地を這うように流れてくる硫化水素や湿気を含む重い空気を避けるためにも、約19㎡の建物を地表から5mほどの高さに浮遊させることで、世俗から離れた空間と大きな窓を可能にした。

木々の間の僅かな空き地を見つけて、森に溶け込む直径15cmの無垢の鉄骨柱のフレームと階段を設置。その上に木造の小屋とミズキが貫通したデッキを載せ、夏は木陰、冬は落葉して日光を室内に取り込む環境装置とした。3本の柱は風が吹いたり自分が動いたりすると僅かに揺れるように設計。家の原型のひとつといわれる、樹上住居への遡行である。

室内は狭くとも、自然との豊かな繋がりと地域の人びとの神山への想いを反映させるべく、中央の空間は神殿に似た形式とした。高窓から崇高な光が降りそそぐ4.9mの吹抜け空間を4本の柱で囲い、中心に特注の暖炉を設けて、大涌谷や神山に火を捧げる空間とした。シンメトリーに配置した北側の2本の枝付き丸太柱は鳥居のようで、向こうに神域があることを示している。部屋奥から眺めると、台形プランのパースが補正されて正方形の空間が現れ、そこに護摩焚きや御神火神事に相当する拝火台が鎮座する。

中国の陶淵明や白楽天の隠棲から連なる、西行、鴨長明、芭蕉、良寛と続く方丈(3m四方)の草庵に住まう感性とは何か。彼らはかつて旅人で、場所やモノを所有することに執着しなかった。そういえば、この建築はトーベ・ヤンソンのムーミン谷を訪れるスナフキンの帽子のような小屋であるが、彼もまた永遠の吟遊詩人である。これは自然に対する繊細な感受性と信仰に似た謙虚さの中で、質素な生活を送ることの「豊かさ」についての試行である。
(中村拓志)

■建築概要

題名:火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町
敷地面積:999.26㎡
床面積:19.72㎡
設計監理:NAP建築設計事務所
企画・販売・運営:小さな家 寺田和弘
プロデュース:トランジットジェネラルオフィス 岡田光
施工:ダブルボックス
構造設計:yAt構造設計事務所
構造:木造 一部鉄骨造
竣工年月:2020年10月
竣工写真:Koji Fujii / TOREAL

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

スギ t=12 縦羽目 無公害塗装

外装・屋根外部屋根

アスファルトシングル(田島ルーフィング)

内装・床火の間、リビング床

チークフローリング[HsTeak127](望造)

内装・壁火の間、リビング、トイレ洗面壁

スギt=12 縦羽目

内装・天井火の間、リビング、トイレ洗面天井

ジョリパット(アイカ工業)
ベイマツ垂木現し

内装・床洗面・トイレ、シャワールーム床

石貼りt=11[CI-100N](Maristo)

内装・壁シャワールーム壁

石貼り[CI-25N](Maristo)

内装・天井シャワールーム天井

FRP防水トップコート

内装・壁キッチン壁

モラート(フッコー)

内装・造作家具造作家具

製作(コルボワット)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.01.14 Fri 18:02
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    平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsが設計した、福岡の「東峰村 里山カフェ 棚田屋」です。棚田で知られる地域の交流拠点施設で、隣接する伝統家屋のプロポーションを踏襲しつつ量塊を分割することで印象的な造形をつくり、景観調和と交流ハブ創出の両立を目指す計画です。店舗の公式サイトはこちら。

    福岡県東峰村の竹地区には、標高280〜420mの標高差160mの急斜面、約11haの中に約400枚の棚田と24戸の集落が広がっている。
    山間地を農地として利用するために切り拓かれた棚田はその美しさから、1999年には農林水産省の「日本棚田百選」に認定されている。

    建築家によるテキストより

    近年、竹集落では高齢化により棚田や景観の保全が課題となっているなか、2017年には九州北部豪雨での被害を受けるが、2019年には地元住民が中心となって、復興へ向け棚田の景観を守り次世代に残していくための一般社団法人竹棚田が発足。

    本計画はその動きと連動するように交流拠点施設整備を目的に東峰村が公募した農家レストラン新築工事設計コンペにおいて選定されたプロジェクトである。東峰村は同時期に近隣の古民家を再生しゲストハウスとしたヴィラや、岩屋キャンプ場のトイレ改修 ・森のコテー ジの改修等を行なっており、交流人口の増加を促す中心拠点となる。

