大松俊紀アトリエが設計した、椅子「After Dark」です。菊川工業と作るアルミ製の椅子で、半円座面に浮遊感を与える為に最大限の薄さを目指し4mm厚を実現、特異な形状は不安感と安心感が入り混じった複雑な心境をもたらします。アーキテクチャーフォトでは、菊川工業との第一作「Shades of Michelangelo」、第二作「Shades of Brunelleschi」、第三作「Shades of “X”」も特集記事として紹介しています。
また、「After Dark」を含むアルミニウムの椅子シリーズとその他の椅子の計7作品などを公開する展覧会の情報も本記事の末尾に記載しています。
The Podiumは、後でリサイクル可能な床仕上げの足場構造の上に作られます。The Podiumへは、外階段、仮設エレベーター、または現在最上階に展示されているMVRDVとHNIのキュレーションによるMVRDVの初期作品を紹介する共同展示「The Living Archive of a Studio」からアクセスすることが可能です。The Podiumは、建築に関する一般の人々の知識を高めようとするヘット・ニュー・インスティテュートの意欲を表しています。また、都市の屋上をより有効に活用するというMVRDVのアジェンダを示すものであり、都市のスプロールを防ぐことで持続可能な発展を可能にする高密度化の重要なアプローチであると同時に、緑や水管理、必要とされる建築機能を追加する機会を創出するものでもあります。