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橋本雅尊建築設計事務所による、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指す
photo©藤井浩司 / TOREAL

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建材(内装・壁)ホーム倉内木造設計橋本雅尊TOREAL建材(外装・建具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(外装・床)建材(内装・床)藤井浩司図面あり広島住宅
橋本雅尊建築設計事務所による、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指す photo©藤井浩司 / TOREAL
橋本雅尊建築設計事務所による、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指す photo©藤井浩司 / TOREAL
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橋本雅尊建築設計事務所が設計した、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」です。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指されました。

敷地は広島県三原市中心部から車で30分ほどの山間にある。
東側はこの地域を南北に抜ける道路に面し、南側に祖母と両親が暮らす母屋、西・北側には竹林を背負う。離れて暮らす夫婦が、ご主人の生まれ育ったこの土地に戻り、祖母・両親と一緒に暮らすための2世帯住宅の計画である。施主からは「1世帯住宅の延長線上にある2世帯住宅」を求められた。

建築家によるテキストより

2世帯住宅を設計する際には“世帯間の分け方”が課題となるが、家族の形態は10年、20年という時間単位の中で変化していく。その変化に対して包容力を持った器として機能する住宅を目指した。外観は、自然に囲まれたこの土地で周囲に呼応しながらも堂々とした建ち方とするために、生活空間を収めたボリュームの上に深い軒を持つ平らな大屋根を掛けたシンプルな形としている。

建築家によるテキストより

ひとつひとつのエレメントのスケールを大きくすることで大らかさの中に距離感や拡がりが生まれ、エレメントを共有することで全体に繋がりが生まれている。ひとつの屋根の下で暮らす家族としてのまとまりを持ちながら、様々な変化に対してフレキシブルに対応出来る住宅となった。

建築家によるテキストより

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橋本雅尊建築設計事務所による、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指す photo©藤井浩司 / TOREAL
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橋本雅尊建築設計事務所による、広島・三原市の二世帯住宅「久井の長屋」。通常の一世帯住宅の延長線上の二世帯住宅との要望に、シンプルな構成を採用しつつ空間要素のスケールを一般より大きくする事で“繋がり”と“距離感”を共存、加えて時間変化への柔軟な対応も目指す image©橋本雅尊建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


敷地は広島県三原市中心部から車で30分ほどの山間にある。
東側はこの地域を南北に抜ける道路に面し、南側に祖母と両親が暮らす母屋、西・北側には竹林を背負う。離れて暮らす夫婦が、ご主人の生まれ育ったこの土地に戻り、祖母・両親と一緒に暮らすための2世帯住宅の計画である。施主からは「1世帯住宅の延長線上にある2世帯住宅」を求められた。

2世帯住宅を設計する際には“世帯間の分け方”が課題となるが、家族の形態は10年、20年という時間単位の中で変化していく。その変化に対して包容力を持った器として機能する住宅を目指した。外観は、自然に囲まれたこの土地で周囲に呼応しながらも堂々とした建ち方とするために、生活空間を収めたボリュームの上に深い軒を持つ平らな大屋根を掛けたシンプルな形としている。

内部は1階に家族共有のLDK・水廻りと親世帯の寝室を配置し、2階を子世帯のスペースとしている。家族の仲が良く、1階のLDKに全員が集まることが多いため、LDKを中心としながら吹抜や引戸の開閉により自分たちで全体に多様な繋がりを作ることが出来る構成とした。

また、内外壁、天井高、吹抜、軒下空間などのエレメントを通常の住宅スケールよりも大きく用い、世帯間あるいは部屋と部屋の間で「共有」させることにより、一見すると単純な構成ながらも、どの部屋が何の用途なのか、2世帯住宅なのかどうかさえもはっきりとしない「不透明」な状態を作っている。

ひとつひとつのエレメントのスケールを大きくすることで大らかさの中に距離感や拡がりが生まれ、エレメントを共有することで全体に繋がりが生まれている。ひとつの屋根の下で暮らす家族としてのまとまりを持ちながら、様々な変化に対してフレキシブルに対応出来る住宅となった。

■建築概要

家族構成:祖母+両親+夫婦
計画地:広島県三原市
用途地域:都市計画区域外
防火指定:指定無し
用 途:専用住宅
主要構造:木造2階建
敷地面積:677.52㎡
建築面積:90.87㎡
延床面積:148.22㎡
設計監理:橋本雅尊建築設計事務所 担当/橋本雅尊
構造設計:倉内木造設計 担当/倉内菜々
施工:ホーム株式会社 担当/谷真和
竣工:2021年10月
竣工写真:藤井浩司 / TOREAL

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 [銀黒] t=0.35 縦ハゼ葺き(ヨドコウ)

外装・床ウッドデッキ

イタウバデッキ材 t=20

外装・壁外壁

焼杉 [クロ] t=15(共栄木材)

外装・建具サッシ

サーモスⅡ-H(LIXIL)

内装・床床

モルタル金鏝押え
ナラ挽板フローリング t=12

内装・壁壁

ビニールクロス XB-747(リリカラ)

内装・天井天井

化粧梁、構造用合板表し

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(内装・壁)ホーム倉内木造設計橋本雅尊TOREAL建材(外装・建具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(外装・床)建材(内装・床)藤井浩司図面あり広島住宅
2022.02.22 Tue 08:43
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    2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
    2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26

    ヘレスバック・メラニー+セバスチャン・ルノー / 2m26が設計施工した、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」です。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮されました。

    フランス南東部の風の強いエリアに位置する2人用の小さなゲストハウス。

    建築家によるテキストより

    母屋の離れでもあるこのゲストハウスは、畑の真ん中のとても開放的な風景の中にあるため、外の風景を楽しみつつ、強風や日差しから守るために閉じられた場所もつくる必要があった。そこで、引き戸とシャッターの2層によってシェルターとなるような外皮とし、その閉じ方によって、太陽や風といった環境とさまざまな関わり方ができるようにした。

    建築家によるテキストより

    この家は躯体から家具まで、すべて地元の木材資源であるダグラスファー(ベイマツ)を使用し、設計者が施工までを行った。施工は、建主がさまざまなプロセスで参加できるようにできるだけ単純な組み立て方を採用した。この住宅は主要な材料を分解してリサイクルもできるため、環境負荷を軽減することができる。人びとがさまざまな自然環境を体験できる場所となることを期待している。

    建築家によるテキストより
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    住宅フランス図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)2M26ヘレスバック・メラニールノー・セバスチャン
    2022.02.22 Tue 14:53
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    2022.2.21Mon
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    2022.2.23Wed
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