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MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発
photo©MVRDV

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プロダクトMVRDV
MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV
MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV

MVRDVがデザインした、照明器具シリーズ「High Profile」です。
照明のプロファイルを利用した製品です。建築家は、多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案しました。そして、効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発したのです。

こちらはリリーステキストの翻訳

サステイナブルデザインに新たな光を – MVRDVがDelta Lightの照明器具を裏返した新デザインをミラノデザインウィークで発表

ミラノデザインウィークで、MVRDVとデルタライトは、余ったアルミニウムのプロファイルからインスピレーションを得た照明器具のシリーズ「High Profile」を発表します。このデザインは、製造工程を批判的に見つめ、通常は廃棄物として捨てられる要素に機会だけでなく、美しさも見出しています。

ベルギーの照明メーカー、デルタライトは、建築家と密接にコラボレーションし、ミラノデザインウィークの常連でもあります。最新コレクションのデザイナーを探すにあたり、デルタライトはMVRDVに注目しました。デルタライトのカタログに沿った高品質な製品に加え、MVRDVが得意とする建築に沿った、大胆でカラフルそしてコンセプチュアルなデザインを求めました。

ヤコブ・ファン・ライス率いるMVRDVの建築家とインテリアスペシャリストのチームは、ショールームでの照明器具の見せ方と、照明器具がどのように加工・製造されるかという華やかではない現実との違いを特徴にすることにしました。新しい照明器具の製造には、可能な限りリサイクル素材を使用するというサステイナブルなアプローチが出発点でした。

MVRDVの設立パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは、言います。
「このプロジェクトは、全く新しい製品を開発するのではなく、デルタライトの廃材を使って新しい可能性を開発できないか、という疑問から始まりました」
「デルタライトのショールームと工場を訪れると、ショールームでは素晴らしいアートコレクションに囲まれて照明が紹介されており、工場では原材料、部品、ケーブル、ドライバー、ネジ、キャップ、パッケージなど、照明器具に使われるあらゆるものが目に入り、興味深いコントラストを呈していました。特に、白、銀、黒、金などさまざまな色合いのアルミ形材が積み上げられている様子は、インスピレーションの源となるものでした。これらのプロファイルの素晴らしいディテールは、通常、壁や天井の内側に隠されています。私たちは、新しいデザインの主役として、その美しさを見えるようにしたいと思いました」

プロファイル照明は建築の重要な要素ですが、端材はしばしば残品となります。この端材がデザインの原点となりました。デルタライトの豊富なプロファイルシリーズのスケールとサイズを変えることで、この要素から照明器具のシリーズを作ることができました。「High Profile」シリーズは、キューブ型のペンダント照明、アーチ型の壁掛け照明、プロファイルを並べた自立型照明があります。ピンク、オーカー、ライトグリーン、ライトブルーなど、MVRDVが得意とする表情豊かな色彩が、白、黒、ゴールドで構成されるデルタライトの品揃えに加わり、インダストリアルな表情を和らげています。

このデザインアプローチを長期的に機能させるため、MVRDVの技術タスクフォースであるMVRDV NEXTは、50種類のプロファイルをすべて使って可能な構成を生成し、リアルタイムデータで評価できる「プロファイル・リミキサー」と呼ばれるスクリプトを開発しました。このツールにより、High Profileのコンセプトは、余ったプロファイルの利用可能性の変化や、サイズ、形状、構成に対する要求の変化に対応し、継続的にデザインを開発・調整することが可能になるのです。

High Profileという名前は、普段は舞台裏にあるものがスポットライトを浴びるということを表しています。このシリーズは、精密に設計されたプロファイルを集め、ひとつひとつ丁寧に手作業で作られているため、職人技へのオマージュでもあるのです。

デルタライトのマネージングディレクターであるピーター・アメルートは言います。
「オーダーメイドのプロファイル照明は、当初からデルタライトの製品群の一部であり、現在では幅広いコレクションに成長しました」「MVRDVが、このプロファイルの設計と製造に費やされる精密さと専門性のレベルを評価しただけでなく、原材料を前面に押し出すことを望んだことに、私たちは非常に驚き、同時に非常にうれしく思いました。通常、建築の中で完全に統合され、匿名である製品が、これほどまでに目を引く存在に進化するのを見るのは、私たちにとって非常に刺激的な出来事でした」

