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2022.3.17Thu
2022.3.16Wed
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鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す
photo©高栄智史

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愛媛図面あり高栄智史建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外装・建具)futuretank architects鴻野吉宏建築工房たかとり
鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す photo©高栄智史
鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す photo©高栄智史
鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す photo©高栄智史

鴻野吉宏 / futuretank architectsが設計した、愛媛・今治市の「大島の住宅」です。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す建築です。

今治と尾道をつなぐ「しまなみ海道」で結ばれた島の一つである大島に建つ、夫婦と子供のための住宅。都会からの移住者であるこの家族は、海と山に挟まれた斜面に民家が建ち並ぶ穏やかなこの島の地域で、この瀬戸内の風景とともに暮らす住宅を希望していました。

建築家によるテキストより

人を招くことが多いという生活のスタイルと、広い庭や既存樹木との連続性を考え、1階に玄関土間からつながるリビングやダイニングといったパブリックな機能を、2階に個室や浴室を配置し、それらを吹き抜けで緩やかにつなぐ計画としました。同時に眼の前に広がる瀬戸内海の光景をどのように家の中に取り込むか、豊かな外部環境をどのように生活の空間と関係づけ、連続させるかを検討していきました。

建築家によるテキストより

結果として、この住宅では視野いっぱいに広がる風景を、水平、垂直に広がる開口部によって、海、島、空の比率が強調された二つの異なる眺望として切り取り、空間と関係づけています。

玄関、土間、ダイニングキッチンは水平方向の窓を内部に押し出したような空間として配置し、建物の幅いっぱいの5枚建ての木製ガラス框引戸を開放することで、瀬戸内の風景と一体となるよう計画しました。

さらに、この水平方向の空間と直交する垂直方向の開口部を押し出すことで空間をつくり、リビングおよび吹き抜けとしました。この場所では奥行き方向の移動や階段での上下方向の移動によって視線の変化と眺望の変化を楽しむことができます。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す photo©高栄智史
鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す photo©高栄智史
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鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す image©futuretank architects

以下、建築家によるテキストです。


開口と空間の形で風景との多様な関係をつくる

今治と尾道をつなぐ「しまなみ海道」で結ばれた島の一つである大島に建つ、夫婦と子供のための住宅。都会からの移住者であるこの家族は、海と山に挟まれた斜面に民家が建ち並ぶ穏やかなこの島の地域で、この瀬戸内の風景とともに暮らす住宅を希望していました。

敷地は、目の前に瀬戸内海が広がり、大小の島々とどこまでも続く空、そして美しい夕日を望むことができる場所でした。中央には高さ2.6m程度の古い石垣があり、以前は下段に住宅が建てられ、上段は畑として使われていましたが、海の近くであるということを考慮し、上段の畑の部分を農地転用しそこに住居を建てることとしました。

人を招くことが多いという生活のスタイルと、広い庭や既存樹木との連続性を考え、1階に玄関土間からつながるリビングやダイニングといったパブリックな機能を、2階に個室や浴室を配置し、それらを吹き抜けで緩やかにつなぐ計画としました。同時に眼の前に広がる瀬戸内海の光景をどのように家の中に取り込むか、豊かな外部環境をどのように生活の空間と関係づけ、連続させるかを検討していきました。

結果として、この住宅では視野いっぱいに広がる風景を、水平、垂直に広がる開口部によって、海、島、空の比率が強調された二つの異なる眺望として切り取り、空間と関係づけています。

玄関、土間、ダイニングキッチンは水平方向の窓を内部に押し出したような空間として配置し、建物の幅いっぱいの5枚建ての木製ガラス框引戸を開放することで、瀬戸内の風景と一体となるよう計画しました。

さらに、この水平方向の空間と直交する垂直方向の開口部を押し出すことで空間をつくり、リビングおよび吹き抜けとしました。この場所では奥行き方向の移動や階段での上下方向の移動によって視線の変化と眺望の変化を楽しむことができます。

建物の外壁は、木製の仕上げという施主の要望と、周辺の建物の雰囲気に近づけることを意図し、それらによく見られる杉の羽目板とし、愛媛県産材を使っています。

この直交した二つの開口部と生活空間は、住む人の動きや活動の移り変わりに応じて風景を切り取り、多様な視点から瀬戸内海の関係を形作ることができます。日々の時間の中での太陽の光と海の変化を存分に楽しんでもらいたいと思っています。

■建築概要

名称:大島の住宅
所在地:愛媛県今治市
家族構成:夫婦+子供1人
設計:futuretank architects/鴻野吉宏
施工:建築工房たかとり
構造:木造
規模:地上2階建
用途地域:都市計画区域外
敷地面積:695.34㎡
建築面積:83.96㎡
延床面積:136.51㎡
設計期間:2018年10月~2020年2月
工事期間:2020年3月~2020年10月
竣工写真:高栄智史

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き

外装・壁外壁

杉本実加工板張り(共栄木材)

外装・建具建具

木製製作建具
サーモスL(LIXIL)

内装・床玄関・土間リビング床

モルタル金ゴテ押さえ

内装・床床

チーク複合フローリング

内装・床浴室床

磁器タイル300角(フォンテトレーディング)

内装・壁壁

フェザーフィール(プラネットウォール)

内装・天井天井

フェザーフィール(プラネットウォール)
杉羽目板 OS

内装・照明照明

(大光電機)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.03.17 Thu 15:59
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    STUDIO MOVEが設計した、兵庫の「エルムクリニック 神戸院」です。地域に根付く事を目指す施主の為に計画、土地固有性の観点からアーチ等の要素を取り入れ設計しそれらを様々な場に配置、間仕切られた施設内でも全体像が形成される体験の構築が目指されました。店舗の公式サイトはこちら。

