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2024.1.05Fri
2024.1.04Thu
2024.1.06Sat
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る
photo©神宮巨樹

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architecture|feature
アラウンドアーキテクチャー小森工務店IGArchitectsEQSD一級建築士事務所建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住宅五十嵐理人図面あり福島神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る俯瞰 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、両世帯の出入口の扉を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、キッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、階段からキッチンとダイニングを見下ろす。 photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、福島の二世帯住宅「柱群の家」です。
家々に囲まれ裏に山を背負う敷地での計画です。建築家は、環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案しました。また、内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作りました。

周囲は住宅が建ち並び、裏に大きな山を背負った旗竿の敷地。

二世帯住宅の計画で、クライアントは周囲や世帯間のプライバシーを尊重しながらも平屋でおおらかに暮らすことをイメージしていた。閉じられた環境と、裏山の緑を室内に取り込めるような開かれた環境を同時に作り出す建築が良いのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

建物は南側を大きく開けて、裏山に沿うようにくの字に配置している。周囲からの視線を遮るように壁を立て、その上にハイサイドライトを設け、まるで屋根だけがふわっと浮いているように計画している。
内部は大きなワンルームで、トイレや浴室、収納といったプライベートな機能だけを箱に格納し、分棟状に配置している。この箱と林立する柱によってつくられる奥行きのあるワンルームは広場のようなラフなスペースになっていて、住み手の自由なふるまいを受け入れてくれる。

建築家によるテキストより

室内に立つ柱は一間ピッチに立てられているが、建築であると同時に人に近い家具のような密度と佇まいになるように、90mm角としている。この90mm角の柱が3.5mの長さで林立し、屋根を支えている。細長い柱は一般的な木造建築の規則を踏襲して建てられているが、柱の数や密度、そして3.5mというスケール間が外部の緑と連続して、人工と自然の間の森のような空間になっている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る俯瞰 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る俯瞰 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、玄関扉を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る軒裏と開口部の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る軒裏と開口部の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、両世帯の出入口の扉を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、左側が世帯1(A type)の出入口。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、左:リビング、中:ダイニング、右:キッチン photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ダイニングからリビング側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、キッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、手前:ダイニング、右:リビング、右上:ルーム1 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ダイニングからルーム1を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、リビングからダイニングを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ダイニングの小上がりからルーム1を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、開口部の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ダイニングからルーム1を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、左:ルーム1、右奥:ロフト photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ルーム1からロフトを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ロフトからルーム1を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ロフトからルーム1を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、階段からキッチンとダイニングを見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ルーム1からLDKを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、キッチン裏のロフトから空間全体を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、柱の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、柱の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、開口部の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、開口部の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、出入口 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、右側が世帯2(B type)の出入口。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯2(B type)、ダイニングからリビングを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯2(B type)、リビング photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯2(B type)、リビング photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯2(B type)、柱の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯2(B type)、ロフトからハイサイドライト越しに外部を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、夕景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る外観、夕景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、左:キッチン、右:ダイニング、夕景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ダイニングからリビング側を見る、夜景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る世帯1(A type)、ルーム1、夕景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る1階平面図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る2階平面図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る立面図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る断面図 image©IGArchitects

以下、建築家によるテキストです。


柱群の家

周囲は住宅が建ち並び、裏に大きな山を背負った旗竿の敷地。

二世帯住宅の計画で、クライアントは周囲や世帯間のプライバシーを尊重しながらも平屋でおおらかに暮らすことをイメージしていた。閉じられた環境と、裏山の緑を室内に取り込めるような開かれた環境を同時に作り出す建築が良いのではないかと考えた。

建物は南側を大きく開けて、裏山に沿うようにくの字に配置している。周囲からの視線を遮るように壁を立て、その上にハイサイドライトを設け、まるで屋根だけがふわっと浮いているように計画している。
内部は大きなワンルームで、トイレや浴室、収納といったプライベートな機能だけを箱に格納し、分棟状に配置している。この箱と林立する柱によってつくられる奥行きのあるワンルームは広場のようなラフなスペースになっていて、住み手の自由なふるまいを受け入れてくれる。

室内に立つ柱は一間ピッチに立てられているが、建築であると同時に人に近い家具のような密度と佇まいになるように、90mm角としている。この90mm角の柱が3.5mの長さで林立し、屋根を支えている。細長い柱は一般的な木造建築の規則を踏襲して建てられているが、柱の数や密度、そして3.5mというスケール間が外部の緑と連続して、人工と自然の間の森のような空間になっている。

この建築では建築の構成要素を1度バラバラに分解し、再構成することを試みた。柱は壁から飛び出し、踊るように林立する。屋根は壁から離れ、たゆたうように浮いている。バラバラになったものが再びありようを変えて、統合されている。だけどそこにできたズレや隙のようなものが建物内外、内部同士に新しい関係性をつくりだしている。「一間ピッチに柱を立てる」というシンプルな木造建築の構成を採用しながら、その構成を超えて複雑で豊かな環境が生まれている。森のような秩序と木々の足元のような雑然さの同居する建築を目指した。

