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2023.6.23Fri
2023.6.22Thu
2023.6.24Sat
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う
photo©Takuya Seki

SHARE 池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う

architecture|feature
トミ設計室三野建築構造研究所住宅図面あり大田区建材(内装・その他)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)建材(内装・金物)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)東京池原靖史関拓弥
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う南側外観。「ミニ開発」の風景に対する、極小の再開発の試み。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。様々な生活機能を引き連れて立つ2つの「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング。間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻と「壁体」。 photo©Takuya Seki

池原靖史建築設計事務所が設計した、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」です。
ミニ開発の商品住宅を対象に計画されました。建築家は、既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置しました。そして、“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担います。

防火地域に指定された敷地には同じデザインが反復されるように4軒の戸建て住宅が並ぶ。
いわゆる「ミニ開発」によって建てられた築20年弱の商品化住宅群であり、いずれも延床面積が99㎡、木造2階建ての準耐火建築物である。建主はそのうち1軒を、改修を前提に中古で購入した。

建築家によるテキストより

計画にあたり、まちなみの連続性を保持する意図から、建物の屋根と外壁は既存のまま利用する方針とした。軽量鉄骨を用いて構造補強したうえで間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻に対し、住まい全体を描き換えうる「確かさ」をもったコンクリートブロック積みの「壁体」を、慎重に布置する事とした。

建物内外の境界をときほぐし、また1階と2階をつなぐように2つの「壁体」が立ち上がると、幅員と明暗の深い階調が敷地内にレイアウトされ、それぞれの場所に相応しい生活機能が再配置される。

建築家によるテキストより

光庭、ライブラリー、ワークスペース、階段手摺、クローゼット等の機能を伴って立つ「壁体」はしかし、同時にそのどれでもない事が目指されている。定量化可能な機能の組み合わせからなる商品化住宅の中にあって、グレーの「壁体」はやがて生活を満たす以上の何か−−住人がこの場所を自分の住まいと認め愛着を深めていくための「拠りどころ」となる。それはおそらく建築の最も原初的な「機能」だろう。

建築家によるテキストより

※キャプション内の解説部分は建築家によるものです

以下の写真はクリックで拡大します

池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う南側外観。「ミニ開発」の風景に対する、極小の再開発の試み。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う南東側外観 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う外観。既存のまま利用された外壁に残る改修の痕跡と 「壁体」のコンクリートブロックの肌理 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、光庭と石庭 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。様々な生活機能を引き連れて立つ2つの「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。天井と「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。バッテリー式・乾電池式の可動照明器具をタスク照明として採用している。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ワークスペース1 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ワークスペース2 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ワークスペース1から「壁体」越しに階段をのぞむ。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。木製断熱框戸の開閉により、光庭は選択的熱取得のための装置となる。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。安価で施工性が高く、風景に馴染むマテリアルでありながら、生活の拠りどころとなる「確かさ」を発するコンクリートブロック。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、光庭。内外の境界をときほぐす「壁体」と全面道路のブロック塀。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、光庭から前面道路を見る。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、書庫 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。階段と「壁体」 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階への階段 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、吹抜と「壁体」 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング。間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻と「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニングから寝室を見る。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング。天井にあらわれるテクスチャ。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う光庭、夜景 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う外観、夜景。改修の履歴が仕上面に保存されたファサード。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う南側外観、夕景。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う竣工時の様子。1階、ライブラリー。幅員と明暗の深い階調を敷地内にレイアウトする2つの「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う竣工時の様子。1階、ライブラリー。新設と既存が併存する継ぎ接ぎのテクスチャ。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う竣工時の様子。1階、ライブラリーから「壁体」越しにワークスペースをのぞむ。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う竣工時の様子。1階、ワークスペース1からライブラリーを見る。2つの「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階平面図 image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階平面図 image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う短手断面詳細図A image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う短手断面詳細図B image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う長手断面詳細図A image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う長手断面詳細図B image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う伏図。既存建物の基礎と木軸組の隙間を縫うように、「壁体」と新設基礎を計画した。 image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う断面図。コンクリートブロックを加工して縦横方向に配筋を施し、胴込コンクリートを打設している。また座屈止めとして壁体頂部を固定している。 image©Ikehara Architect & Associates
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う「壁体」アクソメ図。「壁体」は非構造要素であり、既存木造軸組とはすれ違いながら「大きな家具」のように布置されている。 image©Ikehara Architect & Associates