High Profileは、工業製品の要素から作られていることに加え、生産プロセス全体を通して、素材の再利用と持続可能性を問いかけています。すでにあるものを再利用することで、新しいアルミニウム部品を製造したり、生産工場から輸送したりする必要がなく、環境への影響を大幅に軽減することができます。また、照明器具は分解することができ、原材料の一部を再利用することができます。このデザインは、消費者が身の回りにある素材について注意深く考え、日常の中に美を見出し、普段は無視しているものに機会を見出すよう促しているのです。


以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV
MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV
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MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV
MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発 photo©MVRDV

以下、リリーステキストです。


New light on sustainable design – MVRDV turns Delta Light’s luminaires inside out with new design presented at Milan Design Week

On June 7 at Milan Design Week, MVRDV and Delta Light will present the High Profile series, a range of luminaires inspired by residual product: leftover aluminium profiles. The design looks critically at the manufacturing process, finding not only opportunity, but also beauty in elements that are normally discarded as waste.

Belgian lighting company Delta Light closely collaborates with architects in their projects and is a regular guest at Milan Design Week. In the search for a designer for their latest collection, Delta Light looked to MVRDV. In addition to a high-quality product that would be consistent with the Delta Light catalogue, they also requested a design that would be bold, colourful, and conceptual, in line with the architecture that MVRDV is renowned for.

The team of MVRDV architects and interior specialists, led by Jacob van Rijs, decided to make a feature out of the difference between the way a luminaire is presented in a showroom and the less glamourous reality of how a luminaire is crafted and produced. A sustainable approach to the production of the new range was the starting point; the designers wanted to work with recycled materials where possible.

“The project started with the question of whether we could develop new possibilities with Delta Light’s waste material, instead of inventing a completely new product”, says MVRDV founding partner Jacob van Rijs. “A visit to Delta Light’s showroom and factory showed an interesting contrast between the lighting, which was presented amidst a great art collection in their showroom, and the factory where raw materials, components, cables, drivers, screws, caps, packaging – in fact, everything that goes into a luminaire – was visible. In particular, the stacks of aluminium profiles in various shades of white, silver, black, and gold proved to be a source of inspiration. The amazing details of these profiles are usually hidden inside the wall or ceiling; we wanted to make their beauty visible as the main feature of the new design.”

Profile lighting is a key part of architecture, but offcuts are often a residual product. These scrap elements became the starting point of the design. By varying the scale and size of the extensive Delta Light profile range, a series of luminaires could be created from this element. The High Profile series presents a cube-shaped pendant luminaire, a wall fixture in the shape of an arch, and a freestanding model with profiles placed side by side. The industrial look is softened by giving the profiles a colour dip; the series comes in pink, ochre, light green and light blue among others, adding MVRDV’s well-known use of expressive colours to the usually white, black and gold assortment of Delta Light.

To make the design approach functional in the long-term, MVRDV’s technology taskforce MVRDV NEXT developed a script called the “Profile Remixer” which can generate possible compositions with all of the 50 types of profiles, and evaluate them with real-time data. With this tool, the High Profile concept makes an allowance for the ongoing development and adjustment of the design, accommodating the changing availability of leftover profiles and changing demands for size, shape, and composition.

The name ‘High Profile’ illustrates the process of putting in the spotlight that which is normally found backstage. At the same time this series is an homage to craftsmanship, because each luminaire is carefully made by hand, collecting precisely engineered and designed profiles.

“Made-to-measure profile lighting has been part of the Delta Light range from the very beginning, and has grown to become an extensive collection”, says Peter Ameloot, managing director of Delta Light. “We were very surprised and at the same time very happy to see that MVRDV not only appreciated the level of precision and expertise that goes into the design and production of these profiles, but that they even wanted to bring the raw material to the forefront. To see a product that is usually completely integrated and anonymous in architecture evolve to become such an eyecatcher, was a very inspiring exercise for us.”

In addition to being made from industrial elements, High Profile also questions the re-use of materials and sustainability throughout the whole production process. By re-using what is already there, new aluminium parts don’t need to be manufactured or transported from the production plant – significantly reducing the environmental impact. The luminaires can also be disassembled, meaning that a part of the raw materials can be reused. The design therefore invites consumers to think carefully about the materials that are all around them; to see beauty in the everyday and to see opportunity in what we usually ignore.