    建築家によるテキストより

    本計画の北側には、集落で最も古い農家の母屋があり、通称缶詰屋根と言われる茅葺き屋根にトタンを被せた寄せ棟造りの伝統的な家屋である。国定公園であり、風光明媚な風景であるため、景観にいかに配慮するかが本計画の大きなテーマの一つである。

    造形的には伝統的な家屋のプロポーションをある程度踏襲しながら1つのボリュームを2つにカットしてそれぞれをレストランと農産加工所としたハの字状の配置とすることで、棚田を見下ろす風景に視線が抜けるような構成としている。

    建築家によるテキストより
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    2022.01.14 Fri 15:31
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    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」

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    architecture|feature
    論考渡辺隆長谷川健太辻琢磨青木遥香川の向こう側で建築を学ぶ日々
    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」

    ボスが独りで下す決断の切れ味

    text:辻琢磨

     
     
    渡辺さんのところで働き始めて、2年半が経った。
    8回のエッセイで、渡辺事務所で僕が学んできたことを中心にテキストを書いてきて、少なくない反響があった。先日は東京のアトリエ事務所のスタッフの知人から、事務所内で寺田さんの番頭回を何度も読んでいますという声ももらい、SNS以外の場でも、特に実務の現場で読まれているんだということを非常に喜ばしく思った。今回も一層気を引き締めて書かねばなるまい。

    とはいえ、これまで比較的に真面目な内容が多かったので、本稿は閑話休題として渡辺事務所の福利厚生の中でも実に特徴的な研修キャンプについて書いてみたい。

    研修キャンプとは、いわゆる社員旅行のことで、渡辺事務所では年に一回皆でキャンプにいくという行事がある。これまでは2014年から2019年まで6年間は毎年4月に新潟県三条市SnowPeak本社キャンプ場「SnowPeak Headquarters」に二泊三日で滞在するというものだった。新潟へは片道車で7-8時間…現地ではマラソン大会!という体育会系のイベントである。

    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」新潟時代のキャンプ風景。 photo©渡辺隆建築設計事務所
    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」新潟時代のキャンプ風景。 photo©渡辺隆建築設計事務所
    辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」新潟時代のキャンプ風景。 photo©渡辺隆建築設計事務所

    なぜ研修キャンプかというのは2013年にさかのぼる。現渡辺事務所は当時渡辺さんの自邸として使われていて、事務所機能は地下室の小部屋だった。それを、渡辺さんが自邸機能を別の場所に引っ越しして、このイワタノイエ全体を事務所として使えるようになった。それに伴い広大になったスペースに置く家具をスノーピークのアウトドア製品に統一(現在は様々なメーカーが混在)したことがきっかけだったそうだ。

    豊かな自然に囲まれたイワタノイエはビル用サッシで風景が大きく縁取られ、外が非常に近い。その空気に合い、年に一度の大忘年会(通称ワタフェス)ではすべての家具を片付けられる、ということでアウトドア製品が導入された。この什器のアウトドア機能を最大限引き出すために考案されたのが研修キャンプなのである。

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    論考渡辺隆長谷川健太辻琢磨青木遥香川の向こう側で建築を学ぶ日々
    2022.01.14 Fri 09:56
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    【ap job更新】 エリア再生・既存ストック再生に特化した「再生建築研究所」が、中途と、2022年度の新卒・第二新卒の設計スタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 エリア再生・既存ストック再生に特化した「再生建築研究所」が、中途と、2022年度の新卒・第二新卒の設計スタッフを募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 エリア再生・既存ストック再生に特化した「再生建築研究所」が、中途と、2022年度の新卒・第二新卒の設計スタッフを募集中
    【ap job更新】 エリア再生・既存ストック再生に特化した「再生建築研究所」が、中途と、2022年度の新卒・第二新卒の設計スタッフを募集中渋谷オフィスビル (C)Kenta Hasegawa
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    エリア再生・既存ストック再生に特化した「再生建築研究所」の、2022年新卒・第二新卒と中途の設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【新卒募集】【中途募集】
    2022年度の後期新卒採用募集(22年1月~3月)および中途採用募集を行っています。

