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2022.7.07Thu
2022.7.06Wed
2022.7.08Fri
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る
photo©田付龍吉

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architecture|feature
東京住宅リノベーション図面あり目黒区建材(内装・床)建材(外装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)田付龍吉DesignTeam。アスコット
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉

田付龍吉 / DesignTeam。が設計した、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」です。
一般的な3LDKを単身の施主の為に改修する計画です。建築家は、必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案しました。また、場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る事も意図されました。

築40年のマンションの一室をリノベーションする依頼を受けた。

RC6階建ての5階に位置する大きめのテラスを持つ住居で、既存の間取りは、日本の多くの、このサイズのマンション同様、部屋数を確保することを最優先にしたような3LDKだった。

クライアントの今の生活では1LDKしか必要にならないことから、開放的で、家の中を緩く行き来できるような回遊性のある動線をつくることからデザインを始めた。

建築家によるテキストより

平面的にはLDKと寝室に面して大きなテラスがあり、テラスを外部リビングとして計画することで、テラスを介してLDK→テラス→寝室→LDKという回遊動線をつくった。それに加えて、寝室から玄関への動線を通すことで、もう一つの回遊動線(寝室→玄関→LDK→寝室)をつくり、LDKと寝室を共有する二つの回遊動線ができあがる。
家に回遊動線が2つもあることで、すべての空間を緩くつなぎ、好きなように行き来できる空間の連続としての住空間をつくりだしている。

建築家によるテキストより

また、建具の詳細を部屋や収納ごとに用途や場所に合わせてデザインし、大きさもあえて変えることとした。
伝統的な茶室の建具が、茶道口、給仕口、躙口、貴人口など異なる寸法や異なる意匠を持たせているように、建具は扉を開けるという特別な瞬間に立ち会う装置であり、小さな面積に様々な異なる空間を詰め込んだ茶室において、その空間ごとの表現を見事につくりだしていると言える。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
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田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
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田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る image©DesignTeam。

以下、建築家によるテキストです。


ロンドン時代のフラットメイトからの築40年のマンションの一室をリノベーションする依頼を受けた。

RC6階建ての5階に位置する大きめのテラスを持つ住居で、既存の間取りは、日本の多くの、このサイズのマンション同様、部屋数を確保することを最優先にしたような3LDKだった。

クライアントの今の生活では1LDKしか必要にならないことから、開放的で、家の中を緩く行き来できるような回遊性のある動線をつくることからデザインを始めた。将来、結婚をし、子供ができたり、客人を泊める場合を想定し、ベッドルームのクローゼットを可動にし、それにより新しい部屋ををつくることができるというフレキシビリティ以外は、将来のことを想定しすぎて、今の暮らしが犠牲にならないよう配慮した。

2つの回遊動線と建具による空間表現
平面的にはLDKと寝室に面して大きなテラスがあり、テラスを外部リビングとして計画することで、テラスを介してLDK→テラス→寝室→LDKという回遊動線をつくった。それに加えて、寝室から玄関への動線を通すことで、もう一つの回遊動線(寝室→玄関→LDK→寝室)をつくり、LDKと寝室を共有する二つの回遊動線ができあがる。
家に回遊動線が2つもあることで、すべての空間を緩くつなぎ、好きなように行き来できる空間の連続としての住空間をつくりだしている。

また、建具の詳細を部屋や収納ごとに用途や場所に合わせてデザインし、大きさもあえて変えることとした。
伝統的な茶室の建具が、茶道口、給仕口、躙口、貴人口など異なる寸法や異なる意匠を持たせているように、建具は扉を開けるという特別な瞬間に立ち会う装置であり、小さな面積に様々な異なる空間を詰め込んだ茶室において、その空間ごとの表現を見事につくりだしていると言える。

住空間においても、建具に手をかける瞬間は、異なる機能を持った部屋から部屋へ移る特別な体験であり、茶室建具のディテールによる空間表現手法を住宅にもあてはめて、LDK、寝室、WC、浴室、収納と建具詳細をそれぞれデザインすることで、性質のことなる空間の間にある扉を開けるという特別な瞬間を際立たせ、日常生活における空間体験を豊かにすることを目指した。

■建築概要

プロジェクト名:T邸リノベーション
用途:住宅
場所:東京都目黒区
構造:RC造(既存)
設計監理:DesignTeam。
施工:株式会社アスコット
延床面積:85m2
竣工年月:2021年1月
写真:田付龍吉

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・床テラス床

ウッドデッキt=20(セランガンバツ)

内装・床リビング床

合板フローリングt=15[オーク オイル仕上げ]

内装・壁リビング壁

PB+AEP[N95]
モルタル金鏝仕上げ
ラワン合板t24+ウレタン塗装

内装・天井リビング天井

既存木毛セメント板+AEP塗装
モルタル金鏝仕上げ+防塵塗装

内装・床玄関土間床

モルタル金鏝仕上げ+防塵塗装

内装・床玄関床

合板フローリングt=15[オーク オイル仕上げ]

