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2022.4.14Thu
2022.4.13Wed
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齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う
photo©中山保寛

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architecture|feature
東京集合住宅齋藤隆太郎長屋図面あり世田谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)田中哲也建築構造計画中山保寛ダブルボックスDOG
齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う photo©中山保寛
齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う photo©中山保寛
齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う photo©中山保寛
齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う photo©中山保寛

齋藤隆太郎 / DOGが設計した、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」です。
施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担います。

本計画は、世田谷区代田に建つ、オーナー邸を含む4戸の長屋計画である。元々北側隣地を含めて200坪の土地に建っていた幼稚園を解体し、分割相続したことで100坪のまとまった比較的整形の敷地を手に入れ、自宅兼賃貸住宅を建てることとなった。

建築家によるテキストより

容積率を食い切る必要がなかったことと、木造長屋の弱点ともいえる住戸間遮音の観点から、敷地ペリメータに建物を配置し、かつ建物南側を平屋建てとすることで、各戸へのアプローチ空間でもある中庭空間に十分な光が差し込む構成とした。

建築家によるテキストより

また敷地に自生している金木犀や銀木犀、枇杷や柿の木などを避けながら、各戸のボリュームを一筆描きのジグザグ屏風壁でなぞることで、構造的な安定を付与しながらも、ジグザグ屏風型による中庭への開閉操作が、住戸のパブリック・プライベートと同期する。さらにグリッド的ではなく、角度のついた配置が中庭の景観に味わいを与えるとともに、延焼線に掛からないよう開口部位置を調整しつつ(防火設備回避)、東京都安全条例による「2m以上の有効避難通路幅」を確保し、「3戸を超えて避難経路(今回は中庭)を共有すると準耐火建築」を回避するなど、法条例的側面にも一役買っている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う photo©中山保寛
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以下、建築家によるテキストです。


敷地ペリメータの配置計画による住戸間遮音と中庭

本計画は、世田谷区代田に建つ、オーナー邸を含む4戸の長屋計画である。元々北側隣地を含めて200坪の土地に建っていた幼稚園を解体し、分割相続したことで100坪のまとまった比較的整形の敷地を手に入れ、自宅兼賃貸住宅を建てることとなった。

容積率を食い切る必要がなかったことと、木造長屋の弱点ともいえる住戸間遮音の観点から、敷地ペリメータに建物を配置し、かつ建物南側を平屋建てとすることで、各戸へのアプローチ空間でもある中庭空間に十分な光が差し込む構成とした。

また敷地に自生している金木犀や銀木犀、枇杷や柿の木などを避けながら、各戸のボリュームを一筆描きのジグザグ屏風壁でなぞることで、構造的な安定を付与しながらも、ジグザグ屏風型による中庭への開閉操作が、住戸のパブリック・プライベートと同期する。さらにグリッド的ではなく、角度のついた配置が中庭の景観に味わいを与えるとともに、延焼線に掛からないよう開口部位置を調整しつつ(防火設備回避)、東京都安全条例による「2m以上の有効避難通路幅」を確保し、「3戸を超えて避難経路(今回は中庭)を共有すると準耐火建築」を回避するなど、法条例的側面にも一役買っている。

こうした囲まれながらも明るく不思議なスケールを持つ中庭から連続するように各戸の玄関を設け、「住戸C」は特に広い玄関土間とすることで、中庭に開いた店舗として利用できる構成とし、多様性のある住戸と中庭の関係性をつくり出している。

賃貸コーポラティブという手法

オーナー邸以外は通常の賃貸住宅として設計していた矢先、計画段階で「住戸D」に入居したいという申し出を受けたことから、賃貸コーポラティブという特殊な設計が始まった。筆者HPに計画案を公開していたことから、それを見た入居希望者とオーナーをつなぎ合わせ、設計変更に関わる部分は入居希望者が金額を負担し、5年は住み続けることを条件に賃貸借契約を結ぶとする覚書を締結した。

結果的に、躯体に関わる部分は不変として、雑壁や内装に加え、水廻りの位置や階段も変更したため申請上計画変更となったが、賃貸ならではの汎用性のあるデザインに落とし込み、かつ全体の統一感を損なうことなく設計をまとめた。

東京都心の地価は高止まり状況にあり、若年層が戸建て住宅を所有しにくい中で、都心の高立地に「一時金」という形で工事金額を一部負担し、長期にわたって借りて住み続けるという賃貸コーポラティブというあり方に、都心居住の新しい可能性を感じた。