    「建築の不可能を可能に」

    再生建築研究所は豊富な法知識と経験によってエリアや既存ストックを再生させ、ゼロからの新築では創ることの出来ない価値を生み出す、設計監理と再生コンサルティングを行う新しいタイプの設計事務所です。既存ストック再生はもちろんエリア再生に伴う新築案件数の増加に伴い、デザイン能力の優れた方や、複数プロジェクトをマネジメントできる経験者の方を募集いたします。
    (2021年度設計スタッフ19名+非常勤スタッフ5名+事務スタッフ3名)

    弊社では現在下記のような方を広く募集しています。
    ・2022年度新卒採用(社会人1、2年目の第二新卒採用含む)
    ・学生時代アイディアコンペ受賞者や、社会人でコンペ・プロポ・実作での入賞歴がある等、優れたデザインスキルとプレゼンテーション能力を持ち、意欲と実績のある方
    ・設計事務所での実務経験があり、同時に複数のプロジェクト進行経験のある、キャリアアップを目指されている方
    ・複数プロジェクトをマネジメントしながらデザインの精度を上げる設計監理をする設計事務所運営にも参画できる方
    ・設計だけでなく、企画調査研究など、再生建築研究所のコンテンツを使って事務所運営やさらなる事業展開に興味がある方(理系文系実績問わず)
    ・別府オフィスで常駐勤務及び長期出張が可能な方

    東京オリンピック2020への施設投資後、本格的にスクラップアンドビルドにより都市の更新を続ける時代は見直されてきます。ウィズコロナ、ポストコロナによる世界的な時代の変革期も重なり、これからはますますエリアの持つ文脈や古い建物の価値を見出し生まれ変わらせる時代になっていくことを私たちは確信しています。そのために弊社では、時間の積み重ねによる多層的な価値を認め、必要に応じて改修だけでなく新築の手法も織り交ぜながら建築と都市をアップデートしていく再生建築の設計手法のノウハウを蓄積し、実践を行っています。

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    建築求人情報
    2022.01.14 Fri 09:30
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    MADと中国建築科学研究院による、中国・重慶の「クンタン国際クルーズセンター」設計コンペの勝利案。地域の産業である産業輸送の“ガントリークレーン”にインスパイアされ、6つの独立した高架ビルからなる全長430mの複合施設を計画、2027年までの完成を目指す
    image©MAD

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    中国MAD複合施設中国建築科学研究院
    MADと中国建築科学研究院による、中国・重慶の「クンタン国際クルーズセンター」設計コンペの勝利案。地域の産業である産業輸送の“ガントリークレーン”にインスパイアされ、6つの独立した高架ビルからなる全長430mの複合施設を計画、2027年までの完成を目指す image©MAD
    MADと中国建築科学研究院による、中国・重慶の「クンタン国際クルーズセンター」設計コンペの勝利案。地域の産業である産業輸送の“ガントリークレーン”にインスパイアされ、6つの独立した高架ビルからなる全長430mの複合施設を計画、2027年までの完成を目指す image©MAD

    MADと中国建築科学研究院による、中国・重慶の「クンタン国際クルーズセンター」設計コンペの勝利案です。地域の産業である産業輸送の“ガントリークレーン”にインスパイアされ、6つの独立した高架ビルからなる全長430mの複合施設を計画、2027年までの完成を目指します。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    マー・ヤンソン率いるMADアーキテクツは、中国建築科学研究院(CASR)と共同で、中国・重慶にあるクンタン国際クルーズセンターの設計に関する国際コンペに勝利しました。

    このプロジェクトは、重慶の両江新区に位置し、現在66,000m2の貨物ターミナルが建設されている場所です。敷地と関連するクルーズターミナルは、長江にアクセス可能な昆山港地域に位置しています。MADの計画では、敷地面積65,000m2の国際クルーズターミナルと複合都市を建設し、15,000m2のクルーズポートと50,000m2の商業スペースを提供する予定です。

    「重慶には山もあれば水もある」と、マー・ヤンソンはこの計画の背後にあるヴィジョンを語っています。「しかし、長江は重慶にとって単なる自然景観ではなく、船舶交通や産業輸送などの人間活動によって、この山岳都市はエネルギーと動きに満ちているのです。私たちは、重慶のこのエネルギーを産業の痕跡から、想像力を刺激するエネルギーに変えたいと考えています。人々はここで都市の運動エネルギーを感じると同時に、未来の公共空間を想像することができるのです。」