■建築概要

所在地:福島県
用途:長屋
構造規模:木造2階建
設計監理:IGArchitects 五十嵐理人
施工:株式会社小森工務店 小森測
構造:EQSD一級建築士事務所 三崎洋輔
資金計画等コンサルティング:アラウンドアーキテクチャー 佐竹雄太
製作金物:カモクラフト 村田進
敷地面積:274.05㎡
建築面積:102.59㎡
延べ面積:115.23㎡
設計期間:2022年6月~2022年3月
工事期間:2023年5月~2023年9月
竣工年:2023年9月
写真:合同会社 神宮巨樹 神宮巨樹

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板

外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板

外装・建具建具

木製建具製作
アルミサッシ

内装・床床

土間コンクリート
フローリング(IOC株式会社)

内装・壁壁

ラワン合板染色(プラネットジャパン)

内装・天井天井

コラワン合板染色(プラネットジャパン)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


The house was built on a flag pole land with a large mountain on its back, surrounded by other houses. The plan was to build a two-family house, and the client envisioned to live in a one-story house with a generous space, yet with respecting privacy from surrounding and between the families. A suitable way to achieve this seemed to create both closed and opened environment that can incorporate greenery from the back mountain.

The building is arranged in a boomerang shape along the back hill, with the south side wide open. Walls are built to block the view from the surrounding area, and clerestory windows are placed above the wall, giving an impression of as if only the roof is floating. Inside, there is one large open space with boxes that encloses private functions such as toilets and bathroom located separately. These boxes and forest of pillars creates depth in this casual park like open space, accepting habitant’s free activities.

The pillars are placed in equal distance of 1.8m to each other as a structure, but also its size of 90mm squared makes density like furniture that is close to human scale. These 90mm squared pillars with 3.5m height are forested and supporting the roof. The slender columns are installed in accordance with the general rules of wooden architecture, but the number and density of the pillars and the high scale of 3.5m provides a continuous atmosphere with the greenery outside, creating an artificial forest that feels almost like natural forest.

This architecture attempted to disassemble ideas of each element once, and then to reconstruct. The pillars are out of walls, forested as if its dancing. The roof is disconnected from the walls, floating freely. The separated elements are united once again in a different form. In result, the displacement and gaps are produced, which creates new relationships within interior space and between outside and inside of the building. By using a simple wooden structure composition of positioning pillars in 1.8m pitch, complex and rich environment is produced that goes beyond its structure. This house is aimed to be an architecture where peace like of a forest, and roughness like of a forest ground to coexist.

Forest of pillars
Project location: Fukushima,Japan
Lead Architects: IGArchitects Masato Igarashi
Engineering: Structure: Yousuke Misaki EQSD
Construction: Hakaru Komori Komori Construction company
Gross Built Area: 115.23㎡
Completion Year: September,2023
Photo credits: Ooki Jingu

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  • 2024.12.24Tue
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「ピラミッドハット」。森の様な墓地に隣接する土地。敷地の状況に相応しい存在を求め、環境に対し“凛とした佇まい”で“明るくも厳かな”内部空間を持つ建築を志向。四角錐の量塊の中に天窓から光が降り注ぐ“遺跡の様な”住まいを造る
  • 2024.10.20Sun
    五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」を紹介している動画。設計者の解説も収録(日本語)。海外の建築メディアの制作で2024年10月に公開されたもの
  • 2024.1.26Fri
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の住宅「2700」。3m×16mの細長い角地に計画。柱で“コンクリートの箱”を持ち上げる構成とし、外部環境をダイレクトに取込む“多様に変化する”内部空間を創出。上階は対比的な“籠れるような空間”で引立て合う関係性も作る
  • 2023.12.06Wed
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「市松の家」。住宅街の角地に計画。暮らしの変化に柔軟に応える存在を目指し、諸機能を収めた“大きな壁柱”を対角線上に配置してスラブを片持ちで支える建築を考案。柱と床を行き来して“思い思いの場で生活できる”空間を作る
  • 2023.10.17Tue
    五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする
  • 2023.3.16Thu
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る
  • 2022.5.25Wed
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉・越谷市の住戸改修「蒲生の住居」。集合住宅の角部屋の改修計画、限られた予算で居心地の良さを目指して“なんでもない”操作と素材を積み重ね既存の採光通風の可能性を最大化、暮らし方の変化も許容する普遍的強度をもつ空間をつくる
  • 2020.4.13Mon
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、広島市の店舗「宇品のカフェ」
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    【ap job更新】 領域を横断して“これからのスタンダード”をデザインする「YOHAK DESIGN STUDIO / コクヨ株式会社」が、空間デザイナー・プロダクトデザイナー・図面CG作成オペレーターを募集中

    ap job 【ap job更新】 領域を横断して“これからのスタンダード”をデザインする「YOHAK DESIGN STUDIO / コクヨ株式会社」が、空間デザイナー・プロダクトデザイナー・図面CG作成オペレーターを募集中