以下、建築家によるテキストです。


「ミニ開発」の風景に住まいを見出すための2つの「壁体」

防火地域に指定された敷地には同じデザインが反復されるように4軒の戸建て住宅が並ぶ。
いわゆる「ミニ開発」によって建てられた築20年弱の商品化住宅群であり、いずれも延床面積が99㎡、木造2階建ての準耐火建築物である。建主はそのうち1軒を、改修を前提に中古で購入した。

計画にあたり、まちなみの連続性を保持する意図から、建物の屋根と外壁は既存のまま利用する方針とした。軽量鉄骨を用いて構造補強したうえで間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻に対し、住まい全体を描き換えうる「確かさ」をもったコンクリートブロック積みの「壁体」を、慎重に布置する事とした。

建物内外の境界をときほぐし、また1階と2階をつなぐように2つの「壁体」が立ち上がると、幅員と明暗の深い階調が敷地内にレイアウトされ、それぞれの場所に相応しい生活機能が再配置される。

光庭、ライブラリー、ワークスペース、階段手摺、クローゼット等の機能を伴って立つ「壁体」はしかし、同時にそのどれでもない事が目指されている。定量化可能な機能の組み合わせからなる商品化住宅の中にあって、グレーの「壁体」はやがて生活を満たす以上の何か−−住人がこの場所を自分の住まいと認め愛着を深めていくための「拠りどころ」となる。それはおそらく建築の最も原初的な「機能」だろう。

■建築概要

題名:六郷の居拠

所在地:東京都大田区

主用途:住宅・事務所

設計監理:池原靖史建築設計事務所 担当/池原靖史

設計監理協力:トミ設計室 担当/冨山正幸

構造設計:三野建築構造研究所 担当/三野裕太
施工:分離発注
構造:木造

階数:地上2階

敷地面積:105.12㎡

建築面積:55.89㎡

延床面積:99.80㎡

設計:2017年3月~2019年4月

工事:2019年5月~2019年12月
竣工:2019年12月

写真:関拓弥

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根光庭屋根

St-PL t=4.5 加工 常温亜鉛メッキ

外装・屋根既存屋根

溶融亜鉛メッキ鋼板 t=0.4 芯木なし瓦棒葺き

外装・壁光庭外壁

現場加工コンクリートブロック積 浸透性表面保護塗料

外装・壁増築取合い部外壁

窯業系サイディング 無塗装品 t=14 弾性塗料 [指定色]

外装・壁既存外壁

スラグメントパーライト板 t=12

外装・建具光庭開口部

St-FB 加工 常温亜鉛メッキ
網入りガラス:ヒシワイヤ(AGC)

外装・建具増築取合い部開口部

躯体スリット 押縁:St-PL 加工 常温亜鉛メッキ 
網入り複層ガラス:ヒシワイヤ(AGC)

外装・建具既存開口部

既製品アルミサッシ 網入り複層ガラス

内装・床新設部床

メッシュコンクリート直押え t=160 シルバー塗装

内装・床増築取合い部床

ラワンベニヤ t=12 象嵌 シルバー塗装

内装・床既存床

既存フローリング 表面目荒らしの上 シルバー塗装

内装・壁新設部壁

現場加工コンクリートブロック積

内装・壁増築取合い部壁

GB-F t=12.5 寒冷紗パテ扱き AEP [指定色]

内装・壁既存壁

既存ビニルクロスの上 AEP [指定色]

内装・天井新設部天井

GB-F t15 [準耐火] 寒冷紗パテ扱き AEP

内装・建具建具

断熱框戸:木製片引き框戸 浸透性クリア塗装 艶消し 複層ガラス
引違い戸:木製引違いフラッシュドア 表面材ラワン 浸透性クリア塗装 艶消し

内装・造作家具造作家具

ラワンランバーコア t=21 加工 小口ラワンテープ [厚手] 浸透性クリア塗装 艶消し

内装・金物金物

St-FB および St-Rod 加工 常温亜鉛メッキ

内装・その他階段

鉄骨 加工 現場溶接の上 常温亜鉛メッキ

外構・床床

既存モルタル粉砕の上 コンクリートブロック加工残材および砕石敷 

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Two Walls for Grounding a Sense of Home

The project site, which lies in a fire protection zone, was originally occupied by four cookie-cutter detached houses. These ready-built houses were each built as two-story, semi-fire-resistant wooden buildings with gross floor areas of 99 square meters, and they together form a so-called “mini-development”.
The client had purchased one of the houses second hand with the intention of having it renovated.