    エルムクリニックは、広島院を皮切りに、福岡、岡山、京都、熊本、大阪へと地域に根付いたクリニックを目指し展開している。
    7店舗目の設計として指名コンペにより選定いただき、コンセプトづくりから空間設計、さらに家具セレクトまで含む提案を行った。

    敷地は、兵庫県神戸市中央区下山手通りに位置する東栄ビル4階。多くの車が行き交い、人通りも多い場所。薄いレンガのような石材によって仕上げられたアーチの開口部を持つ神戸らしい建物の一つであった。

    建築家によるテキストより

    地域に根付いたクリニックを目指したいというクライアントの想いと土地の固有性を掛け合わすために空間にも石とアーチを要素として取り入れている。エルムクリニックが大切にしていることの一つに「治療方針はメスを使用する美容整形ではなく、メスを使用しない美容皮膚科」としてのサービス提供がある。つまり新しい自分に生まれ変わるのではなく、元々の自分の素顔を大切にしながらポテンシャルを活かすということだった。

    建築家によるテキストより

    どこか、僕たちのリノベーションに対する考え方に近く、今ある状況を生かすことを基本的な方針とした。
    ただ、クリニックとしての必要な機能を部屋として配置するとほとんどの場所が仕切られてしまい、空間が閉じていくことになる。そこで、神戸らしい要素やクラシカルな要素をクリニック全体に散りばめることにより、固有性を点在させながら全体象を形成していき、ある種のアート巡りのような体験を目指すことにした。

    建築家によるテキストより
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    建築家によるテキストより

    さらに南西側、つまり交差点はす向かいの空地側に向け矩形の角を斜めに隅切りしたような平面形の建物とすることで広い庭をもちつつ、プライバシーを確保できる平屋を実現した。
    隅切りの角度は平面的に3:4:5 の整数比とし歩留まりの良い寸法とすることで施工性、経済的合理性にも配慮している。

    建築家によるテキストより
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    2022.03.17 Thu 08:41
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    2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める

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    平田晃久藤本壮介吉村靖孝
    2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める藤本壮介が会場デザインプロデューサーを務める。

    2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催されます。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務めます。応募資格は「応募者となる若手建築家は1980年1月1日以降生まれの一級建築士事務所の開設者であり、建築士法に基づく一級建築士の資格取得者であること」。万博会場全体の基本計画はこちらのページにて公開されています。

    公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の「休憩所」「展示施設」「ギャラリー」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」計20施設の設計業務を行う若手建築家20名を募集します。
    今後の活躍が期待される若手建築家に、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトに沿い、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案をしてもらい、個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出することを目的としています。
    また、本公募の審査を行う評価委員には、建築やデザインなどの各分野に精通した専門家が就任し、ご協力いただきます。
    多くの若手建築家からの積極的な応募をお待ちしています。

    リリーステキストより

    〇スケジュール
    2022年3月16日(水) 公募開始
    2022年4月13日(水) 応募申込書類提出締切
    2022年6月3日(金) 一次審査書類提出締切
    2022年6月中旬 一次審査(書面審査)
    2022年7月上旬 二次審査(ヒアリング及び評価委員会)
    2022年7月下旬 審査結果発表・契約締結

    リリーステキストより
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    平田晃久藤本壮介吉村靖孝
    2022.03.17 Thu 07:31
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    2022.3.16Wed
    • 【ap job更新】 様々なアワードで評価され、“リサーチ”と”デザイン”のサイクルを重視する「平井政俊建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
    • 河津恭平による、兵庫・丹波市の住宅改修「実家」。設計者が生れた家を改修し引き継ぐ計画で、断熱で広い居間空間への変更を行い南北通風と天井開口で環境調整が可能なよう考慮、柱に極力触れない事で既存間取りの面影を残し次なる改修にも繋げる
    • 2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介
    • 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京・目黒区の「自由が丘の集合住宅」。敷地のある街の特徴を微地形に見出し参照する事を構想、共用部の階段が上下重なる事無く展開し坂の街並のように住戸が連続、床のレベル差が採光や空間の広がりを生む事も意図
    • 【ap job更新】 建築設計に加え、地域活性化や企画からの提案も手掛ける「株式会社 高池葉子建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    2022.3.18Fri
    • 玉上貴人 / タカトタマガミデザインによる、兵庫の、物流施設内の休憩ラウンジ及び託児所「ESR尼崎DC KLÜBB エリア」。テナント誘致や人材確保に加え企業理念の観点から作られ、様々な居心地の場を提供する“円弧状の垂れ壁”で構成した休憩ラウンジ、子供の遊びを喚起する“まだら模様の床”を持つ託児所を設計
    • 【ap job更新】 建材の開発やリノベーション等を手がける「株式会社TOOLBOX」が、“設計施工”と“空間デザイン”に関わる其々のスタッフを募集中
    • 【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、選ぶのではなく造る建築を目指す「株式会社 シオ建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    • カンミレと橋本圭央と白石圭による、東京・足立区の住宅改修「西新井のいえ」。設計者の両親の終の住処として計画、旧居での生活を観察する過程で庭の役割を認識し“時間地理学”を援用して計画に反映、お互いの領域が緩やかに繋がる“時間―空間としての庭”を再構成
    • Atelier Asami KazuhiroとnmstudioとStudio GROSSによる、東京・荒川区の、アート中心の複合施設「OGU MAG +」。店舗付共同住宅を地域住民との対話を通し活用を模索し改修、十字壁追加で間口を保ちつつ耐震補強と空間の緩やかな分節を実現、開かれた“まちの新たな居場所”を目指す

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