■建築概要

建物名称:代田の屏風長屋
用途:長屋
敷地:東京都世田谷区
設計:齋藤隆太郎/DOG
構造:田中哲也建築構造計画
施工:ダブルボックス
構造規模:木造/地上2階
敷地面積:297.13㎡
建築面積:146.32㎡
延床面積:236.44㎡
設計期間:2018年12月~2020年10月
工期:2020年10月~2021年3月
写真:中山保寛

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

チーク複合フローリング貼り t=15 クリアコート塗装(東京公営)

内装・壁壁

ビニルクロス(リリカラ)

内装・天井天井

ビニルクロス(リリカラ)

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    川西敦史建築設計事務所が設計した、兵庫・川西市の住宅「鶯の家」です。
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    建築家によるテキストより

    住まいを庭で分解し、再構築することで、たくさんの居場所を形作りながら、互いに距離を取り、環境に緩やかに開いていく。木造L型の平屋と2階建てが少しズレて噛み合い、その間に風が抜け、光が差し、緑の影が揺らめく。

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    建築家によるテキストより

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    伊藤孝紀 / タイプ・エービーによる、愛知・蟹江町の、コミュニティ施設「CULVERT PARK」。施主建設会社が求める“地域に親しまれる建築”に応える為、地域の声を聴き要件から整理して子供が身体を使い遊べて人々が集える空間を構想、土木製品転用による“スケールのズレ”で様々な居場所を作る photo©吉村昌也
    伊藤孝紀 / タイプ・エービーによる、愛知・蟹江町の、コミュニティ施設「CULVERT PARK」。施主建設会社が求める“地域に親しまれる建築”に応える為、地域の声を聴き要件から整理して子供が身体を使い遊べて人々が集える空間を構想、土木製品転用による“スケールのズレ”で様々な居場所を作る photo©吉村昌也
    伊藤孝紀 / タイプ・エービーによる、愛知・蟹江町の、コミュニティ施設「CULVERT PARK」。施主建設会社が求める“地域に親しまれる建築”に応える為、地域の声を聴き要件から整理して子供が身体を使い遊べて人々が集える空間を構想、土木製品転用による“スケールのズレ”で様々な居場所を作る photo©吉村昌也

    伊藤孝紀 / タイプ・エービーが設計した、愛知・蟹江町のコミュニティ施設「CULVERT PARK」です。
    施主建設会社が求める“地域に親しまれる建築”に応える為、地域の声を聴き要件から整理して子供が身体を使い遊べて人々が集える空間を構想、土木製品転用による“スケールのズレ”で様々な居場所を作りました。施設の公式サイトはこちら。

    クライアントは、愛知県蟹江町に本社をおく建設会社である。
    建築・土木工事に加え、ビオトープや環境学習をおこなうなど、積極的に地域へと働きかける活動をおこなっている。創業110周年を記念して、創業地に土木の技術力や魅力を伝え、地域に親しまれる建築をつくりたいという依頼があった。

    建築家によるテキストより

    そこで、子育て世代の主婦層を中心に、WSをおこない、地域に求められている機能を整理した。
    子ども達に思う存分、砂場や芝生など身体を使って遊ばせたいという要望に加え、集うことができるカフェのような空間、家事の一助となるランドリーやパンの販売などの機能が望まれた。これらに加え、多目的スペースや建設会社のサテライトオフィスとしての役割も担う。

    建築家によるテキストより

    with/after コロナで望まれる、店舗(民地)の賑わいが軒先から歩道や公園(公地)に滲み出す、まちづくりの空間(ウォーカブル推進)のように、土木環境を建築空間に転化する試みである。

    建築家によるテキストより
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    2022.04.14 Thu 08:18
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    2022.4.13Wed
    • 【ap job更新】 予算規模の大きい住宅や別荘等を手掛け、多くの建て主に賛同される「Tai and Associates」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
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    2022.4.15Fri
    • 堤庸策 / arbolによる、兵庫・丹波市の住宅「丹波の家」。周囲への眺望よりもプライバシー確保や世界観への没入との要望に、外部から隔てた庭とガラス張りのリビングにより“暮らしの風景”を構築、建築の内と外の異なる風景を循環する生活の空間をつくる
    • 遠藤隆洋建築設計事務所による、神奈川の住宅「北鎌倉ハウス」。山の上の古い閑静な住宅地に計画、地域との関係を重ねられる建築を目指して住人の活動がファサードとなる様な構成を考案、各要素の在り方を丁寧に見直してこの場所に相応しい形をつくる

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