Although the roughly 20-year-old building showed no performance issues, it required extensive remodeling to meet the client’s needs. Having determined that the micro-landscape created by the four houses should be redesigned to generously embrace various things than to establish a bold contrast with its surroundings, I decided to introduce new cinder block walls that possess the soundness needed for rewriting the whole site while giving careful consideration to their placement in relation to the interior and exterior of the existing building and the effects that they achieve. This was a process comparable to setting stones in a garden.

By placing one wall to breach the original envelope of the departitioned building and a second wall to pierce through the first and second levels, I was able to rearrange the functions of the house as appropriate for each location, expand the tonal range of the living spaces, and add breadth and shadow to the site.

While the walls have brought with them new functions such as a light garden, library, closet, workspace, and staircase, they were designed so that they would not become any one of these things in particular. The essential role entrusted to these walls is rather to provide spiritual anchors for the residents to be able to recognize, and deepen their affection for, this place as their home. This, I believe, is architecture’s most primordial function.

House in Rokugo
Category: Renovation
Location: Ota, Tokyo JAPAN 
Principal use: House・Office
Architects: Ikehara Architect & Associates / Yasushi Ikehara  
Design Team: Tomi Design House / Masayuki Tomiyama
Structure engineering: Mino Structural Engineers / Yuta Mino 
Structure: Timber
Scale: 2F
Site Area: 105.12 ㎡
Building Area: 55.89 ㎡
Total floor area: 99.80 ㎡
Completion: 2019
Photograph: Takuya Seki

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トミ設計室三野建築構造研究所住宅図面あり大田区建材(内装・その他)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)建材(内装・金物)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)東京池原靖史関拓弥
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    黒崎敏 / APOLLOによる、東京・大田区の住宅「LAXUS」。閑静な住宅街の角地に計画。異素材の“キューブ”が重なる象徴的な外部と、プライバシー確保と自然光の導入を両立する内部空間を構築。天井高の切替でLDKに居心地の変化を与えて多目的な用途に対応
  • 2023.4.24Mon
    トラフ建築設計事務所の意匠設計・監修による、東京・大田区の「Well-Blend 蒲田」。社員寮を改修した共用部に交流空間等を備えた賃貸集合住宅。シェアスペースでは、有機的な曲線の“島什器”で様々な用途に応える場所を構築。サウナでは、コンパクトながら諸機能を揃えて“没入できる”場を作る
  • 2023.3.07Tue
    藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボによる、東京・大田区の、集合住宅「チドリテラス」。“コーポラティブハウス”として計画。元の土地所有者の意思に応え“庭と共生する建築”を求め、“雁行配置”で多くの樹木を残して建物の存在感も軽減。住戸と庭の在り方を追求して“18戸18タイプ”を設計
  • 2022.12.22Thu
    小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる
  • 2022.11.23Wed
    湯浅良介による建築展「Pole Star」。洋菓子店の上階のスペース“un”での展示。自身の建築の“捉え方”の表現を求め、華美な装飾が施され光を反射し回転する“柱”を製作。構造とは異なる“柱”の意味に注目し“想像の銀河”を重ねて構想
  • 2022.8.02Tue
    渡辺裕貴+鹿内健 / Sデザインファームによる、東京・大田区の住宅「村越邸」。人通りがあり浸水予測される五角形角地に計画。状況への対応と生活の豊かさを求めて、“開かれた車庫”の上に吹抜から採光する“閉ざされた居間”が重なる構成を考案。これからの都市型住宅の在り方も追求
  • 2022.7.13Wed
    CHArによる、東京・大田区の店舗「Special End.」。クラフトビール専門店の内装。地域との関係を大切にする為に、世界観でのラッピングを避けて物体が“ゴロっと”置かれた様な空間を構築。周辺の素材や色の参照も行い地域との連続性も作る
  • 2022.6.09Thu
    富永哲史+小野里紗+名畑碧哉 / n o t architects studioによる、東京・大田区の住宅「風景を掬う小さなイエ」。周囲が建て込む都心の住宅街に計画。街に散らばる些細な風景を取込み共に過ごす生活を志向して、“シルバーの谷”が建築を貫く構成を考案。“谷”は開口の操作で外とも繋がり多彩な役割も担う
  • 2021.8.18Wed
    田中裕之建築設計事務所による、東京・大田区の、既存建物を改修したリコーの実践型研究所「3L」。元体育館をミーティング等の空間に転用し、そこから各個室が一望できる設計とする事により社内活動の活発化を意図
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#建材(内装・金物)の関連記事

