architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.2.01Tue
2022.1.31Mon
2022.2.02Wed
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す

1,149.74山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す

architecture|feature
OYYコンバージョンリノベーション図面あり埼玉山田陽平建材(内装・その他)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・金物)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)

山田陽平 / OYYが設計した、埼玉の事務所「005-office」です。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築が目指されました。

印刷工場内2Fの半分程度をオフィスとする計画。

必要とされたのは、 (A)営業・経理部門の事務室、(B)技術部門の事務室、(C)大型印刷機の作業室を2つ、である。2Fへの階段を上がってすぐに(A)の事務室を配置した。もともとある大きな作業室を分節し2つの作業室(C)とし、ここに(B)の事務室を隣接させることで、スムーズな連携が取れる室配置を意図した。

建築家によるテキストより

機能的な要件から決められた空間は工場の素っ気なさや無骨さに対してうまく馴染む一方で、デスクワークをする空間としては少し無機質すぎるように感じていた。そこで、いくつかの機能的要素をピックアップし、それらの形・大きさ・材質・色・取り付き方などを強調するようにデザインし再配置していった。

建築家によるテキストより

形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

全くの別物へと作り直すのではなく、オブジェクトの付け足しによって空間の見え方を変えていくよう意識した。単一の機能や目的だけでは決定しきれない形で遊ぶようにして設計し、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す image©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す image©山田陽平(OYY)

以下、建築家によるテキストです。


印刷工場内2Fの半分程度をオフィスとする計画。

必要とされたのは、(A)営業・経理部門の事務室、(B)技術部門の事務室、(C)大型印刷機の作業室を2つ、である。2Fへの階段を上がってすぐに(A)の事務室を配置した。もともとある大きな作業室を分節し2つの作業室(C)とし、ここに(B)の事務室を隣接させることで、スムーズな連携が取れる室配置を意図した。

コストバランスを考慮して、求められたプログラム・機能的な要件に対するシンプルな応答を意識し、既存プランの整理をするようにゾーニングと動線を検討した。必然的に解体と間仕切壁の新設なども最小限となっている。

機能的な要件から決められた空間は工場の素っ気なさや無骨さに対してうまく馴染む一方で、デスクワークをする空間としては少し無機質すぎるように感じていた。そこで、いくつかの機能的要素をピックアップし、それらの形・大きさ・材質・色・取り付き方などを強調するようにデザインし再配置していった。

ここでは、窓の額縁、壁沿いの腰壁、引き戸に対して適用しているが、これら要素はプランニングと同様に機能的な必然性があり改修をした要素である。窓の額縁は雨漏りにより劣化していたため交換をし、腰壁は新たな電気設備の配線ルートとして用意した。引き戸は機械類の搬出入や印刷物を運ぶ台車が通れるよう大きな開口サイズへと作り直している。

要件を満たすだけではなくそれ以外の意味や使い方を発見し強調するようにデザインした。これによってそれぞれの要素が自律的な形として浮かび上がり、空間の見え方や印象を作り変えられないかと考えた。

具体的には、額縁は室内へ大きく引き込み、それ自体をコルク系のシートで包むことでピンボード的な家具のようになっていたり、シンクを設置してちょっとしたキッチンのようになっていたりする。腰壁は配線ルートであると同時に収納や物置として利用できる棚でもあり、飛び出した窓の額縁を支える構造にもなっている。引き戸は、幅が1600mm程度の大きなフラッシュ合板を、大型のスライドレールでアウトセットとすることで、その唐突な板の存在感を高めている。

形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

全くの別物へと作り直すのではなく、オブジェクトの付け足しによって空間の見え方を変えていくよう意識した。単一の機能や目的だけでは決定しきれない形で遊ぶようにして設計し、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指した。

■建築概要

名称:005-office
設計:山田陽平(OYY)
施工:davo.(礒崎裕生)、ポラスグループ
竣工:2021年3月
撮影:山田陽平(OYY)

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

長尺塩ビシート
タイルカーペット
OAフロア

内装・壁壁

EP塗装

内装・天井天井

EP塗装

内装・その他腰壁/引き戸

ラワン合板+ウレタンクリア

内装・その他額縁

bulletin board (forbo flooring)

