
ap job【ap job更新】 山形を拠点に県外や海外にも活動を広げる「空間芸術研究所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中


山形を拠点に県外や海外にも活動を広げる「空間芸術研究所」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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空間芸術研究所では新規スタッフ(新卒者・既卒者)を募集しております。
空間芸術研究所は、矢野英裕が安藤忠雄建築研究所を経て、郷里の山形市に2015年に設立した設計事務所です。
事務所の所在地である山形市は中核市の規模をもちながら、400年以上戦災や大きな自然災害を受けていない日本でも数少ない都市であり、江戸、明治期からの建物や街並みが残っている魅力的な城下町です。山形県の県庁所在地である山形市には複数の大学もあり、紅花交易が盛んだった江戸時代からの文化的な営みが脈々と流れています。東北の経済・文化の中心である仙台には高速バスで1時間、東京には山形新幹線で2時間半で行くことができ、近年はe-コマースの普及も相まって、ほとんど不自由を感じることはありません。蔵王の麓に広がる、自然と文化が調和した美しく暮らしやすい環境です。
空間芸術研究所は、その山形市を中心に、県内各所、そして県外、海外でも、仕事を展開しています。大切にしているのは、その土地の歴史・風土を意識しながら、敷地のもつ潜在力を最大限に引き出すこと、そして地域コミュニティやまちづくりに寄与するような、場や景観をつくることです。例えば、山形市内を江戸初期から流れる疎水を建物の設計に取り込み、数年後には都市景観整備にまでつなげた「歴史的水路『御殿堰』の再生」は、建築という枠組みをこえたプロジェクトです。
そのような活動が評価されたこともあり、2019年、20年、21年と、3年連続でグッドデザイン賞をいただくことができました。
独立開業後これまでに、国内外で、併用住宅、事務所ビル、クリニック(動物病院)、集会施設、公園、都市景観再生事業等の設計監理の実績があります。このように、手掛ける建築の種類も多様で、上でも紹介したように、建築という領域をこえて、ランドスケープや都市景観デザインをふくめた、トータルな環境のあり方の提案をおこなっています。
現在は、山形市内の個人住宅、東京都内の中規模複合施設(商業+集合住宅)、中国安徽省の集会・会議施設、鶴岡市内の公園などのプロジェクトが進行中です。コロナ禍で動きづらくなっていますが、海外プロジェクトの相談も複数件受けています。
ICT化の進んだ今日において、言語のみならず、画像や図面データのやり取りまでが、離れた地点同士でも容易になり、場所を問わず設計事務所を立ち上げ、活動しやすい時代になっています。最近はWeb会議も日常的になってきました。そのような手法を前職時代から活用してきた代表の矢野は、地方都市においても、地域に根差しながら、県外や海外でもプロジェクトを行い、それらを両立させることは十分可能だと考え、地元に戻りそれを実践しています。
特に、将来、自分の生まれ育った場所から、地元に寄り添いながら、世界に発信したいという思いをもち、このような価値観・フォーマットを共有したいという方、是非一度お問い合わせください。