■製品概要
Status: Realised
Programmes: Products , Interior
Architect: MVRDV
Founding partner in charge: Jacob van Rijs
Partner: Fokke Moerel
Design Team: Klaas HofmanBoris MaasElien Deceuninck
MVRDV NEXT: Yayun Liu
Year: 2022

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2022.06.09 Thu 09:34
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    周囲が建て込む都心の住宅街に計画されました。建築家は、街に散らばる些細な風景を取込み共に過ごす生活を志向して、“シルバーの谷”が建築を貫く構成を考案しました。そして、“谷”は開口の操作で外とも繋がり多彩な役割も担うのです。

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    建築家によるテキストより

    その谷の表面は、シルバー色とし隣地の建物、街の植物、人の影、空の色を掬う。
    風が吹くと植物の葉がそよそよと動き、雨の後はトップライトに残った雨粒がゆらゆらと影を落とす。
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    建築家によるテキストより
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    東京住宅高木康広図面あり大田区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(外装・壁)建材(外装・建具)木下洋介構造計画富永哲史小野里紗名畑碧哉n o t architects studio
    2022.06.09 Thu 17:18
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    日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施

    SHARE 日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施

    日程
    2022年6月6日(月)
    –
    6月24日(金)
    architecture|exhibition|promotion
    日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施
    日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催されます
    www.adan.or.jp

    第四回日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が東京・丸の内のASJ TOKYO CELLにて開催されます。
    受賞した、芦澤竜一(芦澤竜一建築設計事務所)+陶器浩一(構造家)、神谷勇机+石川翔一(1-1 Architects)、高野洋平+森田祥子(MARU。architecture)、畑友洋(畑友洋建築設計事務所)、平瀬有人+平瀬祐子(yHa architects・佐賀大学)、藤貴彰+藤悠子(藤貴彰+藤悠子アーキテクチャー)[大賞]の作品を展示します。会期は2022年6月6日~6月24日まで(※土・日曜日は休館)。入場無料(事前予約不要)です。また、2022年6月12日と6月19日に受賞者が参加するクロストークがオンラインで開催されます。選考委員は、
竹山聖、
古谷誠章、
五十嵐太郎、
倉方俊輔が務めました。

【ap・ad】

    日本建築設計学会賞は、近年、国内に竣工した建築作品を対象とし、設計者の自薦だけでなく、誰でも街で見かけた好きな建物を他薦できる、開かれた賞であることを目指しています。


    選考にあたっては、若い世代に希望と勇気を与える賞でありたいと考えています。閉塞した社会にさわやかな流れをもたらすような作品を選び評価します。評価のプロセスや方法も開かれたものとし、建築という困難かつ魅力的な道を拓き進む者たちの道標となる作品を選んでいきます。
     
    第四回日本建築設計学会賞では、書類審査及び現地審査にて6作品を日本建築設計学会賞受賞作品とし、5月17日に行われた公開プレゼンテーション及び公開審査にて、藤貴彰+藤悠子アーキテクチャーの出窓の塔居を大賞作品に決定いたしました。

    東京展では、公開審査時の模型やパネルの展示の他、2週連続で受賞者に寄るオンラインクロストークを開催します。

    みなさまぜひ、足をお運びください。

    リリーステキストより

    以下に、第四回の入賞作品の写真を掲載します(過去の受賞者のリストはこちら)。

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    • ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示
    • 末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所
    • シアスター・ゲイツによる、2022年のサーペンタイン・パヴィリオン「ブラック・チャペル」。毎年1組の設計者が選ばれ夏の期間公開される建築。作家の思想の表現と人々の癒しになる事を求めて、様々な伝統建築や芸術家による空間を参照し自身のルーツを組合せ構想。アジャイ事務所の建築的支援により実現
    • BIGによる、ノルウェーの、家具工場「ザ・プラス」。体験センター等を内包し公共公園の一部としても機能する施設。直感的体験と開放性を目指して、放射状に配した4つの生産空間を中央で繋げ“プラス”型となるよう設計。わずか18ヵ月で完成された環境にも配慮した建築
    2022.6.10Fri
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の、ブルーボトルコーヒーの仮設店舗。コロナ禍に期間限定で開かれた間接接客を行う店舗。非対面状態で温もりの伝達を目指して、開閉で半透明アクリルから光が漏れる“蜂の巣”の様な木製什器を考案。技術連携でのスムーズな体験も想定
    • 今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用
    • 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「中野の家」。住宅街にあり河川にも面する細長い敷地に計画。周辺との調和と敷地形状の援用を目指して、低く抑えた切妻屋根と3つの庭を持つ建築を考案。其々の庭が異なる役割を担い快適な住環境を構築
    • ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現

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