内装・金物引き戸

工業用大型スライドレール

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」
  • 1,149.74
  • 0
  • 17
  • 1
  • 1
OYYコンバージョンリノベーション図面あり埼玉山田陽平建材(内装・その他)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・金物)
2022.02.01 Tue 08:12
0
permalink

#建材(内装・金物)の関連記事

  • 2023.1.20Fri
    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、京都市の「Row House in Nishinotoin」。三軒長屋の両端二軒を改修。環境に建築を馴染ませ“より一層空間の拡がり”を生む為に、“何物とも結びつかない”存在としての“シルバー”の“広間”を挿入。“接続”と“断絶”を内包し関係性を変容させる
  • 2022.12.26Mon
    竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・上京区の住宅「New Kyoto Town House 4」。国内外を活発に移動する施主家族の家。高密度化する都市で求められた“外部空間”を作る為に、傾いた軸の“立体的に配置された坪庭”を考案。四方へ広がる空間を感じさせ“新しい表情”を切り取る
  • 2022.11.24Thu
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、東京・小金井市の住宅「スケールの家」。都市計画と税制で“標準化”した住宅地に計画。施主の経験を起点に“均質なスケール”の逸脱を求め、都市的サイズで“尺度を抽象化”した居住空間を考案。“都市に浮遊”し自由をもたらす建築を作る
  • 2022.10.24Mon
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
  • 2022.9.22Thu
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる
  • 2022.8.10Wed
    伯耆原洋太+伯耆原智世 / HAMS and, Studioによる、東京・世田谷区の住戸改修「切断の諸相02 Ring on the Green」。高密度地に建つ集住内の設計者の自邸。多様な活動を許容する拠点を目指し、“住宅らしさ”を排した空間に照明も兼ねた鉄のフレームが横断する構成を考案。全ての開口部に設けた緑の層が近隣との関係を調整
  • 2022.6.24Fri
    笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる
  • 2022.5.10Tue
    上林剛典 / platによる、東京・原宿の店舗「RESTAURANT U」。若者が集まる通りに面する飲食店の内装計画、街と店の距離感を近づける事を目指して室内のカウンターが外に飛出るデザインを考案、内部では客と店員が交錯する動線設計を意図的に行い自然な交流を促す
  • 2022.4.20Wed
    メグロ建築研究所による、東京・武蔵野市の「棚畑ハウス」。地域風景の残る街で僅かな浸水予測がある道に接した敷地、未来への備えと環境への応答を兼ねた“土手が庭を兼ね建築を取り巻く”構成を考案、内部では“ウチニワ”と呼ぶ機能を固定しない場が多様な活動を許容
  • 2021.12.23Thu
    藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画
  • view all
view all

#建材(内装・その他)の関連記事

  • 2023.2.02Thu
    小嶋健志郎 / STUDIO JEUによる、福岡市の、美容室「ZOEY daimyo」。以前に別の美容室が入居していた場に計画。“がらんどうの空間”の要望に、最小限の設えの中に“石庭のように”自然石を用いたミラー台等を配置する空間を考案。自然物の導入で“特異な静けさ”を生み出す
  • 2023.1.23Mon
    梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求
  • 2023.1.20Fri
    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、京都市の「Row House in Nishinotoin」。三軒長屋の両端二軒を改修。環境に建築を馴染ませ“より一層空間の拡がり”を生む為に、“何物とも結びつかない”存在としての“シルバー”の“広間”を挿入。“接続”と“断絶”を内包し関係性を変容させる
  • 2023.1.19Thu
    中村竜治による、多摩美術大学での「展示室を展示」。“展示室自体を展示”する構想の展覧会。“能動的かつ具体的な観察”の促進を意図し、“ロープ”を用いて“観察を促すきっかけ”を設計。“形・風景・大きさ”を主題として3つの異なる状況を提示
  • 2022.12.28Wed
    二俣公一 / ケース・リアルによる、兵庫の「三木屋旅館改修計画 四期工事」。“文化財”でもある歴史ある旅館を改修。特別室の更新では、使用可能な素材を受け継いで様々な空間の繋がりを構築。貸切風呂の計画では、“青森ヒバ”等の素材を用いて“視覚的にも楽しめる状況”を作る
  • 2022.12.26Mon
    宮本雅士建築設計による、東京・墨田区の「HIOS 新本社プロジェクト」。既存建物を改修した電動工具の企業の社屋。“働く人にやさしい環境”を目指し、様々な部屋への“自然採光”を実現する設計を志向。新設の吹抜には“ネジ”を想起させる螺旋階段を象徴として配置
  • 2022.12.16Fri
    中村竜治による、資生堂ギャラリーでの作品「ロープ、ホース」。“内と外”と“豊かさ”をテーマに制作。“ロープ”は展示室での結界をモチーフに、鑑賞者と作品の関係の再発見を促進。“ホース”は仕事場のホースをモチーフに、日常にある曲線の豊かさの再発見を促す
  • 2022.11.25Fri
    中山英之建築設計事務所による「『川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり』展 会場構成」。東京オペラシティ アートギャラリーでの展示。其々の作品群に“固有な手触り”を空間化する為、展示室の中に“6つの全く異なる場所”と“巡る経路”を設計。作家の眼差しと会場での時間が重なる経験を志向
  • 2022.11.17Thu
    小林宏輔 / KOKO+による、神奈川・相模原市の「東林間のアパート」。郊外の木造賃貸集合住宅。長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案。防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現
  • 2022.11.15Tue
    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    51,857
    • Follow
    69,551
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる

    1,402.72 赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる

    architecture|feature
    CAtyamada machinery officeシマダアセットパートナーズ中央工業中川企画建設中村絵事務所六本木力興業図面あり大村真也建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・床)建材(外装・建具)東京江尻建築構造設計事務所港区赤松佳珠子
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵

    赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」です。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくることが目指されました。

    敷地は、六本木の中心地にありながら、小さな住宅や集合住宅が肩を寄せ合うように立ち並ぶ一角。細長い路地の奥に建ち、東側に公園に面する。最大限床面積を確保しながら、住空間に近い快適性をもった12のテナントオフィスが求められた。

    建築家によるテキストより

    公園側は、開けた視界の向こうに大きなビルが立ち並ぶ大きな風景が、反対側は敷地ギリギリまで小さな建物が隣接し、東京の下町のような小さな風景が広がる。都心に空いたヴォイド(公園)の開放感を最大限に取り入れ、このふたつの風景を接続し、視線、風や光が通り抜ける、全体がテラスのような建築を目指した。

    建築家によるテキストより

    公園と敷地の高低差により、地上レベルは、ほとんど日照や風通しは期待できず、密集するこの環境に埋没してしまう。そこで、大きな風景へと向かうようにスラブを傾け、ふたつの風景を接続し、各階の空間が断面的広がりを持つように斜めのスラブを積層させた。そこに開放的な建具を組み合わせ、コンクリート打ち放しの天井面を滑るように光や風が室内に取り込まれ、反対側まで通り抜けていく。

    建築家によるテキストより
    • 残り34枚の写真と建築家によるテキスト
    • 1,402.72
    • 0
    • 20
    • 0
    • 4
    CAtyamada machinery officeシマダアセットパートナーズ中央工業中川企画建設中村絵事務所六本木力興業図面あり大村真也建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・床)建材(外装・建具)東京江尻建築構造設計事務所港区赤松佳珠子
    2022.02.01 Tue 16:15
    0
    permalink
    2022.1.31Mon
    • 矢萩智 / SYAとkamikamiによる、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザイン
    • 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「吉田の町家」。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築を目指す
    • 【ap job更新】 建築設計・地域拠点の運営・ブランディングまでを手掛ける、菅原大輔率いる「SUGAWARADAISUKE建築事務所」がバックオフィスメンバーを募集中
    • ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず」。東京藝大博士課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避を意図
    • 高松伸が1991年に完成させた、東京・渋谷区の地下に埋設されたオフィスビル「アーステクチャー・サブワン」が、11億円で販売中
    • ほか
    2022.2.02Wed
    • 【ap job更新】 東 環境・建築研究所が、設計スタッフ(新卒・既卒)とアルバイトを募集中
    • 山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応
    • SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す
    • 杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    51,857
    • Follow
    69,551
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter(β)

    メールマガジンで更新情報を配信を予定しています。
    ただいま事前登録受付中。

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • 特定商取引法に関する表記
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • 特定商取引法に関する表記
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink
    -1
    -1
    -1
    -1

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white