  • 2023.6.21Wed
    小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える
  • 2023.5.10Wed
    平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京・調布市の店舗併用住宅「高脚楼」。“崖線”の上の敷地。中国の崖地に建つ伝統建築“吊脚楼”に手掛かりを得て、室内と“張り出す床版”が連続して“環境と呼応した広がり”を獲得する建築を考案。半屋外空間は既存の文脈と接続して街との関係も作る
  • 2023.3.29Wed
    伊庭野大輔と藤井亮介による、東京・渋谷区の「ディアゴナルの住宅」。住宅密集地に計画。空間の“繋がり”と風景との“結合“を求め、全体をスキップフロアで連続させた上で床・壁・家具の操作で周囲との多様な関係性を構築。各要素を外部の形態と近似させて建築の“都市化”も意図
  • 2023.3.28Tue
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図
  • 2023.3.17Fri
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、大阪市の店舗「SITEN」。ヘアサロンの計画。カットで“視点を変え人生を変える”という店の想いの象徴を意図し、交互に異なる傾きを持たせて視線を操作する“ミラー”を考案。新設の間仕切りは既存壁の曲面に合わせて一体感を作る
  • 2023.3.14Tue
    九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明による、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」。折紙の実験室の為の内装計画。機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向。“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出す
  • 2023.1.20Fri
    スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、京都市の「Row House in Nishinotoin」。三軒長屋の両端二軒を改修。環境に建築を馴染ませ“より一層空間の拡がり”を生む為に、“何物とも結びつかない”存在としての“シルバー”の“広間”を挿入。“接続”と“断絶”を内包し関係性を変容させる
  • 2022.12.26Mon
    竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・上京区の住宅「New Kyoto Town House 4」。国内外を活発に移動する施主家族の家。高密度化する都市で求められた“外部空間”を作る為に、傾いた軸の“立体的に配置された坪庭”を考案。四方へ広がる空間を感じさせ“新しい表情”を切り取る
  • 2022.11.24Thu
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、東京・小金井市の住宅「スケールの家」。都市計画と税制で“標準化”した住宅地に計画。施主の経験を起点に“均質なスケール”の逸脱を求め、都市的サイズで“尺度を抽象化”した居住空間を考案。“都市に浮遊”し自由をもたらす建築を作る
  • 2022.10.24Mon
    小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
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    上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中

    ap job 上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中

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    上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中
    上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中特別養護老人ホーム蟹ヶ谷 外観
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    上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」の、建築意匠設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【シスケアについて】
    1986年に創業した一級建築士事務所です。
    2014年にサービス付き高齢者住宅・保育園を運営する学研ココファングループに参画し、設計をはじめ省エネ法に関わる申請や計算、補助金申請の代行業務など、お客様のニーズにトータルでサポートをしています。
    関わるすべての人に誇りある人生の背景を提供できるよう、これまで培ってきたスキルとノウハウを活かし、設計を行っています。

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    2023.06.23 Fri 17:47
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    【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

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    【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」の、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ネイエ(株式会社 洞口)では、今後の事業拡大に向けて設計スタッフを募集します。

    当社は、「ていねいと暮らす家」をコンセプトに持つ完全自由設計の住宅会社です。
    その家に暮らす家族のことを、その家が建つ土地のことを、その場所に流れる時間やめぐる季節を、ひとつひとつをていねいに考えて家をつくっていきたいという想いから始まりました。

    「設計士として今よりも活躍の幅を広げたい」
    「ご要望に対して自由度の高い設計提案をしたい」
    そんな想いをお持ちの方はぜひ当社で実現させてください。

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    2023.06.23 Fri 14:18
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    田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
    photographer: Julien Lanoo, courtesy of ATTA and Vitra