    「ガントリークレーン」-サイエンス・フィクション、そして歩く街へ

    現地を訪れたMADチームは、貨物ターミナルを支配するオレンジ色の大きなガントリークレーンにインスピレーションを受けました。「このガントリークレーンは、生きたエイリアンのような存在で、シュールレアリズムを感じさせます」と、マは指摘します。「この新しい計画は、過去の工業色を反映させるだけでなく、このオリジナルのシュールレアリズムを尊重するものです。高架下の建物は、まるで未来的で自由に行き来できる都市のようにデザインしました。まるで別の場所からここに到着したようで、いつかまた別の場所を旅するのかもしれません。」

    長江スカイウォークと名付けられたMADの計画は、ガントリークレーンをモチーフにした6つの独立した高架ビルからなる全長430mの複合施設です。遠くから見ると、建物は上昇と下降を繰り返し、形も色も産業貨物ターミナルのクレーンのリズムを再現しています。また、地上から高い位置にあるため、遮るものがなく開放的な川の景色を眺めることができます。このビルのアルミカーテンウォールは、敷地に超現実的な感覚を与え、パーラーやショップ、レストランなどのテナントが混在するこのビルに、現代的な新鮮さをもたらしています。

    都市の公共空間 – 重なり合う都市性、そして景観の良い緑の軸線

    “浮遊する”ビル群の下には、MADが設計した新しいクルーズ船景観公園とクルーズ船ホールがあり、クンタン・セントラル・ゴールデンアクシス桟橋(Cuntan Central Golden Axis Pier)を拡張・強化するために設計されています。この都市的介入は、隣接するピアパークとセンチュリークンタン公園との間に新たなリンクを形成し、中央金軸(Central Golden Axis)に自然に溶け込む10万m2の都市緑地を創出するものです。この新しい計画により、市民は敷地内の多様な用途を十分に体験し、通常は川船からしか見られない海上からの都市と長江の景観を楽しむことができます。

    クルーズ船景観公園の下には、クルーズ・センター・ハブがあり、“浮遊する”複合施設と地上のランドスケープ・パークへのアクセスを提供しています。クルーズ・センターは、天窓を設けて内部空間の自然採光を高めるとともに、上部の建物を片持ち式にして直射日光の影響を受けないように設計されています。

    完成すれば、クンタン国際クルーズセンターは、工業の記憶を完全な都市イメージの作品に変え、重慶のユニークな都市ランドマークを創り上げることでしょう。

    • 残り19枚の写真と建築家によるテキスト
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    中国MAD複合施設中国建築科学研究院
    2022.01.14 Fri 08:13
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    2022.1.13Thu
    • 杉山幸一郎の建築展「スイスのかたち、日本のかたち」が開催。ピーター・ズントー事務所出身でスイスを拠点とする建築家で、ドローイングやオブジェが公開される
    • 隈研吾による建築をミニチュアフィギュア化したカプセルトイが2022年1月下旬に発売。「浅草文化観光センター」など4作品がラインナップ
    • 【ap job更新】 建築空間を自然環境のオルタナティブとしてデザインする「久保都島建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
    • 山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、東京・新宿区の集合住宅「Light House」。ホテルとしての建設中にコロナ禍の影響で居住施設へ変更された建築で、計画当初の非日常的な空間構成を逆手にとり、ポストコロナ時代に期待される新たな日常的空間の創出を目指す
    • 玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、神奈川・横浜市の住戸改修「MYORENJI HOUSE」。開口部の多さ等の既存住戸の魅力を最大限に生かす為、大きな一室空間として5つの窓を連続させ景色を関係させると共に、中央に上下2段の“ハコ”を配置することで様々な用途にも応える
    2022.1.15Sat
    • ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの宿泊施設「ホテル・ツーリ・バイ・ファスビント」。1980年代に建てられた施設の改修で躯体を残し刷新、ファサードには地域の特徴的な素材“クリンカーレンガ”を使用、内部空間でも使用者の体験を重視した採光と素材選択を丁寧に行う

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