内装・壁玄関壁

PB+AEP[N95]
ラワン合板t24+ウレタン塗装

内装・天井玄関天井

既存木毛セメント板+AEP[現場調色]
モルタル金鏝仕上げ+防塵塗装

内装・床寝室床

合板フローリングt=15[オーク オイル仕上げ]

内装・壁寝室壁

PB+AEP[N95]

内装・天井寝室天井

既存木毛セメント板+AEP塗装

内装・床脱衣室床

モルタル金鏝仕上げ+防塵塗

内装・壁脱衣室壁

PB+AEP[N95]

内装・天井脱衣室天井

ケイカル板t=10+硬化系EP[N95]

内装・床浴室床

タイルt=10

内装・壁浴室壁

タイル t=10

内装・天井浴室天井

ケイカル板 t=10+硬化系EP[N95]

内装・床WC床

モルタル金鏝仕上げ+防塵塗装

内装・壁WC壁

PB+AEP[N95]

内装・天井WC天井

PB+AEP[N95]

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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東京住宅リノベーション図面あり目黒区建材(内装・床)建材(外装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)田付龍吉DesignTeam。アスコット
2022.07.07 Thu 08:01
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    国際交流基金は、2023年5月20日(土)から11月26日(日)にかけて、イタリア・ヴェネチアにおいて開催される「第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」の日本館展示を主催します。このたび、展覧会概要が決定しましたので、 お知らせいたします。つきましては、貴媒体でのご紹介やご取材を何卒よろしくお願い申し上げます。

    リリーステキストより

    第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館 概要
    タイトル:愛される建築を目指して(英題:Architecture, a place of mind)
    主催/コミッショナー: 国際交流基金
    キュレーター:大西麻貴(建築家、一級建築士事務所 大西麻貴+百田有希 / o+h 共同主宰)
    副キュレーター:百田有希(建築家、一級建築士事務所 大西麻貴+百田有希 / o+h 共同主宰)
    出展メンバー:
    森山茜(テキスタイルデザイナー・アーティスト)
    水野太史(建築家、水野製陶園ラボ代表)
    dot architects(建築家)
    高野ユリカ(写真家)
    原田祐馬(デザイナー、UMA/design farm代表)
    多田智美(編集者、MUESUM代表)

    リリーステキストより

    指名コンペに参加していた6名と展覧会テーマはこちら。

    • 大西麻貴による「愛される建築を目指して」
    • 腰原幹雄による「大工と構造家」
    • 杉本博司による「白井晟一 原爆堂」
    • 田根剛による「LOST MODERN:近代の喪失 ―建築はこの先、生き残れるかー」
    • 西牧厚子による「アーカイブを駆動せよ 建築雑誌100年から浮かび上がるコンステレーション」
    • 原田真宏 / 原田麻魚による「大きさについて | m3:kg」

    以下に、提案書の内容と計画案の画像、キュレーターステートメントを掲載します。

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    大西麻貴百田有希ヴェネチア・ビエンナーレ建築展森山茜水野太史原田祐馬高野ユリカdot architects
    2022.07.07 Thu 17:50
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    東京店舗ギャラリー原宿渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・建具)BRANCH LIGHTING DESIGNケース・リアルディーブレーン
    二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔
    二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔
    二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔

    二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」です。
    新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画されました。建築家は、第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案しました。また、仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら。

    「NEW AUCTION」は、従来のオークションの概念に縛られずに新しい体験や価値を提供することを目指して設立された、東京・原宿エリアを拠点とするオークションハウスである。

    今回の計画では、彼らのオークションフローの中で行われる作品のビューイングスペースを、オフィス機能と併せて設計することになった。

    建築家によるテキストより

    計画地は、ビルの屋外階段を下ってすぐそばにある約30坪の地下空間である。ここへ、出品前のアートの保管、そしてオークション開催前に実物を確認してもらうための作品展示、商談などの機能に対応できるスペースが求められた。

    建築家によるテキストより

    私たちはまずはじめに、階段を降りてこの場所の第一印象を決めるファサードを改修することを考えた。具体的には、共用部に面した壁を可能な限りガラス面として開放し、大きなL字型のウィンドウとして整え直している。さらに黒いフレームでこの開口部を縁取り、白を基調とした内部とコントラストをつけた。

    建築家によるテキストより
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    東京店舗ギャラリー原宿渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・建具)BRANCH LIGHTING DESIGNケース・リアルディーブレーン
    2022.07.07 Thu 16:17
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    2022.7.06Wed
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    2022.7.08Fri
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    • 丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Woven Screen Office」。ビルの一層を小規模事務所とする計画。交流活性化・生産性向上・創造的体験を目指して、地域の伝統を参照した“中空ブロック壁”が空間を分節しつつ接続する構成を考案。現代と地場の技術を組合せ製作

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