    SHARE 田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図

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    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsドイツパヴィリオンヴィトラ倉庫田根剛
    田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図 photographer: Julien Lanoo, courtesy of ATTA and Vitra
    田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図 photographer: Julien Lanoo, courtesy of ATTA and Vitra

    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」です。
    展望台も備えた庭師の休憩小屋です。建築家は、キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上(オーバーグラウンド)”の素材を可能な限り現地調達して建設が行われました。また、“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図しています。

    ヴィトラの名誉会長であるロルフ・フェルバウムが、建築家の田根剛を車に乗せ、ヴァイル・アム・ラインをともに訪れたのは、今から約3年前のことでした。そして、ロルフ・フェルバウムは彼の幼少期や、現在ヴィトラキャンパスがある土地の歴史や思い出を語りました。田根剛による新たな建築「ガーデンハウス」のアイデアはその時に生まれました。「未来の記憶-Archaeology of the Future」という彼の哲学に基づき、その場所の記憶を紡ぎ未来へと繋ぐガーデンハウスは、2023年6月、アートバーゼル開催に合わせて発表、公開されます。

    プレスリリーステキストより

    「設計に至るまでの私たちの長い道のりは、まるで考古学者のように、場所の記憶を探り、掘り起こすことから始まります。知らなかったこと、忘れてしまっていたこと、近代化とグローバル化によって失われてしまったことやものに出会う探求の旅は、驚きと発見に満ちています。すべての場所には、その土地に深く刻まれた歴史があり、これから先もそうであると私は信じています。そして、その記憶は決して過去のものではなく、新たな建築を生み出す源であることも。場所の記憶から未来を構想するプロセスを通じ、考古学は次第に建築へと変わっていきます」と田根剛は語ります。

    プレスリリーステキストより

    15㎡というコンパクトな敷地内に建設されたガーデンハウスは、小さなコーヒーキッチンを備え、8名ほどであればそこでワークショップをしたり宿泊も可能な大きさですが、ヴィトラキャンパスの「アウドルフガーデン」を整える庭師の休憩小屋と園芸道具の保管が主要な設計目的です。

    ヴィトラキャンパスにある小さな養蜂箱でミツバチの世話をするヴィトラの社員や、現在ガーデンハウスの隣に作っている家庭菜園の管理者も使用できます。外のベンチ、ブーツや園芸道具を洗うための小さな噴水も建物の一部です。さらに、展望台も併設され、アウドルフガーデンや、移築された篠原一男の「から傘の家」など、ヴィトラキャンパスの景観を360度楽しむことができます。

    プレスリリーステキストより
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    Atelier Tsuyoshi Tane Architectsドイツパヴィリオンヴィトラ倉庫田根剛
    2023.06.23 Fri 13:01
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    【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

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    【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中えごた湯(中野区)
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    銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    業務拡大による正社員の募集

    【事業内容】
    今井健太郎建築設計事務所では、日本の伝統文化である銭湯を中心に温泉・サウナ等温浴施設、住宅、商業施設などの設計監理、リノベーション、インテリアデザイン、トータルプロデュースを行っています。
    また、これまでの実績によりホテル・旅館・スポーツジムの大浴場など他業種での設計依頼も増えており、新たな分野でも業務拡大しています。

    【仕事内容】
    温浴施設を中心に、住宅、店舗、家具デザインなどインテリアデザインおよび建築設計監理を行っていただきます。

    業務内容は建築意匠設計・工事監理はもとより、構想案企画・調査、プレゼン資料・模型・ロゴサイン・リーフレット作成、各種申請・工事契約見積など多岐に渡ります。本人の能力や熱意に応じ、1年目からプロジェクトの担当者として、基本・実施設計から現場監理まで一貫してプロジェクト全般に携わることも可能です。

    そのため短期間でのスキルアップを目指すこともできます。また、経験年数によらず能力に応じて担当業務を変更し昇給するため、各々の実力を発揮しやすくやりがいや成長を実感できる環境です。
    *20〜30代の独立志望の方も歓迎しております。

    ご応募お待ちしております。

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    2023.06.23 Fri 10:30
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    2023.6.22Thu
    • トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える
    • 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図
    2023.6.24Sat
    • 【ap job更新】 長崎の“壱岐島”を拠点とし、地域に深く関わり“本当に必要なもの”を追求する「LIGHTHOUSE設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
    • 建築写真家イワン・バーンによる講演の動画。2023年5月にニューヨークで行われたもの

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