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    【ap job更新】 領域を横断して“これからのスタンダード”をデザインする「YOHAK DESIGN STUDIO / コクヨ株式会社」が、空間デザイナー・プロダクトデザイナー・図面CG作成オペレーターを募集中
    【ap job更新】 領域を横断して“これからのスタンダード”をデザインする「YOHAK DESIGN STUDIO / コクヨ株式会社」が、空間デザイナー・プロダクトデザイナー・図面CG作成オペレーターを募集中
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    領域を横断して“これからのスタンダード”をデザインする「YOHAK DESIGN STUDIO / コクヨ株式会社」の、空間デザイナー・プロダクトデザイナー・図面CG作成オペレーター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    領域を横断したデザインでこれからのスタンダードをつくるデザインコレクティブ「YOHAK_DESIGN STUDIO」が空間デザイナー/プロダクトデザイナー/サポートメンバーを募集中

    私たちYOHAK DESIGN STUDIOは、スペース / プロダクト / グラフィック / サウンド&ヴィジュアル / ランゲージ / エクスペリエンスなどの様々なエレメントを縦横に繋げて、これからのスタンダードをつくるコクヨ株式会社内のデザインコレクティブです。

    領域を横断する複合的なプロジェクトをはじめ、THINK OF THINGSを起点とした自主ブランドの企画・運営、コクヨのブランディングにまつわるクリエイティブを並行して取り組んでいます。

    このたび、国内外のクライアントワークの拡大、自主企画プロジェクトの多角化を目的に空間デザイナーとプロダクトデザイナーとオペレーターを若干名募集します。私たちは場に起こる「状況のデザイン」を目指し、様々な職能を持つメンバーと協業しながらプロジェクトを進めていきます。

    空間でデザインは企画から参画することはもちろんのこと、出来上がった後の状況まで関与するため、空間設計のスキルはもちろんのこと様々なデザイン領域に関与したい好奇心旺盛な方を歓迎します。

    プロダクトデザインはYOHAK DESIGN STUDIOが手がけるプロジェクトの造作家具のデザインや家具で構成する空間デザインの企画を広い視点で担ってもらいます。また、自主ブランドの商品企画やデザインにも参画してもらいます。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2024.01.05 Fri 13:21
    0
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    武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTによる、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」。グラスデザートをメインとするカフェバー。商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向。建築素材の“層”を意識した設計を行う
    photo©森田真悠

    SHARE 武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTによる、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」。グラスデザートをメインとするカフェバー。商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向。建築素材の“層”を意識した設計を行う

    architecture|feature
    建材(内装・天井)ⅢCONS.ゼンクラフトMYST住野裕樹武田慎太良森田真悠加瀬秋彦建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面篠元貴之愛知名古屋店舗
    武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTによる、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」。グラスデザートをメインとするカフェバー。商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向。建築素材の“層”を意識した設計を行うポーチより店内を見る。 photo©森田真悠
    武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTによる、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」。グラスデザートをメインとするカフェバー。商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向。建築素材の“層”を意識した設計を行う左:カウンター、右:客席 photo©森田真悠
    武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTによる、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」。グラスデザートをメインとするカフェバー。商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向。建築素材の“層”を意識した設計を行うカウンター photo©森田真悠

    武田慎太良+住野裕樹+篠元貴之 / MYSTが設計した、愛知・名古屋市の飲食店「agap.Dessert&Bar」です。
    グラスデザートをメインとするカフェバーの計画です。建築家は、商品特徴の空間への反映での“ブランディング”効果を意図し、グラスデザートの“積み重ねが生む構成美”を参照する空間を志向しました。そして、建築素材の“層”を意識した設計を行いました。店舗の公式ページはこちら。

    名古屋市内のグラスデザート&ワインを主とするカフェバーの内装計画。

    建築家によるテキストより

    グラスデザートとは、平皿に盛られるものではなく、ワイングラスなどの中に、クラッシュビスケットや、生クリーム、チョコレート、アイスクリーム等を重ねて、生まれた空隙も要素のひとつのように扱うデザートです。そのことから、密々に積み重ねられたパフェとは少し異なる構成美を視覚的に楽しむことができるデザートとも言えます。

    建築家によるテキストより

    この異素材を積み重ねながら、隙間の空間も丁寧にデザインすることを、空間の設計においても反映させることで、お店のブランディングとしても相乗効果を狙いました。

    建築家によるテキストより
    • 残り27枚の写真と建築家によるテキスト
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    建材(内装・天井)ⅢCONS.ゼンクラフトMYST住野裕樹武田慎太良森田真悠加瀬秋彦建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面篠元貴之愛知名古屋店舗
    2024.01.05 Fri 13:03
    0
    permalink
    2024.1.04Thu
    • 震災に対する心からの哀悼と支援
    • 西下太一建築設計室による、愛媛・松山市の「南吉田のオフィス」。事務所と作業場がある工務店の社屋。機能性に加え“心が豊かになる”存在を求め、自然素材を用いた“住宅スケール”の執務空間を持つ建築を考案。大屋根の下に気積のある作業場も収めて“ひとつの建物”として造る
    2024.1.06Sat
    • 内藤廣へのインタビュー「菊竹清訓建築設計事務所の実践と方法」の動画。菊竹清訓研究会の主催で2023年10月に行われたもの

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