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高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる
photo©高田博章

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店舗リノベーション福島高田博章図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・家具)建材(内装・その他)建材(外装・建具)建材(内装・造作家具)
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章

高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」です。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる計画です。店舗の公式サイトはこちら。

福島県いわき市にあるカフェです。

東日本大震災で津波の被害があった地域で、当該物件も震災当時には、浸水被害があった建物です。
現場からほど近く、津波により甚大な被害を受けた港の前には、震災後に大型ショッピングモールが建ち、従業員約2千人の雇用を創出しました。その賑わいをみせる裏手では、住宅街と色街が混在しするという、新旧が入り交じる地域です。

建築家によるテキストより

当該物件は、築年数が古く、オーナーチェンジを繰り返しているため、定かではありませんが、元々は養蚕業を営む建物だったようです。テナントは、ほぼスケルトンの状態で、天井高が4mを超える開放的なスペースでした。

クライアントからは、カフェ営業(飲食店営業許可)の他に、テイクアウトや、マルシェ等への出店を視野に入れたベーカリー(菓子製造業許可)、夜間のバー営業が、要望として挙げられました。

建築家によるテキストより

解体工事により排出される産業廃棄物を、建材の一部として再利用しました。コンクリートブロックで作られた、既存の間仕切り壁を解体して出た砕石を、鉄筋で組まれたカゴ(蛇篭)に充填して、カウンターの土台として使用しました。限られた予算で改修工事を実現するための取り組みと、環境に配慮した資源活用という試みが一致するばかりでなく、建物の記憶を視覚化し、継承する意匠に仕上げました。

建築家によるテキストより

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高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章
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以下、建築家によるテキストです。


小名浜のカフェ / 空間・記憶・蓄積

福島県いわき市にあるカフェです。

東日本大震災で津波の被害があった地域で、当該物件も震災当時には、浸水被害があった建物です。
現場からほど近く、津波により甚大な被害を受けた港の前には、震災後に大型ショッピングモールが建ち、従業員約2千人の雇用を創出しました。その賑わいをみせる裏手では、住宅街と色街が混在しするという、新旧が入り交じる地域です。

当該物件は、築年数が古く、オーナーチェンジを繰り返しているため、定かではありませんが、元々は養蚕業を営む建物だったようです。テナントは、ほぼスケルトンの状態で、天井高が4mを超える開放的なスペースでした。

クライアントからは、カフェ営業(飲食店営業許可)の他に、テイクアウトや、マルシェ等への出店を視野に入れたベーカリー(菓子製造業許可)、夜間のバー営業が、要望として挙げられました。また、最小限の従業員で円滑に営業できるよう、キャッシュオン形式を求められました。空中店舗ですが、繁華街でないこと、1階にクライアントが経営する既存店があることや、インターネットの普及などを考慮して、宣伝的なファサードは必要とされませんでした。

セルフサービス、商品の陳列、バーカウンターの役割を充実させるために、客席とのバランスを考慮しつつ、厨房を囲むように、可能な限り長いカウンターを、計画しました。必然的にカウンター周りに人が集まり、バリスタとお客の距離が近づきます。焼き上がったパンを、直接カウンターに陳列できるよう、ベーカリーには小窓を設けました。焼き上がったパンの香りが、店内に充満し、食欲を刺激してくれます。

解体工事により排出される産業廃棄物を、建材の一部として再利用しました。コンクリートブロックで作られた、既存の間仕切り壁を解体して出た砕石を、鉄筋で組まれたカゴ(蛇篭)に充填して、カウンターの土台として使用しました。限られた予算で改修工事を実現するための取り組みと、環境に配慮した資源活用という試みが一致するばかりでなく、建物の記憶を視覚化し、継承する意匠に仕上げました。

建具は、クライアントが調達されたアンティーク・ドアが備え付けられました。椅子などの家具類も、中古の家具を譲っていただき、再利用しています。また、地場のネットワークを活かして、材木店から効率よく木材が調達されました。カフェで提供する食事も、地域で評判のお店から仕入れたカレールーを基に調理されていたりと、地域に根差して活動されています。

サンスクリットであるalayaの語義は、棲家や場所です。その名を冠して出店されたこの場所は、産業構造に連動した変革の過程において、不可避的に出現した、機能を失った虚ろな建物でした。エイジング加工などでは決して獲得することのできない、その退廃的な雰囲気を、ある種のアニミズムとして、そのまま受容し、時間の蓄積を顕在化しました。

古い建物に手を加え、更に使い込まれていく中で磨かれてゆく空間は、不動産の資産価値だけでは計れない魅力が得られると期待しています。

コロナ禍で、飲食店は依然として厳しい状況が続いていますが、この苦境を乗り越え、末永く地域に愛されるお店になるよう、心から願っています。

■建築概要

所在地:福島県いわき市小名浜
用途:飲食店
設計:高田博章建築設計(担当:高田博章、滑川宙也)
施工:澤企画、一部、クライアントによる自主施工
床面積:152.07m2
工事種別:改修
設計期間:2019年2月~2020年6月
工事期間:2020年2月~2020年10月
写真:高田博章

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・建具建具

アンティーク

内装・床客席床

防塵塗装(アサヒペン)

内装・床トイレ床

モルタル

内装・壁客席壁

杉角材105×105加工

内装・造作家具カウンター天板

カナダ産レッドシダー古材[樹齢400年、伐採・加工は約100年前]

内装・造作家具カウンター土台1

蛇籠にコンクリートブロック砕石を充填

内装・造作家具カウンター土台2

杉角材250×250

内装・家具客席テーブル

古材で製作

内装・家具客席椅子

中古品

内装・その他ベーカリーオーブン

ニューコンポミニNCM-G GR型(三幸機械株式会社)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所が設計した、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」です。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指しました。施設の公式サイトはこちら。

    この計画は、漁協の水揚げ場と管理事務所だった施設を、「大磯町みなとオアシスエリア」の中核施設として再整備するもので、施設整備というハード面だけではなく、漁業従事者との連携など、ソフト面での周囲との連携・協働が重要と考えました。

    建築家によるテキストより

    既存施設を、新設した物販施設や飲食施設と一体的に利用できるようなプログラムとし、施設利用者と港湾利用者の積極的な交流の場となるように整備しています。

    建築家によるテキストより

    施設のデザインは、外部空間を積極的に取り込み、港を臨む景観を存分に活かすべく、海へと抜ける視線を重視した構成としました。一階には歩道を取り込んだ外部滞留スペースからつながる開放的なマルシェを配置し、二階には水揚場屋根に続くルーフテラスを持つカフェレストランを配置しています。

    建築家によるテキストより
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